バリ旅行記 2日目

8日
 今日はウブドまで遠出する日だ。まず最初にウブド行きのバスを予約しようとホテル内の案内所みたいなところにいった。そこは日本語のできる人がいて、ウブドまでいきたいというとそこであつかっている一人15万ルピアのダルマバスしかないという。ガイドブックでシャトルバスでウブドまでいくと2万ルピアでよいとかいてあったので値段が高すぎるので迷った。バスは日本語ガイドがつくし、ウブドでも循環しているバスにフリーで乗ることができる。それでもたかいし、循環バスはあっても時間がきまっているから実際何度も乗れるものじゃないんだとわかっていたけれど、他のシャトルバスを探してさまようのが面倒だった。とりあえず10 時半出発で9時半ウブド発のを購入することにした。出発はクタのプラザバリからでているという、10 時 15分くらいにホテル前からボーイにメーター付きのタクシーを呼んでもらえばよいと言う。それまでに朝ご飯を食べよう。妹が朝ご飯は朝食に含まれていないといってたけれど、昨日荷物を運んでくれたボーイさんがレストランの場所と朝食の時間をうちらに教えてくれたし、よく考えたらこんなによいリゾートホテル、含まれていないことは少ないのでは?と思ってフロントにききにいった。部屋番号をきかれたので、部屋によってはない場合もあるのだろう。私達の部屋は含まれていた。ラッキー!と思ってさっそくいってみた。バイキング方式だけれどパンにフルーツ西洋料理にナシゴレンなどのバリの料理もあり、なんと日本食までもがあった。レストランの中でも食べられるし、外でバリダンスやバリの音楽を聞きながら食べることもできる。私達は外で食べた。中国では美味しいパンは食べられないので沢山とってしまった。小さいバナナも食べたい。ヤクルトも食べたい。生野菜も中国では食べられない。ということで沢山とって食べた。旅行ではいつもホテルにはとまるものの安上がりのホテルに泊まるので、高級バイキングにはあたったことがない、唯一よかったのはドイツのフランクフルトのエクセルシオールくらいだろうか。あとは秋田にスキーに行ったとの食堂かな?だからそれだけで幸せだった。時間が迫ってきたので食べきれなかったチーズとバナナと梨を鞄にくすねて出発した。

バリダンスを踊ってみせてくれるお姐さん。
動きがとまったときの表情がとってもかわいい!
バイキングの朝食
和洋+バリ・インドネシア料理と種類が豊富で迷う
■タクシーでクタへ

 メーター付きのタクシーにのったら、プラザバリにいくといったら買い物か?ときかれた。バスでウブドにいくんだといったらバス代はいくらだ?ときかれた。15万ルピアだといったら、タクシーでいったら、宮殿やモンキーフォーレストやライステラスやら自分のいきたいところにいって20万ルピアでいける。タクシーの方がいいよという。確かにそうかもーと思ったけれどお金をもう支払ってしまったということでその話も終わった。おじさんも結構うまい英語を話すものだ。まあ英語を話せない人はタクシーとしてインターコンチネンタルに入れないだろうけれどね。プラザバリには10 分ちょっとでついた。運ちゃんがインターコンチネンタルから来たといったらOKだよ、無料だよというのでえ?といったら、チップをくれるならそれもOK、降りてインターコンチネンタルから来たっていってフリーなのもOKといったので、チップを出すのもメンドイしと思ってそのまま降りた。プラザバリがタクシー代を支払うみたいだった。日本人だけの特典だって。日本人は海外で免税品を買うからだろう。入ったらショッピングカードはおもちですか?とショッピングカードを作らされた。ショッピングするつもりはなかったけれどまあいいか。ダルマバスはきていたけれどうちら二人は別のバスだそうだ。まだきていなかったのでトイレにいった。そしたら帰ってくるまでに放送がなって呼び出しされた。そんなにあせらなくてもいいじゃんね。この年で迷子にならないわよ。
バスはミニバンみたいなのにダルマがかいてある。中はクーラーがきいて快適だった。乗客はうちら2人だった。ガイドさんは日本語を話す。ウブドの出身らしくウブドについて話してくれた。でも段々と眠たくなっておじちゃんもうとついていた。それをみて私も目を閉じちゃった。

■ウブド着

 ガイドブックに1時間半と書いていたけど意外と早く着いた。こんでいたら1時間半くらいかかるのかもしれない。それとも余裕を持たせるためにそうかいているのか、あるいはガイドブックにかいていたシャトルバスは途中駅にいくつもとまって遅くなるのかもしれない。遠いように思っていたウブドだけど1時間ちょっとでつくなら結構ちかいものだ。しかも道路は高速道路とかではない普通の道路、途中山道もある。距離的にはそれほど離れていないのだろう。最初は美術館についてもう一台の人は皆降りて美術館をみにいっていたけれど、私達はあんまり美術館に興味はなかったしライステラスをみたかったので早く宮殿付近にいきたかった。ライステラスはテガラランというウブド市内から30分くらいかかるところにあるのだけど、私の買ったガイドブックにのっているプランは宮殿から北上したところにも田んぼがあって片道1時間コースでまわれるとかいてあった。妹は歩くのは嫌いみたいだから絶対すぐに機嫌が悪くなるのがわかったけれど、とりあえずライステラス自体には興味をしめしているのでそこにいくことにした。バスは私たち二人だけなので宮殿には本来停留所がないけれどそこでおろしてもらった。らっきー。

■ライステラスへ

 宮殿からその出発地点まで10分と書いてあるけれど結構時間がかかった。最初の方はお店やお家があったし、お店ではどこいくの?といわれたのでJust Warkingといったらじゃらんじゃらんかといわれてじゃらんじゃらんといっておいた。じゃらんじゃらんは便利な言葉でいいわ。本当インドネシア語が簡単というのがよくわかる
道路に一面に並ぶ文字。漢字もいくつかあった。
葉っぱで作ったお皿に、お米他が入っている。 家の車庫に停めている車の上にも置いてある
MENUと書いてある。レストランみたいだ。
入り口にバリの伝統的衣装をきた女性が座っている。
民家の入り口。
赤ちゃんが一人で座っている、静かな通りだ。 牛発見!
 クタからの道でもみかけたけれど小学生が下校していた。お昼の下校だろうか。ご飯を食べてからまた学校なのだろうか。みんなオレンジの上着と茶色の半ズボンをはいていた。スカートの人もいたけれど女の子もキュロットみたいなのを穿いていたようだった。かわいらしい。制服をきた小学生はどこの国でもかわいらしい。出発地点までの歩く道路には色々と文字がほってあった。よめなかったけれど、たま漢字もあった(写真)。あとはいたるところにお供えというか葉っぱのいれものに入れた食べ物みたいなのが置いてある。車の前とか玄関とか人や車に踏まれてしまっているのもあるけれど、バイクや人はそれをのけて通るのできたなくはなっていなかった。あれはなんだったのだろう。ヒンズー教におけるお供えなのだろうか。人はそれをきれいにつくっていつもならべている。時間がきたら新しいのにかえるみたいだ。途中犬が一番多かったけれど猫もいた。犬はどれも大型犬だけど紐につながれていない、自由に歩き回っている。中にはゴミばっかりあさって汚くなっている犬もいるけれど大体は綺麗でのんびりと生活している。狂犬病がまだあるので近寄らないようにとガイドブックにかかれていた。犬はなでられることになれていなくてなでられるとびっくりしてかむらしい。だったら犬は飼い主とどういうふうにスキンシップをしているのだろう。牛もいた。茶色い牛でそんなに大きくなかった。牛はさすがにつながれていたけれどお昼で休憩をしていたのだろうか。

ベランダ?壊れないかなと心配になる 途中バンガローと小さな商店があった。
この商店に弾き語り達がいた。
こんな道をのぼっていくと田園地帯へ


 しばらくいくと商店があってギターの弾き語りが聞こえてきた。男の子が2人いた。日本語で「どこにいくの?」ときかれた。「ライステラス」といったら、「ああ」とうなずいていたので本当にこのさきにライステラスがあるのかなと疑っていたけれどその疑いが晴れた。「どこに泊まっているの?」ときかれた。「ジンバラン」といったら「遠いねー」といわれた。たぶんウブドにいると思ったんだろう。ウブドのホテルならどこどこといったら全部知ってそうだった。なんで「ウブド」で泊まらない?みたいなこといわれたけれど、ホテルがジンバランだからーとしか答えられなかった。そのときはまだわからなかったけれどウブドはとても居心地のよいところだからできれば1泊くらいしてゆっくりしたかった。その子は「日本語を自分で勉強したけれど難しいねー」といっていた。話好きみたいでいっぱい話しかけてきた。ギターの人はあんまりしゃべらなかったけれど日本語ちょっとだけできるみたいだった。英語は上手かった。話して交流しているのもよかったけれど先を急ぎたかったので、勇気をだしてじゃあといってでかけた。坂を登りきったらライステラスだった。


やっとついた田園地帯。少しだけ建物があるけれど
あとは殆んど田んぼ
バリは三毛作も可能だそう。なので田園の状態もまちまちらしい。
この細い畦道を進めばガイドブックにのっていた田園散歩コース。 田園でもやしの木があって南国を思わせる
奥のほうが少し棚田になっている みどりもいっぱいだ。
田園地帯はテガラランの写真のように棚田にはなっていないけれど、遠くの方には棚田もみえる。綺麗だった。日本とも中国とも違った田んぼだった。もうちょっと散歩していたかったけれど妹は写真をとったらもう満足の様子で次のところに行きたそうだった。とても片道1時間コースは無理そうだった。右側にはホテルらしき建物があり、そこからときどき西洋人がでてくる。するとさっきのギターの弾き語りのところでしゃべった男の子がバイクにのってやってきた。彼はそのホテルで働いているそうだ。そこから出てきた西洋人はお客さんだそうだ。英語で色々話をしていた。英語もお上手なようだ。なるほどそれで日本語を勉強しているんだね。そして昼時に弾き語りとお話していられたのもホテルの仕事だったからなのかな。トークにあんまり時間を割きたくなかったので、彼が西洋人とお話をしている間に引き返すこと。「ここきれいよ」といってて、綺麗だからもっと奥の方にもいってみな、ということなんだろうけれど、時間がないので出発することにした。挨拶もしなくて失礼だったけれど挨拶したらまた話が長くなりそうだったから。そのままもとの道を引き返した。犬が多かった。弾き語りさんはもういなくなっていて、途中スパの受け付けが外にいたけれど勧誘されることもなくHIだけで通りすぎた。とてもいいかんじ。

■サレン・アグン宮殿へもどる

 それから宮殿を参観しようとしたのだけど、参観者の姿がみられなく、中を覗いてみると地元の人が休んでいるみたいだった。夜はケチャダンスの会場になるのでまたあとで参観すればいいかなーと思ったのもあり、誰も参観者の姿がみられないところを外国人のうちらが入っていく勇気がなかった。誰か西洋人でもいたらまだよかったんだけどね。まあその後見る機会はなかったのであのとき参観していればと後悔しているが。
ここから除くと地元民しか見えなかった。
宮殿の向い、この奥がウブドのマーケット
交差点は交通量が多い。
土を担ぐ女性。

■ウブドマーケットでお土産購入

 宮殿のすぐとなりはウブドのマーケットなのでそのままそこにいった。荷物が重たくなるから見るだけであとでまとめて買おうと思っていたんだけど見ていると買いたくなる。安いしまとめてディスカウントした方が安くなるのもあって結構かってしまった。おみやげのオイルとか石鹸のセットとかバリ猫とかまとめて買って15万ルピアだったかな。半分くらいにしか下がらなかったからあんまり成功ではないけれどぼったくりまでもいかなかったのでまあいいかな。いつも中国で値下げ交渉してるから値下げはそれほど苦ではない。ただ物価と相場についてはよくわからないからどうも変な感じ。妹なんかはものを買うのにいちいち交渉しなければならないのが面倒できれていたけれどね。短気なヤツだ。アジアの国ではそういうところがおおいのにね。

ウブドマーケット1階と2階がある
色とりどりのサロン 風が吹くといい音色。これを買った
木でできた食器 動物の彫り物
楽器お皿 カエル君の置物
奥の方へ進むと楽器とかサロンとかサンダルとか売っていた。私はサロンを一枚買った。ゲコといっていたトカゲの柄で日本でもうっているようなタイプだ。どこかで見たことがある柄だもん。妹のはなんかド派手な柄だった。そんなのが趣味?とか思ったけれど自分のじゃないし、日本に帰って着るとは限らないから気に入ったものを買うのが一番だと思う。1万ルピアだから135円くらいだろうか。質は普通で一日まいていたら毛玉ができて毛羽立ってしまった。妹はサンダルを4万5千ルピアでかっていたのかな。まあスニーカーでは暑すぎるしね。私もかってもよかったけれど意外に高かったので買わなかった。木みたいなサンダルは中国でも手に入る。中国の方が高いけれど重たい荷物をもって帰ることを考えたらそっちの方がいいかもしれない。あとは木の籠とか食器とかナチュラルなものが多かった。直で日本に帰るならそういうのを買っていたかもしれない。また直で中国にかえって引越しがなければ可愛い食器をそろえていたかもしれない。確かに可愛い。ただ荷物をもつのはどうも嫌だから。あとは風に吹かれてからんからんなるやつをかった。すごく素敵な音色でそれをきいてバリを思い出したかった。できればいくつかあって沢山ならしかたったけれど結構場所をとるものだったのでとりあえず自分用に一つかった。妹はアクセサリーをかっていた。民族系のアクセは中国でも似たようなのがありそうだった。だから特に魅力を感じなかった。妹がかったビーズでできた小さい鞄になっているネックレスも中国にもろありそうだった。まあ彼女は日本にいるわけだから中国のものを見なれてはいないのだけど。

■遅い昼食

 日差しも強くなってばててきた。おなかもすいてきたしマーケットをでてご飯をそろそろ食べようとおもった。モンキーフォレスト通りが一番栄えてみるみたいだったのでその通りを下って、妹のお薦めのガイドブックにのっているパンやさんみたいなところにいくことにした。マーケットをでたらすぐにサロンのお店があってそこで妹はサロンの上着と腰に巻く紐を買った。お店の人は色々もってきてくれて試着させてもらっているのに、高いとかなんとかで買わないとかいって、すごいしつれいな人に思えてきた。買いたいものがあるからお店に入るべきで買わないなら試着するなーっていうの、試着してどうしても合わないっていうならわかるけれどそうじゃなくてなんか値段交渉が面倒とか高いとかそんなことで嫌になる人、結局上着と紐で30万ルピアだったのかな、買って満足のご様子だったんだけど。日本のやり方しか知らない人は外国にでると失礼なことをしてしまいかねないと思った。それから妹は向いのコダックでカメラのフィルムを買い私は待ってる間歩いている犬をみていたら日本語でバリ人に話しかけられた。犬好き?とかいって、犬の話をした。その人は犬が好きで自分でも飼っているらしい。でも犬はちょっと汚いといっていた。確かにそこにいた犬はお供え?を食べて歩いているから毛も汚れている。どこかで飼われている犬とは違うのかもしれない。そこには犬が3>匹くらいいた。大きな犬ばかりで普通に歩いているのでちょっとなれない光景だった。その人は結局タクシーのドライバーさんだからタクシーいるのか?ってことだったんだけど、日本語も上手に話す人だった。たぶん犬は本当に好きなのだろう。それまで自作自演だったらつらいよな。
一番栄えているモンキーフォレスト通りなのに一車線 バイクに乗っている人が多い
可愛いワンピースやサンダルを売っているお店も多い 仮面などの民族グッズを売っているお店

■やっと昼食

 それから大分と歩いた。そのパン屋はわかりにくくて、ヴェルサーチとかのお店のある辺りまできたんだけどみつからないので、そのそばのセンスのよいお店に入った。緑が多くてテーブル席以外にも座敷みたいなのがあってずっと歩いていたのでそこに座った。暑くてお水もなくなってきてたし久しぶりの休息のようだった。暑いところは大変だわーと思った。妹はミーゴレンを頼んで私のはなんだったか忘れたんだけどバリの料理だった。3万ルピアくらいのもので、飲み物はミックスジュースにした。キャロットとかはいっていてなんか濃い味だった。まあ中国のジュースより100倍美味しいけれどね。ご飯も美味しかった。私の頼んだ料理は骨付だったので少し食べにくかった。妹の頼んだミーゴレンの方が美味しかったなぁ。ジュースの方も妹が頼んだ方が美味しかった。でも全体的に雰囲気のよいお店だったし美味しかった。それからスパのZENに行く予定にしていて時間は押していたので早く行かなきゃと思って、でも疲れているから動きたくないーみたいなのもあってゆっくりしていたんだけど、旅行の時間は貴重だと、お会計をして出発の準備をした。お会計は伝票を見ると600,000くらいに見えて普通に60万ルピアだと思ってしまった。それで一人30万ルピアだしてしまった。おつりがでてくるまでにすごく時間がかかった。あとから思ったらこの桁を間違えたお金のおつりを返すか返さないか皆で考えていたんだろうか。それとも彼一人が悩んでいたのだろうか。遅いから早くしてーなんて思っていたけれど、出てきたお金もそれほど確かめずに笑顔ででていった。美味しかったし外国人が行くような高そうな場所だしそれくらいなんだろうと思ったんだよね。あとから間違えたのに気づくのだけど。


妹の頼んだミーゴレン
■スパZENを探して

 それから循環しているダルマバスに乗るために、モンキーフォレストの停留所まで歩いた。遠かった。歩道はいちいち高低が頻繁につけられているのですぐに登って降りてというそのくりかえしだった。それが気分が悪いんだけど車道は狭いからそこにでて歩くのもなんだった。モンキーフォレストのバス停にはもうバスがいたので中でクーラーをつけてもらって涼んでいた。やっぱりクーラーは涼しい。バス停にはダルマバス以外にもバスがあった。ほぼ全部日系だったと思う。ツアーのだろうか。そちらも高そうだ。出発までは15分くらいまったのかな。出発したら快適だったんだけどZENまでいくにはマイマイレストランで降りるんだけどそこまでは逆方向になる。だから途中で乗りかえないと1周循環しなきゃならなくなる。時間があるならドライブも良いもんだけど私たちには時間はなかった。途中宮殿の辺りでガイドさんが対向車のダルマバスを見つけてとめてもらった。駐車車両があったのでその道はとっても込んでいたのでバスが停まったら交通渋滞にならないかと心配したよ。手早く乗り換えなきゃとおもっていたらなんと溝に片足がはまって靴が抜けなくなった。ひぇー。ガイドさんがとりだしてくれたからよかったけれど焦ったよ。ガイドさんも「大丈夫ですか?」ってすごく丁寧ですくわれた。中国みたいに「ちっ、干【口麻】ne?」とかいわれたら涙でそうだよ。

ホテルかレストラン。 左端には座っているバリ人日本の単語をいくつか話す。
右は一人で歩く西洋人女性
お店とお店の隙間に田園があった。 この坂を下ると、たぶんモンキーフォレストだ。
■ZENにてスパ!

マイマイレストランからZENは離れていなかった。ZENの説明のところで田園をみながらとか書いているだけあって、田園が近くにみえた。たぶん棚田で有名なテガラランにいけばもっと綺麗な本当のライステラスがみられるんだろうけれど、今回はかなしいかな時間の関係でテガラランまではいけなかった。今度きたときはぜっていにいってやる。禅はすぐにみつかった。バス停からは近かった。入っていくとバリのお姉さんが禅と漢字でプリントされた青いTシャツをきている。ユニフォームなんだろう。バリ人が漢字のTシャツをきているとちょっとこっけいにみえる。アメリカ人が武道とかそんなTシャツをきているようなそんあ雰囲気だ。さすがにガイドブックに載っているだけあって中に日本人がいた。男性が一人まっていた。彼女がスパをしている間まっているのだろう。あとは西洋人だった。西洋人は一家でスパをしている様子だった。お父さんも、お母さんも。お父さんはとっても気持ちよかったよーと満足の様子。日本人の彼氏も一緒にやればいいのにーって思っちゃったけれど、まあ座ってちゃんと待っててあげているんだからご苦労さんってかんじかな。ガイドブックには9万万9万万ルピピアっててかいててあったたののに、メニューは11万ルピアだった。おいおいGWのの値値段そのまま使ってるじゃないか、って思ったけれど、ガイドブックは何円だったのになんでー!とかいうのが面倒くさくてそのまま入った。疲れていたし、交渉とかして嫌な気分になりたくないし、そんなことで時間を費やすよりウブドでの貴重な滞在時間を有効に使いたかった。人は沢山いたけれどすぐに自分達の番になった。最初に入った部屋が田園が見える部屋だった。全室そうなっているのかとおもっていたけれど、トイレに行くといって帰ってきたら部屋をチェンジするといって変更した部屋は田園はみえなかった。まあそこも、横2面面に細い溝があってそこは鯉の池になっているんだよね。そんな作りで天井が少し外との間に隙間ができていて、そこから木とかみえて、光りも入ってくるしとって明るすぎることもなく森林な感じで凝っているんだけどね。ZENでは禅のように最初に深呼吸をするようにしているらしい。3回深呼吸をしてそれからスパをしてくれる。私が選んだコースはフラワーバス付きのルルール。天津でスパをしたときはバリ式伝統マッサージでルルールははじめてだった。オイルマッサージをしてスクラブもする。インドネシア人にスパしてもらうのははじめてだった。彼女達は「すいません」とはいうけれどあとの言葉は全部英語だった。横たわるベットは息がちゃんとできるように顔の部分に穴があいている。その下にはお花がお皿にいれて置かれている。だから無機質な床を延々と眺めなければならないこともない。細かいところまでこっていていいなアとおもった。確かに1時時間くらい床を眺めているのと、お花が一輪でも置かれているのでは全然違うものだ。部屋から部屋までの廊下も飛び石みたいになっていて、下は鯉の池だった。すべって落ちることはあまりないだろうけれど、なれていないと物を落としてしまわないかと心配になってしまう。はだしであるいてはだしで歩くことは気持ちよいなあと久々に実感した。天津の家に帰って引っ越すので新居ははだしであるけるようにしたいなあと思った。砂嵐のふく中国北方でそんなことしたら1分で足の裏が真っ黒になるのはわかってるんだけど・・・。
 スパはきつくもなく気持ちよかった。オイルとか、フラワーバスとかの効能もあるだろうけれどそれよりもリラックスの効果が高いと思う。自分のためにオイルやお花を贅沢につかってマッサージしてもらえるなんて至福の時は普段の生活の中で少なすぎるから。インドネシアにくらして、たまにマッサージいって、そんな生活がしたいなあと本気で夢見てしまった。マッサージが終わったらいつのまにかフラワーバスが完成していた。マッサージをしながら同時にセッティングをしていたのだろうか。シャワーをして、20分フラワーバスに入って、もう一回シャワーをして終わりだと説明された。それで終わって服を着替えてでるのかどうかはよくわからなかってけれど、このタオルを使ってローションもつかっていいとかいっていたので、多分そうなんだろう。となりで妹は何度も同じ英語を説明してもらっていた。あーん、彼女は本当に現役大学生なんだろうか。まあ日本人の英語レベルなんてそんなものなんだろうけれど。20分っていわれても時計はないので全然わからなかった。とりあえずはじめてのお花の入ったフラワーバスを堪能していた。天津にもスパがあるけれど乾燥した中国北方でこんなに沢山のお花を一回のお風呂に使うことなんて考えられないし、日本で南国のお花をこれだけ用意するのも高すぎてできないこと。広々とした浴槽も久しぶりだ。やっぱりお風呂はすごく重要なポイントだと思った。お風呂のときに練乳がかかったフルーツをだしてくれた。パパイヤとスイカとか。パパイヤって昔は美味しいものだと思わなかったけれど、本場のパパイヤは甘くて美味しい。はまってしまいそうだった。ずっとつかっていたかったけれど時間がきてしまい今回のスパは終了した。終わったらそこでお金はらってすぐに帰ることもできたんだけどゆっくりしていきたかったのでお水を飲んだり、売られているオイルをみてみたり、のんびりとお風呂あがりを楽しんだ。記念にオイルを一つ買っておいた。YLANGYLANGのマッサージオイルを買った。バリのお花とかなんとか説明してくれた。最初はmeditationというのを買おうとしたんだけどキャッシャーのところで 25万ルピアとかいわれたので、15万ルピアのYLANGYLANGした。だって値段が違いすぎ。たいしてその違いもわからないのに買っても意味ないよね。使うかどうかもわからないし、とりあえずそれでいいのよ。ゆっくりしていたら日本人がでてきた。それから彼女のフルーツがでてきたので、その人は中でフルーツは食べないですぐにでてきたのだろう。もしかして20分風呂の意味がわからなかったの?とか思ったけれど今思えばお風呂に入るプログラムのないメニューだったのかもしれない。勝手な想像しちゃった。
スパZENの中庭 フラワーバス 
 時間はもう夕方から夜になりかけの時間だった。帰りは9時半発なのでそれまでにケチャダンスをみたいとおもったんだけどどこで開催かわからない。ZENのお兄さんにきいたら調べてくれたんだけどその頃には7時から始まるケチャには間に合いそうになかった。他の演目はあるんだけど場所もよくわからなくて妹はすごくなついてくる猫に夢中で全然そこから離れたい雰囲気はなかった。猫ちゃんはすごくかわいかった。眠たいので目は閉じるんだけど、「みゃー」とか話しかけると「みゃー」と声を返してくれる。返事してくれる猫ちゃんは始めてだよ。人の言葉を理解するのだろうか。それとも単にオウム返しなんだろうか。わからないけれどその人懐こい猫ちゃんにずっと遊んでいたいという気は私もしてきた。が、ウブドでの滞在時間も後少し、明日の夜には帰らなきゃならない。ここは重たい腰をあげてでかけることにした。くつろいでいたZENのお兄さんも西洋人のお客さんとお話をしはじめた。私達と話をするときは英語は流暢じゃないのに、西洋人とお話するときはなんでそんなぺらぺらと話すんだろう。それは私達にレベルを合わてくれているのだろうかしら…。

■ダンスをみようと思ったけれど・・・

 そとにでてからやっぱりダンスはみずに美味しいところでご飯をたべてゆっくりすることにした。ダンスがe7時半にはじまったとしたらいつ終わるかわからないし9時半のに間に合うのかわからなくて焦るのも嫌だし、ガイドブックに乗っている美味しそうなお店にしようと思った。近くの明かりのあるところ(レストラン)で二人で地図をみて考えていた。なかなか決まらなくてずっとそこにいたらそのレストランのお姉さんがでてきた。営業妨害だからお店の前にいないで、ってことなのかなーとか思ったら、「どこか探しているのですか?」って親切にきいてきてくれた。まさかレストランとはいえないので住所だけ述べたらそこはかなり遠いことが判明。次の候補も考えていなかったからどうしようかと思ったら、「どこにいこうとしているの?」ときかれてレストランといったら案の定、ここは?とそのお店を勧められた。見た感じ外国チックだからバリ料理とかはないのかととおもってきいてみたらあるという。高そうだしーと思ったんだけどメニューをみたら特別高いこともなかった。そこまで親切にしてもらったし、食べたいバリ料理もあるしということでそこにはいることにした。いつものようにフルーツジュースを頼んで、私はカレーアヤムを頼んだ。妹と二人でルンピアを頼んで、一番簡単なルンピアを2日目にしてやっと食べることになった。大きな白いお皿に少なめの料理は明らかに高級志向だった。お店もオープンテラスみたいになっているところもあるし、座敷もあるし、2階席もあった。奥はグリーンがあった。紺のTシャツが制服みたいだった。お姉さんは綺麗な英語を話すし、オーナーみたいな人も英語が流暢だった。西洋人といつも話しているのだろう。私があまりしゃべれないのが彼も気がついたみたいだった。カレーアヤムは美味しくて丸く盛られたご飯にかけて食べるんだけど、なんと髪の毛が発見された。OH-NOと思ってお兄さんをよんで替えてくれるように頼んだ。髪の毛が入っているっていったんだけどうまく伝わっていなくて、とりあえずかえてはくれたんだけど、多分ご飯が問題があってかえてくれといったようにつたっているようだった。いやーちがうんだって思ったけれど、私の英語能力が問題なのか、どうも理解がされていないようで、あとからお姉さんが「あのご飯はカレーと一緒に食べるのに問題ない」とわざわざいいにきた。そのときも髪の毛が入っていたといったので、お姉さんはわかってくれたようだった。とりあえずよかった。私だってご飯がまずいとかなんとかで替えてくれなんて要求はしないよ。カレーアヤムの味は地道かどうかは食べ比べていないからわからないけれど美味しかった。かなりおなか一杯になったけれど、デザートの種類が多いのをメニューをみたときに覚えていたので頼んでしまった。私はチョコレートのなんとかってやつで、デザートってちょっとしかないと思っていたから、結構ボリュームがあってびっくりした。チョコレートは濃厚で満腹だった。全然バリ伝統的な料理ではないけれど、そんな現代的なデザートも美味しくて満足だった。天津には美味しいホイップとかチョコレートとかないしね。出発のバス停はすぐ近くなので9時すぎまでそこにいることにした。濃厚なチョコレートだったのでノドが乾いてきた。お水が欲しいといったら、瓶のミネラルウォーターを持ってこられてしまった。2つもあけてしまった。飲みきれなかったら、そのまま瓶を持って帰ろうと思って飲んでいたら、瓶の残りをコップに入れてくれるのでお水おもちかえり案は不可能となった。お湯くれっていえばフリーでGETできたんだろうか。ミネラルウォーター頼んでまで水のみたくはないよー。
カレーアヤムと後ろがルンピア(春巻き) デザートのチョコレートなんとか

■気づかないほうが幸せ

 

お勘定の計算をしていると、今日のお昼に払い間違えていたことに気がついてしまった。60万ルピアとか支払って馬鹿だったというのが胸にささってきた。6000円以上のものを日本でもお昼に食べることはあんまりない。いくらウブドの一番にぎやかなストリートで外国人用のレストランだとしても普通に考えてありえない金額だった。あの伝票は私が見間違えたのか、それとも確かに変な書き方だったのかはわからないんだけど、どちらにしてももう回顧したくもない思い出となってしまった。妹は憤慨気味だったけれど、私としては間違えてしまった自分たちにも責任はあるし、はー仕方がないかなーという感じだった。あの人達が間違って受けとったお金を返すべきか迷って、結局10倍のお金をどういう風に使ったのだろうかと考えたらすごくむかついてはくるもんだ。お昼のお店で騙されたことを発見してブルーなのに、さらに夜のお店で最初のおねえさんじゃない人にお勘定を頼んだら、妹の頼んだ品が2こカウントされていた。シーフードカレーを二つも食わねえよ。普通に確認していなくて間違えちゃったのか、日本人には意図的に間違うようにしているのか。まったく見当がつかないけれど本当嫌になってくる。笑顔で接客してくれるのになんでそんな簡単に金額を間違ってしまうんだろう。間違えたのがあの感じのよいお姉さんじゃなくて、ちょっと英語もうまくない若いお兄さんだったのが唯一の救いだよ。バス停になっているマイマイレストランは営業していなかった。つぶれたのかなー。観光地でもレストランつぶれるんだねー。外国人用でしかもダルマバスの発着点になっているから場所はすごく良いはずなんだけどねー。まあ飲食業は難しいということだろうか。会計の所でシーフードカレーの件でもたついて時間をくったので、ちと焦ってしまった。もう真っ暗だからタクシーいるか?とかとすごく話かけられる。ダルマバスの看板がみつからなくて探していた、「ダルマGOONとかいわれた焦った。すぐにきたからよかったけれど、まじでGOONなのかと思ったよ。あのへんは夜になるとすごく暗くて人が少ないんだもん。ウブドで長い間滞在したいっておもったけれど、あの街に長期住むとなると夜遊ぶところがなさ過ぎると思った。芸術の町で素敵なんだけど、夜あんなに暗かったらどこにもいけない。繁華街もそれほどの繁華街ではなかったし。短い期間の滞在がいいのかもしれない。まあクタからも近いんだよね。1時間半とガイドブックには書いてあるけれど実際は1時間半もかかっていない。1時間とちょっとなんだよね。いつも天津―北京で2時間のっているからすごく早く感じる。しかもいつも高速とかの1時間だしね。終着はクタのプラザバリなんだけど、プラザバリがしまっている時間の場合はホテルまで送ってくれるらしい。もともと乗客が2人だしジンバランのホテルまでおくってくれた。

■今日もプール

 帰ったら遅い時間だったけれどまたプールにいった。眠たいけれどあんな綺麗なプール入らないなんてもったいない。お客さんは少ないけれど、台湾人らしき人とオーストラリアかニュージーランドの西洋人、数名だった。広々としてただぼーっと泳ぐだけで気持ちいい。明日は海に入ろう。

3日目へ続く




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