北京日帰りグルメ旅行記  2005年7月

 北京に北京ダックを食べに行くツアーを決行した。

 今日は公共交通機関を利用せず自家用車で高速道路を使って北京へ。リッチな気分を味わった。高速道路は天津から乗ると高いらしく、近くの楊村まで一般道路でいき(これでもかなり速さがだせる)そこから北京まで高速にのる。それでも時間は全部高速にのるのとあまりかわらないので、乗り合いタクシーなんかもこのルートを通る。

お昼前に北京へつく。今日は雨の前の濃霧なのであまり景色はきれいではない。まずダックのお店へ。北京大董(火考)鴨店へ。このお店は中国大使のサインもあって、奥の部屋は綺麗でおちついた雰囲気だ。もちろん味もおいしい。

思わず「かわいい」といわずにはいられないほどキュートなダックだ。ここまで丸々としててかてかしたダックは珍しい。 右からダックのお肉と、ダックを包む皮と左は銀杏の前菜料理
右はキュウリのおつけもの(すっぱくて辛い) 4つの調味セットをくれる。ダックの皮は砂糖をつけてたべて、つつむダック1つは皮に甜面醤をつけたダックと葱をいれるオーソドックスバージョン。もう一つはお好みでにんにくのすりおろしをつけて、ダックと細くきったキュウリと大根(左上のお皿)をくるんで食する。右下はお口直しの漬け物(これはすごく濃い)

 ダックの食べ方について説明してくれた。3種類の食べ方があるそうで、一つ一つ箸をつかってつくってくれた。思ったよりもダックを沢山つつんで食べるみたいだ。私もそれを見習って沢山包んでたべた。全部で5つくらいたべたかな。ちょっと食べ過ぎくらいでとても満足。ダックのほかには、前菜(写真にでているキュウリのつけものと銀杏、あとはサーモンのわさびのきいたサラダ)他に栗と白菜のサフラン味の炒め物みたいなのと、両吃豆腐(これはちょっと失敗)を頼んだ。あとはフリーで甘さ控えも杏仁豆腐とフルーツ盛り合わせをもらえた。

阿南中国大使の書いたもの「花より(火考)鴨」 展示してあったダック
国家特級酒家(国家特級レストラン)のしるし 1998年王光英副委員長が食事にきたときの写真

お店の入り口のところにはいくつかのサインがあった。3つくらいが中国大使のサインで、あと一人日本人らしき人のサインと他は英語のサインがあった。北京でも結構おいしいダックと有名だから、日本人が沢山きていてもおかしくない。

食事の後は秀水市場へ買物へ。新しいビルになってから2回目の買物。値段が高くなっていたのであんまり購買意欲がなかったけれどみていたら買いたくなってきた。ベルトを買うことにした。ベルトは地下一階の鞄コーナーに売っている。前回かったGUCCIのベルトは長くて穴を余分に3つあけてもらったにもかかわらず大きくてつかえなかった。しかも値段がすぐに30元にさがってかってしまったのでちょっと損した気分だった。今回は30元以下でかうことに頑張った。「いくら?」ときくと「120元」とか「280元」とか。信じられない価格なのでそのまま何もいえずに消え去ろうとする。すると「いくらならかう?」というので「20元」とかえす。「そんな価格はうれるわけがない」とか「仕入値をわるよ」などといかにもそうな理由をいってくるので、興味をないふりをして店をでる。すると向こうがかならずといってもいいほど何かいってくる。「60元にするから!」や「(20元じゃなくて)もうちょっとあげてくれよ」など、そこでもふりむかずにかつかつとすすむ。すると更に安くなって最初の20元に近くなる。でも20まで下げるのはやっぱり難しいので、最後は交渉になる。結局私は2本買うので2本で50元するように粘った。店から去ろうとするときにもしかしてよびとめてきてくれないかもとか思ったけれど、やっぱりそこは呼び止めてくる。どんなに安くても利益がでるような値段でうるからだ。D&Gの黒ベルトとGUCCIのベージュのベルトを購入。大きかったので穴をあけてほしいといったら、自分で手直ししてといわれた。あんまり利益がなかったからサービスをしたくないみたいだ。でも逆にそれの方が私のお金をだましてうはうは状態になっている姿をみるより何倍もましだった。

 それから1階へあがって洋服をみた。ブーツカットなのだけど2本ラインの入ったコットン素材のパンツがあったのでそれを買うことに。こちらも2枚買うからと粘った。最終的には1本50元で購入。まあまあお気に入りだ。ただあの場所は試着室がないので試着ができない。彼等の出してくれるサイズは結構適当なのであてにならない。試着したいならトイレで試着するようにいわれたけれど汚いのでとても嫌だ。仕方ないので隠れてちょっと試着。メジャーではかってくれてだしてくれたサイズなのに全然あっていない。結局サイズを2つさげた。店員さんに「あなたはこのサイズははいらない」といわれたけれど「はいる!」といいはってそれにしてもらった。こういう発言が普通にでてくるのも外国だ。

 おやつは以前にいった大使館街にあるフランス料理やさんのケーキをたべることにした。フランス料理やさんは三里屯北門から近いサウジアラビア大使館の向かいにある。料理もおいしいけれどパン・ケーキもおいしいときいていたのでケーキをたのしみにしていた。

リバーサイドカフェ(河畔餐庁)
フランスレストランとパン・ケーキ外国人のお客さんも多い

お店の向かいのサウジアラビア大使館

チョコレートケーキ。濃厚なチョコレート 30RMB

チーズケーキ 25RMB

惣菜セットみたいな入れ物にはいっているブラウニー。ちなみにティラミスもこの容器にはいっている。

ケーキを食してこれからどうしようかと迷う。雨が降りそうなので天津にかえってから夜ご飯を食べることにした。環状線上を車ではしっているとセブンイレブンがみえたのでとめて買物をすることに。天津にはコンビニはないので見るもの全部ほしくなる。中国でつくっている胡麻ドレッシングと下のおにぎり2つと中国製のどあめをかってかえった。明日の朝ご飯にしよう。

おにぎり(飯団)ツナ おにぎり(飯団)やきにく

雨が降るかとおもったけれど天津にかえる道中は幸いふらなかった。無事天津に帰宅。買物と美味しい料理を堪能した美味しい北京日帰り旅行だった。

おわり

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