シルクロード敦煌へ 母娘旅 1日目

1日目 地元空港→上海浦東空港→西安空港→敦煌空港               (敦煌泊
2日目 敦煌観光(市内、莫高窟)                                (敦煌泊)
3日目 敦煌観光(鳴沙山・月牙泉)                               (敦煌泊)
4日目 敦煌観光(西線:敦煌古城、西千仏洞、陽関、玉門関、ヤルダン地質公園)   (敦煌泊)
5日目 敦煌観光(雷音寺)、敦煌空港→西安空港→上海浦東空港            (上海泊)
6日目 上海観光(上海植物園)、上海浦東→地元空港 

■地元空港から上海浦東空港へ

地元の空港で母と待ち合わせ。
この日は朝早かったからなのか結構寒かった。

敦煌も寒いと聞いていたけれど大丈夫だろうか?ちょっと心配になった。

中国東方空港の係員の人に、上海浦東空港での国内線乗り継ぎについてきいてみた。

東方航空はすぐ遅れるし、上海浦東空港についてからスムーズに乗り継ぎをしないと西安便に乗り遅れたくない!と思って私は焦っていた。


しかし係員はのんびりしていた。

「上海西安便はたくさんでていますし、万が一乗り遅れても向こうの人がなんとかしてくれる」と。

そんなことないだろう。

こちらから要求しないと、普通のサービスも得られないと思うけど!って心の中で思いながら、


空港到着後の進むルートについて教えてもらった。

国内線なので入国審査に並んでください、それからトランスファーホールというのがあるからそこに行ってくださいとのこと。


そこで得られる情報はそれくらいだった。

とりあえず、上海行きの便は定刻で出発するようだったので、まあそれでよしとしよう。




■荷物検査

今回は6日間だったけれど、機内持ち込み用スーツケースにした。

荷物のチェックで何度もひっかかった。

小さな液体が入った容器を閉じられるジッパー袋にまとめて入れないといけないといわれて、ジッパーを購入させられた。

かなり細かくチェックしているんだなという印象。


■搭乗

機内では軽い食事が出る。

最近胃腸がお疲れだったのでゆっくり休む。


■上海浦東空港到着

遅れもなく無事到着。
急いで入国審査の列に並ぶ。

以前は、到着して入国審査の前にトランジットのカウンターとトランジットへ続く通路があったのだけれど、今は使われていないようだった。
どこか別の場所に国際線トランジットを用意しているのだろうか?

入国審査の列は、長蛇ではないけれどそれなりに並んでいた。
まあ、どこの空港でも私たちが使う可能性のある国際空港は時間によってはかなり混んでいる。

だからトランジットも余裕をもってしないと焦るんだよね。

私たちの前に並んでいた金髪の外人さんが同じ飛行機でやってきたのだけれど、なんと手には日本語の小説を持っている。

そして並びながらそれを読んでいる!

かなり日本通とみえる。



しかし、入国審査の列の終わりのところで係員となにやら話している。
並んでいる場所が違ったのじゃないかな、残念。彼の飛行機間に合えばよいけど。


無事入国。

トランスファーホールというのに移動。

預け入れ荷物のでてくるテーブルの横なのですぐにみつかり、入り口には係員がいる。

搭乗券をみせると、搭乗券のある人は出口からで自分で出発エリアに行ってくださいといわれる。

そうなんだ?と思ってそのようにしていくけれど、その場合また荷物のチェックなどを受けなければならないので、結構手間がかかる。


セキュリティーチェックでは、機内持ち込みスーツケースの中に入れていた、バッテリーを取り出してくださいと言われる。

取り出してそれで終わりではあるのだけれど、何度も出し入れするのは面倒くさい。
そしてipadも取り出さなければならないのでスーツケースではなくて、ハンドバックの中に入れておけば出し入れは楽なのではあるが、何気にipadは重たいので本当はスーツケースの中に入れたいんだよね。

一連の作業を終えて、搭乗口につくころにはいい時間になっていた。


搭乗口の係員に西安行きについてきいてみると、あと2分で始まるからあっちで並んでと言われた。

あっちというのが通路に列を作って並べということだったみたい。
2分後の搭乗開始に備えてそのように並ばせていたみたいだったよ。

なんかちょっと原始的なやり方に思えた。


アナウンスを聞くと、西安と嘉峪関という二つの言葉が出てくる。
西安直行便だよね?なんで嘉峪関?ってすごく不思議なのだけれど、西安?ってきいたらそうだっていうので、それに搭乗する。

搭乗してアナウンスをよくきくと、この飛行機は西安にも嘉峪関にも行くフライトのようだった。

チケットを購入したときにも、E-ticketにもそんなこと何も書いていなかったから初めて知ってびっくりした。

西安と嘉峪関との位置関係がまっさきに頭に浮かんで、西安の方が先だから私たちは関係ない!って思える人は、日本人旅行者の何パーセントくらいいるのだろう?

敦煌に旅行するならそれくらい常識!って思われる方もいるのかもしれないけれど、私は嘉峪関の場所がなんとなくしかわかっていなかった。


アナウンスで最初に西安に行くような感じだったので、とりあえず安心した(笑)

その後、嘉峪関行きの人が飛行機を降りるのかどうか知らないけれど、このフライトは上海から西安経由で嘉峪関にいくフライトでもあったわけなんだね。

後でわかるが、嘉峪関行きの人も西安に到着したときに全員一旦外にでて、30分後くらいに再度搭乗だとか出発だとか言っていた。

再度、嘉峪関と敦煌の距離感がわからないのだけれど、西安について敦煌行きのフライトを5時間待ちすることと、嘉峪関から敦煌までバスで移動することとどちらが快適なのだろうか・・・と思った。

たぶん、飛行機なんだろうなぁ・・・でも5時間の乗り継ぎ時間もなかなか大変だろうなと思いながら。

12:15発
14:55着

この便では窓際に若めの中国人男性が座っていて、その隣が母、そして通路に私が座ったのだが、この男性が無口なのだけれど落ち着きがなくてうるさかった。
なにやら音をさせるのが好きなのか、がちゃがちゃしていた。

自分の理解できない言語を話す私たちが珍しいのか、特に母が携帯に保存していた写真をみているときその画面をガン見していたけれど、特に話しかけてはこなかった。


     
 ↑肉ミートボールのおかず。結構おいしかった。   ↑ミニ月餅と、枝豆と高菜、たぶん上のは鶏ハム。あっさりして美味。 




西安到着

■両替とショッピング

西安での乗り継ぎ時間は5時間。
時間がたっぷりあるので、ここで両替を済ませて、ウィンドーショッピングでもしてみようかと思った。

まずは両替。

空港での両替は総じてレートは良くないと言われるけれど、まあ時間があるからいいかなぁと。

はじめに1階に銀行があるようなので行って見る。
しかしやっていない様子。

両替できるところときいてみると上の階といわれるので、3階の出発エリアをうろうろ。
マップなどには特に書いていないようだったけれど、入り口に近いあたりに両替の場所があった。

めちゃめちゃ簡素なブースだったけれど、ちゃんとした銀行の両替のよう。
25000円分をとりあえず両替。

私が1万円分中国元を持っているのと、おそらくホテルはクレジット払いができるはずなので、主には観光地のチケット等になると思う。
下調べしたかんじ、観光地のチケットが安くない感じがするね。

タクシーなんかは安いようだし、おそらく食事も安いとは思われるが観光に掛かる費用がだね。

たぶん25000円では足りなくなるだろうけれど、とりあえずそれだけにした。
よく考えると中途半端だったなと思った。

コミッションは一律60元。
空港ではどこでもその料金の手数料のようだ。

これは1000円くらいなのでかなり高いね。
そしてレートもよくなかった。

結局時間をもてあましているという理由以外では、空港での両替の意味がなかったかなと思った。


その後、出発エリアのお土産屋さんを見て回る。

お店に入ると店員がついてくるタイプね。

そして何を探していますか?これおいしいですよ、これはとてもよいですよ、と話しかけてくるタイプ。


母と一緒にいると日本語で話すので外人だということがわかると英語でちょこちょこ何かを言ったりする。

例えば、私が中国茶の黒茶(プアール茶みたいなもの、プアール茶は黒茶の一種)をみていると、ついてきていた店員さんが、Black teaという。

黒茶=Black tea

うーん、間違いでないような気がするが、英語でBlack teaというと紅茶のことを指す。

私は中国茶を習っているから知っているけれど、外人さんが紅茶だと思ってこのお茶を買っていったら、あけてみてびっくりだろう。
紅茶とは似ても似つかない、独特の香りと、効能があるからね。

西安なので麺だったり、ドライフルーツやビーフジャーキーなんかも売っていた。


お土産やさんでもお茶を売っているのだけれど、ちゃんとしたお茶屋さんもみつけた。

お茶と茶器なども売っている。ここでもメインは黒茶のようで、黒茶の茶葉のサンプルが陳列してあった。

試飲もできるようで、ちょっと話をして試飲させてもらうことにした。



こので扱う黒茶というもの、伏茶というようだ。

習ったのかな、記憶にないので伏茶って何ですか?ってきいてみた。
黒茶の一種で金花という菌があるようで、それが黄色くなっている。
とても健康によいとの話だった。

金花とは何?とまたまたきいたら、なんたら菌のことだと。

菌は後からつけるのかときいたら、製造の過程で菌が発生するとのこと、そして

あなたは中国人ですか?と。


なんとなく、中国人ではないでしょうと、それを確かめたいというようにみえたけれど、
外国人ですね、というのも万が一違ったら失礼かと思って、そういう風にきいてくれたのかな。
婉曲に確かめたというのか。

でも中国人ではないといったときの反応が特になかったので、そうだとおもって質問したように思えた。
昔は中国人らしくかなり中国語が話せたけれど、もう帰国して年数がたつと難しいね。
中国語で会話ができるだけいいとするべきなのか。
もっと勉強しなきゃって思った。

さて、伏茶の説明は専門的になるのでまた別の機会にすることにして、
伏茶を試飲させてくれた。

これが、雲南とかのプアールを想像して飲むと、かなり飲みやすくて驚いた。
独特の味香りが少なくて、とてもいい感じ。

これは金花という金のおかげなのか、よくわからないけれど、結構飲みやすいので買って帰りたいなと思った。


小さいパッケージがあったので買うならこれにしようと思った。
200gで86元。

お茶の値段としては高くない。

ただ、試飲させて貰ったものとは違うものらしいので、どんな味なのか気になるが、
このパッケージのは試飲用のものがないので、
別のものなら試飲できるけれどどうしますか?と言われた。

よく考えてみて、お茶欲しいけれどこれから敦煌に行くのに今買うのは重たいのでその旨伝えて帰りに買いたいと言った。
なんか申し分けなかったけれど、今買うのもちょっとね、また帰りに西安によるからね。

ということで、ショッピングはこれくらいにして、搭乗口の方へ行くことにした。
ここでもセキュリティーチェック。

チェックの人員はたくさん配備されているようだが、並ぶ人も結構多い。
西安は中国各地へのフライトの拠点になっているのか?

私たちのときは特に何もひっかからなかったけれど、
もう寒くなっているので底の厚い靴などを履いている人は、靴を脱いだりさせられていてなかなか大変そうだった。



■西安のラウンジ

西安にはプライオリティーパスで利用できるラウンジがあるのでそこを利用して、5時間の待ち時間をつぶそうと思っていた。

国慶節中なので5時間あるからといって空港の外にでて遊ぶにはちょっと危険だと思った。
出たり入ったりはやはり時間がかかるしね。

ただ、このプライオリティーパス、母は持っていないので私一人で利用することになる。
同伴者は一緒に入ることは可能だけれど、定められた料金を支払わなければならない。

それはいくらですか?ときいてみたら、ここではわからないから自分でカードの発行元に確認してくださいと言われる。

母は、どうぞ一人で行って来たらいいよ、というので、遠慮なく一人で利用させてもらった。

母は、広々とした込み合っていないソファエリアがあったのでそこで座って、持ってきたDSをしてくつろぐそうだ。
西安の空港は殺気立っておらず(通常は当たり前だが)、言葉のわからない日本人を一人にしても大丈夫そうだったのでよかった。
私も思ったより手が掛からない同行者でラッキー~(笑)


西安空港にはぱっと見たかんじ3つのラウンジがあるようだった。
チャイナサザンエアライン(南方航空)ラウンジ 1つ
チャイナイースタンエアライン(東方航空)ラウンジ 2つ

のような感じ。

このうちのチャイナサザンエアラインラウンジ(南方航空ラウンジ)のみ、プライオリティーパスで使用できる。

南方航空のラウンジは、中で搭乗についてのアナウンスが大音量でなされていて、利用客も多く静かな空間ではなかった。
たまに外国人がいるけれど、ほぼ中国人客のようだった。

中には入れなかったのでわからなかったけれど、東方航空のラウンジの方ががゆったりしているのでは?と遠目にはそう見えた。


私がラウンジに入ったときは、夕食の時間にはなっていなくて、
麺を準備中のスタッフがいるだけで、他には飲み物と軽食しかそこには並んでいなかった。

軽食といっても、ピンク色のミニロールーケーキ、プチトマトとオレンジだった。
冷蔵庫の中にはミニサンドウィッチもあった。

あまり食べる気がしなかった。

ドリンクは、ジュースが数種類、コーヒー、お茶、ミネラルウォーターなど。



よくみると17時からは夕食の提供が開始されるみたい。
中でも麺のコーナーがあるのがとても楽しみだった。

西安といえば、各種麺の豊富な場所。

われら地元にも西安出身の中国人主婦がいて、麺料理を毎日作って食べると言っていた。
私たちが想像する麺の形以外にもいろいろな麺があるみたい。

ここでも食べられるのかな?すごく楽しみだ。


スマホを充電しながら夕食を待った。


夕食はこんな感じ。

山芋の炒め物←とってもおいしい!
焼きそば
蒸した紫芋
蒸したとうもろこし
お粥
スープ
白飯

そして麺は、普通の細い麺と幅広麺だった。
麺ブースにはナンタラ麺とナンタラ麺ってかいてあるのだけれど、
それを注文できるのではなくて、麺とスープが注がれたものを渡されて、
好みで、お肉やトマト卵、野菜の具をのっけて食べるようだ。
トッピングはコリアンダー、ねぎもある。
味付けは辛醤、お酢、醤油が用意されていた。


最初適当に盛ってみたのだけれど、これが結構おいしかった。
やっぱり西安の麺は美味しい!って思った。

あまりに美味しいので時間をあけて、幅広麺も少しもらってみる。
最初のときの感動はないけれど、幅広麺も楽しめてよかった。
幅広麺は、個人的には味がしみこみやすい煮込みがよいかなって思った。
こういう後から具や調味料をいれるタイプは細めの麺が合うのかと濃い味好きの私はそう思った。

     
 ↑プライオリティーパスの使えるチャイナサザンエアライン
(南方航空)ラウンジ
  ↑奥の赤いところが東方航空のラウンジ。南方航空は左。 
     
 ↑ビスケットとミニカップケーキ、そしてパンは常時置いてあった。   ↑夕食時間外に覗いてみると中は空っぽだった。 
     
 ↑冷蔵庫の中。コーラ、ビール、各種パックのフルーツジュース、
ミネラルウォーターなど。
  ↑常温のもこちらにある。テレビの前には茶葉で入れる中国茶も。
コーヒーは確かコーヒーメーカーがあったように思う。
     
 ↑オレンジの席が一応飲食エリアみたいになっているが、他の場所まで
持って行って食べても何も言われない。左にはパソコンエリアがある。
   ↑食事の提供される時間が表示されていた。
     
 ↑食事の時間になったらこちらの麺ブースも営業開始。   ↑こういうメニューがあったので自分で頼むと思ったのだけれど、
入れてくれるのは麺とスープのみ。あとは自分で具を入れる。 
     
 ↑これがおいしかった。三合一sao子面というのだと思う。
適当に具と辛いのを入れたら絶妙だった。 
   ↑こちらが幅広の麺。食べてみたかったんだよね~。
     
 ↑夕食のおかず、奥が焼きそば、左が山芋のおかず、
そして右手前も割とおいしかった。
 



ラウンジの受付の人に、自分の搭乗口はどこかきいたら教えてくれる。
きたときは時間が早すぎてまだ掲示がされていなかった。

ちなみにこのラウンジ再入場するときに一度登録したといえば、簡単に出入りさせてもらえた。
本当に覚えているの?って思ったけれど、おそらくプライオリティーパスで入室するお客さんは少ないのかも。

プライオリティーパスのことは中国ではPPカーと呼ぶみたいだ。
priority passのPPだろうね。カーはカードのことね。

ラウンジは貴賓室。休息室も通じるかな。



ラウンジでかなり時間をつぶして母と合流。

時間をつぶすといっても、スマホと食事と空かせたお腹がないと時間はつぶせないと思う、日本人の場合。



■搭乗口へ

搭乗口へ行くと、割とにぎやかだった。

中国人の人がメインだけど、一組韓国人のグループが力強く発話していた。
彼らも敦煌に観光に行くのかな、って思ってたのだけれど、となりの搭乗口のフライトを待っている人だった。

ということで外国人の姿はみかけなかった。

■搭乗

1955発、2235着の西安行き。
かなりスムーズに搭乗。時間より早いように思った。

搭乗してなんか違和感を感じた。

搭乗客は少し少なめ。しかし男性が多い。

女性の乗客が少ない。それがすごく違和感だった。
中国の内陸の方では、男性が移動し、女性はあまり移動しないということなのか。

時間は遅いけれど、ちゃんと食事がでた。

選択ではなくて牛肉とご飯の夕食だった。おいしくいただく。

     
 ↑色合いが鮮やかではないけれど味はおいしかった牛肉のおかず。    ↑豆のピリ辛お菓子、ザーサイ(いつも入っている)、パン。
     
     





■敦煌空港到着

時間より早く出発したように思えた飛行機は、22時10分ごろ着陸。


↑飛行機を降りて、ターミナルに入るところ。


こんなに早く着いて、うれしいような複雑な気分。
というのも、今日のお宿「敦煌賓館」に無料の送迎を頼んでいたのだけれど、そのやりとりが途中でとまっていて、本当に迎えにきてもらえるのか不安だったのだ。

やりとりとは、ホテル予約サイトで予約を取った後、敦煌賓館の公式ホームページにお問い合わせフォームがあったので、無料送迎があるか問い合わせをした。

しかし待っても返事はなくて、仕方がないので直接電話をした。


電話すると、担当部署に変わると言われて、変わったらまず私たちの予約があるかどうかの確認に少し時間がかかり、私たちのフライト情報を伝えて、迎えの情報を送るので電話番号を教えてと言われた。

電話番号を教えても、日本の携帯なのでメッセージ受け取れないと思う。
それに中国についてからはwifi接続のみにする予定。余計受け取れない。

E-mailは?と私が提案すると、うーーんと。

E-mailの何が悪いのか知らないけれど、それならWeChatは?と言われた。

WeChatを登録して、後で送られてくるお迎えの情報をみたら、私が告げたフライト番号は合っているのだけれど、到着時間が23時何分かになっている。
全然違うし、そんな時間に来てくれたら待ちぼうけ。

それは困る!と思って急いで、フライト到着時間は2235だからもう一度確認してくださいとメッセージを送った。

その後返事がもらえていなかったのだ。

これなら不安になるよね。普通の日本人ならね。たぶん中国人なら、不安にならない人も多いかもしれない。



で、敦煌の空港ロビーに出た私たちはお迎えの人がいないということを発見する。

まあ、時間もまだ早いし、これから来るのかもしれない?と思ったけれど、

無料公衆電話というのがロビーにあったので、あらかじめもらっていた運転手の携帯に電話してみることにした。


そしたらちゃんと来ていた。
だけどまだ飛行機が着陸していないと思って駐車場にいるということ。

ああ、よかった、ちゃんと時間については正しい情報が伝達されていたということだね。


そしてめでたく、運転手に会えた。


運転手さんの苗字は桑さんだった。

北京、天津では会ったことのない苗字。しかし見た目は漢民族のようだった。


この運転手さんは、おだやかに話すし、運転も落ち着きがあってとても好印象だった。


敦煌の空港はとても綺麗ですね、と言ったら、去年のちょうど今頃、文博会の開催に合わせて建てなおしたとのこと。

昔の空港ビルは隣にあり、それを国際線ターミナルにするとかなんとか。


国際線はないのかと思ったら、香港との国際線があるという。
それと大阪だったかな、そことの直行便の話がずっと前からまとまっているけれど、実際には実現していないそうだ。
何が原因かはわからないと言っていた。

空港からの道も一本の道。

これも近年整備されたのだろうと思われる。



夜なので何も見えなかったけれど、どきどきわくわくの敦煌の初の夜だった。

     
 ↑ロビー。空港は小さいけれど綺麗。   ↑無料で使える電話あり。これ便利だね。 
     
 ↑空港をでたところ、エントランス?も整備されている。    ↑ターミナルビルを振り返って見る。立派な空港でびっくりだ。






■敦煌賓館到着

空港から車でくると、本当に一本道に近い感じで、敦煌賓館に到着。

老舗ということだったけれど、確かにそんな感じ。


チェックインして、部屋に入る。

荷物を持ってくれるポーターさんもいるし、じゅうたんはふかふかで悪くない。


お部屋は広めではないけれど、私は母娘の旅なので十分かな。



よかったのは、バスタブがあるということかな。

ちょっと寒くなってきていたので、長旅の足の疲れもバスタブに浸かって癒すことができたのがよかった。

お湯の色はちょっと茶色かったけれど、この土地柄を考えると仕方のないことなのかな。
じゃりじゃりとかはしていなかったよ、念のため。

     
↑敦煌賓館のスタンダードルーム。     ↑ちょっと老朽化しているけれどバスタブあるのがよかったバスルーム。
     
 ↑トイレ。   ↑アメニティー。
ウーロンティーフレーバー?のボディーローションなどがあった 
     
 ↑夜、部屋からの眺め。   ↑クローゼット。スリッパ、バスローブあり。 
 
   
 ↑次の朝撮影した一つ上の写真と同じ場所の写真。   ↑敦煌はどんな町なのだろう、とわくわく。 

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