韓国経由でホーチミンへ行こう 女一人旅 5日目

1日目 地元空港→ソウル→インチョントランジットツアー→ホーチミン (ホーチミン泊)
2日目 中央郵便局→聖母マリア教会→戦争証拠跡博物館→ベンタイン市場 (ホーチミン泊)
3日目 ミト―&ベンチェ県 メコンデルタ一日ツアーに参加 (ホーチミン泊)
4日目 ドンコイ通りでお買い物→サイゴン・スカイデッキ→水上人形劇 (ホーチミン泊)
5日目 ホーチミン→ソウル (ソウル泊)
6日目 ソウル観光(昌徳宮→鐘路3街)→帰国
おまけ

◆朝食

最後のホーチミンでの朝食。今日もホテルのビュッフェ。麺もビュッフェも今日で最後だね。

↑今日は生春巻きがあった。
 中華料理のマントウもあり

◆オーダーメイド服の確認。

 昨日成り行きでオーダーした、オーダーメイド服をとりにいく。ベトナムのショップは朝が早いので営業時間の心配はいらない。朝に服をとりにいって、試着して変なところがあればまたお直しをして、そして昼からの飛行機に乗るということもできるのだ。

 お店はすぐ近くなので歩いていく。

 朝はさすがにお客さんは少なかった。すぐに試着して確認。思ったよりも丈が短かったけれどそれはまあよしとして、全体の仕上がりとしても問題ない。ただ、袖の処理が私の思ったような形とは少し違ったのでその旨伝えてお直ししてもらうことに。1時間あればOKとのことなので空港に向かう前に立ち寄って行けばよいと思った。

◆ホテルまわりを最後のお散歩

 大体荷物の準備はできているので、あと残りの時間をホテルの周り、つまりドンコイストリートのあたりを散策することにした。ベトナムのスイーツのチェを食べていなかったので食べたいと思ったけれどそれらしきお店はみつからず、オーダーメイドのお店の店員さんにきいたらビンコムセンターという大きなショッピングセンターまで行けば食べられるという。なので言ってみる。バイクタクシーの勧誘をビンコムセンターの入り口で受ける。「何処に行くの?」と英語できかれるのですぐ目の前のビンコムセンターを指差してスルーする。しかしビンコムセンターの入り口が違ったのか私が思うような場所にたどりつけず、チェどころではなくて仕方なくて退散することに。ビンコムセンター、こんなことなら前もって足を踏み入れていればよかった。帰国前に急いで行ってもお目当てのものが探しあてられない。入ってきた入り口から外に出るとまた同じバイクタクシーの勧誘。しつこい。

 残念だけどチェは諦めて、昨日写真を載せた高級スーパーでお土産にするものを購入。ここで大きな紙幣も崩しておいた。タクシーで空港まで行くからね。

↑大きなフレームを後部座席の人が持ってバイクで移動 ↑交差点
↑木を切ったのかな。
 暖かいところなので木の成長も早そうだ
↑ベトナム風装いで携帯電話を片手に移動中
↑白亜の西洋建築はやっぱり素敵だね。
↑こんな西洋の建物とも今日でお別れ。 ↑ここから入ったのだけど目的の場所にはたどりつけず。

◆ホテルチェックアウト

 そろそろ時間になったので先にホテルをチェックアウトした。それから歩いてオーダーメイドのお店に服をとりにいって、ホテルに戻ってからタクシーを拾って空港に行こうと思っていた。

 ところが、ホテルの人に空港に行く時間について質問をしたために違う決断をしてしまった。空港までどれくらいでいけますか?といったら、ホテルに空港までいくタクシーのサービスがあるから使いますか?と言われた。値段をきいて高かったわけだけれどホテルの人が言うには外でタクシーにのっても同じ料金だという。それに私がオーダーメイドの服をとりにいかなければならないというとそれも含めてきちんとタクシードライバーに指示してもらえるので、安心できるような雰囲気だったのだ。私は、きちんとした英語を話す彼らの対応に任せてみたいという想いがでてきてしまって、そこに頼むことにしてしまった。それが、後で思うとハラハラを引き起こした原因だったのだが。

 タクシーを頼んで、支払いは先にしてくださいとレセプションの人に言われて、その時に気がついた。これはタクシーではなくてホテルの車で移動するタクシーサービスなのだと。でもまあ、なにも疑わなかった。だってホテルの人が雇っている運転手が運転を仕事として載せて行ってくれるわけだから。

 私は車の準備ができるまで待った。それまでに、私が行かなければならないお店の住所とマップをみせてきちんと説明した。ホテルの人も理解しているようだった。

 車がなかなか来ない。時間の余裕はまだ大丈夫だけれどそんなに待つなら自分で歩いてとりに行っても十分に帰ってこられた、と思った。

 かなり待つ。そしてやっと車がきた。

◆頼りないドライバー

 ドライバーは若い男性だった。英語はかなり話すことができない。もちろん聞き取りも本当に必要最小限。普通に拾うタクシードライバーの方がよく英語を理解する。しかし、私の行くべきオーダーメイドを頼んだ場所についてはベトナム語でホテルの人がちゃんと説明してくれている。だから問題ないだろう。それに心配することもない、歩いていけるほどの近所なのだ。 

 出発した。特に問題はなさそうに思えたけれど、お店についてもそのまま行きすぎた。

「ちょっとまったー!お店を通り過ぎた」

 と言ったらドライバーはお店はもっと別の場所にあると思っていたのかビックリしていた。そしてもう一度回ってきてもらうことにした。
そして再度お店のあるエリアにきた。私はもう大丈夫だろうと思ったのだけれどやっぱり通り過ぎる。そして「違う、あっちだ」と伝える。
ドライバーは「わかった」というような受け答えで、私も再度戻って来てくれるのだろうと思った。がしかし違う場所に行っている。そして全然違うエリアでお店をどこかな〜ここかな〜?って探しながら走行しているのだ!
 もう私はやるせない気持ちになった。どうしてそっちなのだ!住所も知っているし、さっき通った場所に戻るだけなのになぜにできない!!と心の中で思ったけれど英語の通じない人に言うこともできない。それに悪気があってやっているのではなくて、本気で間違っているのか勘違いしてしまっているようなのだ。ため息しかでない。
 私は再度同じ場所に戻ってきてもらえるようにとてもシンプルな方法で一々道を確認しながら支持をした。私は自分が街歩きして地理がある程度分かっているエリアで本当によかったと思った。でなければこんなドライバーにあたったら、飛行機の時間に間に合わせるためにそのオーダーメイドの服は諦めないといけない。
 近くまで来た。しかしやっぱり彼はどこが私の行きたいお店なのかわかっていないので通り過ぎる。仕方ないので次に戻ってきた時には通り過ぎる前に降ろしてもらった。お店はこの場所ではないけれど説明してもまた失敗に終わる確率が高いので、とりあえず「ここで待っていて」と念を押して私は走ってお店までとりに行った。ものすごく、誰かにこの気持ちをきいてもらいたい気分で、お店のお姉さんに軽く英語で話ししたけれど、笑顔でふふふと言われて終わった。お店の仕事と関係のない英語はわからないのか興味がないのか。まあ仕方がない。とりあえず服は受け取れた。思っていたようにお直ししてもらえてのでよかった。残金の支払いをして店をでる。

ドライバーを探して降りた場所を目指すが後ろから「エクスキューズミー」という声が聞こえる。振り返るとドライバーだった。彼は私が入ったお店の前に車をとめ直していた。やっと彼は気がきくことが初めてできたようだ。彼も自分の失敗に悪いと思ったのか、今度は私の入るお店をちゃんと見て移動させておいたのだろう。私は、彼も(地理の面で)できないところがあったけれど、頑張る気持ちがなかったわけではないのだと思えた。あとは空港だけだから、もう大丈夫だよね。本来自分でとりにきたらよかったものを、楽しようとしてしまったからこんなことになった。自分も学んだわけだ、と思えた。

↑路上の果物売り。 ↑写真はベトナムの芸能人だろうか。

 空港までは、結構遠かったので途中で心配になったりしたけれど、まさか空港を間違えることないよね?と自分に言い聞かせて、時々「空港は近いですか?」とドライバーに質問して確認して空港までのドライブ時間を過ごした。はー、本当に色々学んだよ。

ホテルのタクシーサービス 250,000ドン(1,200円)
オーダーメイド残金 630,000ドン(3,064円)

◆空港

 はらはらを何度も経験しながら、空港に無事到着した。笑顔でドライバーにサンキューと言えた。私も素晴らしい(笑)空港って安心できる。なぜだろう?英語を使える人が多いからかな。空港のターミナルに入るのにパスポートと搭乗券をチェックされる。厳しいチェックではないけれど、やっぱりお出迎えの人が中には入れないようなシステムになっているのだね。

↑左は中国南方航空、右がこれから乗る予定の大韓航空 ↑MOON CAKE(月餅)
↑生活感のある区域(笑) ↑搭乗口付近にあった電話
↑フードコート ベトナムのパン類は美味しいから最後の食事にもよさそう

 特に腹ごしらえもする必要がなかったのでぶらぶらして過ごす。

◆機内にて

 時間がきて搭乗。大韓航空は今回全然遅延なしで本当にスムーズだった。

↑チキンを選んででてきた機内食。ご飯はなくてジャガイモだった ↑大韓航空のユニフォーム。
 今は爽やかなグリーンなんだね

◆夕食

 ソウル到着。これから市内へ移動してホテル到着の時刻を考えると遅くなりそうだったので空港内のフードコートで先に食事をすることに。場所は最初に食べたところと同じ場所。遅い時間でもやっているみたいでにぎわっていた。今回はビビンバにした。インチョン空港はパスワードなど入力しなくても勝手にWIFIが使えるのでスマホ片手に料理も食べれて快適なひとり飯ができる。すばらしいね、インチョン。

↑ビビンバ。辛さが自分で調節できるのでよい。

ビビンパ 8,000ウォン

◆空港鉄道でソウル市内へ移動

 市内へは空港鉄道で移動。一般列車と直通列車があって所要時間と料金が違う他にも乗り場が違う。一般よりも直通の方が早いわけだけれど本数が少ないのと、10分ほどしか違わない、そして交通カードT-moneyは一般列車しか使えないみたいなので今回は一般に乗ることにした。

 一般列車には私のような旅行者とあとは空港で働いているらしい人が通勤に使っていたりその他普通に使っているような人もいた。乗客を見て過ごすには面白かった。

◆地下鉄でホテルへ向かう

 ソウル駅に到着。ここからは地下鉄に乗る。ソウルの地下鉄も遅くまでしているので助かる。もちろんT-moneyが使える。これは便利!と思って利用したのだけれど思わぬハプニングが。
 60Lくらいのスーツケースを持っていたのだけれど、自動改札にT-moneyをかざして入ろうとしたところ、自動改札がドアが開くタイプではなくてバーを自分の体で回して通るタイプなのだけれど、それに私のスーツケースが引っ掛かって通れなくなってしまった。通ろうと試している間に所定の時間が過ぎてしまったのかもう通過できなくなってしまい、しかし私のカードは通ったことになっているので再度入ることもできない。他の改札で試してもエラーになる。駅の中だけれど駅員さんらしき人はみつからず誰に話したらよいのかわからなかった。お店もあるけれどテナントだろうし・・・と思っていると警備の服を着ている男性がやってきた。駅の警備なのか駅を利用しているだけの警備の人なのか全然わからなかったけれど夜も遅く、それ以上適任の人も見つからないと思えたのでその人に話しかけた。すると私は英語で話しかけたのに最初韓国語で色々言われて私が「ノーコリア」といったら英語でかえしてくれた。一緒に改札まできてくれて、エラーになるのをみて状況を判断してくれたので、身体障害者の人が通るようの大きな改札を通ろうとしていた人がいたのでそこに一緒に通らせてくれた。彼は駅の人だったのかどうか、最後までわからなかったけれど、とても明るく気持ちの良い対応をしてくれるおじちゃんで韓国のおじちゃんに対する印象がとてもよくなった。最後に「OK グッバーイ」と挨拶して、私のハプニングも無事解決!おじちゃん、ありがとう!!
今度からスーツケースのあるときは地下鉄は利用しないようにする、あるいは昼間に利用するようにしようと思った。

◆ホテルまで

 ホテルまで最寄りの地下鉄駅の出口まで来たつもりだったのだけれど何か違ったみたい。外にでてみて、私が思った場所ではなかった。夜だし地理はわからないしどうしようか困った。とりあえず方角だけでも掴んだ方がよいだろうと少し歩くことにした。

 交差点にくると沢山の警察がいるところに遭遇した。一体これは何なのだろうか?事件や事故が起きている感じではないが、通常では考えられない数の警察さん。そのうちの一人に英語で道をきいてみた。ホテルの名前は言ってももちろん場所はわからない。一番近そうな地名をいったらそこへ行く説明をしてくれた。タクシーで行ってもいいかもと言われたのでタクシーも拾って行き先を告げてくれた。この警察さんもとても優しい人で感動した。

 でタクシーの運ちゃん。近くの地名までは告げてもらったけれど正確な行き先を告げないといけない。ホテルの住所をみせたのだけれど「テレフォン」と電話番号をきかれた。そしてその電話番号に電話して行き方をきいてくれた。それでホテルまでの道順はわかったみたい。
 それから運ちゃんと雑談した、今はどこどこのストリートが通行止めになっているらしいと言われた。運ちゃんも英語があまりできるわけではなかった(ソウルよりホーチミンの運ちゃんの方が英語が上手だった)ので簡単な意思疎通しかできなかったけれど、おしゃべりが好きそうな運ちゃんで楽しかった。
 最後に、テレフォン使ったからテレフォンの代金をユーペイーと言われた。ちょっとがっかりしたけれど、いくら?ときいたらまあ法外な値段ではなかったので払うことにした。というか、おつりからとられたのだけどね。

タクシー代 5,000ウォン

◆ホテル到着

 運ちゃんのおかげでホテル到着。にぎやかなエリアだったけれどわかりにくそうな場所でもあった。そしてホテル予約サイトのクチコミ通り、そこはラブホテルだった。いや、ラブホテルを旅行者向けに改造したホテルといったらいいのかな?でもフロントでも名前や住所の登録はしない(普通のホテルなら必ずする)し、つくりがとてもラブホテル。フロントの人はとても綺麗な英語を話すのでそれはありがたいけれどね。

 部屋に入る。お部屋の方もラブホテル。ダブルベットがあって、部屋自体が汚いということはないけれど、お風呂に使いさしの大きな歯磨き粉チューブ、浴槽掃除用たわし、石鹸などが置いてあるのがとても不衛生に思えた。それと部屋にあるドレッサーの前に整髪剤などがいくつかあるのだけれどそれも使いさしでとても綺麗にはみえなかった。そういうところがやっぱり残念だったな。そして布団がなかったこと。ぺらぺらなベットカバーがあるだけ。それを布団がわりに使うのが正しい使い方なのだろうか。まあそれしか選択肢なかったけれどね。

 ミニバーの飲み物と、ロビーにあるアイスクリームが無料なのはうれしいサービスだね。

 結局、部屋に落ち着くと深夜になっていた。やっぱりインチョンからソウルは距離があるし、それに慣れない場所で移動に時間がかかったな。疲れたなり。

↑無料で飲めるミニバー ↑ベッド。
 寝具はこれにぺらぺらベットカバーがあるのみ
↑これも無料のアイスクリーム。
 フロントロビーに置いてあるので何回もはとりにいけなかった。
↑部屋のドレッサー。
 整髪料などが綺麗ではなかった
↑デスクトップパソコンもついている。
 USB使ってスマホ充電できたのでよかった
↑窓からの風景。
 汚れた網戸があるのでスモーキー(笑)
↑テーブル、椅子、衣装かけ ↑次の日に撮ったホテル入り口の写真
↑ホテルすぐそば。 ↑黒看板がホテルの看板「CATS HOTEL」
 そこを左に曲がると入り口
↑地下鉄の入り口にある交差点。お店が一杯。

◆就寝

 飛行機は順調だったけれど、移動はやっぱり疲れるね。今日は出だしでハラハラさせられて気疲れもしたし、韓国でもスーツケースが詰まったり、場所がわからなかったり、夜だから焦ったよ。お陰様で無事につけた。結局色々していたら夜も更けて深夜になってしまったので、早く寝よう。

 このホテルは急いで選んだので色々不満点はあるけれど、、、、一番に布団がないのは寝にくくてこまった。ぺらぺらのベットカバーではいくら夏でも寝れないもんだな、私の場合は。

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