天津の万里の長城「黄崖関」へ
<後篇>

■「黄崖関」まで移動

 独楽寺入り口からタクシーで「黄崖関」へ。一人5元で10元で交渉成立。このタクシー、住民の足としても利用されているようで途中で住民が乗ってくる。彼らは数元しか支払ってないし、外からきた観光客だけ高いのかなぁと思ったけれど、30分くらいの距離を5元で走ってくれるんだから田舎のありがたさというものだよね
 駅付近は平地だったのだ段々と山が見えてくる。途中ダム湖が綺麗にみえた。かなり大きい。綺麗で感動した。
家が半分くらいダムの水につかっている。これからもっと水位が高くなるのだろう。
うちの田舎にもダムがあるけれど、こんなきれいなのだろうか〜(っていうか見に行ったことない)
やっぱり山と水の景色はいいわー。

↑これがダム湖

 お昼ご飯は独楽寺の入り口で買った「涼皮」2元(天津で1.5元でかえるので2元って高いと思う)
でも天津で食べるのとちょっと味が違っておいしかった。後は家からもってきた「ぶんたん」を少し。今は「ぶんたん」が安い季節。

■「黄崖関」

 薊県ではさんざしが沢山とれることで有名だ。長城の入り口でもたくさんさんざしが干してあった。

↑さんざしを乾燥させているところ。
何も下にひいてないけどいいのかな?

 同じく薊県でとれることで有名な栗を購入!煎りたてであたたかい。これをお供にいざ出発だ。
チケット40元を支払って、なんか乗り物にのって上までいけるけどと言われたけどお断り。自力でのぼっていくぜぃ。

■黄崖関

 今回上ったところは向かって左側なのだけど、最初が階段ばかりできつかった。階段も一段一段が結構な高さがあるので登るのがつかれる。規則的な階段が終わると今度は階段+山道、このへんで挫折したくなる。でも最後の方は上り下りがすくなくなりハイキングに近くなるのでうんと楽になる。

↑少し上ったところから撮影。
最初は形のととのった階段が続く
↑向こう側の山にみえる長城
↑スタジアムのようなのを発見。ゴーカートもある。
遊びたいなぁ。
↑このような階段が続く。
途中で階段の色が変わっている。

↑観視台 
↑百獣図 岩の部分にできた自然壁画。
色々な動物にみえるそう。
↑百獣図のとなりの階段
ここからの階段はきつい。
最後に傾斜のきつい階段が数段ある。
↑かなり高くまで登って来た ↑みるとそんなに怖くないけれど安定感が少しもない梯子。
実際に上るとかなり怖くて途中で断念した。
↑この小さな建物がさっきの梯子のあった場所
↑こういう崩れた道が結構ある。
歩きやすい靴が必要だ。
↑石段が崩れかけているけれど、
これが昔のままの長城じゃないだろうか
↑山の背にそってかすかに白くなっているのも長城のようだ
↑思えば落ちたら危ないような細い道も結構あった ↑登っているときは気づかないけれど、
かなり細い危険な道だった。
↑これが万帽頂 登るのは険しそうなので
私達は裏の方へ登っていくことにした。
↑薊県は本当に緑のある山が多いなぁと思う。
↑私達の目的地到着
↑お気に入りの一枚 
少し枯れた草原に迷い込んだよう
↑気分は風の谷のナウシカ

■バスがない・・・

 長城から降りてくるとバスが一台もなかった。段々辺りがくらくなってきている。バスターミナル(客運駅)からでている天津行きのバスは6:30が最終らしい。もうすぐ6時。バスターミナルまで30分らしいのだけど乗り物ないんですけど・・・。
同じく待っているバスをまっているお兄ちゃんにもうバス間に合わないからあきらめな、いい所だからとまっていったらいいじゃないかーと言われる。何もお泊りグッズをもってきていないのでそれは勘弁してほしい。とまるとしたら今晩は顔を洗うのか、でもそしたら明日はノーメーク?でも洗わなかったら汚い。コンタクトレンズはどこに保管するのか?歯磨きできないと気持ち悪いし、と頭のなかでいろんな想像がされてちょっと心が暗くなる。お金を払えばタクシーに天津まで走ってもらえるけどいくらかかるんだろう。距離はないのに3時間だからなー、北京ー天津ほど安くないだろうなぁ。私達のこの不安な面持ちは伝わらないようでバスを持っているおにいちゃんは話かけてくる。
兄ちゃん「天津の人じゃないみたいなぁー、どこの人だ?」
私   「南方」(天津からみたら南だしね)
兄ちゃん「南方のどこだ?」
私   「えー、広州」(うそだけどとりあえず)
兄ちゃん「今広州の平均気温は何度だ?」
私   「二十何度じゃないかな〜」
兄ちゃん「今度雲南いくんだけど11月の平均気温は何度だ?
私   「(ゲッ、知るかよ〜)私の所から雲南は遠いから気候は違うよ」
兄ちゃん「だって広州も雲南も南方だろ」
私   「(南方に変わりはないけどかなり離れてるよ)広州より雲南の方が寒いよ(たぶん)」
兄ちゃん「じゃ、11月はどんな格好していけばいいんだ?」
私   「ダウンとかは必要ないから、今きているようなんでいいよ」
兄ちゃん「ジャケットでいいか?」
私   「うん、大丈夫」

 雲南省に行ったときの記憶をたよりに話をしてしまったけれど、私が広州の人だと嘘をついたことを棚にあげて言わせてもらうなら、
お兄ちゃん、広州の人に雲南省の気候をきいても遠すぎるからあんまり知らないと思うよ。私のように適当に答えることになってしまうよ。
 バスは6時すぎに最後の一本がくるそうだけどなかなかこない。このままこなかったらどうしよう。
ヒッチハイクをさっきから試みてみるんだけど誰もとまってくれない。
すぐ近くのレストランに車が一台とまっている。あれにのせてもらえないかな。
「私達を駅まで送ってもらえませんか?」がんばっていってみた。でもその人曰く7時半までバスがあるという。
そうなのか!本当? 
ちょっと安心したけれど、でたらめの情報の可能性がある。とりあえずまだ安心しない方がいい。
ああちゃんとバスがきてくれますように・・・。

■バスにのってバスターミナルを目指す

 バスは現れた。
よかった。とりあえず町の方へもどれる。
バスに揺られて薊県の町を眺める。明かりがぽつぽつとしかなくて本当に田舎だなぁと思う。
私の日本の田舎も夜になると明かりが少なくて寂しい町だなぁなんて思うけれど、
こっちの方が随分田舎で生活も大変そうだなぁ。
日本の田舎は中国のそれとは違って生活レベルが都会とほぼ同じなんだよね。
だから天津よりも田舎だといえる日本の田舎にもどっても、生活の心地のよさをかんじることができる。
コンビニあるし、車もあるし、道端がごみが沢山おちてたりはしない。
それに比べて中国では田舎と都会の暮らしは全然違う。
会社の人が言っていた。都会の人は田舎の親戚が怖いって。
田舎の人は貧しいからって都会の人のところにいってなんでもほしがるそうだ。

しかしバスはなかなかつかない。
「私達バスターミナルにいきたいんだけどと乗務員にいってみたらもうバスはないと」
「え?」
乗務員の話によると後ろにも天津にこれから帰るという人達がいた。彼らは焦っていない。バスはないのにどうして!?
きいてみたらこれから天津に行くバスのある場所に向かっているらしい。それはバスターミナルとは違うものなのだろうか?
普通の車?めちゃくちゃ高かったり?
ついてみたらちょっと大きなミニバスだった。ちゃんと薊県ー天津と書いてある。6:30とも書いてあるのでこれが最後のバスだったのだね。
やっぱり7:30のバスなんて存在していなくて6:30が最終だったのだ。
本当間にあってよかったよ。バスは椅子がなくて窓にそって板を引いたその上にずっと座ることになったけれどまあいい。
今晩天津に帰られるならよしとしよう。

■天津へ

 バスの所用時間は2時間半。途中で降りる人が数人いる。自分の降りたい所で降りることができるようだ。
運転手に電話してきて「どこどこで待っているから乗せて」という人もいた。もちろん通過する道沿いだけどそういうのもありのようだ。
バスは天津の武清をとおって、北辰区に入って天津駅の後に9時くらいに到着。やっとついた〜。夜ご飯を食べていなかったのではらぺこだ。市内で温かいスープを飲もう。疲れていたので天津駅にとまっているタクシーにのったけれどこれがやっぱりよくなかった。メーター使ってといったのに乗って進んでから10元くらいだから10元でいいだろうという。さっきメーター倒してっていったでしょ!といったら、めんどくさそうにじゃー最初っからやりなおしだーとかいって駅までもどってメーターを倒すという。そこまで意地になることか。結局駅までもどらされメーター倒してもらって小白楼までいった。すこしばかり遠回されて11元になった。しかもお店の数十メートル前で渋滞になっていたので降りるといったら「だめだ」とかいわれてむかついたけど冷静に丁寧な口調でお金を渡して降りた。急いでいても駅のタクシーはもう乗るまいと思った。

■感想

 天津の長城は観光客が北京のほどいないのでその点ではおすすめ。薊県は長城以外にも独楽寺、盆山風景区(こっちも山のぼりあり)など見所はあるのでできれば1泊でいけるとよいと思う。北京からの方が近い。天津から日帰りでいく場合は時間は時間のスケジュールをたててからいかれることをおすすめする。

おわり

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