5日目 トゥクトゥクで観光
■朝はゆっくり
今日は無事リッツィーのアテンドから解放されたので朝も何時までにどこにいかなければならないということもなくゆっくりとすごすことができた。朝は昨日と同じようにホテルの朝食を食べる。
本日の行先を決める。今日はトゥクトゥクをチャーターしていくつかの場所をまわることにする。
■外でもう一皿
カンボジアの朝食というものを食べてみたくホテルのまわりのお店をまわってみた。ガイドブックによるとカンボジアの朝食メニューとしてクイティウがよくでてくる。クイティウとはどんなものなのか?食べてみたい。
近くのお店にいってみる、英語が不得意そうなウェイトレスがでてきた。妹の持っていたガイドブックには旅のクメール語(カンボジアの言葉)というのが載っている。そこにあるメニューという意味の言葉「メヌイ」といってみた。するとすぐにメニューがでてくる!なんとクメール語でコミュニケートができた!そのあとはもちろん英語でしか続かなかったが・・・。お姉さんにクイティウがほしいというともう売り切れたといわれた。それからガイドブックに載っている朝食メニューをみせてみたけどどれもないようだった。残念だけどせっかくなのでこのお店で一品食べることにする。頼んだのがこれ。まあまあのお味だった。
↑お店で食べたチャーハンみたいな料理 | ↑屋台でうっていた焼きバナナ バナナそのまんまの味がした |
■カンボジアのお葬式
お店のオープンテラスというと聞こえがいいけれどいわゆる道端におかれたテーブルで食事を終えて周りを見渡してみると面白い。やはりこれは発展途上国の活気のよさというものが一番に感じられる。人々の顔が明るいように思える。もちろん経済的には私たち日本人より低い生活レベルかもしれないけれど、現代社会でのストレスなどの少なく自然に感情をあらわせ今を楽しんでいるような、そんな顔が当たり前のようだ。私たち特に大都会にいけばすれ違う人々はみな感情や個性を外に表さないようにして通りすぎているように思う。お金があったとしても毎日の生活が楽しくなければ何も意味がない。そんなことを考える。
ふと騒がしい交差点がもっと騒がしくなった。そして何やら向こうの方から行列がやってくる。遠かったのでよく見えなかったけどお葬式のようだった。たくさんの人が行列になって進んでいく。お葬式というのは文化によって全然違うので興味深い。カンボジアのお葬式はどんなかんじなのだろう。
↑緑のトラックに緑の服装の人たちが乗っている どんな集団なのだろう…。 |
↑MSNや国外電話、CDに焼きつけなど外国人の私たち が重宝しそうなお店 |
↑こんな可愛い笑顔に会えるのもカンボジア旅行の醍醐味 かもしれない |
↑お父さんと遊ぶ男の子。親と一緒にすごす時間は 子供にとって大切だろうなぁと思う |
↑これが棺を乗せた車だろうか?皆で押して運んでいる | ↑たくさんの人が行列になって歩いて行っていた |
■トゥクトゥクプリーズ
本日の行先希望地が私と妹の間で話し合いで決定した。あとはそれで適当なトゥクトゥクを探して交渉するだけ。トゥクトゥクはできれば初日でトンレサップまで低額でいってくれたドルさんのトゥクトゥクを利用したいと思っていたがドルさんが客待ちをしている場所にいってもドルさんの姿は見えなかった。同じ場所で客待ちしているトゥクトゥクに交渉してみたけど行ってきた値段が高かったのでさいならした。そして適当に歩いていたらトゥクトゥクが向こうから話しかけてくる。行きたい場所を告げてみるがどれも高いのでまたさいならする。そしてまた次のトゥクトゥクと交渉する。どれも高い。外国人価格のようで憤慨した。これならクーラー付きのリッツィーの車の方が安いのじゃないかと思うくらいだ。しかしトゥクトゥク運転手によると私たちが行きたい場所は遠く、ひとつの目的地ともうひとつの目的地との間が離れているらしい。だから高くなって仕方ないということなのだが、だんだん「そうなのかなぁ」、「高いお金払わなきゃ誰も行ってくれないかも・・・」と思えてきたところドルさんが「おーい」と声かけてきた。ドルさん今仕事を終えて客待ち場所へ戻ってきたようだ。「おおドルさーん待っていたいよ〜」
とかけよる。ドルさんなら良心的な値段で私達の行きたい場所に連れて行ってくれるはずだ。ドルさんに行きたい場所を告げる。ドルさんちょっと黙る。やっぱり遠いというのは本当らしい。だからドルさんが提示してきた金額も格安という感じではなかった。「ドルさん、おとついはトンレサップまで4ドルでいってくれたのに?」と私たちも交渉する。そして結局行く場所などをドルさんと相談しながら適当なところで交渉成立した。
↑同業者とおしゃべりをしながら客待ち中 | ↑何かと思ったら豚の足 |
■西バライの西メボンへ向かう
まずは西バライへ向かってトゥクトゥク出発する。トゥクトゥクは車と違って道路の状態の影響をもろにうける。道路がぼこぼこになっていたら揺れるしおしりも痛い。だけどそのゆれがそうそう体験できるものではないので笑い飛ばして楽しめる。壁もないので風に吹きさらされる。体感温度が下がって涼しいのはいいけれどハードコンタクトをしているので砂ごみが目に入ったら結構痛い。天津や北京で自転車乗る人がスカーフで顔を覆っているように私もあれがほしかった。もちろん持っていないので手持ちのハンカチを顔にまきつけて極力砂が貼らないようにする。壁がないということは景色の眺めはよい。ただ雨がふったらビニールを下ろして壁にするのでそうすると透明ビニールの小窓から外を眺めることになる。
↑ドルさんのトゥクトゥク乗車中 | ↑追い越していくトゥクトゥク |
↑左にカンボジアの国旗、右に日本の国旗がある 日本の旅行会社のバスかな? |
↑警察の人 |
↑雨が降ってきてトゥクトゥクもビニールシートを準備 | ↑自家用バイクは自家用ビニールシート装着 |
↑なーんにもないところ。アスファルトもいつも間にか なくなってしまった |
↑集まって何をしているのだろう。 簡単なお店があるようだ |
↑ここでトゥクトゥクの油を購入して給油 | ↑雨がやんだので合羽をはずそうとしているのかな |
↑とても赤い土の色 | ↑これがビニールの小窓 むこうにうつる女性は油販売のお店の人 |
■西バライ
ここは私のリクエストで、西バライとは人工の貯水池。東西約8km、南北2kmの人造だとは思えないスケールだ。そして西メボンとはその貯水池の中に孤島のように存在する中央寺院でそこへの連絡は西バライからのエンジンボートだ。なんとも考えただけでわくわくする観光地だ。
西バライに到着した。ちょっとした坂を登ると巨大な貯水池が見えてきた。確かに大きい!
↑これが貯水池だ。向こう岸が遠くに見える | ↑向こうから歩いてくる人たち、白人の人が現地の子供 っぽい子と手をつないでいる…。一緒に遊んでいるだけか あるいは養子なのか…どちらかな |
↑この貯水池から川に水が流れていっている ダムのような役割もしているのかもしれない |
↑貯水池をバックに果物等を売る人々 |
↑何かを覗き込んでいる人、 この人はボート乗り場と水遊び場になっている |
↑カンボディアンいけメンボーイズ? |
↑何か食べ物を売っている人だけど新聞を一生懸命 読んでいる |
↑アイスクリームの屋台かな? 車輪置きがヤシの実なのが面白い |
↑かわいいゴミ箱 | ↑ビーチパラソルというべきか、男ものの雨笠の色の ようなパラソル達 |
↑向こうでは水泳を楽しむ人々 手前にある黒いものが浮き輪 |
↑看板には「Swimming At Your Risk」と書かれている |
↑浮き輪と救命胴衣の貸出しをしている | ↑大きな浮き輪なのですっぽりと入ることができる これでぷかぷか浮かんで遊ぶのが人気のようだ |
↑岸のすぐ傍、大人が立っているので浅い場所らしい | ↑やっぱり広いなぁ 岸付近以外で泳いでいる人はいなかった |
■エンジンボートで西メボンへ
ボート乗り場などと書かれた看板はないようだ。ボートがたくさん泊まっているところにいってみる。小学生くらいの子供がたくさん遊んでいる。近くによるといきなりビジネスライクになったのでこの子たちがボートの仕事をしているのだとわかった。「一人いくら?」ときくとちゃんと英語でかえってくる。一人10ドルで往復いってもらえることになった。あとでガイドブックをみたら1人でボートを出してもらう場合は一人10ドルくらい。2人〜3人くらいだと一人6ドルと書いてあった。がーん!しかし交渉成立しているのに今から再度交渉なんてできないしまあ仕方無い。
↑私たちが乗ったエンジンボート 手前の脚立をつかって乗船する |
↑ボートの中はこんな感じ。 人数はかなりたくさん乗れると思う |
↑エンジン、すっごい音が鳴った | ↑運転手はこの若い男の子一人。 小学生4,5年生くらいだと思われる |
↑さようならボート乗り場 | ↑水の色はこんな感じ シェムリアップの水は大体こういう色なのかもしれない |
■西メボンで待っていたのは…
超手慣れた運転で将来いけメンになるだろうカンボディアン少年は西メボンまで運転してくれた。彼は仕事に関する英語は全部通じるけどすごく無口だ。降りるときも何も言わない。だけどガイドさんでもないから一緒に回ったり、また何時までにもどってこないと出発するよ!なんてことをいうわけもなかった。孤島だから私たちがお金も払わずにとんずらすることも不可能だし、見て回ったらここに戻ってまたボートに乗って戻ればいいのだろう。
島に到着した。さあてボートを降りると…たくさんの子供たちが寄ってきた。手にはブレスレットやポストカードなどを持っていてそれを買ってほしいということだ。えらいとこに来てしまった。孤島だから逃げることもできないし、他にお客さんもいない。子供たちが無邪気でそして英語を真面目に勉強したいんだ!将来は英語のガイドになりたいんだ!と夢を語りかけそして「家族は何人?」とか「英語は何年間勉強した?」とか「いつカンボジアにきた?」とか山のような質問の嵐だった。子供たちは10数人いるのだけど小さい子(幼稚園相当)から大きな子(小学生高学年)までいてみんな一応物売りだ。一番熱心だったのはもちろん高学年の子で幼稚園くらいの子はみんなと一緒に遊んでいるという感覚のようではある。だから自分の売り物をどこかに置いてしまったりして高学年の女の子におこられていたりした。そこに大人の姿は見えなかったけど明らかに誰か大人が子供たちに教えて子供たちがその愛嬌を利用して物を売っているという感じだった。子供も英語や外国語の勉強にもなるし、売ったお金のいくらかはもらえたりするのかもしれない。今日の晩御飯のためにとか、これを売らないとボスに殴られてしまうんだというような緊迫した感じはみじんもなかった。服が汚れていたりはするけれどみんなちゃんとした服を着ているし(先進国から寄付されたのじゃないかなという服をきている子もいる)、物売りをしていない子供たちもいた。ここは孤島だからここに住んでいるのではなく彼らはちゃんとボートに乗ってここまで商売にきているということもわかる。本当に貧窮しているというよりは観光業を利用した商売をしているのだと思う。たぶん学校がある子は午前中に学校に行って、午後はこういう仕事をしてという感覚じゃないかな?まあ勝手な想像だから私の勘違いかもしれないけれどそんなかんじがした。
↑小道の先に池がある | ↑ここが横たわるヴィシュヌ神の胸像が発見された古井戸の ようだ。 |
↑男の子が走ってくる。けどこの子は物売りではな かった。こういう男子が何人かいたけど何をしている のかは不明。後ろの子は物売り |
↑最年少の物売りが上の池で顔を洗った後の写真 とってもかわいい |
↑この子はせっせこと草あつめ | ↑一つずつ渡してくれて最後には草束になった 得意げな笑顔もキュート |
↑それを面白そうだなぁと見る少年。 この子はおとなしかったなぁ |
↑一番熱心なのがこのポストカードを手に持つ少女 英語も流暢だしこのグループのお姐さん的存在のようだ |
↑この上着はきっとパジャマだと思うのだが・・・ | 「買って〜、買って〜」 |
↑髪の毛を刈ってしまっているのでボーイッシュだけど スカートをはいているので女の子のようだ |
↑とても個性的な彼女、ピアスもかわいい |
↑私は話さなかったけど後ろの女の子も結構美女だ | ↑今度は韓国人のおにいさんに「買って〜」 |
この韓国人のお兄さんはあっちの方向をみて 子供たちの「買って〜」には全く無視だった。 その徹底ぶりに脱帽! |
子供たちは英語のできる子とカンボジアの言葉しかできない子供といる。小さい子は後者の方で私は英語で話しかけられてつい英語で答えたために英語が通じると理解されて前者の英語総攻撃にあった。一方妹は英語はできるけれど買ってくれといわれるのを避けるために一言も英語を話さず全く通じないふりをしていたので後者の小さい子供たちがついてまわった。英語ができるグループはもちろん買ってもらいたいけどそれと同じくらい自分の英語を試したいという感じがした。後者は半分遊びのようす。一番小さい子は全く意味を理解できていないようでただ売り物を持って、私たちにそこら辺に生えている草を摘んではくれ、また摘んではくれと、最後には草の束になるくらいになった(上の写真をご参照のこと)
結局彼女たちのために1ドルくらい費やして何かを買ってあげてもいいかなと思えてきた。彼女たちの売るものが生産コストや現地の物価を考えてみて1ドルに相当するとは思えなかったけれど、私達先進国の生活水準の人にとっては1ドル、百円ちょっとのお金を子供たちにただであげても痛くもかゆくもないものだった。チップの習慣のある国の人にとっては1ドル2ドルというのはチップの一部として普通に渡すものかもしれない。もしここの子供たちをラブリーだと思ったら一人1ドルくらいあげてしまっても普通なのかもしれない。残念ながら私にはそういうチップの習慣がないから商品の代価として1ドル払うだけだったが。しかも最初はポストカード1セットが1ドルだったのがこのブレスレット10個セットで1ドルでいいか?ときいたら即答でOKだったのでそれで買うことにした。即答ということは本当に生産コストは少ないのだろうねぇ。面白いことに商品をもらって1ドルを渡した瞬間に私の周りにしつこいほどまとわりついてきた子供たちはあっちへいってしまった。もう用なしということかしら・・・とちょっと悲しくなった。その後は韓国人観光客のボートが到着したので彼らに「買って〜、買って〜」攻撃をしていた。しかし彼らは全く無視で目すら合わせていなかった。
↑部分的に残っている回廊 | ↑大きな石がころがっている。 以前回廊だった部分だろうか |
↑水辺ではピクニックをしている? | ↑簡単な小屋みたいなのもあった |
↑結局10個セットで購入したブレスレット |
■ボートで戻る
観光も買い物も一通りおわりボートに戻る。運転手の将来いけメンボーイは待っていてすぐに船をだした。彼は何も話しかけてこない。まあ彼の仕事は運転なのだから彼は仕事熱心なのかもしれない?いやいやまだ子供だからきっと私たちが彼らの言葉を理解するなら話をしてきたりするのかもしれない。最後にちょっとだけチップを入れて(現地の通貨で本当にちょっとだけだけど)運転手に渡した。特に笑顔もなくセンキューと一言彼はいった。船を降りて一緒に記念写真を撮ってもらった。彼は若すぎて自分が外国人の年増女たちにモテテいるということをまだ理解していないんだろうねぇ。それとも同年代でかわいい女の子でもいるのかな(笑)
↑絶対かっこいい男の子になると思われる運転手 | ↑降りた所にいた女の子。ひきこまれそうな強い 目の持ち主で思わず写真撮ってしまった。 水浴びを終えたとこかな? |
↑坂道なので大勢のせたままでは進まないようだ | ↑さわやかな笑顔のトゥクトゥク運転手ドルさん |
↑トゥクトゥクがここで駐輪して待っている ドルさんもここで待っていた |
↑川のそばで、親子??? |
■プノン・バケンへ向かう
さて濃厚な西バレイ観光を終えて次は夕日をみにプノン・バケンへ向かった。プノン・バケンからみる夕日は有名だということだ。それまではまたトゥクトゥクでカンボジアの車窓を楽しむ。
↑水牛発見 | PEPSIの看板をみるとなぜか落ち着く。コカコーラや ペプシなどは世界中でみられるんだなぁ |
↑なぜかがれきの山の上で休憩している人たち | ↑数少ないロータリー、このあたりは空港の近くで 道がしっかりしている |
↑政治関係の看板だろうか | ↑ふつうの小屋にパトカー、もしや派出所? |
↑うつくしい田んぼもある | ↑通行は車やバイクばかりじゃありません 水牛等の軍団 |
↑アンコール・ワット付近にあるバルーン のることもできる |
■プノン・バケンに登る
プノン・バケンはプノン・バケン山といって急勾配な参道がある。しかしその参道を登った先の遺跡からは360度のパノラマの景色が広がり、そこからの夕日の眺めは有名だということだ。昨日のリッツィー運転手も最初夕日を見る場所としてこのプノン・バケンをあげていた。ガイドブックによるとプノン・バケン山はプノン・クロム山、プノン・ボック山とともにアンコール三聖山と呼ばれているそう。寺院の造形的にはインドネシア・ジャワ島のボロブドゥール遺跡と似ているということだ。
入口でドルさんのトゥクトゥクを降りてバケン山へ登る。
■プノン・バケンで夕日鑑賞
↑牛の像が見守る中階段をのぼっていく | ↑ここでも象にのって登れるらしい |
↑上からみるシェムリアップ。田園風景が広がる | ↑遺跡の跡のような石像があちことにある |
↑ここが頂上のようだ | ↑ぞばに綺麗なお花がさいていた |
↑仏像があるようだが頭がない | ↑左の森の中にひっそりとたっているのがアンコールワット |
↑だんだんと日が暮れてきた | ↑夕日が有名なだけあってすばらしい |
この日暮れの時間に一番有名な場所というだけあって観光客がいっぱいだった。もうすでに陣取りしてあって座ってかつ夕日が眺められそうなところは場所がなかった。日本人客もたくさんいた。暑い、いつになっても暑い。しかし夕日は見たい。ということでがんばって鑑賞してきた。感想はやはり綺麗だった。夕日と遺跡とのコントラスト。明るい時にはシェムリアップの田園風景も森に囲まれているようにみえるアンコールワットもみえるし(ここからのアングルはよく日本の雑誌とかにものっているように思う)、それに私は高いところからあたりを眺めるのが好きなので楽しかった。
夕日を見終わったら真っ暗にならないうちに下山した。日本のように街灯があるわけではないので日が暮れたら何もみえなくなる。まっ暗闇のアンコール遺跡に二人取り残されるのは勘弁してほしかった。ヘルプを求めたら助けに来てもらえる人もいないし、大体公衆電話とか暗くて探せなかったらどうするの?
入口まで降りてきたときはまだ明るかった。がしかしトイレにいって出てきたときには真っ暗だった。あれほどたくさんいた観光客とそれを待つトゥクトゥクの軍団はもうこのあたりにはいなかった。暗い、怖い、しかしドルさんがいる場所までもどらなきゃ!真っ暗になったらドルさんだけが私たちを安全な場所(ホテル)へと連れ戻してくれる唯一の頼りだ!暗くてよくみえないながらも入口だと思われる場所に戻る。ドルさんがいた!よかった!これで今日は安心して寝床につけるよ〜、助かった。夕方のアンコール遺跡の観光は気をつけなければならないと強く思った。
■夜のシェムリアップへ
さっきの夕暮れを過ぎると真っ暗なアンコール遺跡とはうってかわって今度は夜でも明るい場所へといってみた。特に何をする予定はなかったのだけどいってみたらおしゃれなお店も並んでいるしシェムリアップにもちゃんとこういう場所があるんだと安心した。同時に第一日にここにたどり着いていたら第一印象というものがもっともっとよくなっていたかもなぁと思った(笑)
↑チコ、夜の街へ足を踏み入れる | ↑おしゃれなお店もいっぱい |
↑移動式屋台で売っているものは? | ↑こうもり干しだった! これはどういう味なのだろう?? |
↑お店のインテリアもいけている | ↑ここではトゥクトゥクもおしゃれな洋風仕様 |
■ホテルへ帰りおやすみ
今日は遅くなったのでいつものかき氷屋さんにはいかなかった。なんか昨日あった日本語を話すカンボジアの人につかまって長話をする体力・気力がなくなっていたというのもある。明日も一日観光だし早く寝て明日また夜食べに行こう!
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