“和華蘭”長崎市内と軍艦島の旅 2日目

1日目 孔子廟、大浦天主堂、グラバー園、ちゃんぽん、新地中華街
2日目 軍艦島周遊、眼鏡橋、崇福寺、唐人屋敷跡、卓袱料理、夜景
3日目 出島、ミルクセーキ、長崎皿うどん

◆朝食@ホテル

 朝食のついていないプランだったけど、調べてみるとホテル近辺で特に食事処がある感じではなかったのでホテルで朝食をとることに。ビュッフェは一人2500円。ちょっと高いかなと思ったけれどホテルなので仕方ないね〜てことで母と二人でビュッフェ。
 ビュッフェの内容はとてもよかった。眺めもよかったし。だけど後でチェックアウトの時に気がついたけれど、朝食の前売り券を購入すると2000円程度/一人になるというのがあったのだ!チェックインの時に案内もされなかったし、レストランで部屋代と別に支払うといった時にも案内してくれなかった。宿泊しているのにそれはちょっと不親切じゃないかと思った。

↑ビュッフェ形式のレストラン
↑レストランからの眺め

◆軍艦島周遊クルーズ

朝食を食べたら、今回のメインイベント軍艦島クルーズへ。

前もって、台風の影響により桟橋が壊れたため上陸はできず周遊ツアーになると連絡があった。その時はかなりがっかりしたものだけれど、行って説明を受けてみると周遊ツアーにもその良さがあって、上陸ツアーではよくみられない場所が周遊することによりよくみられるといわれた。せっかく来たのだから楽しみたいと思った。

↑「大浦海外通り」駅
↑豪華客船も寄港していた ↑軍艦島コンシェルジュで売られていたグッズ
↑これが今回周遊ツアーで乗る「マーキュリー」
↑軍艦島コンシェルジュの人達がお見送りをしてくれる
↑NO.3 DOCK
↑島の教会 ↑窓からみえる旗が激しく揺れている
↑さっきとは違う島の教会
↑橋が開通して車でいけるリゾートが売りになっている「伊王島」
↑ここからが軍艦島の写真
↑手前の手すりがついているのが上陸に必要不可欠な桟橋。
 手すりの部分が群やっと曲がっているのがみえるだろうか?
↑拡大写真。台風の影響でこんなになってしまったらしい。
 このため上陸不可能となった。
↑上の方の建物
↑貯水槽
↑護岸で釣りをする人達
↑手前の大きな窓の建物が端島小中学校。
 窓を大きくして明るくしたいという意図で大きな窓にしたそうだ
↑左が端島小中学校。隣は社宅。右は病院
↑手前の低い建物が病院
↑写真をパチリ
↑病院の看護婦さんの安全のために彼女たち用の住居があったらしい
↑フェリーの二階から軍艦島を眺める。二階は暑かった。
↑護岸で釣りをしている人達
↑釣りをしている人がいる
↑こちら側は住居用の建物が続く
↑釣り人のもののようだ
↑住居。こちら側は反対の炭鉱のある側より、台風や高波の影響が大きかったが
住居はこちらに建設された。それは炭鉱の方が重要視されていたからだそう。
↑沢山の住人が入れるように、そして台風が来るため高層のコンクリート造り
↑この辺りは損傷が激しいようだ
↑軍艦島。存在感のある島だ。
↑次回はぜひ上陸して見学してみたい。
↑大きな台風が来るたびに軍艦島は今でも破壊されていっているらしい。
↑ヘリコプター発見

 軍艦島ツアーは大満足だった。上陸できないにしても軍艦島まで行く間に他の島々の様子みられ、それに世界遺産候補「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」に含まれているいくつかのスポットを見られることができるのだ。
 今回は「軍艦島コンシェルジュ」というツアーを利用したけれどガイドさんはとても親切にそれらの遺産についても説明してくれた。安全確保のために乗り組んでいるスタッフも長崎が大好きな人達のようだった。若い女の子は長崎が大好きで単身で千葉から移住してきたそうだ。
 それらの軍艦島以外のスポットは三菱の工場の所有物が多かったように記憶しているが、もし世界遺産となった暁には、現在も稼働している世界遺産となるそうだ。ドックや今イタリアから発注を受けて作っている最中の豪華客船もみえた。どれも規模がとても大きかった。そういうものを見る機会がないので、女子の私もなんだかわくわくした。

 肝心の軍艦島の方も、結構近くまでフェリーでよったり、遠くから眺めてみたり、ガイドさんの説明をききながら眺める軍艦島はとても興味深かった。それほど大きくないこの島に一時は5000人を超える人が住み、それは当時の東京の人口密度よりも高かったらしい。当時の人々の暮らしはよかったらしい。だけど緑の少ない場所なので小学校に緑色を使って子供たちにできるだけ緑に触れられるようにしたかったそうだ。他の島が、普通の島らしい格好をしているのに突如現れたコンクリートの島。これは廃墟マニアでなくても圧倒されるのではないだろうか。

 しかし漁民さんが護岸で釣りをしていたのにはびっくりしたなぁ。乗組員の人が言っていたけれど地元の人にしてみたらこの島に(観光地として)価値を認められることがあるなんて思えなかったらしい。漁民さんは護岸で釣りをしているらしいが、この護岸の管轄と島の管轄が違うらしい。いずれはそういう釣りもできなくなるらしいけれど、今のところは護岸で釣りが可能らしい。

 帰りの時間にはB'zのプロモーションビデオが流された。軍艦島でロケをしたらしい。上陸できない私たちにしてみると、なんとも羨ましい限りだ。

◆昼食(おじや@一二三亭)

 ガイドブックで目をつけておいた、おじやのお店へ行った。ここのおじやは変わっていて、美味しいらしいのだ。電停と歩きでお店まで行く。

↑おじや。説明が難しいけれど汁が分離していない ↑セットについている唐揚げ。
 カラッと揚がっていて美味しかった
↑漬物。 ↑お店の中。
郷土料理も味わえるということで握っていた。

◆眼鏡橋、袋橋

↑眼鏡橋発見
↑袋橋から眼鏡橋がみえる ↑となりが「魚市橋」みたいだね。
↑中島川石橋群
この辺りは沢山の橋があるようだ。そして向こう側には沢山のお寺。
↑大きな鯉が泳いでいた。
↑双円のアーチ ↑袋橋の下
↑この石垣、丸い石ばっかりで面白い。
↑ここで写真を撮っている人がいた。ハートの石があるんです!
↑風情があっていいねぇ。

◆チリンチリンアイス@眼鏡橋

↑発見すると、買いたくなるよね(笑) ↑味は二種類ある。さっぱりしている方を注文
↑すごく綺麗な薔薇のようになる ↑立体的でもあり、芸術的。

◆崇福寺

長崎の唐寺が見に行きたい、ということで「崇福寺」に行った。

  聖壽山崇福寺は、黄檗宗(おうばくしゅう)の寺院で、興福寺・福済寺とともに「長崎三福寺」に数えられる。
長崎唐寺は、キリスト教禁令下において中国の人たちは仏教徒であることを示すために出身地別に長崎唐寺を建立したともいわれる。
 崇福寺は、寛永6年(1629)、福州地方出身の長崎在住唐人が中心となって、唐僧・超然(ちょうねん)禅師を招き創建した黄檗宗寺院で、福州出身者で建立されたことから「福州寺」とも呼ばれていたそう。

↑山門 国指定重要文化財 ↑「聖壽山」の扁額は隠元禅師の筆といわれる。
↑第一峰門 国宝
↑青い蝙蝠と牡丹の花がついている第一峰門の扉 ↑蝙蝠のアップ。こんな蝙蝠なら怖くないね。
↑お店も中国の寺院のお店みたい
↑護法堂 国指定重要文化財
↑本堂 崇福寺大雄宝殿
↑大釜
↑魚板 木魚の原型だそう。
↑丸いテーブルと椅子セット
↑こちらは木のテーブルと椅子
↑「擬宝珠付き垂花柱」
これが大雄宝殿の特徴らしい。
↑蔵かな。こちらも日本のお寺とは全然違う装い

◆唐人屋敷跡へ

↑熱烈歓迎 唐人屋敷跡、と書かれている看板。
後ろの黒ずんだ建物が唐人屋敷跡でないことを祈った(笑)
↑この日は閉まっているようだったけれど、
普段は開いているのかな?
↑すごく奥まで続いている。 ↑こういうの中国大陸でよくみたけれど、関連性あり?
↑エリア内にあったトイレ「厠所」と書かれている

◆土神堂(唐人屋敷跡)

↑最初に「土神堂」をみた ↑小さな橋がある
↑こじんまりとした感じ。

◆天后堂(唐人屋敷跡)

↑次に「天后堂」へ
↑ちびまるこちゃんの入れ物に
↑この丸い形、洋風にも見えるよね

◆観音堂(唐人屋敷跡)

その次は観音堂へ。

↑観音堂 ↑ちゃんと瓦屋根もついてます
↑中華なんだけど、こういう模様は大陸ではみたことないな

◆福建会館

最後に福建会館へ。

↑最初通りかかったとき。
「福建会館」の文字がかすかにみえた。
↑屋根の上にミニ五重塔のようなものが。 ↑孫文の像
↑五重塔らしきもののアップ

◆茶館@中華街

 中国茶を習っているということもあって、中華街にある中国茶館でお茶することにした。

↑私は飲んだことのないのを頼みたかったので白茶の「白豪銀針」を頼む。
 欧州でもシルバーニードルという名で知られ、白茶の中でも価値が高いらしい
↑白豪銀針。美味しかった
↑お茶請。えぴせん、パナナチップ、干し梅、ひまわりの種、焼き菓子 ↑サービスでいれてくれた鉄観音。
↑店内にはチャイナ服と試着室も・・・販売しているのかな? ↑茶器の販売
↑この蓋碗セットがすごく素敵だった。買おうかと少し迷った。 ↑お茶も各種販売している

◆にっしょうかん別邸 紅葉亭

 今日のお宿に移動。宿までは駅から送迎がでている。予約は必要ないので便利。送迎に乗って思った。一部激しい山道もあるので自分で来るのは怖いかも(笑)

↑すごい坂道を登ってやっと到着。
↑赤い休憩所みたいなものがお出迎え ↑いらっしゃいました〜
↑赤いランタン。ランタン祭りにも来てみたいな ↑落ち着いた雰囲気のロビー この奥に大浴場がある。
↑1階の廊下 ↑お庭もあった
↑二階の廊下。緑色の壁が珍しい
↑今日宿泊の部屋はどんなかな? ↑二人には広いくらいのお部屋。
 調度品も立派なものがそろっている。
↑掛け軸の前には中華なお壺? ↑窓辺のエリア ここから綺麗な景色がみえる
↑大きな屏風 ↑ぶれているけれどお部屋の様子
↑洗面所。 温泉があるので使わなかったけれど、
立派な内風呂もついていた。大浴場は2つあった。

◆卓袱料理@旅館

 料理は卓袱料理か懐石料理か選べたのだけれど、せっかく長崎に来ているので卓袱料理にした。

↑お皿も和華蘭なかんじで特徴的 ↑乾杯の前にお吸い物を飲む。
これは悪酔い防止にお汁でまずは体をあたためるそうだ
↑お椀の鯛にはヒレがささっている。
「お鰭をどうぞ」と言われてからいただくそう。
↑その次に食前酒で乾杯。
↑あかはた、ひらすのお造り。これが二人前。
↑綺麗なのがきた〜と思ったらエビ抜きで頼んでいたのにえびが入っていた。
手違いだったみたい。
↑正しくはこれだったらしい。
 くじらベーコン、はも、サラダ、角煮、鴨肉、お豆
↑朴葉に包まれたお魚料理 ↑中身を開いてみると・・・
レモンを敷lき、蓮子鯛をのせて朴葉味噌をのせてある
↑ご飯はあさりご飯だった ↑天ぷら盛り合わせ
 きす、ししとう、蟹
↑柴漬けが散らばっているように見える漬物
↑デザート

◆夜景

 次は長崎の夜景を楽しもう。

↑段々と薄暗くなってきた。
↑夜景になってきた。

1日目に戻る     3日目に続く

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