憧れの南仏コートダジュール 女一人旅 7日目
■花市へ
先日は骨董市に行ったけれど花市はまだ行っていなかったので最終日に行ってみる。
きれいなお花がたくさんだった。花の種類は大体同じではあるけれど、こちらではつぼみが大きく、一つ一つのお花を束にして陳列しているのがスタンダードに思えた。
日本でもそうなのかなぁ、日本のお花屋さんはちょっと違うような気がする。
↑ガーベラ。 | ↑花がメインだなって思うレパートリー。 | |
↑まだ開いていないつぼみだけれど大きな花を咲かせそう。 | ↑大きな実のなっている実物の鉢もあった。 | |
↑すずらん。すずらんはフランスでとても大切なお花みたいだね。 | ↑繊細な色合いのカーネーション。 | |
↑こんな鮮やか一色の花束ももらってみたいなぁ・・・。 | ↑淡い色合いが女性に好かれそう。 | |
↑プチトマトやハーブもあるようだった。 | ↑紫色が美しい。 | |
↑植物のアート。 | ↑さまざまな形のフレーム。 | |
↑すでにセットされた花束もたくさんあった。ユリが存在感あるね。 |
■食べ物
花市だけれどお花以外にも食べ物など、こちらの陳列もお花に負けていない。アーティスティックだよね。やはり何事もセンスなんだと思う。
↑ベリーの売り場。イチゴ、ブルーベリー、ラズベリーなど。 | ↑白いアスパラガス。まるで生えているかのようなディスプレイ。 | |
↑いちご。下に敷いてある葉っぱが本当に上手。 | ↑熟れてておいしそう! | |
↑アーティチョークかな。どんな料理にするのだろう。 | ↑こういうタイプのサラミ?は日本ではあまり買えないよね。 | |
↑これは塩のお店。いろんなのがあった。 | ↑こちらもお肉類のお店。こんな冷蔵庫を出しているお店もあった。 | |
↑こちらはかわいいお菓子。 | ↑じゃがいも。 | |
↑野菜類。 | ↑ジャムやオイルなど瓶詰めの商品。 | |
↑乾物。 |
私はドライトマトを購入。ドライなら日持ちもするし、試食させてもらったものがおいしかったので買ってみた。
■おみやげ、雑貨他
観光客がたくさん来る場所なのでお土産グッズもかなりある。
↑お土産用のラベンダー香り袋とソープセット。 | ↑ラベンダー。中にラベンダーの入ったぬいぐるみもあった。 | |
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↑山積みの香り袋。 | ↑木のグッズなどの雑貨。 |
私はポプリの香り袋などを購入。
■その他
↑自転車。売り物ではなさそうね(笑) | ↑ピントがあっていないけど。 | |
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↑派手な広告のトラックで背景に負けてしまっているけれど、 絵画も売られていた。 |
↑カフェがいくつもあるので、休憩しながら買い物もできる。 |
■ニースのビーチ
ニースで名残惜しいのは、青いビーチだよね。海に入らなかったとしてもこのビーチはいるだけで癒し。
↑市場のある場所から道路を隔ててすぐにビーチ。 この場所もアーティスティックですな。 |
↑ビーチはどんな年代の人も楽しめる場所みたいだね。 | |
↑大胆にトップレスで着替える女性。 | ↑海に入り楽しむ人びと。 | |
↑浜辺で日光浴、のんびりする人たち。 | ↑グループで集まっているようだった。 | |
↑青い海 | ↑ニースの町並みも似合っている。 | |
↑自動補正してみた。 | ||
↑砂浜じゃないけれど、そんなの関係ない。 サンダルに砂が入らなくていいもんね。 |
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↑ビーチを歩くだけでも気持ちよい。 | ||
↑押し寄せる波。浸かりたくなるね! | ||
↑高級リゾートでなくても、この海を眺められる眺望なら最高だろう。 | ↑有料の場所もあるようだ。 | |
↑暑苦しくない南国。快適! | ↑閉じられたパラソルが並ぶ。 | |
↑いつも明るいプロムナード・デ・ザングレ。 | ↑ビーチを背に読書もいいね。 | |
↑売店スポットの屋根に注目。 このあたりをウォーキングするのはとても気持ちがいいだろう。 |
↑緻密にかかれているので本当に存在しているみたいだけど窓の絵 |
■ホテルにもどりチェックアウト
さて、名残惜しいがニースでの観光は終えて、帰国に向けて出発しよう。
ホテルのレセプションは、ウクライナ語のできるウクライナ人(だと思う)の男性。何度も顔を合わしているけれど愛想がない。まじめにお仕事に励むタイプかな、すばらしいことだけど、せっかく小さな規模のホテルに泊まっているので少しくらい交流したかったものだ。
駅まで歩いて行く。
■駅へ移動
駅到着。駅前の空港行きバスをしばし待つ。私以外にも大きなスーツケースを持っている男性がいるのでここで間違いないようだ。
しばらく待つ。なかなかバスは来ない。
すると、ある初老の男性が空港行きバスはストライキで来ないんだ。別のバスに乗ったら空港までいけるということを地元の人が教えてくれた。ということを私とあともう一人スーツケースの若い男性に教えてくれた。
またストライキ!どうしてこう空港行きという観光客に大打撃になるような路線がストライキになるのか。行きも帰りもストライキなんてその路線存在していないも同然じゃないか!
かなり怒りを覚えたけれどそれよりも空港にちゃんとたどり着けるのかそのことが心配だった。
ホテルでレセプションの人に、空港行くのでタクシーを手配してくれ、と頼んでいる西洋人男性をみたとき、なんでタクシーなんか乗らなくても駅からバス出ているのに?って思ったものだ。しかし彼の選択はとっても正しいということを後で本当に思い知ることととなる。
不安だったがとりあえず、空港に行く人が私以外に初老の男性と若い男性がいて、初老の男性はその後お構いなしだったけれど、若い男性の方は私がフランス語が全くわからないこともあり多少気にしてくれているようで、なんとなく一緒にバスで空港まで行くようになった。
■バス乗り換え
一つ目のバスを降りて、次の空港行きのバスを待つ。
初老の男性は、若い男性とばかり話して、私には一切話しかけてこない。最初は私が空港行く人だと思って親切に声かけてくれたのだけれど、その後もっと英語の通じる西洋人若い男性をみつけてからは彼を相手にずっと話しかけている。
私は隣にいるので内容は聞こえてくる。彼はノルウェーの人で妻がフランス人で医師をしている。ノルウェーで会社の社長をしているらしく、息子も弁護士かなにか。My
wife is a doctor. My son is a lawyer.とか何度も言うもんだから自慢しているように聞こえる。
若い男性は本当にかんじのよい人で、彼を持ち上げて、どのような仕事をしているのですか?とかいろいろ質問して、彼にたくさん話をさせている。すごいな。彼も気持ちよく、話ができて喜んでいるように思える。
私も、彼ほどではないが、ちゃんと会話できるのになぁ。話し相手としては不足なのだろうか???
しかし、かなり待ったけれどバスが来ない。不安になるけれど若い男性の飛行機は私のより40分か50分くらい後なだけのようなので、まだ大丈夫かなと思う。
やっとバス到着。これに乗ると空港まで着くらしい。
■空港到着
情報は間違っていなくて、確かにバスは空港のほうへ向かっていた。ただ、空港行きの特別バスではなくて普通の路線バスなのでバス停での乗り降りがある。そのためすごく時間がかかった。かなり早めに出てきたのだけれど時間が本当に気になってきた。
途中で降りたほうがいいのだろうか?何度も考えたけれど、初老の人と若い人はのんびりしている。そして途中で乗ってきた若い人たちも空港に行くみたいでなんとなく不安感は払拭されていった。
かなりのんびりとして、やっと空港到着。しかしこのターミナルは私が出発するターミナルとは違うのでバスにのってさらに移動。
時間が惜しい、大丈夫なのか?!
ターミナル到着!急いでカウンターへ。
マダムあなたの飛行機への搭乗は締め切りました。もう15分前です。
そこをなんとか!!
(っていう英語はなんていうのかわからないけれど)
えー!バスがストライキでやっと到着したの!飛行機に乗りたいんです。でないと今日の夜の飛行機で日本に帰れないんです!
エールフランスの係員さんは、ブリジットジョーンズみたいでかんじはよかった。
あなたのためにできることはないか探してみます、っていうような態度だったのだけれど、飛行機には乗れないと。
涙涙涙
なんで・・・
ストライキ馬鹿やろう!
しかし、そんなことばかり言っていられない。
今夜の飛行機に乗るために、チケットをいますぐ手配しなければならない。
乗れるはずだったチケットは変更返金不可のため紙くずになり、そしてエールフランスの次の便を調べてもらったけれど空席なしだって。
easyjetという航空会社が安いから、そちらに席があるかきいてみたら?とすすめられた。
easyjetのカウンターに行ってみる。
時間がいいのがなかった。全然今夜の便に間に合わない。
だめだ・・・
再び、エールフランスカウンターに戻る。
パリ行き、シャルルドゴール空港はないけど、オルセーならあるって。それにするか?と。
もうそれしかないよ。悲しいけど、オルセーからはバスで移動してください。
エールフランスのバスがあるから、もしかしたら無料バスチケットを手配できるかも。でもここではわかりません。
余計な移動ができた。
しかし幸い、ニース発の飛行機をもともと早い時間にしていたので、パリの夜発の飛行機までの時間に余裕があった。
これがぎりぎりのにしていたら、日本の便も間に合わないし大パニックに陥っていただろう。
はあー、こういうスケジューリングは危険がいっぱいなんだなぁと改めて思う。
オルセー行きを購入。
2万円ほどの追加出費。
■ラウンジ@ニース コート・ダジュール空港
いろいろ思うことはあるけれど、この場所で今楽しめることはと言えば、ラウンジを利用することだった。ニースの空港にはプライオリティーパスで使用できるラウンジがあるのでそこに入る。
広々でお客さんが少なくてとてもよかった。食べ物もかなり充実している。係員の笑顔もよい。しばしここで楽しむ。
↑結構本格的なサンドウィッチに、チーズ。そして袋入りのはクレープ。 |
■オルセー空港
全く予定していなかったオルセー空港。本当ならパリに近いオルセーに着陸できるってことはわくわくすることなんだろうけれど、今の私には何も楽しくなかった。次の予定が詰まっている。次はバスチケットを手配してバスにのりシャルルドゴールへ移動。
エールフランスのカウンターをみつけて、バスチケットを無料でもらえないかどうか交渉してみたが、帰国のチケットがエールフランスではなくて中国東方航空なのでだめだった。全然交渉の余地もないかんじ。なら最初にニースで期待もたせるようなこと言われないほうがよかった。
チケット購入して、バス乗り場で待つ。さすがに大きな空港なので乗り場はすぐにわかった。案内の人もいる。ただ来るまで少し時間がかかったのでちょっと心配になった。
無事乗車。ああ、遠かったシャルルドゴールがだんだんと近づいている?
と思ったのだけれど、パリでは大渋滞。街中は走行していないと思うけれどかなりゆっくりになって、またまたなきそうになる。
間に合わないとかないよね?しかしバスを降りても渋滞しているのでどうしようもないし、ただ待つしかない。
気持ちはとても焦る。
■シャルルドゴール到着
やっとの思いでシャルルドゴール到着。本当に長かった。なんなのこれ、どんな罰ですか?って思うくらい。
ここで再度荷物を整理して、チェックイン。シャルルドゴール空港は大きくて、そしてプライオリティーパスが使えるラウンジはないので、普通の椅子で待つ。日本語のアナウンスなどがきこえてきて、ああいいな、日系の航空会社でパリから日本に帰るのは・・・はなんて思う。私は上海経由なので、日本って感じがあまりしないな。
↑おやつに。 |
■帰路
パリからは上海経由、そして上海から地元の空港に無事移動することができた。
パリから上海までの席はとなりが女性でずっと寝ている人だったので静かでよかった。
最初席を間違えていた関係でちょっと会話した女性と、上海に着陸してからトランジットカウンターまでいくまで一緒だったのでちょっと話しかけてみた。
パリに住んでいるのですか?って
すると、そうだって。上海のフランスの会社で働いていたけれど、そこでフランス人の男性と出会って結婚して、2年前からパリで暮らすようになったそうだ。
機内ではフランス語で隣の人とずっとお話しているようだったので、フランス語はどこで勉強したの?って聞いたら、フランスに行く前に勉強して、今でも毎日間違ってばかりだけど、フランスでは外国人だからフランス人も許してくれる、って言っていた。
しっかりしているけれど、フレンドリーな女性だったので、近くに住んでいるならばお友達になれたのになって思った。
上海には里帰りだそうだ。旦那さんとは一緒でなくて今回は彼女だけ帰るみたい。
家は上海みたいだからいいけれど、遠い地に住んでいる人ならこれからトランジットだったり大変だろうなぁと思った。
私はいつも田舎に住んでいることに不満を感じるけれど、実家が近いところに住むということのよい面もあるなぁと改めて思った。
今回の旅、楽しかったけど、移動などいろいろ問題があった。
今度はこんなことがないように、しっかり準備して一人旅をしたいなと思った。
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