マレーシア ペナン島 女一人旅 2日目  前半

■起床

 昨日は遅く到着だったので観光はまったくできず実質今日からペナン観光のはじまりだ。安さでホテルを予約したので朝食はついていないプランだった。まあジョージタウンの便利な場所に位置するホテルなので食べる場所は周りにたくさんあるそうだ。だから外にでて朝食をたべるつもりでいた。

←ジョージタウンのランドマーク「コムタ」
トレーダーズホテルはコムタのすぐ隣なので
道に迷ってもコムタを目指して帰れば大丈夫

コムタはバスターミナルにもなっているので
バスの利用にもとても便利!

ツーリスト用無料バスのバス停もある

■朝食をもとめて

 といっても着いたばかりでどちらの方向にいけばどこにつくのかもよくわからなかった。地図はもっているけれど私は地図があまりよめない人。とりあえず位置関係をつかむためにもしばらくあるいてみる。すこし歩くと壁が薄いブルーのかわいらしい建物がみえてきた。そのブルーの建物は後ろに長くて住宅にもなっているようだ。中国っぽい飾り物もあるしペナンは本当に中華系の人が多いの場所なのだなぁと再認識する。

その近くにはセントラルホテルという大きな建物がみえた。規模は大きいけれど外から見る限りかなりボロボロ。こういうところには泊まりたくないなぁ。

↑空と同じような薄いブルーの建物 ↑中はどうなっているのだろう?
↑ポストもついていて住宅になっているようだ ↑セントラルホテル(中央大酒店)

■ペナン通りを歩く

 中国寺院の裏あたりにも外にテーブルがでていたので食事をすることができるようだったけれど少し奥まっているので勇気を出せず、大きな通りであるペナン通りを歩いてみることにした。

 しばらく歩くとビルマ通りとの交差点にぶつかる。ここは大きな歩道橋がかかっている。ペナン通りは車の通りが激しく歩行者が渡ることがかなり困難だ。だから歩道橋があるのだろう。他の通りでは中国と同じように人々は車の合間を縫って道を渡る。もちろん信号ありそれなりに順守されている。赤だけど車がきていなかったら渡るというのはよくある話。自動車は信号を守っているようだ。

↑大きな歩道橋 ↑歩道橋の上には寝ている子供と大人がいた
もう少し時間がたつとお金をせびる大人もここにいた
↑植木の上に洗濯物が干してあった ↑交差点にある建物
2階以上は使われていないようだった

歩いているとだんだんと人の通りも多くなってきた。道路脇のお店も増えてくる。Tシャツやサンダル、夏物の衣類を売るお店がめにつく。まあペナンには年末でも真夏のようにあついので長そでとか必要ないのだろう。

■チョウラスタ・マーケット

やがてマーケットのようなものが現れた。地球の○き方によるとこれが市民の台所「チョウラスタ・マーケット」のようだ。中に入ってみる。色鮮やかなフルーツのシロップ漬だろうか、それらしきものが沢山ある。このへんが東南アジアであるペナンと中国のマーケットの違いのように思う。あ、中国でも南の方には南国フルーツがふんだんにあるのでマーケットはまた違うかもしれない。

 マーケットは体育館のような大きな建物に入っている部分と外の部分とある。お肉や海鮮が並べてあるので建物の中は匂いがこもるかなと思ったけれどそれほどではなかった。むしろ中国の方が匂いはきついかもしれない。思ったより清潔感があったかなと思った。

↑これが色鮮やかなフルーツ、量り売りのようだ ↑マーケット建物の中
↑お肉を売っている場所、
左上にはマレーシアの国旗
↑マーケット建物の外
↑マーケット近くの路地 ↑マーケット近くっぽい場所?

■やっと食事

 近くに手頃なインドカレーのお店があったので入ってみた。ペナンにはインド系の人々が多く住んでいてインドカレーを出すお店はたくさんある。今の時間はタンドリーチキンはないと言われたのでチキンカレーとパンケーキを頼んだ。

 最初テーブルにはカレーがどっさりこぼれていてどうしたらこんなこぼし方できるのだろうと思った。しばらくしたら店員さんがテーブルをふいてくれた。チキンカレーはチキンが大きいままでてきて手で食べることをしない私にはかなり食べにくかった。フォークとスプーンしかなかったので、フォークとフォークでチキンを切りながら食べたらカレーがこぼれた。私の前にこぼした人のことをいえなくなった。私が悪戦苦闘しているのをみて「カット?」と店員さんがきいてくれたのでチキンをカットしてもらった。そしたら食べやすくなった。
 チキンカレーのお味はおいしかった。パンケーキといわれるものもナンとは違ってこれまたおいしい。しかしチキン、カレー、パンケーキと3種類しかないこの品物は量は多くないのだけれど日本人女子である私のお腹には重たく感じられた。そして少しだけ残してしまった。ごめんなさい。そして一緒にのみものスイートラッシーを頼んでそれもおいしかったのだけど写真に撮るのを忘れていたようだった。

 しっかり朝ごはん(ブランチ)を食べれた。お勘定をすると8.2RMだった。約220円くらい。安いね。10RM札をだしたらサンキューとかいって全部とられてしまった。そして私に給仕したらしきおじいちゃんにおつりが渡されてしまった。マレーシアにはチップの習慣はあまりないはずなのに当たり前のようにとられてしまって、え?って思ったけれどまあチップ分は100円もないのでまあいいかと思うことにした。おじいちゃんはそのおかねをもってどっかお店に消えていった。臨時おこずかいをもらってたばこでも買いに行くのだろうか?別れ際に英語で日本人かってきかれた。何も言わなくても日本人だってわかるんだね。

↑ビックサイズなチキンの入ったチキンカレー ↑これがパンケーキ、2枚ある

■ブルーマンションへ

 満腹になりまたまたペナン通りを進んでいく。ここまでくるとブルーマンション(チョンファッツィ・マンション)が近いことがわかったのでいってみることにした。地図のあまり読めない私は交差点にくるといちいち地図を確かめていた。するとレストラン前で準備をしていた中華系のお兄さんが「イエース、ブルーマンション、ディスウェイ!」と私に向かって叫んでくれた。やさしい人だなと感激した。

↑カールスバーグ等ビールの名前がかいて
あるので外国人用かと思う
↑こんな公司もあった
↑トライショーが駐輪してあった

 ブルーマンションへ到着したのが大体午前11時頃だった。入口にいくと係員がいるのだけど私をみても何も言わない。仕方ないのでこちらから話しかけるとクローズしている3時にきてくれ、といわれた。なんでもここは11時と3時にしか開かないということ。後でよくよく地球の○き方をみてみるとその時間のガイドツアーか宿泊しかできないと書いてあったのだけど行った時には知らなかったのでえーなんでぇーって思った。しかも11時になったばっかりだった。一人くらい入れてくれてもいいじゃんと思ったけれどそこからでてきたインド系の男性にも11時と3時しかあいていないよといわれて諦めることにした。

さてこれからどうしようかなとおもったら、さっきのインド系の人に話しかけれた。日本人?日本にいったことがあるとかなんとか、私はインド系の人を見分ける目はもっていないけれど清楚な身なりで英語の上手な人だと思った。ガイドをしていて今11時のツアーに自分のお客さんを連れてきたところだそうだ。自分は会社のガイドだから11時ぎりぎりでもツアーにいれてくれるけれど個人の場合だったら15分くらいはやめにやってきた方がいいよと教えてくれた。そして明日からどこを回るのかってきかれたのでとりあえずペナンヒルにいくつもりと答えたら、タクシーをハイヤーした方が効率よく回れるよと言われた。自分だったら80RMで4.5時間ハイヤーすることができるといってきた。特にそのつもりもなかったのでへえすごいねと適当に答えていた。だって一人だしめちゃくちゃつかれたらタクシーでもいいけどまだきたばっかりで小さな町ジョージタウンを歩いて回ろうとしているところだしなぁ。しかし彼がいうには歩くと時間がかかるし4、5時間あったら全部見て回れるとのこと。彼は歩いたりしないブルジョアジーなのかなぁと思いつつペナンの観光名所について少し話をしていたら彼のゲストがでてきたのでじゃやあねって別れた。

■次の目的地へ

そして3時にブルーマンションにもどってくる予定にしてそれまで違う観光地を回ることにした。コーンウォリス要塞にいくことにした。結構大きな通り沿いに歩いていく。その通り沿いには

↑地図によるとセント・ザビエル高校の一部では
ないかと思うのだが・・・
↑ペナン博物館 
白亜の建物と赤い花がとても似合う
↑セント・ジョージ教会 マレーシア、シンガポール
内で最も歴史ある英国国教会。
ペナンを代表する英国建築
↑地図によると裁判所?違うかも??

■コーンウォリス

 コーンウォリスらしきものが見えてきた。がしかし入口がどこかわからない。下手に動きまわって時間をロスしてまたブルーマンションに間に合わないというのも嫌だったのでとおりすがりのタクシー運ちゃんらしき人にきいてみた。今進んでいる道をずっと進んで裏の方に入口があるそうだ。

 交差点のところに綺麗な建物がみえてきた。時計台のようだ。このあたりは車が多くて道路を渡るのに苦労する。

↑かわいらしい素敵な時計台だと思う ↑西洋チックな建物に中国語がかいてあるのがペナンっぽい

 コーンウォリスの入口向ってあるいていると車のクラクションが聞こえた。ふとみてみるとさっきのインド系ガイドさんが車にのっていた。「コーンウォリスはすぐ先だよ、乗って行くかい?」と。めちゃくちゃ暑かったので車に乗せてもらうことにした。「本当に歩いてここまできたんだね、すごく暑そうだよ」と言われた。はい本当にあついですわい。歩くのは距離が問題なのではなくて暑さが問題のように思えてきた。ガイドさんも自分のお客さんをコーンウォリスに連れてきたところらしい。彼の言った通りコーンウォリスの入口は本当にすぐそこだったのですぐついた。あんまり遠くて長いドライブだったらお金払った方がいいのとか考えてしまうので近くてよかった。連絡先といって彼の携帯番号をくれた。特にいっていなかったけどタクシーのハイヤーを頼むなら電話したらよいのだろう。電話番号が携帯番号だったので私携帯もっていないとぽろっといってしまったのだけど、そしたら「公衆電話から直接かけてもつながるし、君のホテルの部屋番号を教えてくれたら自分からかけてもいい、どっちでもいいよ」と言われた。悪い人にはみえなかったけれど万が一トラブルに巻き込まれたらいやなので部屋番号は教えないで私がかけるわといって携帯番号もらっておいた。なにせ女一人旅だからね、いろんなことに気をつけなきゃ、と思った。

■コーンウォリス観光

 ここがペナン島での初めてのまともな観光となった。感想は大砲がいっぱいあるけれどなんか平和な場所に思えるということかな。チケットは3RM。

↑コーンウォリス入口 ↑囲いがしてあって穴があった。何だろう?
↑ワイルドホースがいるという看板だったが・・・ ↑チャペルとかいてあった
↑海の遠く彼方を狙って?
↑火薬庫の展示もあった

コーンウォリス
料金:3RM

■パンタイ通り

 コーンウォリス観光を終えてパンタイ通りを歩いてペナン・プラナカン・マンション方面へ歩いて行った。プラナカン・マンションは地球の○き方をみていってみたいと思っていたし、さっきのインド系ガイドさんもおすすめだといっていた。

↑スーツ姿のお姐さんたち、昼食にいくのかな? ↑このあたりに銀行がたくさんあった



2日目 後半へ続く

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