極東ロシア~浦塩・アムールに思いをはせて~女一人旅 5日目
1日目 地元空港→羽田空港→成田空港→ウラジオストク→市内へ(ウラジオストク泊) 2日目 ウラジオストク観光(中央市場、鷲の巣展望台、ブリヌイ) 夜ハバロフスク飛行機移動(ハバロフスク泊) 3日目 ハバロフスク観光(ウスペンスキー教会、アムール川遊覧船、中央市場、中央デーパート、アムールで食事(ハバロフスク泊) 4日目 ハバロフスク観光(スパソ・プレオブラジェンスキー大聖堂、ルースキーでランチ、ハバロフスク鉄道駅見学、極東美術館) 夜ウラジオストク飛行機移動(ウラジオストク泊) 5日目 ウラジオストク観光(要塞博物館、porto-frankoでランチ、アルセーニエフ記念沿海州総合博物館、グム百貨店、ぺリメニ夕食、ブリヌイ(ウラジオストク泊) 6日目 ウラジオストク駅からウラジオストク空港移動→成田空港→羽田空港→地元空港 |
■朝食
おはようございます。
今日も例外なく、腰が痛くて、ふくらはぎがパンパンになっている感じあり。
朝食は前日機内で配られたサンドウィッチ。
今までは紙ボックス入りだったのが、今回は透明パッケージ。
しかも日本語が書いてある。
国内線だったけれど、面白いね。
↑「どこからでも切れます」の文字。 | ↑こちらはもろサンドイッチと日本語が書かれている。 袋に余裕があるくらいスリムなサンドウィッチ。 |
出かけようと、ホステルの3階まで降りる。
昨日支払いをしていなかったので、そのことを念を押されるかと思ったけれど何も言われなかった。
というか、昨日とは違う若い女性で、若いもなにも少女のように見えるので不思議だった。
顔や背丈だけみると14,5歳に見える。
しかし胸周りは大人の感じ。
どういうことだろう?
とりあえず、今日はどこかで宿代の現金をATMでキャッシングしてから支払うことを忘れないようにしようと思って出発した。
■ビーチ
ウラジオストクは2日目にちょろっと観光しただけだったので、今日はまだ行っていないビーチの方へ歩いていく。
ガイドブックによると魚市場というのもあるようだ。
ウラジオストクの人は短い夏を楽しむために、ビーチにでかけるそうだ。
ウラジオストクのビーチはどんな感じかな?
↑日本で言うビーチとはかなり違うが、人々の憩いの場のように思う。 | ||
↑海に対面しながらおしゃべりというのもいいね。癒されそう。 | ↑人ではなくて、ワンちゃんが海水浴(?)していた。 | |
↑このわんちゃん、太く大きな木の棒がお気に入りのようで、 飼い主がそれを投げてわんちゃんがとりに行くのを何度もしていた。 |
↑おだやかで、海っぽくない感じもする。 | |
↑鳥と海。 | ↑昨日のアムール河との違いを述べよと言われても、 ぱっと見た感じは同じように見える。 |
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↑ちょっと海っぽい写真かな。 | ||
↑魚市場はないようだった。ここにも中国人観光客がたくさんきていた。 | ↑コーヒーパスというのをみつけた。結構大きなバス。 中でコーヒーを楽しめるのだろうね。塗装もナイス。 |
■要塞博物館
ビーチの後ろ、小高いところにあるのが要塞博物館。ここはウラジオストクの観光スポットの一つと言えるのではないかな。
ちょとした階段を上ると入り口があるのでそこでチケットを購入して入場。あとは各自でみてまわるスタイル。
すぐに戦車などが出てくる。
日本人の家族連れと一緒になった。
小学生の子供一人と夫婦。家族旅行に日本から移動が楽なウラジオストクを夏の家族旅行の旅行先として選んだのだろうね。
お父さんと子供は割りとテンション高めで戦車を見て待っている。
お母さんは、予想通り特に興味は無いけど一緒に来ているかんじだね。
まあ私も同じかな(笑)
戦車類の展示は外にあって、中にも展示がある。
そこは銃などの武器の展示だったり、戦争当時の写真だったり地図だったりが展示されていた。
歴史に疎いのでよくわからなかったのだけれど、歴史を知っているとこの博物館の内容はとても勉強になるのではないかと思った。
もちろん歴史をよくしらない状態で行っても、また言葉がよくわからなくても模型や写真があるのでそれらを見るだけでも学ぶものはあったと思う。
日本人家族は歩みが同じくらいなのでこの博物館内で何度も一緒になったけれど、父が興味があってこの博物館にきているようだった。
ロシア人の親子も結構来ていて、親が歴史の勉強として連れていているのかなぁと思った。
↑ちょっと高いところにあるので、向こうの景色もよくみえる。 | ↑観覧車と高層ビルが現代だね。 | |
↑外にはいろいろ戦車類。 | ||
↑ロシア人の家族連れの姿も。 | ↑ちょうちょがいた。 | |
i | ||
↑ちょうちょを眺めるロシア人の女性 | ↑ 私はよくわからないけれど一応撮影。 | |
↑この建物の屋根に上ることがでいる。 | ↑海。 | |
↑のぼってみた。 | ↑景色をみて楽しむ(写真は私ではない) | |
↑屋根に上って景色を楽しめるとは思っていなかったね。 | ↑ウラジオストクには高層ビルもぽつぽつあるのだけれど、 それらは何のビルなのかは確かめずに帰ってきてしまった。 |
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↑青いビルが現代だけれど、見方によると古い写真にも見えるかな? | ||
↑ここからは室内の展示の写真。地下に潜伏している様子の模型。 | ↑これはどのように攻めていった?という地図なのだろうか? | |
↑これも地下の施設の図。 | ↑地下施設での当時の様子を再現したミニチュア。 外を監視する人、デスクに資料を広げて執務中の司令官みたいなのも |
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↑出雲、と岩手の手書きの文字発見。 | ↑20世紀はじめの韓国人移民者の写真。 | |
↑読めないけど。 |
要塞博物館200ルーブル
■ウラジオストク街歩き
要塞博物館を見終えると、次はお昼をとるレストランの方へ歩いて移動した。
まだ通っていない道を歩いて、写真を撮る。
↑水族館。 | ||
↑なにやら、めぇめぇ聞こえるとおもったらヤギさんがいた。 | ↑水族館の後ろはアニマルパークのような感じだった。 | |
↑子供が喜びそうなところ。 | ↑こういういろんなのがごっちゃまぜになった建物もいいね。 | |
↑結構古いけどピンクでかわいらしい建物。 |
■教会
歩いていると教会に出くわした。ガイドブックの地図をみると確かに教会のマークがあるのだけれど、教会の名前は書いていない。
淡いピンクの壁と、金ぴかの屋根がかわいらしいフェミニンな感じがする外観だった。
ウスペンスキーは鮮やかなブルーなので対照的に思う。
こちらも中に入ってみた。
規模は大きくない。
↑ピンクの壁と金ぴか屋根が特徴の教会。 | ↑このピンクの色合いが好き。 | |
↑モザイク画かな。綺麗だった。 |
■街歩き
再び歩き続ける。
歩くのは初めての道なので、いろいろと面白い。
建物がモダンだったり、古かったり、そういうのが一緒にでてくるのが面白いところだなって思った。
↑クラシックとまでいかないけれど、ちょっと味のある感じ。 | ↑真っ赤で現代的な建物。 | |
↑建築中の建物。なんかうふっぺらい感じもするが、増築? | ↑噴水通りに戻り、2日目にデザートを食べたSVOY。 | |
↑噴水広場の噴水。今日は噴水がでていなかった。 | ↑帽子が壁に描かれていた。 |
■ランチ
ランチは老舗のポルト・フランコへ。
昔ながらの伝統的なロシア料理を提供してくれる数少ないお店の一つだとか。
ロケーションはとてもよく、地下だけれど入り口もわかりやすい。
早速入ってみる。
怖い人形がお出迎え。
お店の中は意外と小さかった。
老舗で歴史あるようなので、客席も多いのかなと勝手にイメージしていた。
鏡があって向こうにもテーブルがあるように見せていることに途中で気がつく。
なので実際はもっと狭いのだと思った。
今日は、夜にペリメニを食べる予定だったので、お昼はちょっとばかり軽めにしようと思った。
飲み物はロシアンハーバルティーにした。
スープはもう一度魚のスープに挑戦してみようと思ってウハーにした。
メインはまだ食べていないチキンキエフにした。
普段お肉料理はあまり食べないので、魚料理にしてもよかったのだけれど、旅行記などをみているとチキンキエフ頼んでいる人が多いので、
私も一応頼んでおこうかなと。
注文のとき、ちょっと少ないかなと思ったんだけれど、あとでデザートを頼むといってこれだけ注文した。
途中から韓国人が多くなってきた。
韓国人の自由旅行者のようで、私の目の前のテーブルには若い女性2人組、その横には子供が20代の家族旅行だった。
面白かったのが、韓国人はクリームパスタみたいなのを注文していたんだよね。2人組もファミリーも。彼らにとってはロシア料理ってクリームパスタなのだろうか?
それとも韓国語の口コミでクリームパスタが絶品みたいなのがあったのかな。
最後の方になって、隣のテーブルに小学校の子供連れの日本人家族がやってきた。
こちらも自由旅行っぽい。
向こうの方にロシア人ファミリーがみえたけれど、後はアジア人二人組みだとか、そんな感じ。
やっぱりツーリスティックなレストランなのだろうか。
ハーバルティーは大きめの入れ物に入ってでてきた。
味は悪くない。
次に魚のスープ登場。
綺麗に盛り付けられていて、スープも魚の脂がでていてみるからにおいしそうだ!
実際に味がしっかりしていておいしかった!
昨日の魚のスープが味が薄かったけれど、これはちゃんとした味付けになっている。
やっぱりお店によって大分異なるのだね。
ここの魚のスープはおいしい、しかし小さめ。
メインのチキンキエフ。
ナプキンがかわいらしくつけられていてかわいいチキンキエフになっていた。
お肉料理普段食べないし、こういう感じのは特に食べないのでよくわからなかった。
盛り付けが凝っていて、チーズをカリカリにしたような感じなのがお肉にしいてあった。
キエフは自分向けの料理ではなかったけれど、ロシア料理!が食べれてよかったかな。
↑入るとうなだれたお人形がお出迎え。怖いよ。 | ↑ 奥を右に行くとレストランの中。 | |
↑ロシアンハーバルティー | ↑お茶ジュースのメニュー、頼んだのは上から3つ目 | |
↑ウハー(魚のスープ)いくらのせパン付。 | ↑スープ、パスタのメニュー | |
↑かわいい飾りつきナプキンのついたチキンキエフ | ↑まるっこくてかわいい | |
↑こんな感じ。 | ↑温かいお肉料理のメニュー | |
↑サラダのメニュー | ↑前菜のメニュー | |
↑温かい魚料理 | ↑店内の様子。広いようだけれどそれほど広くない。 |
porto-franko 合計1170ルーブル
ロシアンハーブティー、200ルーブル
ウハー 470ルーブル
チキンキエフ 500ルーブル
■アルセーニエフ記念沿海州総合博物館
食後の観光はまずはじめに、アルセーニエフ記念沿海州総合博物館へ。
この博物館はモダンな外観で、一階がガラス張りになっている。
メインストリートの交差点のところにあるので、なんども通った道沿いだ。
中はいくつかのパートに分かれていて、
それぞれのテーマでまとめて展示がされている。
ありがたいことに日本語の説明書きの紙があったのでそれをみると展示の内容がおおまかにわかった。
あとで気がついたけれど、各テーマの展示のところに英語で説明があるのだけれど、それを日本語に訳したもののようだった。
だから展示についての大まかな意味がわかるということ。
日本人にはありがたい。
最初は古跡の発掘からはじまり、
陶器だったりと一つ一つのテーマ間には隔たりが感じられるものもあるけれど、
逆に言えば、さまざまな展示物がみられていいなと思った。
同じようなものが大量に並んでいると、
展示としての価値は高いかもしれないけれど、素人にとっては飽きてしまうだろう。
展示を一人でみていたところ、中国語を話す団体をみつけた。
ロシア語で説明する人がいて、それをもう一人のロシア人が中国語に訳している。
何人かが同じポロシャツをきているのだけれど、
近くにいってみると、台湾ロータリー倶楽部と書かれている。
おお、台湾から来ている人だ。
年齢は中高年かな。
しかし、熱心に説明をきいて、質問したりしているから、好学な人たちの集まりのように思えた。
あるおじさんは、ロシア語から中国語に通訳してくれるのを省いて、直接ロシア人に英語で質問を投げかけていて、英語で回答を得たらそれを自分で中国語に直して皆に聞かせていた。
リーダー的な人なのだろうか。
しかしここで初めて英語の流暢なロシア人見たような気がする。
ホテルの人たちも話せるけれど流暢って感じではなかったしね。
やはり、博物館で学芸員の仕事をしているような人は、外国語で説明をする機会があり、英語ができるということなのかな。
私は勇気をだして、台湾の人たちにちょっと話しかけてみた、台湾から来てるんですかって、中国語で。
そしたら日本語でかえって来た(笑)
おばちゃんとおじちゃんの日本語が上手だった。
ロータリークラブの交流活動の一環でウラジオストクにきているそうだ。
彼らは台中の人で、台中のロータリークラブに所属しているんだって。
ウラジオストクのロータリークラブから台中に交流に人が訪れて、今回は逆に訪れているとのこと。
この後はカムチャツカに行くとか。
日本にもロータリークラブの活動で交流があると。
いくつか日本の地名を言っていた。
私の地元の名前を出したら、知っているとおじさんが言ってびっくりだった。
もう何度も日本に来ているようだ。
日本語で話すことになるとは思っていなかったけれど、特におばちゃんはすごく感じがよくていい感じの人だった。
↑こちらはレーニン関連の展示。 | ↑ソ連時代の紙幣。 | |
↑こちらも。 | ↑説明はロシア語、英語、中国語と書かれている。 1947年発行のソ連のお金、額面10,25,50,100 |
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↑この方、なんで写真を撮ったかというと、次の写真をみてほしい | ↑お名前が、Ф.Ф.で絵文字みたいだったので。 | |
↑少数民族の衣装。 | ↑少数民族の人々の民族品など | |
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↑動物の表情がかわいい。 | ||
↑地図。いつの時代のはよくわからなかった。 | ||
↑天使たち。 | ↑左の像の説明書き。ANGELと書かれている。 | |
↑この展示はEleanor pray氏のLetters from vladivostok関連の展示。 | ↑Eleanor pray氏は夫とともに、英国から1894年にウラジオストクにやってきて、1930年まで36年間すごした。その間に彼女が書いた手紙が後に当時のウラジオストクを知る貴重な材料になったというようなこと。 | |
↑John the Evangelist(福音記者ヨハネ) | ↑John the Evangelistと書かれている。 あとで調べると、福音記者ヨハネのことらしい。 |
|
↑この超オシャレなインテリアーの空間。実はドアあけるとトイレ。 |
アルセーニエフ記念沿海州総合博物館400ルーブル
■ウラジオストク鉄道駅へ
駅まで移動して明日のバスの時刻表を確認。
このままバスに乗って、灯台を見に行くか、あるいは美術館に行くか迷ったけれど、夕食の予定があったので近い美術館にしようと思った。
しかーし、美術館に行くとしまっている。
月曜日はお休みだって。ショック!
今から灯台に目的地を変えるとなると時間が足りなそうだったので、近くですごすことにする。
その前に、ちょっとウラジオストク駅を観光する。
↑ハバロフスクの駅とはちょっと違う雰囲気ではある。 | ↑曲線がかわいらしい、やさしい雰囲気を与えるのかな。 | |
↑結構綺麗なので新しいのかな思ったけれどよくわからない。 | ||
↑駅前、道路反対側の方。 | ↑像もある。 |
■デパート
仕方ないのでショッピングに変更。
近くには百貨店があるのでそこまで歩いていく。
グム百貨店というのだけれど、グムはそれだけで総合というような意味らしく、グム百貨店で総合百貨店になるらしい。
歩いていくが、どれが百貨店なのかわからない。
その隣に買い物できるお店があったので入ってみたけれど、どうやらグム百貨店ではなさそうだ。
でて隣までいく。
今度は番地を確かめる。確かにグム百貨店のようだ。
番地までみないと、外見だけではそれがグム百貨店かどうか、わからない。
どれも同じように西洋建築で、外国人がみてわかるように
こちらの百貨店は、大きなわかりやすいエントランスというのがないようだ。
冬が寒いからなのか入り口は普通の大きさで、そしていくつかあるというかんじ。
いくつかの入り口というのは、それぞれ別々のお店の入り口でもある。
つまり全体としての入り口ではなくて、お店の入り口が道路に面しているところは、外からの入り口も兼用しているというだけのようだった。
(よく研究していないのでそうではない場合もあるのかも)
入って最初に目に付いたお店は薬局・化粧品店のようなところだった。
化粧品やアクセサリー雑貨などを扱っている。
洗剤とかドラッグストア的な取り扱いもある。
私は一通り中をみて、デンタルフロスを購入した。
日本だとwaxだとかunwaxとかあるけれど、こちらはそれらしき区別はないようだ。
ただフレーバー?のようなのがある。
どれがいいかわからないので適当に選ぶ。
こんな小額だけれどクレジットカードは使えるので便利。
さらに奥の方へ進んでみる。
人がにぎわっている衣料品店にぶつかった。
こちらもメインの入り口というよりは、出入り口の一つにつながっていて、それいがいに通路はないからそこから入る(通る)だけのように思える。
お客さん結構いるなぁと思うとZARAだった。
ZARAが悪いわけではないが、まあ日本でも手に入るし、特にここでみることもないかなぁと思った。
他のところをみてみたかったけれど、エレベーターしかみあたらなかった。
エレベーターで他の階に行ってみた。
そこはまたZARAだった。
結局ZARAが3フロアくらい使っているようだった。
その他に洋服のお店があったので行って見た。
お店に入ると、笑顔で挨拶があった。
感じがよいなぁと思った。
商品をみてみる。
そんな風なお店にも商品にも見えなかったのだけれど、かなりお高いお店だった。
だからあんな笑顔で感じのよう挨拶があったのだなぁ。
ちょっと好みでもなかったので早めに退散。
他にもみたかったのだけれど、どうやって別のお店に行くのが迷路のようだった。
急に食べ物やさんがでてきたり、
どうしてもこのわかりにくい建物の構造には慣れていないので、途中であきらめてしまう。
↑これもグム百貨店の一区間なのだけれど、豪華で綺麗だが何も無く、 そして人もいなくて変な構造に思えた。 |
↑おなじみ中国北方でも各家庭にあった「暖気」なのだけれど、 さすが豪華な装飾入り。 |
|
↑購入したデンタルフロス。ライムで爽やかそうだと思った。 |
デンタルフロス 192ルーブル
■一旦ホステルへ
百貨店より先はまた坂道になっているので、ホステルの方向へ向かって帰ることにした。
まだ通ってない道を歩いて帰る。
最初のときはそれほど思わなかったのだけれど、
中国人と韓国人観光客がとても多い。
デパートが近いからそうなのだろうか。
途中でチョコレートのお店をみつけたので入ってみる。
お店は地下だった。
おしゃれなチョコレートショップかと思ったら、ただチョコレート商品を陳列している商店という感じで、
とてもシンプルなつくりだった。
ただ、そこに中国人ツアー客がいて、とりわけ田舎のおじちゃんおばちゃんみたいな人が集まっているような団体だった。
つまり、とっても大きな声で部屋の端から端まで「おい、なんとか!」って呼びかけて大声ではなしをするような人だったり、
通路が狭くて自分たちで通路をふさいでしまっているのに絶対に気がついてよけたりしないでいたり、
なんかもう、おそろしくそのようなエッセンスが凝縮されていたような空間で、私も耐えられなくなって店をでることにした。
なんでこんなにうるさいの。
お店のロシア人スタッフたちはとってもしずかですごく対照的だった。
こういうの慣れているのかな、驚いたり不思議な顔はしていなかった。
確かに彼らにとってはお客様にはかわりないからね。
だけど、なれていない人がみたらびっくりしてチョコも買わずに帰っちゃうだろうね。
キオスクでお水を購入し、
ATMで5000ルーブルをおろしてホステルにもどる。
ホステルで支払い。
またまた、あの子供のような女性だった。
受領書みたいなの欲しいといったら、OKといってさっさと書いてくれた。
子供なのか子供でないのか、すごく気になる。
私たちアジア人には年齢は読めないのかな。
部屋でしばし休む。
連日坂道を歩いているのでかなり足が痛い。
腰の痛みもあるので、ちょっとベッドで休憩。
夜の予定のこと、他の人との時間調整をしてしばらく休憩する。
↑海岸に行く途中にあったおしゃれなお店。 夜はライトアップしてよりいっそう雰囲気よさそうだった。 |
||
↑警察とかそういう類のところだろうか? | ↑左の看板のあった建物。 |
キオスクでお水 46ルーブル
■ペリメニのディナー
今日の夕食は楽しみにしていたペリメニ。
ペリメニとはロシア料理なのだけれど、簡単に言うと水餃子。
ペリメニは種類がたくさんあるようで、ハバロフスクのアムールレストランでも手作りペリメニの一つをお勧めされたのだけれど、今日食べる予定があったのでそこでは食べなかった。
それともう一つ楽しみにしていたのが、日本人の2人と食事を一緒にすること。
実は、この旅行の前に地球の歩き方の掲示板で、ウラジオストクで一緒に食事をする仲間を募集ということで連絡しあって、今日一緒にペリメニを食べるという約束をしていた。
会ったことのない相手ではあるけれど、メッセージのやり取りだったり、同じ旅が好きという共通点ということ、そして同じときにウラジオストクにいるというご縁もあり、
こういうのもよいかなと初めて試してみた試みだった。
私としても、会うまでは楽しい食事なるだろうか少々の不安はあったけれど、全然問題はなかった。
時間を決めてレストランで集合。
日本人なのですぐにわかる。
お互い同年代で、ウラジオストクの話、世界の今まで旅した地域のこと、英語など語学のこと、いろいろと話すことはたくさんあった。
ペリメニのお店、種類がいっぱいでどうやって選べばよいのかちょっと迷った。
メニューは中国語・英語の併記だったので、水餃子つながりで中国系の人がたくさんくるのだろうか?
トリップアドバイザーでみつけたお店なので、きっと日本人も注目しているだろうけれど、このときは日本人客はみかけなかった。
カジュアルなレストランではあるけれど、安いってわけでもなさそう。
ペリメニはお肉のペリメニのセットというのを頼んだ。
私は中国語が読めるので英語と併せて理解できて楽だったけれど、普通日本人は英語を読むしかないよね。
ペリメニの分量もよくわからず、とりあえずお肉ペリメニのセットを一つ頼み(ソースは三種類頼んだ)、それからロシア料理っぽくビーツのサラダとボルシチを頼む。
ペリメニは、まるっこくてかわいらしい。
三種類のペリメニがセットになったペリメニセットは、一緒になってでてくるので、どれがどれかわからなかった。
しかもソースを変えて食べるから、中身を判別しながら食べるのは困難だった。
だけどペリメニ、外観もまるっこくてかわいいし、ぺろっと食べられる感じ。
ちょっとしたら完食してしまったので、ペリメニ追加する。
選ぶのが難しいのでお店の人にお勧めをきいたら、新しいメニューなのか別のメニューに載っていた形のちょっと違うペリメニを頼むことにした。
味はミルク&ガーリック。
これもとてもおいしい。
中国の水餃子とはちょっと違う感覚かなって思った。
ロシア風というか洋風水餃子と言えばいいかな、すごく似ているけれど感覚は違う。
ペリメニ、種類が多いみたいなので、もしかしたらとっても中国大陸の水餃子の感覚に近いペリメニもあるのかもしれないが、
今回食べた感じは、その違いがあると思った。
↑これが食べたいなとおもっていたビーツのサラダ。 | ↑ボルシチも頼んでみた。 いままでいった高級レストランよりはカジュアルな形かな。 |
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↑これがお肉のペリメニセット。メニューには3種類だったけれど、 一緒くたになってでてきたのでよくわからない。ソースは3種類つけてもらった |
↑追加で注文したおすすめの丸っこいペリメニ。 たしかミルク&ガーリック味だったかな、おいしかった。 |
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↑飲み物メニュー。こういう風に中国語が一番最初に書いてあって そして英語だった。ペリメニだから中国系のお客さんが多いのかな??? |
Loziki Ploshki Pelmennaya
3種類のお肉のペリメニセット
丸っこいペリメニ ミルクとガーリック味
ヴェネグレットサラダ
ボルシチ
ドリンク
1870ルーブル(三人分)
■食後のブリヌイ ウフ・トゥイ・ブリヌイで
初めてあったお二人はいい人で話も楽しかったので、私が行きたかったけれど行くことのできなかったデザートのお店「ウフ・トゥイ・ブリヌイ」に皆で行くことに。
お店は歩いていける距離。
ウフ・トゥイ・ブリヌイって変わった名前に思ったけれど、ウフとは英語でいうWOWに値するらしい。
つまり、ワーオ、ブリヌイ!って感じのお店なんだね。
ロシア人はこのお店の名前を発声するときはちょっと恥ずかしかったりするのだろうか?
それにしてもこのお店は人気店でいつも人が多い。
席について注文する。
注文はカウンターまでいかなければならない。
メニューには甘い系、甘くない系、とか分かれているので選びやすく工夫はされている。
しかし甘いもの大好きな私はウラジオストク最後のデザートとなるとかなり悩む。
結局ウラジオストクっぽくはないのだけれど、極東の短い夏ということでトロピカルなブリヌイを選んだ。
お連れの人には、いくらのブリヌイをお勧めして、皆で分けて食べることに。
いくらはロシア語でもいくらということをこの時知る。面白い。
さて、このいくらのブリヌイ、どういう味なのだろうか?
思ったほど変な感じはなかった。
日本人ならきっと寿司飯の方が合う!という点は譲らないだろうけれど、かといってミスマッチだとは思わない。
こういうおかず的なクレープがあってもよいと思った。
いくらはこちらロシアでも高級なので、ぜいたくなクレープをいただいた。
そして甘いクレープ。トロピカルはやっぱりこの地で取れたものではないので確かにちょっとよそ者っぽい感じはあるけれど、
そういうの気にしなければおいしいクレープだと思った。
あとクレープでできたブルーベリーのケーキ。
これが結構おいしくて、ボリュームたくさんでよかった。
こういうのが日本人的にはデザート、ってかんじなのかな。
こちらのブリヌイは、フレンチクレープともちょっと違うような、少しトルティーヤなどのニュートラルな巻物系の雰囲気があるように思った。
↑これが一番ロシアっぽい、いくらのクレープ。 意外といける。 |
↑ココナッツの入ったトロピカルなデザートクレープ。 | |
↑ブルーベリーのクレープケーキ。サイズが大きくて満足。 | ↑ウフ・トゥイ・ブリン。だいたいいつも混んでいる。 |
ウフ・トゥイ・ブリン
いくらのブリヌイ
クレープケーキ ベリー味
ブリヌイトロピカル(パイナップル、生クリーム、ココナッツ)
紅茶2杯
合計435ルーブル(三人分)
ブリヌイのお店でも楽しく会話をして、お店をあとにする。
■商店
ちょっとしたものの購入に商店による。
この商店は今回初めて入ったけれど、お店の大きさの割りにウォッカの品揃えがすごくて、ずらーっと並んでいた。
ロシアではどこでもこうなのだろうか?
自分ではお酒は飲まないのでウォッカを買うつもりは全然なかったのだけれど、親しい人でお酒が好きな人がいるので、小さいの一つ買ってもいいかなという気になってきた。
一番小さな瓶の容器は、形がワンカップ大関みたいであまりかわいらしくないので、2つ目に小さいのを購入してみた。
片手に持てるサイズで、見た目も悪くない。
そしてお安いので財布も痛くない!
ホステルまで歩いていっているところ、私がこの手のひらサイズウォッカを手のひらに握って、お連れの二人と話しながら交差点で信号待ちをしていた。
すると、ロシア人好青年っぽい男性がこちらをじっとみている。
なんだろう?って注目すると、笑顔で「ロシアンウォッカ、ベリーグッド!」と言った。
笑
私がウォッカを手に握りおしゃべりしているから、ウォッカを飲んで楽しくなっている人に見えたかな?
いや、手に握り、歩くものではないんだよね、きっと、笑。
だから目だってしまったか。
こういうシチュエーションも一人で歩いているとありえないので、旅さきでの団体行動の楽しさもあるなと思った。
基本一人行動の自由さが好きだけれど、時々誰かと一部行動を共にするというのもいいと思った。
ということで、地球の歩き方の掲示板、使えると思った。
英語を勉強しているお友達は、英語版のTravel buddyというサイトで旅仲間を募集したりしているらしい。
タイミングがあわず、実際に会ったりしたことはまだないそうだけれど。
↑2番目に小さいサイズでボトルも結構かわいいのでこれにした。 |
ウォッカ 75ルーブル
■ホステル
二人と別れてホステルの部屋に戻る。
このホステルの窓から、となりの建物の様子がくっきりみえるのだけれど、調理場みたいなんだよね。
夜遅くまでずっと調理しているからすごく不思議だった。
レストランとかバーとかの調理場なのだろうか?
しかし一階ではなかったし、よくわからない。
↑前日も気になっていた。 かなり夜遅くまでずっと何か調理している。 |
これで今回の旅の観光はほぼ終わり、明日は出発はそれほど早い朝ではないけれど、移動だけになるかなと思う。
時間があれば買い物したいなぁと思っていた。
ネットでみたボルシチの素、買えてないしなぁ。
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