3回目のSARS

 4月26日(月)

 先週報告された北京でのSARS感染者の確認によって、また一連のSARS対策が始まった。会社では入社前の体温計測が始まり、SARSに気をつけましょうという通知がまわった。まだ天津まで感染がきていないからだろう、落ち着いてはいるけれど、SARSの話題にはかなり敏感なようだ。朝会でもSARS最新ニュースを読み上げたり、3回目になった今回は迅速な予防ができそうだ。

4月27日(火)

 北京のジャッキーさんから電話があった。「いつ北京に遊びに来るんだい?」ときかれて「SARSがあるから行きにくくなったよ」というと、北京も今は特に大きな問題はなく落ち着いていると教えてくれた。でも「北京と天津は毎日何通もの列車やバスが通っているから、すぐに天津まで感染していくよ」と。わかっていはいるんだけど、考えたくないところなんだよね。

4月30日(金)

 ゴールデンウィークを前にして最後の出勤日。今日は休暇中のSARSの注意事項の通知が回ってきた。できるだけ人が密集するところにいかないこと、できるだけ市外に遊びに行かないこと、うがい手洗いなどをして衛生に気をつけること、など。それと緊急連絡網がつくられて配布された。去年みたいに市外に出ること禁止!などという軟禁にはならなくてよかった。

5月GW

 ゴールデンウィークは去年のような混乱はまったくなかった。北京空港の何事もなかったかのような落ち着きだった。留学生は一部、学校の危険区域行くこと禁止の令に、北京に遊びにいけなかったなどの影響はあったみたいだ。

5月20日

 待ちに待ったというか、早く終わって欲しかった朝の出社前の体温検温も終わった。バスのゆれの中で電池がきれかけているため検温まで時間がかかる体温計を耳の中におしつけられることはけして心地のよいことではなかった。SARSの話も聞かなくなったのにいつまで続けるのだろうと思われていた検温、会社側としては責任があるから、楽観視してすぐにやめてしまうことはできないのはわかっているが、もう少し早めにやめてもよかったのでは?という感はある。

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