ひさしぶりの上海+杭州旅行

■市場へ朝食を買いに

 朝食を買いに友人宅近所の市場までいく。市場に入ってまずきれいだなと思った。変なにおいが少ない。陳列が全体的に美しくなっている。特に野菜。それぞれの籠に美しく見えるように並べられている。手間暇かかっているなと思う。それに野菜の種類も豊富だ。やはりこれは上海と私が以前住んだ北方(天津・北京)との違いだと思う。本にも書いてあったが北方は南方ほど野菜が豊富にできないために大きく育ててから市場にだすらしい。それに対して野菜の豊富な南方は野菜が小さな若い状態で市場に出すらしい。なるほど言われてみると確かに野菜、とくに緑色の葉物が多いような気がする。

↑野菜売り場。言われてみると11月中旬のわりには葉物が豊富だ
↑葉っぱがうずまきになるようにきれいに並べられてある
↑葉物以外も美しく陳列されている。色とりどりできれいだ
↑豆類
↑ザーサイ等
↑お肉
↑鍋などに入れる肉だんご類
↑豆腐屋。洗面器に入った紅い豆腐は「血豆腐(xue3dou4fu)」という
豚の血を豆腐状に固めたもの。私は苦手。
↑ここでは餃子類をその場で作ってくれている
↑こちらは何かわからないかったけれど辛そうな食材なり
↑こちらはマントウ売り場。

■朝食

 朝食には「生煎(焼き小籠包)」、「鍋貼(焼き餃子)」、「小籠包」を購入した。部屋に戻って食べるとすごくおいしかった。こういうお手軽でおいしい朝ごはんがすぐ近所で手に入ると最高だよね。そのほかにも中国はフルーツが安くて種類豊富なのでうれしい。このときは棗(ナツメ)を買っていただいた。ミニサイズで食べやすいのも好きだわ。

↑湯気がでておいしそうな小籠包
↑大きな鍋で「生煎(焼き小籠包)」と「鍋貼(焼き餃子)」を作っている
↑メニュー。「生煎(焼き小籠包)」も「鍋貼(焼き餃子)」も4個で3元。
↑鍋の中。奥が「生煎(焼き小籠包)」、手前半分が「鍋貼(焼き餃子)。
↑持ち帰ってきた「生煎(焼き小籠包)」と「鍋貼(焼き餃子)」
↑こちらは焼きではない小籠包
↑となりのお店
↑いろんなお店がたくさん並んで便利そうな市場

■まずは豫園付近へ

 雨だったけれど観光はきちんとしたいのでまずは上海で唯一?の観光地らしい観光場所「豫園」へ。地下鉄で近くまで移動して豫園のあたりを散策しながら豫園へ向かう。

 私は以前本で読んだ「南市」というエリアにいってみたいと思っていた。「南市」とは上海市にかつて存在した市轄区であり、かつて城壁でかこまれていた区域とその南側を含む区域らしい。古き良き時代の生活がそのまま残っているエリアと本にかかれていた。豫園のあたりもその南市に含まれるようなので楽しみにしていた。

 地下鉄「老西門」駅でおりて散策する。

 いきなり西洋チックな民家がところどころあらわれてきた。それらはこのあたりは至ってフツーに存在していた。特別な人がすんでいる風でもなく、ただこの辺りの昔の住宅が他の中国都市のものと異なっているというだけなのだろうが、私にはとても新鮮だった。

↑恒安坊という名前なのかな
 オールド上海の映画舞台になりそうだ
↑窓なんかも特徴あると思う。天津とは全然違うなぁと思う
↑ちょっと古そうで窓が少ない建物 ↑洋風の建物
↑石造りの門がでてきてびっくり ↑壁の状態からこのあたりは古い街並みのあった場所だと想像する
 取り壊して遠くにみえるようなビルディングにするのだろうか
↑古いが味のある建物と近代的高層ビルとのコントラストが面白い
↑中には入らなかったが道教寺院「白雲観」
↑工事現場 古い家々が取り壊されるのは悲しい
↑近くでみるとこの建物は立派な建物のようだった
↑でたー!ごちゃごちゃ商店街?
↑ぱっとみ広州の「清平路」に似ているかな…?
↑この三輪車は後ろのお姉さんのもの???
↑おしゃべりしながらでもOKなお店のお仕事
↑ワンちゃん発見!きれいだから飼い犬だろうか
↑近代的な道路を横切って豫園へ向かう
↑緑とブルーで統一感の感じられる住居 ↑路地の壁にこのような絵がいくつかあった。
 「老上海老行当」といい昔の仕事や生活の様子がかかれているようだった
↑結構古い。木が使われているのでなんとなく日本とも似ているかと思った
 中王医馬弄という地名
↑候家路154 現代アートを扱っているお店 この絵はインパクトありすぎだね
↑いろんな絵がある
↑このあたりの住宅はベランダが特徴的だと思った
↑この瓦と窓枠はなんか日本っぽい

■豫園

 上海には商業的な観光目的地となると、高さを競うようななんたらタワーだとか、新しく作られたレトロな街並みだとか色々あると思うが、歴史もあり見て美しい豫園は一番に訪れる場所だと思う。前回私が上海にきたときはひどい風邪のため豫園にはいけなかったのだよね。だから私には今回が初豫園。

 残念ながら豫園に入ることになると雨がぱらぱらしはじめた。大降りにはならないのだけれどカメラが濡れるのは嫌なのであまり写真はとれなかった。豫園の入り口付近は大混雑なのに40元払って中に入ると人はそんなにいないのが不思議。豫園入り口付近には老舗もあるし、お店を冷やかしたかったのだけれどあんなにたくさんの人がいると身動きとれない。ここは豫園の中をみることに集中しよう

 豫園は超簡単にいうと広い庭園。すこし詳しくいうと、明の嘉靖38年(1559年)に四川省の役人、藩允端によって造園が開始され18年もの歳月をかけて完成した江南式庭園。広さは2万uとかなり広い。

 私の乏しい理解では江南式庭園とはなんとなく池がありぼこぼこと穴のあいた大きな石が特徴だと思う。建築様式なんかも特徴があるのかもしれないがよくわからない。庭園といえば蘇州が有名だが蘇州も江南地方なので似たような様式じゃないかと思う。

 

↑豫園入り口から商店エリアをみる。人が本当に多かった
↑豫園の一部。屋根の装飾が普通の家と全然違う ↑水と木々の緑、そして白壁と黒い瓦、これらの色彩
が主にこの庭園のベースカラーかな
↑右にあるごつごつとした石が江南式庭園の特徴だと思う ↑丸とか不規則な形とかの門?があった
↑巨大な龍の装飾「龍壁」 ↑龍がみえるかな
↑ごつごつ岩石は白壁と瓦屋根にも合っていると思う ↑雨が降ったので滑って怖かったがこういった
岩の小山にも登ることができる



↑いかにも勢いありそうにみえる装飾
↑カメラ目線にかっこよく撮れた!馬にまたがる武将
↑こちらは影の武将、もとい影になった武将(笑)
↑和煦堂の中 ↑左が池の上にせり出した「打唱台」
↑これがガジュマルの木でつくられたテーブルと椅子
 200年以上の昔のものらしい
↑まあるい形が一番今までになじんだ中国庭園っぽいかな

■お茶

 腰かけていた中国人のお姉さんに話しかけられた。豫園のチケットを持っているとお茶が無料で飲める場所があるけれどいってみましたか?という話だった。一種の勧誘のようだけれどもすべての人に話しかけているわけではなさそう。すぐそばなのでいってみると茶館のようになっていた。入ったら一応席に案内されるのだけれど接客態度が中国公務員のようなひどい態度。まるで私たちがみえていないかのようにおしゃべりを続けている。しばらくしたら何もいわずにお茶をいれてくれた。説明も何もない。日本人だから中国語わからないと思ったのだろうか。中国語で話しかけたら一応返答は返ってきたが詳しくお茶について説明をした様子ではなかった。「養身茶」とかかれた紙をわたされた。1から10番まであってそれぞれお茶の種類とその効用について中国語でかかれたものだ。その中の一つを飲ませてくれている様子。しかし本当に接客は何もない。私たちはお茶を飲んでまったりするのは嫌いではないが、相手にもされないしいつまでこの場にいてよいのかもわからない。どうしようかなぁと考えていると奥から背広をきた男性がでてきてこういった。「こんにちは。あまり時間がないですね。ありがとうございました」。なんだそりゃと思ったけれどまあそう言ってもらえてよかったのかと思う。店をでていくときに西洋人の団体さんが席を待っているらしいのがみえた。私たちが時間がないのではなくて、彼らが私たちのような買わなさそうなお客さんを相手にしている時間がないという意味だったのでしょう。私たちだってお茶は好きな方だから買うかもしれないのにね。それよりも西洋人に熱烈にアピールしたら購入してもらえる確率の方が高いのだろうか?

養身茶(名前と何に効くかがかかれている)
1 甘片 肥満症、ビール腹、脂肪吸収を抑制、ダイエット効果があるが副作用はない
2 金蓮 肝臓によく酒の酔いを醒ます、脂肪肝、肝硬変、解毒、肝臓病に特に効く
3 霊芝 がん、がん細胞の拡大を抑制し、放射線治療の副作用の緩和に効果がある
4 青花 糖尿病、血糖値の低下、体内の糖質を分解する治療に特に効果がある
5 甜茶 急性慢性鼻炎、花粉症、目の病気、蓄膿症、美容、しわをとり皮膚病によい
6 留留 神経衰弱、自律神経失調、神経性頭痛、不眠症の改善
7 玳玳 冷え症、肩の痛み、関節痛、痛風、腰の痛み、五十肩、関節に水がたまる
8 黄仙 便秘、腹部膨張、痔、消化不良、腸管の病気
9 黒玉 脳梗塞、高脂血症、高血圧、動脈硬化、硬化症、コレスレロールの低下
10 皇羅 疲労回復、強精、滋養、強壮、更年期障害、免疫力の強化

 この表をみるとどれもよさそう。私は普段肩、首のコリ&痛み、冷え性、便秘に悩まされているので7、8が必要かな。あとは時々考えすぎて神経性の頭痛になるので6番もよろし。そして今後の予防としても血液サラサラになりそうな9番もきになる。まあここで購入する機会はなかったけれど! 

↑三方が池に面した「会景楼」
↑昔の時代の中国美女が歩いてきそうな場所だ
↑こんな廊下なら移動も楽しいだろうなと妄想する
↑四隅の掘り物はコウモリのようだ
↑香港ではないが竹の足場? ↑どーんと立つ門
↑白壁が黒くなった感じがよいなぁ ↑内園とかかれた荘厳な門
↑細部の装飾までこだわりが感じられる
↑内園の中にある「古劇台」
↑観覧席 こんなところで中国の劇を観劇したいものだ〜。
 おっと今は寒いので季節のよいときにね!
↑玉玲瓏 宋代の皇帝が集めた銘石で、全部で72個の穴があるそうだ!
↑下は池なのにあぶなっかしい場所に立っているガチャピン色のガイドさん
↑右の木の小枝の形もかっこいいな

■念願の北京ダック

 北京ダックは私の好物のひとつ。もちろん北京で食べられたら一番よいのだけれど今回は北京にまでいく余裕もなく、ガイドブックでさがして北京の北京ダックのお店「鴨王(ya1wang2)」へ行くことにした。天津にいるときから北京の「鴨王」にいってみたいと思っていてその願いはかなっていなかったのでうれしい。「鴨王」はガイドブックによると北京の全聚徳グループの上海支店だそう。全聚徳は鴨王よりもずっと有名だね。

 地下鉄「豫園」駅から「陝西南路」駅まで乗る。そして地図をたよりに「鴨王」まで歩く。この辺りはスタイリッシュな洋服を扱うお店が道端に並んでいてみていてわくわくした。「あ、あの服かわいい!こういう服なら日本で全然着れるよね〜」と会話して歩く。

 途中で人がたくさんいるチーズケーキ屋さんを発見!エッグタルトも売っている。かなりおいししそう!食べたいけれど鴨王が先なので後から寄ることにした。

 鴨王到着。

 ダックは大好きだけれど大量に食べるとその脂っこさに気持ち悪くなってしまうのでとりあえず鴨一羽の半分を頼むことにする。それなら他の料理も食べられるし二人でちょうどよいくらいかと思ったのだ。大体女の子二人でダックを食べるのに鴨一羽は多すぎるので半分くらいがちょうどよいのだ。しかしウェイトレスさんは半分はとても少ないという。たくさん頼んでほしいというのと、中国のあまるくらいたくさん頼む方がよいという概念があるのかもしれないと思った。そのほかに数品他の料理を頼む。お茶は龍井緑茶をグラスで頼む。ダックは味が濃いので飲み物は必要だ。

 催促しないとでてこないほどに時間がかかったが、ダックのお味はよかった。北京でいただく北京ダックと同じようだ。やっぱりダック好きだなぁ。前回北京ダック食べたのいつだろう?出張で来たときはダックは食べられなかったからきっと天津か北京で食べたのが最後だろうな。ああ、もっと頻繁に食べたい。

↑「鴨王」入口
↑北京料理「京醤肉SI」
 これも私の好きな料理。しかしダックと同じような味付けになってしまった。
↑龍井緑茶(10元/一杯) 葉っぱが浮いて飲みにくいが
 何度でもお湯を足してもらえる
↑こういう料理も私の好物。 ↑お茶メニュー
↑運ばれてきた北京ダックを削ぎ落としてくれているところ。おいしそー
↑北京ダック!あぶらがのってる〜。
 これがダック半分の量。女子2人ならこれで適量
↑これに包んでいただく。白ネギときゅうりとなぜか白砂糖もあった
↑ダックの肉でつくったスープ。ここではかなり生っぽいきゅうりが入っていた

■田子坊へ

 友達と食卓を囲みながら鴨王で長居をしてしまいあっという間に時間がたった。上海在住の友人も加わって新しいスポット「田子坊」へいくことにした。一応こういうガイドブックでも大きく紹介されている場所も訪れておくべきだと思う。それにこれから暗くなって観光できる場所もあんまりない。上海のおしゃれな場所をみてみるのも上海の観光のひとつなのだと思う。

 田子坊に入る前からそのあたりはおしゃれなお店が並んでいた。おしゃれなカフェ、おしゃれなインテリア雑貨のお店。けれどおシャレではないフツーのお店も間にはさまっているので面白い。

↑田子坊の入り口 ↑入ってすぐのあたりはそれほどレトロではない
↑写真のお店 ↑かわいいテディベア
↑お店でみつけた水郷の写真
 ところどころ色がついている
↑こういう店の外のインテリアもにくい!
↑こういう服は西洋人にうけるかな?
↑レストランもおしゃれで雰囲気よさそう 味のレベルはどうなのだろう?
↑寒々とした不思議な写真になってしまった ↑こちらも暗くて怖いね。特に空(笑)
↑控え目なイルミネーションがセンスよい ↑やっぱり「赤」が似合うよね
↑かわいい感じもありました

 田子坊はレトロな雰囲気を再現したおしゃれで最先端な場所だと思っていると、ふと不思議な空間があらわれた。そこは確かに田子坊の中なのに田子坊の喧騒からはほんの少し離れて、建物が手つかずの状態で残っていた。ここももしかしてすぐに改修されておしゃれな建物に変身するのかもしれない。いやそれとも他の田子坊のおしゃれな建物の仲間入りすることを拒んでそのままでい続けるのかも?不思議な空間だった。

↑右は流し、左は洗剤が無造作に2つ置かれている
↑少し前まではこういう流しが主流だったなぁ。水道管もむき出し
↑この先はにぎやかな田子坊にもどる
↑自転車やらなにやら
↑おそらくここで暮らしている人がいるのだろう

靴 400元

■CD購入

 田子坊をでておしゃれなインテリア雑貨のお店があるのでぶらぶらした。日本の物を売っているお店もある。お値段は非常に高い。中国に住んでいたら日本より大きなお部屋に住めるのでこういうお店で雑貨買って自分の部屋のインテリアに凝りたいなぁと思う。日本では物が溢れて居住空間が狭くなるから本当に必要なものしか買えない。買っても飾る場所や置く場所に困るのよね。天津で住んでいた広い部屋が懐かし。

 その後CD&DVD屋さんでお買いもの。店員さんに最近よく売れているCDをきいてみたら一杯紹介してくれて店員さんの言うとおりにしていたら買うCDが山ほどになってしまった。その中ではっきりと嫌いなものは切り捨てていけるけれど、よく知らない歌手のものは決め難くて真面目に店員さんの「このCDいいよ」という言葉を信じて切り捨てられない。しかも中国語の女性歌手エリア、男性歌手エリア、そして洋楽エリアに移動してもついてきてお勧めしてくれるの。中国語エリアはわかるけれど洋楽って中国の人におすすめされなくても私自分でインフォメーション持っているし!そしてもう一人のおっちゃんも加わってビヨンセのこのCDは最新のものだから買うべきだとか、LADY GAGAの最新CDも買うべきだと一杯手に持たせてくる。親切心と商売人の魂だろうかね。

 結局自分がもとから好きだった歌手の最近のCDと今回初めて聞く名前の人をそのお勧めのなかから選んだ。そのお店はケース付なのでCD一枚15元。しかし2枚組のCDは30元。そしてほとんどのCDが2枚組なのがやらしい。中国系のベストアルバムなど買うと何年も前に売れた曲が普通にたくさん入っている。これ持ってるし〜というのも結構含まれているのが普通なのでベスト系ではないアルバムを選んだ。17枚購入。

CD 240元

■友人と合流

 もう一人の友人と合流して夜は夜景の美しいハイアット オン ザ バンドのバーへ。ここからはバンドの美しい夜景がみられるということで楽しみにしている。場所はハイアットホテルの32Fにある。入口で100元の入場料(飲み物1杯付)を購入。そして中に入る。

 中からはそれはもう美しいバンドの夜景がみられた。眺望できる場所がもう一つ上の階にあり、一部は窓がないオープンなエリアになっておりそこにも椅子とテーブル、ソファなどがあるので席が空いているならばそこでお酒を飲んだり談話することもできる。しかし風がかなりきつくて寒いのでそこはみるだけにした。それに眺望エリアはどこも満席だった。真ん中に温水のミニ風呂があるので、映画ちっくなことが好きな人、そして風邪ひくのが怖くない人はそこで水着になって入浴しちゃってもよいのかもしれない(笑)私は寒がりなのでもっともっと暑いお湯じゃないと風邪ひきそうなのでやめておいた。

↑VUE Bar
↑バンド側
↑暖色系のオレンジ色がいい雰囲気を醸し出している
↑バンドの裏にはなにやら青く発光するエリアがあるようだ
↑浦東エリア 東方明珠塔を中心に近未来的なネオンがきらめく
↑近未来的な浦東とノスタルジックなバンド側
↑ど派手ぇ
↑外国人のお客さんも多い
↑このカウンター席からはあまり夜景はみられない

 いざ席に着こうとすると寒くない室内の席もどこも満席だった。よい席には最低消費金額の設定があるようだ。あるソファの席は1500元だとかなんとか。そりゃある程度の人数で飲みまくったら1500元くらいいくのかもしれないが、まあ安い金額ではないね。私たちはバンド側の夜景は一切みえないカウンター席に横一列に座った。おかげで隣の人としかお話できなかったが席があいていなくて立って話すよりはよいかな。

 100元の入場料に1杯の飲み物がついているのでその一杯だけいただく。その一杯は限定されたメニューのなかから選ぶことができる。アルコールもソフトドリンクも種類は少ないが一通りある。お話もはずんで小腹もすいてきたので今度は屋台にいくことにした。

バー おごり

■屋台で夜食

 昨日買ってきてもらった屋台の串焼きだけれど、自分で選んで焼いてもらう方がもっと楽しい。まず串焼きの種類が多いことにおどろいた。肉の種類もそうだし、野菜が美しく串に刺さっている姿にも驚いた。

 隣の中華鍋コーナーでもお皿に料理の材料が切って入れられてサランラップがかけられ陳列されている。その中から材料セットを選んでこれをどういった味付けで炒めてくれと注文することができるようだ。中華鍋は深さもあるのでスープも作ることができる。夜で外は結構冷えてきたので私はスープを注文した。

 その他串焼きや野菜炒め料理等もそれぞれ好きなものを注文して皆でつついていただいた。私は羊肉の臭みが苦手で普段はあまり食べないのだけれど串焼きだけは別だ。羊の「羊肉串(yang2rou4quan4)はたっぷりのスパイスがかかっており臭みは一切感じられない。チキンや牛肉の串もあるがこれだけは羊肉が一番おいしい。野菜類もスパイスたっぷり油もたっぷり状態ででてくるが、それはそれでおいしい。肉と交互にいただいていろんな味が楽しめる。炒め物の野菜炒めや茄子炒めの方が実は油っこくないかもと思えるくらい(笑)しかしどれもおいしかった。好きなものを思う存分食べられる屋台、最高だね!

ミネラルウオーター 1元×2=2元
歯ブラシ             6.7元

↑野菜の串焼きも種類が豊富。豆腐、えのき、トッポギ、マントウ、なす、
 ピーマン、シイタケ、にんにくの芽、ねぎなど。
↑選んだ串はここで焼いてもらえる。スパイスの量の好みも伝えるとよい
↑こちらは料理をつくる鍋。となりに材料をお皿にいれてサランラップを
かけたものが並んでいてそれを選んで作ってもらえる。
↑トマトスープといっていたのに出てきたのはトマトの入っていない卵スープ
↑出来上がった串焼き。どれもスパイスがきいていておいしい!
↑中華鍋でつくってもらった「土豆SI(ジャガイモの細切り炒め)」
↑ブロッコリー、きくらげ等の野菜炒め あっさりした味付けがおいしい!
↑「紅焼茄子」醤油味の茄子炒め

 寒くなったので誰かが帰ろうかといいだした。すでに夜1時なり。ぎょえー今日も寝るのが遅くなりそうだ。明日は杭州にいくのだ。

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