フランクフルトからストラスブール日帰りの旅

■ロンドン シティ空港からフランクフルトへ

ロンドンのシティー空港は一番アクセスのよい空港。
だからラッキーだったのだけれど、なんとまぁ、フランクフルトまでのチケット、スペインの行き帰りに比べるとかなり高いし、全然割安感ないわ~なんて思っていたら、
預け入れ荷物が含まれていないタイプで、預け入れに60ポンドだったかな、余計にかかった。重量関係なかったからよかったけれど、よく見ておけばよかった。
ブリティッシュエアのスタッフの人は結構親切だったのでちょっと意外だった。

     
 ↑ロンドン最後の朝食を。
ロンドンの食生活は散々だったけれど、こういうのも最後かと思うと
ちょっとだけ感慨深い。
   ↑VAT還付の書類を入れるボックス。ここは有人ではないので投函するだけ。
何か質問があれば赤い電話で問い合わせできるらしいが、営業時間内のみ。

■フランクフルト中央駅到着

 空港から移動して、直行したのだけれど中央駅につくころには少し暗くなってきていた。
この中央駅すごく懐かしい15年前に旅行に訪れた場所。
当時は中国天津で仕事をし始めた頃で、労働節の休暇を利用してドイツ旅行に来たのだった。
駅の外観は全く変わっていない。

 
 ↑フランクフルト中央駅。特徴的な外観なので忘れない。

■フランクフルトのエアビーアンドビー

ここは、エアピーアンドビーだから普通の家だと思っていたのだけれど、実はゲストハウスかホステルのような場所だった。
韓国人の男性がいて、その人がチェックインなど受け持っていた。部屋はたくさんあるし、これは空き部屋を貸し出しているというよりは旅館業を主としたところだった。

なので、ホストとのふれあいなどはなかった。
第一ホストは女性だったけれど、その人はいなかった。
こういうエアビーアンドビーもあるんだね。

     
 ↑シングルがなかったのでツインにした。
特別安くなかったけど、駅近だったので便利だと思った。
  ↑部屋の広さは十分かな。共用のトイレシャワー・簡易キッチンがある。 

■夕食

フランクフルト中央駅の周りはなぜか中華が多かった。
おいしそうだったので入ってみる。メニューも種類が多くて迷ったんだけど昔から好きな茄子の料理にした。

普通の中華料理のお店なんだけど、ドイツはチップが必要。
値段設定も変な端数になっているのは、チップを含めて切りのよい金額で支払ってもらうことを期待しているのだろうか?
イギリスは特に高級店でなければチップなしでも可だったりするので、その辺は同じヨーロッパでも違うなぁと思った。

 
 ↑魚香茄子とごはん。スープもついてきた。

部屋に戻りゆっくりする。久しぶりの一人っきりの部屋。特に寂しくはない。

■フランクフルト中央駅前で朝食

次の日。

朝食というような時間に出ることはできなかった。
朝もゆっくり起きて、それから列車の時間を調べて、どちらの時間にしようか迷って、オンラインで切符を購入して、またパッキングしてなどなどしていると、本当に時間が遅くなってしまった。11:40発の便に乗ろうかと思ったけれど次の12:50発のを購入した。121.6ユーロ。


   
 ↑お店がいっぱいでてマーケットのようになっていた。    
     
 ↑すっごくおいしそうなお店。左のプレッツェルを購入。    ↑いろんなお店。
     
 ↑テーブルがあるのですぐに食べることもできるよ。    ↑立って食べている人たちもたくさん。
     
 ↑赤いテーブルがかなり粋。   ↑お肉がこだわってそうなお店のバーガーを購入した。
肉汁がでてきてジューシー。 

■フランクフルト中央駅

プラットフォームで列車を待っていたのだけれど車両のトラブルか何かということで25分の遅延でやってきた。
25分遅れて出発。

     
 ↑中央駅。    ↑これが中央駅のドイツ語表記。
     
 ↑ひたすらホームで待つ。    ↑さっき買ったプレッツェル。することもないので食べる。

■車内

2等の座席を購入していたのだけれど、どこかわからず他にも同じ中央駅から乗ったおばちゃんがいたのできいてみたのだけれど英語が通じず、よくわからなかった。

そのまま適当に座っていたら、あとでチケットのチェックにきた係員の人にここは一等席です、二等席は食堂車の向こうですと言われてしまう。

二等席に移動する。
二等座席は混んでいるだけで、特に設備が大きく劣っている感じはなかった。
座席の下に電源コンセントもある。

     
 ↑ファーストクラスとセカンドクラスの間にある食堂車。   ↑ここはガラスで区切られたファミリー用の座席。 

■Offenburgで待つ

 次の列車に乗り換えるためにこの駅で降りる。

     
 ↑Offenburgの駅。開放感ある。   ↑駅前のお店。二つくらいしかなかった。 
     
 ↑DBはドイツ鉄道のマーク。    ↑駅構内。トイレ有料。




フランクフルトをそのまま南下して、オフェンブルグで乗り換え。

本来なら8分で乗り継ぎできるはずが、遅延したため1時間待たなければならなかった。


私の買った切符はどの列車に有効なのかわからないので、駅員にきいたら1時間後と言われたので外に出てみる。


ドイツの駅に改札はないので自由に出れるが、街の大きさとしてはかなり小さい。

人口を調べてみたけど5万人くらい。

なんとなく、自分の実家の駅を思い出した。

うちの実家は10万人規模だけど、もちろん国際列車の乗り継ぎ駅にはなっていないので、駅としてはこちらの方が大きいかな。


することなかった。

お店も、駅前にトルコ料理店のようなお店とカフェがあるだけのようだった。


歩いて回ったら何か発見できたかもしれないが、いまここで歩いて疲れたくなかった。


1時間後より少し前にプラットフォームで待つ。

電光掲示板によると、私の乗る列車はいま停まっている列車の次に来るようだった。

なので待っていた。


いまの列車はすぐには出発しなかった。

なかなか発車しないんだなと時計を見る。

私の列車の時間16:05があと1分で来る!

もしかして?と思って電光掲示板みてみると、一番にきていた列車の内容は消えていて、2番目のが1番目に来ている。つまりこれが私の乗るべき列車!


急いで列車に近づくがドアがすんでのところで閉まった。

そして去っていった。



………。

もう行くのやめたくなった。

120ユーロも払ったのにこんなわかりにくいの?って、文句言いたくなった。


悲しい。


もう一度、ストラスブール行きの列車の時間を駅員にきく。


今度は30分後。


つまり着くのは17時。


帰りの切符は18時52分。2時間弱の滞在だね。


かなり弾丸。



ここまで来たら行くしかないけど。

かなりやるせない思いになった。

30分後、列車に乗る。


最終駅に着いた時、ストラスブールなのかよくわからなかったけど、みんな降りるのでそこが終着駅だった。


この列車はホームの端っこのずれたところに着くみたい。だからストラスブール駅だとわからなかった。

■ストラスブール到着

ストラスブール駅はかなりモダンな外観だった。

フランスの鉄道の駅で流れる音が耳に懐かしい。

そういえば、フランスは3回目!

こんなショートな滞在は初めてだけどね。

     
 ↑Strasbourg駅やっと到着。    ↑駅がモダンアートみたいな建物でびっくりした。
     
 ↑ちょっと離れてみる。かなりのランドマークだね。    

■散策

 滞在時間が2時間弱しかないので急いで観光へ。
ストラスブールで見たいのはプティット・フランス。そこまで歩いて行く。

     
 ↑コンクリートの味わいが外壁にでているビル。    ↑標識が斜めっている。
     
 ↑なんかかわいいと思った。ロンドンから来るとそう思える。    ↑トラムがやってきた。
     
↑ビビッドな色合いのカフェやお店。    ↑イル川。とても雰囲気がある。
     
     この川沿いとても綺麗。水も周りの緑も。
     
 ↑散歩するのによさそうな場所だなと思った。    ↑洗濯物が道路わきにずらっと干してあった。

■味のある建物たち。

スマホのグーグルマップでプティット・フランスの場所をチェックしていたのでそこに向かって歩いていたのだけれど、それらしき場所がみつからない。
それなりに味のある建物があるのでそれをみていたのだけれど、プティット・フランスの場所として指された場所に行っても何も無いんだよね。
おかしいなぁ。

半ば諦めて帰りの道を模索する。

帰りは行きとは違う道を通って帰りたいな、帰りにフランスのパン屋さんでパン買って帰りたいな、などと思って。


するとたどり着いた!

ここが、絶対プティット ・フランスってとこに!


急いで写真撮る。

かなり可愛らしい。

ここみれただけで満足かな~、ストラスブール全体的に美しい街だし。


と帰り道はそれなりに満足しながら駅にもどる。

     
 ↑ブルーとピンク系の色の組み合わせがよい。    ↑ブルーの納戸?いい色だね。
     
 ↑こちらは明るい色はないけど趣がある。    
     
     ↑かわいらしい建物でここがプティット ・フランスかと思ったけど違った。
     
 ↑いい雰囲気。    ↑外の壁に描かれたプレッツェルやクロワッサンの絵がかわいい。
     
 ↑ゴミ箱との色がマッチしているのが素敵だった。    ↑このお店のちょっとした退廃感もよい。
     
↑草の色を含めてたくさんの色があるのだけれどバランスとれているんだよね ↑この手前の家は木枠の家なんだけどプティット ・フランスじゃないんだよね。

プティット ・フランスみつける!

     
 ↑こんな濃ピンクの壁もあるんだね。    ↑茶色の木の枠みたいなのが特徴的。
     
 ↑窓の赤い花、ピンクのテーブルクロス、かわいい!    ↑赤いお花が綺麗に咲いている。
     
 ↑かわいい家々が並ぶ。    ↑この川沿いを歩いて駅へ向かった。
     
 ↑赤いお花が満面に飾られている。    
     
 ↑川沿いの道からは家が良く見えた。    ↑部屋の窓からきっと川が綺麗にみえることだろう。
     
 ↑かわいいデコレーションも   ↑ここがよく写真にプティット ・フランスとして写真に出ているところだね 
 
   

 ↑オープンテラスの席で楽しんでいる人たちがたくさんいた。    ↑平和~。
     
 ↑この通りもすごいかわいかった。    
   
 ↑こんな乗り物も走っているんだね。  

■ストラスブールからOffenburgまで

駅でパンを買う。

フレッシュジュースが欲しかったが、店員さんにもう売りきれたと言われた。

そしてふつうのクロワッサンを頼んだつもりがチーズとハムの入ったのが入ってた。なので?6ユーロ超え。ちょっと高い。駅だから?


 
 ↑Offenburgまで帰る列車。二両編成だったかな。
ホームの端から出発するので要注意。

■Offenburgからフランクフルトまでの列車

帰りも同じ場所で乗り換え。

到着して列車を待つ。

なかなか来ない。

遅いな、また遅れてるのかな。


しばらくして、よく電光掲示板みてみると、60分遅れと書いてある。なに~!

すでに30分知らずに立って待ってた。

早くわかればカフェでもいったのに!


でも念のため駅員を探してきいてみる。

あと30分後に同じフォームにくるんですね?と。


そうだという。

駅員は引っ張りだこ。みんなに尋ねられる。当たり前。


トイレを探す。

この列車が来たならトイレ付きなのでそれを使おうと思っていたがあと30分来ない。

駅のトイレにいくが1ユーロかかるのでアホらしくなった。

ストラスブールの駅のトイレは、0.8ユーロだった。

なぜこの田舎町のトイレが1ユーロなのか?

スーパートイレなのか?


馬鹿らしいので駅向かいの、コーヒーテイクアウトしてますと書かれたトルコ料理店へ。

冷えてきたので温かいものが飲みたかった。お茶のテイクアウトができるか聞いてみる。


おじちゃんは英語が通じないので若者がでてきてくれた。若者はお茶のテイクアウトわかってくれた。

1ユーロだった。ミントティーだったのは意外だったけど、ついでにお手洗いも借りれた。

1ユーロでトイレオンリーか、トイレプラスミントティーならどちらがよいかってことよね。

オフェンブルグのトイレ1ユーロという設定はおかしいと思う。


ミントティー飲んで30分待つ。

結局70分の遅延だったみたい。

■やっとフランクフルト中央駅到着

21:08にフランクフルトに着くはずが、22時過ぎにやっと着。

クロワッサン食べててよかった。

夜ご飯は食べず、宿に帰ってシャワーして寝る。疲れた。

ドイツの鉄道、こんなんだったんだ?


ストラスブール行けてよかったけど、列車がなんとも言えない不満。


学んだことは、遅延しても動じない時間と心の余裕があるとよいかもしれない、ということかな。


あと、言葉とどこでも情報を得られるようにする姿勢はいつも大切だと思う。

できることは前もって調べていた方が安心だと思う。

■おまけーフランクフルト空港のラウンジ

無事プライオリティーパスの番号と有効期限を手に入れたので今回はラウンジを使うことができた。
このラウンジは設備としてはよかったと思うけど、食事はいまいちだったかな。
ドイツらしくソーセージがあるのがよかったけれど、そのほかに余り食べたいものはなかった。残念。

 
 ↑かなり長いソーセージ。

そして私は無事帰国したのであった。おしまい。

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