はじめての台湾一人旅

9月29日（金）　2日目

■市内観光へ出発

　今日はとっても忙しい。明日から台北市近郊へでかけるので台北市内の観光は今日中に全部済ませてしまいたかったのだ。

本日の観光予定地：

総統府→中正紀念堂→台北101→故宮博物館→士林夜市→保安宮

その他に両替とできればマッサージなんかもやりたいなぁと思っている。

　朝9時頃ゲストハウスを出発。ゲストハウスの場所はMRTの板南線「善導寺」駅付近、台北駅からも徒歩10分くらいの距離だ。最初の目的地、総統府辺りまでは歩いていけそうなので散策がてら歩いていってみることにした。その途中に朝食を食べられるところがあったら食べようと思った。安さが売りのゲストハウスにはもちろん朝食はついていないからね。共同スペースに調理器具は置いてあったので簡単な調理はできるようになっているが。

↑台北の道路はとても広い。奥に遠く見えるのが総統府	↑総統府に行くまでに見える「外交部」の建物
↑外交部の左隣が介寿公園	↑介寿公園の中、こじんまりとした公園。
↑やっと近くまできた。工事をしているようだ。	↑総統府の裏、警備が厳重。
↑総統府裏のすぐ近くには警察がある	↑総統府と中正紀念堂との間にある景福門（東門）

　総統府まで歩くのは遠くはなかったけれど暑かった。帽子を持ってきて正解だった。日傘をさしている人も多い。歩くだけで早速汗をかいた。これから今日は長いのにな〜。
　総統府到着。でも工事をしているようだ。ガイドブックには一部見学ができると書いてあるがどこから入るのだろう。表からは入れなさそうだ。銀行を発見。ここで先に両替をすることにした。

　総統府の左隣にあるのは台湾銀行。入ってびっくり。かなりでかい。外貨両替の場所は左奥らしい。いってみたらここもまた大きい。案内の人がいるので外貨を台湾のお金（台幣）に両替したいというと、おばちゃんがフォームをだしてくれた。名前や住所などを記入する。パスポートをおばちゃんに渡してその場でおばちゃんがコピーしてくれる。自分でパスポートコピーを持っていかないと両替してくれない中国銀行以外の中国の銀行とは違って便利だ。フォームの記入が終わったら、おばちゃんが何番の窓口にいってくださいと教えてくれるのでそこに行く。その窓口で待つことはない。すぐに両替をしてくれて私が金額を確認しお金をしまってその場を去るまで窓口の人はちゃんと待っていた。ちゃんと「謝謝」といってくれることに大きく感動！お客さんなんだけど私も「謝謝」という。日本でも最後に「どうも」とか「すいません」とかそういう感じだろうか。うんさすが台湾って先進国だなと感じる。中国も国営の体制が強くない銀行「招商銀行」などではサービス態度が著しくよくなってきているからこれからこういう風に変わっていくのかなぁ、変わってほしいよなぁと思った。

■中正紀念堂参観

　歩いて中正紀念堂まで移動する。正門到着。でか〜い！！

中正紀念堂
中山南路21号（MRT　中正紀念堂下車すぐ）
開園：9:00〜17:00（公園は5:00〜23:00)　無休　

↑中正紀念堂大中至正門	↑中は広い
↑正門を入って左手の国立音楽庁 日本のクレーンで外を工事している	↑正門を入って右手の国立戯劇院
↑階段下から本堂を望む	↑階段脇の左右にある獅子像

　白色が基調になった門、紀念堂は爽やか且つ荘厳な感じがした。中はただっぴろい広場になっている。北京の天安門がアジアで一番広い広場だそうだけど、ここもかなり広いように思う。天安門は色が白ではないので同じ中華な建物でもイメージが全く違う。

■中正紀念堂本堂

↑本堂2階にある蒋公（蒋介石）のブロンズ像 壁には「学科」、「主民」、「理倫」が書かれている	↑本堂2階から正門を望む
↑ブロンズ像の左側の衛兵さん。	↑右側の衛兵さん、他の衛兵さんと会話中 壁にかかれているのは 生活的目的在増進人類全体之生活
↑本堂2階左側から愛国東路側の門を望む	↑ゴミ箱も面白い 左が「資源回収桶」、右が「一般拉扱桶」
↑敷地内の自動販売機 左が泰山企業、真ん中が統一企業（中国でもとても有名）、 右が読めません	↑敷地内でかわった鳥を発見！
↑正門向かいの国立中央図書館

■中正紀念堂1階　文物室

　本堂2階から1階におりるエレベーターがあるけれど工事中で使えないので外にでて階段でおりる。
蒋介石の写真や衣服など様々のものが展示してある。

↑蒋介石の車 フィリピンの華僑がプレゼントしたアメリカ1955年のセダン らしい。シート7席、長さ610cm、幅200cm、高さ163cm、 重さ訳3トン防弾ガラスと安全装置がついている。	↑こちらも蒋介石の乗り物
↑入り口に飾ってあったいけばな。 対聯もあって美しい空間になっていた。 大胆で華やかに「秋」が表現されていると思う。	↑こちらは左のお花とはかわって涼しげな秋の様子 紅葉の葉が美しい。

　1階にはアートギャラリーみたいなのがあった。お花を設置したり忙しそうにしていたので実はまだ始まっていないのかもしれない。でも鑑賞している人がいたので私も入ってみた。

↑モダンな絵、シンプルで美しい	↑どこの風景かわからないけれど、山が多い 台湾にはこういう風景が沢山あるのだと思う
↑淡いピンクが綺麗でかわいい。 今回いけなかったのだけど夕日が美しい 「淡水」の風景のようだ。

↑富士山を発見！！日本の桜は綺麗だなぁ。

■やっと食事

　紀念堂の参観を終えて次は「台北101｣のあるMRT市政府駅に行くためにMRT中正紀念堂駅まで歩く。
中正紀念堂駅付近にて食べ物やさんを発見。うれしい、お腹がペコだったんだよ。屋台みたいだったけれどチェーン店のようでもあった。三娘香�俣�粥（20元）を頼む。思ったより小さい。他の人はお肉を一皿頼んでそれと一緒に食べているようだ。まあいいや。一人でお肉平らげるのも大変だし。後で台北101の地下にある巨大なフードコートで食事をしたいとおもっていたのでお粥でちょっと飢えをしのごう。

↑やっとありついた食事。椎茸と肉のお粥。椎茸も お肉もわからないくらい小さく微量だったけれど 美味しかったよ〜！！

■初めてのMRT

　MRTとはとっても便利な乗り物。中国語では「捷運」という。日本の地下鉄か電車のようなかんじ。料金は距離によって違って、最低区間が20元、最高でも60元とリーズナブル。チケットを買うとき行き先を確認して料金を確認、お金を入れる前に金額ボタンを押さなければならないのが日本と違う点かな。お金はコインしかつかえない。でも両替機があるのでそれで両替できる。

↑これが切符。自動改札機の「挿票口」に入れる	↑MRTの駅はどこも広々としている。 北京の地下鉄とは全然雰囲気が違う。 上海の地下鉄には少しだけ似ているけど、 それよりも日本の方に似ているかも。
↑車両はこんな色。バスはラッピングバスで派手 なのにMRTはシンプル	↑待つ場所のラインがひいてある。混雑する駅でも 皆割り込みもせずきちんと並んでいるのですばらしい。

■MRT市政府駅より台北101へ

　台北101は世界で最も高い建築物、世界で最も高い使用可能フロア、世界で最も高い屋根の高さを誇っている。地上101階、地下5階で高さは508mだそうだ。知らなかったけれど正式には「台北金融大楼」というらしい。89階の展望台まで登るエレベーターも分速1010mで世界最速ということだ。中はブティックやレストラン、地下には巨大なフードコートがある。

台北101
信義路市政府45号（MRT市政府駅から徒歩約10分。駅から無料の専用バスがでている）
＜ショッピングモール＞
営業時間：11：00〜21：30（土日、休前日は〜22：00）　無休
TEL：02-8101-7777
＜展望台＞入り口は5階にある
営業時間：10:00〜22:00　無休
TEL：02-8101-8898
料金：350元

↑MRT市政府駅	↑バス乗り場、この辺りは雑多な雰囲気
↑ビルの隙間から見える台北101	↑駅前で順番待ちしているタクシー

　市政府駅から無料バスに乗る。無料バスの運転手さんのアナウンスは感じがよいし5分ちょっとで台北101まで着く。台北101で買物をしなければバスに乗れないという厳しい制限もないしとても便利なサービスだ。この市政府駅付近は「信義新都心地区」と言われ、以前は何もないところだったのが、力を入れて台湾のマンハッタンにしようとしている振興開発エリアだ。すぐ近くには台北世界貿易中心、グランドハイアットホテル、大型ショッピングセンターなどがある。バスからみる風景、なるほどマンハッタンね〜、行ったことないけどすごく綺麗でお洒落な地区だということは確か。ああ台北で駐在員として働いて休みの日にこういうお洒落なエリアでショッピングや食事を楽しむ生活、、、いいなぁ･･･、ちょっと夢膨らむ。

↑台北101に近づいてくると空間を広くとった、 整備された綺麗なエリアになる エンジ色の看板はおなじみ無印良品

■台北101到着

　展望台チケットを売っているのは5階、エスカレータで5階まで上がる。チケットカウンターがあるのでそこでチケットを購入（350元）そしてエレベータが降りて来るまで並んで待つ場所があるのでそこで待つ。

↑おしゃれなブティックが沢山 1階から3階までがファッションフロア	↑吹き抜けのカフェで開放感いっぱいだ。 こういうところでカフェしたいな。
↑5階、展望台チケット売り場入り口

つづく

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