つぶやき日記
2005年 2月後半号
2月16日（水）
最近お友達になったイエメンの人と中国人のお友達と会った。それからあるバーにいったらお客さんが自分たちだけでびっくりした。たしかに今日は平日なのに大丈夫か〜と思った。バンド演奏はフィリピンバンドでその人たちにきいたら、バレンタインデーとか土日は人が一杯入るけれど今日は誰もいない。マネジメントにちょっと問題があると思うといっていた。他のバーストリートなどは広告みたいなのを出しているらしいけれど、このお店はだしていないのでこのお店の存在を知っている人が少ないといっていた。確かにこのお店は去年できたばかりの新しいお店だから余計にそうかもしれない。
2月17日（木）
風邪が全然なおらない。会社でも咳ばっかりしている。以前は仕事中あまりお水を飲んだりしなかったけれど、今は乾燥したら咳が止まらなくて苦しいので、かなりの大量のお茶を飲んでいる。仕事中こっそりお湯をくんできている。以前は風邪をひいても咳なんてでなかった。痰もできたことなんて殆んどないのに、今は痰が喉にからまり咳がとまらず咳のしすぎで肋骨と背中が痛い。咳というものがこんなに苦しいというのをしらなかった。いってみればそれほど苦しい咳にみまわれたもとがなかったということだったんだね。ああ早く健康になりたい。
2月18日（金）
今日はバーストリートにある中華料理のお店「小城故事」へいった。以前は台湾料理のお店だったんだけど、今は中国の特に南方の料理を出すお店になっていた。相変わらず料理の量が少なくちょっと高めなんだけど、まあ前の台湾料理よりは若干おいしいかなというかんじ。デザートの種類が増えたのと、服務員のサービスがまあまあよかったは高得点かな。それほど美味しいお店！と人に宣伝することもないと思うけれど、場所がバーストリートでこのあたりはもともと食事どころがすくない。バーストリートではバーでもあるお店以外ではここだけがレストランだし、あとは道路向かいに広東料理＆飲茶のお店があるくらいだもん。だからこんなに流行っているのかもしれないね。今日は週末だし、皆食べ終わったらバーストリートのバーに行くのだろうか。
2月19日（土）
今日は朝起きれたら病院にいこうかと思っていたけれど起きたら11時だったのであきらめた。同僚がある病院の先生を紹介してくれたんだけど、午前中しか診察していないそうだ。しかも人が多いから朝8時から並んでいないとだめだという。病院には行きたいと思っているけれど、行ったら一日がかりでしかもくたくたになるので、実はできれはいきたくなかった。いったらもっと疲れてひどくなりそうな気がしてしまう。
2月20日（日）
職場の同僚が新しく買った部屋を見に行った。まだ内装ができあがって家具家電は買っていないそうだけれど、部屋のつくりや備え付け家具などを見せてもらった。3階で日あたりがとてもよく、暖気の暖房が床の下にはいっていて部屋がとても暖かかった。やはり新しい部屋は綺麗で心地よい。今私が住んでいる部屋は大きさは一人で住むのに問題はないけれど収納の場所が少なくて服や荷物があふれてしまっている。以前は大家さん3人家族が住んでいたというんだから信じられない。一人の荷物もあふれかえるのにどうやって親子3人が暮らしていたのか謎だ。
2月21日（月）
仕事で残業のあと、同僚と韓国料理屋に食事に行った。チジミを2人で頼んで、私はキムチチゲに同僚は刀切麺を頼んだ。初めてきたお店だったので味はどうかな？とおもったが、結構美味しかった。個室もあって落ち着けるしまた来たいと思うところだった。日本人のお客さんの声がするなあと思ったら実は知っている日本人で、もう今週で日本に本帰国するということ！いきなりでびっくりした。去年結婚して来月に出産を控えているのは知っていたんだけど日本に帰るということはきいていなかった。旦那さんは天津の方だそうだけど、日本に帰ってからの就職先（出産後）もきまっているらしく、天津にはもうもどってこないそう。ここでたまたま会わなかったら、帰国してから「そういえばあの人最近見ないけれど」「帰国したらしいよ」みたいに後から気づくということになっていただろう。大体日本に本帰国する人はメールで「お世話になりました」、「帰ります」というのが多いけれど、彼女みたいに、あっけなく帰っていく人もいるのねーと思った。私は別れはどんな人とでも悲しいなぁと思ってしまうタイプだけれど、彼女には逆にまだ天津いるの？もう長いよね？なんていわれてしまったよ。人それぞれというやつかな。
2月22日（火）
今日はある転職のメルマガに載っていたある人の投稿をみて気がついた。彼女は転職したときに、仕事を変えたとき、また新しい人生が始まると思っていたけれど、実はそうじゃなくて人生は今日の延長上にずっと続いているんだと気がつき今日は明日のために頑張らなきゃならないと思った、と書いてあった。それをみて私もはっとした。実は私も同じように思っていたのだ。仕事を変えたとき、日本に帰ったとき、他の都市で暮らし始めたとき、結婚したとき、と何かがあったとき新しく人生（生活）をはじめられる、リセットできると思っていた。またいつでも新しく始められる、つまりそのときから頑張ればいいんだ、と思っていた。だけどそれは違って、毎日の積み重ねが未来の自分をつくっていくわけだし、あるときからリセットできるなんてことはない、毎日を頑張らなければならない。そのことを今日気がついて、同僚の中国人で4歳年上の既婚女性に話したら、それは大人になった証拠ね！といわれた。彼女は結婚したときまた新しい生活が始まると結婚する前は思ったけれど、結婚したときにこれから毎日はずっと同じだということに気がついたといった。ときどきそれを思って悲しくなるね、という話だった。でも彼女の旦那さんは決してハンサムじゃないけれどとてもいい人だ。彼女をみて私も結婚して幸せになりたいとよく思うものだった。彼女のいっていることと私の今日思ったことと全く同じじゃないけれど、人生に対して、それはずっと続くもので、どこから急に変わる（ことももちろんあるけれど）ものではなく、毎日、一歩一歩の積み重ねが、自分の人生になっていくということということを学んだ。だから毎日を大切に、自分の目標に向かって頑張らなきゃと思った。
2月23日（水）
今日は中国の元宵節、元宵を（中に餡子の入った白いお饅頭）食べて、家族団欒をする伝統的な日だ。中国人のスタッフはいつもにもまして終業時刻きっかりに消えていく日だ。今日は日本から来客がきていて、残業してまで仕事を続ける予定みたいだったけれど、上司が「今日は5時以降誰もいなくなる日だから、終業時間外に仕事を要求してもだめだよ」といった。でも結局5時きっかりにはおわらなくて少し遅くなった。日本の感覚からいうと終業時刻きっかりに終わる仕事は少なく、市内から離れている職場で終業時刻にあわせてでる社バスにのって帰る必要があることが感覚的にわからないのだろう。日本人である私にはその感覚はよくわかるけれど、中国は日本とは違うのだよな。
2月24日（木）
仕事が終わったときに、「疲れてなかったら会って話しない？」と中国人の女の子からショートメールがきた。OKってきいて時間を7時すぎにきめた。彼女の家のすぐそばのお店でご飯を食べようということにした。私は家ででかける準備をしていたら7時に電話がかかってきた。彼女がご飯を食べているから8時にしようとかいうことだった。でもそのまま話はずっと続いていくから結局でかけるの？といったら、どっちでもOkとかいう。それで誰か誘ってみようかといって電話を一旦切った。そして友達を誘ったらだめだったとショートメールをしたらずっと返事がこない。結局9時くらいにショートメールの返事がきて、「ごめんお風呂入っていた、今日どうする？それとも明日にする？」ときた。私は「どっちでもいいよ」といったら彼女も「どっちでもいい、貴方がきめて」といってくる。遅くなるので明日にすることにしたよ。結局意味のわからなかったよ。いつ、8時の約束がなくなったのか！？あのお友達とはよく一緒にでかけるいいお友達なんだけど、何故かドタキャンと遅刻が多い。遅刻はまだ我慢しても、ドタキャンはやめて欲しいよ。しかも今日みたいにいつの間にかドタキャンになっていて、電話きるときになってやっとドタキャンだったというのに気づいたり！！ちょっとびっくりしちゃうよ。
2月25日（金）
週末なのでCOSY CAFEという踊れるバーへ行った。そこで演奏している南米系バンドメンバーが今週末で契約がきれて上海へいってしまうそうなので、さよならパーティーになっていた。それと留学生がそろそろ新学期で帰ってきたり、あるいは新しい学生がきて皆で集まったりなのかお客さんが一杯だった。席がなくて立っている人とかもいた。外国人（欧米系）も多くて少し話してお友達になった。オランダ出身の人と、フランス人と少しだけ話した。当たり前かもしれないけれど日本人だっていわなければ中国人だと思われる。会話は普通は英語だけど、そのオランダ人は中国語が中級以上だったので中国語での会話でも大丈夫そうだった。COSY CAFEは唯一欧米人が集まる場所だけど大体の場合欧米人は欧米人で固まっている、アジア人と話すことが少ない。女の子二人でいっていて話しかけてくるのは全部中国人だ。しかも、おじさんとか若いけど遊び人みたいな人とかね。バーだから仕方ないのかな。
2月26日(土）
腰が痛い。今月の初めからひいている風邪でせきばっかりしていて、最初は肋骨が痛かったんだけどそっちはすぐによくなって最近は腰がいたい。咳はだんだんゆっくりなスピードだけどよくなってきている。しかし咳をするたびに腰が痛む。単なる筋肉痛だと思うんだけど早く治って欲しいわ。
2月27日(日）
上海に行っている間、中国人同僚に犬を預かってもらっていたのだけど、そのときに手作りの赤い服を着せてもらっていた。とってもかわいくて赤が女の子らしくて帰ってからもずっと着せていたのだけど、いつのまにか自分で脱いでしまっていた。小さい頃から着せていると慣れてしまうのだけど、うちの犬は一度も服を着せたことがないから心地悪いのだろう。本当は可愛い衣装をずっときててほしかったけれどね、まあ人間強要してきせるものじゃないわね。もともと沢山の毛がついているからね。
2月28日（月）
今日は先日バーであったフランス人と会う約束をしていた。昨日電話がかかってきて約束したのだけど、実は彼が何をいっているのかよくききとれなかったのだ。会って初めてわかった。ルームメイトの女の子に買う誕生日プレゼントを一緒に選んで欲しいということだったのだ。なんだよ、デートの御誘いだとおもってすごいうきうきしていたのに！！彼が指定した場所は天津で一番？の繁華街？濱江道だった。小さいお店が沢山並んでいて安い。デパートもあるので高いものも買える。一緒にお店を歩いた。お店をかっこいいフランス人と一緒に歩くのは鼻高かったけれど、でも彼はアジア人を恋人にしようとかそういう気がないことが色んな場面で感じられた。フランス人ってとってもスウィート！？とかって思ったけれど、それはきっと彼女にだけなのね。はー。食事も超安い中華料理だし、一人10元で割り勘だった。食べ終わったら人と会う約束があるからと帰っていった。まあ言葉では悪いことは言わないし、話も盛上がったんだけど、でも態度っていうのもその人の心を表すものなのね。ちょっと欧米人と国際結婚を将来は・・・と考えていた私は、その夢打ち砕かれた。自信をなくしたよ。やっぱりアジア人しか興味もってくれないのかな・・・。
TOP 旅行記 プロフィール 掲示板 チャット 日記 笑話 お菓子 映画 リスト フォトレポート
コラム 100の質問 天津街ガイド SARS 過去Top 中国語
