つぶやき日記

2005年  3月前半号

3月1日(火)

職場には小さな子供がいるお母さんが多いのだけど、彼女達の今の話題はミッフィーやピーターラビットなどの絵本だ。子供に読ませるらしくて小さいサイズの絵本をどれがいいかとみんなで吟味している。私もピーターラビットを注文することにした。全5冊で中国語と英語とどちらも書いてある。英語を今勉強中なのでちょうどよいかなと思ったのだ。中国語も絵本や物語の中国語というのはほとんど勉強したことが無いから一度勉強に読んでみてもいいなと思う。

3月2日(水)

同じく天津で暮らしている人(私の知人でもある)の発行しているメルマガを愛読しているのだけど、その人がメルマガで天津関係のプログを紹介していた。そのプログは私は読んだことなかったのだけど、その中で天津に関するサイトとプログを紹介していて、それをみてみるとこのサイトも載っていた。他にタイトルからみてもしや?!と思ってあるサイトをみてみると、以前天津つながりでメール交換をしていた人の名前と写真がのっててその人のサイトだった。あいや〜、天津関連の日本人社会狭すぎ〜。このサイトは基本的には天津在住の友人には内緒にしているのだけど、彼らに見つからないようにもっと気をつけなきゃなと思いました。特に悪いことをしているわけじゃないのだけど、ちょっとプライベートを友人にさらけ出すのは恥ずかしいのよね・・・。

3月3日(木)

最近知り合ったフランス人がいてその人と今日は食事の約束をしていたのだけど、昨晩電話あって仕事でだめになったそう。この人も予定がころころ変わって約束の時間も場所もぎりぎりになって決まるタイプ。仲良くしている中国人もドタキャンばっかりの子だし、私の周りにはどうしてこんなにきっちりタイプがいないのだろう。類は友を呼ぶ?とか思ったけれど私はドタキャンは申し訳ないから絶対できない人なんだよね。約束の場所とか時間を自分で決めるのは苦手だけど、でも決まっていないとそわそわしてしまうタイプなんだよね。でも何故か友達は皆その辺はルーズだったりする。なぜだろう。

3月4日(金)

週末よくいくバーで今日も踊りまくった。朝の4時すぎまでおどって家に帰ったのだが、帰りに乗ったタクシーの運ちゃんがおしゃべりが好きな人で、いつもそのバーから帰るお客さんを乗せているから色んなことを知っているといって話してくる。ロシア系の女性は黒人さんが大好きなんだとか、あのバーに通う黒人は中国人女性を家に沢山連れ込んでいるとか、全部が信用できる内容ではなかったけれど最初は興味深くきいていた。普段触れることのない世界なので面白かったのだけど、そのうち家についたのだけど永遠に話しつづけるし、私が話ししたことについては意見を聞き入れないし、どれだけ話しあっても分かり合うことがないことが判明、ただ話の途切れるのを待って帰ろうと思っていた。しかし話は途切れること無いので、仕方なく「ごめんなさい、もう眠たいから」といってさえぎった。おじちゃんは「そうか」といって電話番号をくれた。そこで「じゃあ」と帰ろうとしたらまた話が始まった。この人は単に話することがすきなんだろう、もうきりが無い。無理やり「また今度話しましょう」といって終わらせた。おじさんはきっと主に夜仕事しているのだろう、眠たくないのかどうかしらないけれど、早朝にお客さんが眠たいかどうかもかまわないで、そんなにひっきりなしに話ししないでください。会話はキャッチボールですよー。結局タクシーに乗っていた時間が15分くらいと、家についてそれから25分、全部で40分も話をしていたことになる。すごい眠かった。

3月5日(土)韓国料理屋さんへ

 
友人達と韓国料理を食べにいった。天津日報に有名な韓国料理屋サラボールがあるけれど、そこは高いのでその向かいにいある、青葉火鍋のお隣の一松亭というところにいった。初めいったけれどおいしくて、掘りごたつで足も伸ばせるし、サービスが値段の割にはよいように思った。服務員さんたちは皆朝鮮民族のようで朝鮮民族の言葉で話をしている。お客さんも韓国人ばかりだった。普通韓国料理屋さんというと日本人客や中国人客も結構入っているのだけれど、ここは韓国人のお客さんがほとんどだったから、もしかして結構本場の味に近いところなのかもしれない。味はおいしかったし、無料でてくるキムチなどの前菜が種類が一杯で驚いた。鶉の卵とか貝とかミニチジミとか、魚とか、高級なお店でもこんなに沢山の前菜をみたことがなかったので感動だったよ。あとお店のマネージャ?か責任者?らしき人がお店を回っていてちゃんと指導をしている姿がみられてよかった。教育も行き届いているようだった。オススメの観光料理屋だ。

3月6日(日)財布盗まれる!

ショック!生まれて初めて財布を盗まれた。コンピュータ街のCD屋でCDをかい終わってルンルンで外を歩いて今度はコンピュータ関係のモールに入って支払いをしようと思ったら財布がなかった。大きな財布だし、今までに一度も財布をおとしたことも、取られたこともなかったので焦った。お財布を確かにかばんの中にいれたのは覚えているのだけど、そのかばんはチャックがないものだったのだ。お店からショッピングモールまで移動する間に盗まれたのだろう。たまたま他の封筒にお金を入れていたから支払いをすましてその日を過ごすことができたけれど、その封筒がなかったらと思ったら悲惨だったろう。出先で家に帰るお金もなくなって、私は誰かに電話してお金を借りに行くのだろうか・・・。現金は小銭しか入っていなかったからよかったけれど、居留証と外貨口座のカードと、人民元のお給料が振り込まれる口座のキャッシュカード(スーパーで買い物もできる)が痛かった。実は明日就労ビザの延長でパスポートと就業証と居留証を提出するように言われていたのだった。しかも銀行で紛失届を出したり新しいカードを取りにいったり(郵送してくれない)するのにはパスポートが必ず必要だった。よりによってこんなときに・・・と思ったけれど、お気に入りのCDが手に入ってうかれていた自分が悪かったのだろう。とりあえず居留証などは土日はどうしようもないので、銀行にいって紛失届をだすことにした。外貨の口座は銀行の預金通帳とパスポートをもって口座開設した銀行へいった。預金口座から全部お金を下ろして新しい口座を作ってくれた。そして新しいカードもでてきた。こちらは簡単にすんだ。もう一つのカードは招商銀行の一KA通という預金通帳のないタイプ。そちらは預金通帳がないので口座番号もわからないので明日会社で調べてからにすることに。どちらの銀行口座もカードがなくなってもパスワードがわからなければ出金できないシステムになっている。なのだけどパスワードをどこかで見つけられるかもしれないし、ちょっと面倒だからといって手続きをするのをしなくてお金がなくなっていたらもっと悲惨だ。いちおうIDとなりえる居留証も一緒になくしているからちょっと心配だ。居留証には写真がついているが、簡単にはがせて付け替えられるタイプだ。もちろん割り印みたいなのはついているけれど、そこまでいちいちチェックする人はどこにもいない。簡単に悪用されそうで怖いよ。

3月7日(月)銀行カード紛失処理

招商銀行の口座番号がわかったので電話の音声システムで口座凍結の手続きをした。それからパスポートを持って口座開設の銀行へ出向いて正式な紛失届と新しいカード発行の手続きをした。一週間後に新しいカードをパスポートをもってとりに行ってそれで口座のお金を下ろしたりスーパーで買い物をすることができるようになるそうだ。

3月8日(火)居留所紛失の手続き

居留証の再発行について総務の人が調べて教えてくれた。まず所轄地域の派出所に紛失証明をだしにもらいにいって、それから何日かたってやっと紛失が有効になるそうだ。それから居留証を再発行して、それがそろったらビザと就業証の延長の手続きができるそうだ。とても時間のかかる作業だ。だからか総務の人は今日仕事中なんども電話してきた。派出所というのは会社勤務の時間しかやっていないので会社を抜けていかなければならない、だから今すぐ派出所にいけという旨なのだが、私はあいにく一日中来客でいなかった、総務のその人の手下に今日は忙しいから無理だと伝えたのに、帰り際に電話してきて「なんども電話したんだよ!早くいきなさいっていったじゃない。あなたは、もうっ!うん、うん、って何よ!後に沢山の手続きがまだ待っているんだからね!」といってきた。私だって来客中にいきなり上司の許可もなしに出て行けるわけがないじゃないか、人の話は何もきかずに、「なんで言われた通りにしないの?」というその姿勢に腹が立ったよ。貴方みたいに会社の車でいつでも外出できる立場じゃないのよと言い返したかったよ。

3月9日(水) 派出所へ

朝一番に、居留証紛失の件で、まず自分の家の管轄の派出所へ電話してみた。そしたらここは違うという。そしておしえてもらった他のところへ電話したら態度がすこぶるわるくて会話にならなかった。他に電話番号も教えてくれなかったし、一体どこへいったらよいのかわからないので総務の人にヘルプをだした。色々電話してもらって結局最初に電話した派出所で手続きをしたらよいということが判明(なぜ最初からそういう話にならないのだろうか)そしてそこに今すぐいくように指示された。上司に話してでかけた。総務の人が話をしてくれていたので、派出所についたら比較的スムーズにことは運んだ。まず最初にノートに紛失の状況を書き取っていた。何時、どこで、何を
無くしたと。あとは住所や電話番号などのことも記録して、パスポートをチェックして(パスポートは必ず必要!)それから薄いぺらぺらの紙に別に証明書を手書きで書いてくれた。それに派出所のはんこを押してできあがり。それがあれば居留証紛失の手続きがとれるそう。はー、一段落した。

3月10日(木)居留証紛失の広告

紛失とみとめるためには、天津日報に、○○は居留証をなくしました。という広告を出さなければならないらしい。総務の人が広告費が1000元かかるからといってきた。1000元!天津では月収にも相当するような大金!広告を小さいサイズにして広告費を安くすることはできないか?と総務の人に相談したら、総務の人も忙しくて気分を悪くしたのか、普通の広告とは違ってこの広告費は決まっているものだから安くはならない。もともと紛失は個人の責任だから総務の私がやる必要は無いのよ、本来ならば貴方が直接手続きに行くべきなの。忙しいから貴方がこれからいってきたら?といわれた。そこまでいわれたら私も「お願い〜!」なんていえなくて、「いいけれど私が行くなら週末になるよ」といった。その後にもビザ延長の手続きが待っているのがわかっているので「それはだめだ、週末は彼らも受け付けしてくれないから、仕事中に時間をもらっていかなきゃだめよ」という。私は「こないだ仕事抜けたからもう一度仕事抜けるのは申し訳ないからできない」といった。関係はかなり硬直。私が不利になりそうな雰囲気だったけれど、ちょうど総務の人が忙しくなってでていったのでとりあえずは収まった。後から「結局貴方がいくの、私がいくの?」と総務の人がきいてきたので「時間があったら行って欲しい」といったらOKだった。そして無事広告を申請してきたとの連絡があった。気になる広告費の方はなんと100元だった。1000元っていったんじゃ、と思ったが知り合いだったので安くしてくれたということだった。やっぱり自分でいかなくてよかったわ。外人が一人でいったら1000元取られていただろう。とりあえずは総務の人に感謝をして終わった。その話を同じ部署のおばさんにしたら、今の関係とこれからの関係を円満にするために小さいお菓子を買って渡したらよいといわれた。いわゆる贈り物だ。ついに私も天津で賄賂デビュー?!値段は20元くらいでよいそうだ。私は乗り気じゃなかったけれどそうやって渡したら彼女も喜ぶし、これから何か会ったときによくしてくれるから、とすすめられた。中国で生きるにはこっちのやり方に従うしかないかな。

3月11日(金)天津賄賂デビュー!?

昨日スーパーで買ってきた30元のチョコレート詰め合わせを早速総務の人に渡しにいった。彼女も昨日で広告の件が落ち着いたからか機嫌はよくて、「私がしたことは私がするべきことなのだから、そんなことしなくていいわ。私はそんな面倒な問題のない人だし、私たちは姉妹よ。困ったときに私が助けるのは当たり前のこと。私は要らないから貴方食べて。」といって受け取ってくれなかった。総務の人も10歳の子供のいる女性なので20代の小娘のチョコレートを受け取らないとは思っていた。私はなんか自分がやましい行為をしているような感覚だったけれど、彼女は昨日とはうってかわったような友好的な態度と言葉になっているし、効果はあったのかもしれないなあ。天津の賄賂デビューはこんな感じでした。

3月12日(土)女人街へ

今日はじめて女人街へいってきた。女人街は鼓楼の近くに在る女性の洋服やアクセサリーを売っているショッピングモールで、中に入ってみると建物がしっかりとしたデパートのようになっていて驚いた。でも売られているものはそとの露天が屋内に入っただけというだけで、外装や建物の骨組みに比べたらかなりちゃっちい。一つ一つのお店も小さいので見て回るのもたいへんだ。まだまだお店が入っていないエリアもあるし、これからを期待するというかんじ。ただ中に在るアイスクリーム売り場やパン屋さんが日本のような雰囲気なので気に入った。アイスは今回は寒いのでたべなかったけれど、パンを買って帰ったら美味しかった!黒トーストいうチョコレート入りの生地のトースト(10元)が美味だった!あとはチーズ系の惣菜パン(4.5元)も初めて中国に着た頃のパンとは大違い、大分進歩したものだ。住んでいるところが近くだったら頻繁にパン買いにいくのになあ。

3月13日(日)北京時代の友人と3年ぶりに再会

北京留学時代の日本人の友人で、卒業後日本で働いている人が今仕事で天津に来ているということで急に会うことになった。3年ぶりの再会。前回会ったのは私が天津に来る少し前だった。友人(男性)は3年前は学生の雰囲気が一杯のスポーツマンという感じだったのに、今はスーツにロングコートを身にまとい髪も伸びて、立派な社会人の面立ちをしていた。かなりショックだった。私にも同じように3年の時が経っているということだ。もちろん彼が「老けたね〜」なんて口にすることはなかったけれど、私だって学生から社会人になってそれなりの変化を外見からみてとれるようになっているはずだ。それはいいことなんだけどね、一人の女性として歳を重ねるとい
うことは複雑な心境だ。社会人なのにいつまでも学生みたいなのも駄目だと思うのだけど、心の中では全然かわらないね〜っていわれるほうがうれしいのよね、女の子って。

3月14日(月)留学生ご用達レストランへ

今日は外国人留学生の溜まり場アリババへ。今日も留学生が沢山いた。日本人留学生も韓国人留学生などのクラスメートらしき人たちと楽しそうにお話ししていた。彼らは中国語はまさに勉強中のためあんまりうまく伝わらないときもあって、そういうときは英語を使って会話したりする。話題がとぎれることもなく楽しそうだった。留学中は中国語を勉強する!という共通の目標があるから友達との交流も楽しいと思う。中国語をマスターしたら・・・??もっと楽しいとは言い切れないけれど、新しい世界が開けるとは思う。そう中国をもっと知ることができるのです。

3月15日(火)全部50元札で

旧カード紛失のため新しく作ったカードで出金!!したらパスワードが間違っています。もう一度入力してくださいとでてくる。もう一度入力してもまた同じ。幸い日本のように3回間違えたら取引中止になったりはしないので何度入力しても平気なのだが、私のパスワードは間違ってはいない。機械が故障しているようだ。他のATMで試したらOKだった。でてきたのは全部50元札だった。1500元分、30枚。大金を手にしたような錯覚だった。

       

TOP 旅行記 プロフィール 掲示板 チャット 日記 笑話 お菓子 映画 リスト フォトレポート
コラム 100の質問 天津街ガイド SARS 過去Top 
中国語




100MB無料ホームページ可愛いサーバロリポップClick Here!