つぶやき日記

2005年  4月後半号

4月16日(土)北京とんぼ返りの忙しい一日

8時半の列車にのって北京へ、それから用事を済ませて午後2時50分の列車にのって天津へもどった。4時から天津で中国人同僚の結婚式でそれが終わったら、7時半から天津に出張にきている日本人達と23時まで食事とお話を楽しんで、その後はいつも週末つるんでいる天津人の女の子と遊びに行って、夜の2時になってその子はまだ帰りたくないというのだけど、私はもう一人会う予定の人がいたので、私だけ先にひくことにして、それから友達のうちに遊びに行った。1時間ちょっとくらい韓国のビール飲んで話して寝た。超スケジュール過多だった。

4月17日(日)あっという間におわった日曜日

友達のところで寝て起きたらもうお昼の1時!2時から用事だったのに!!家に帰って準備をしてでかけた。日曜日はやることが沢山で全部こなして家に帰ったら夜の10時だ。なんて早い週末なんだ。洗濯もしていないぞ。

4月18日(月)何かわすれていた・・・

週末にやりそこねた洗濯などを終えて、時間があまったのでご機嫌でSHAKIRAのコンサートDVDをみていたら、何かやるべきことをわすれいるような気がした。つい先日までDVDをみたりする時間は全然なかったんだよ、何かやることがあって忙しくて。それは何だったのだろう・・・。そうだ、HSKの試験勉強だった。なんでそんな大事なこと忘れてるんだろう。

4月19日(火)タクシーの運ちゃん

日本人の友達と一緒にタクシーに乗ったらその運ちゃんが「日本人か?日本人か?」とそればっかりに興味津々だった。といっても反日の感情からそういっているわけではなくて、普段外国人に出会う機会がない人だから、外国人がそばにることに興奮を覚えているだけだろう。それはいいけれど、ずっと「何人だ?」ということばかり話しかけてきて、まっすぐいって、といったのに曲がるし、むかついて私は怒って文句をいってしまった。あとからあんまり怒って人の気を悪くさせるのはやめようと反省した。

4月20日(水)同僚が重病

会社に中国人の24歳の同僚がいるのだけど彼女が最近ずっと病気で休んでいる。入院して手術をするらしく、一度上司がお見舞いにでかけた。お見舞いのときは彼女も、彼女のお母さんも明るく病気のことなんて少しも気にしていない様子だったけれど、違うところから実は重い病気だということを聞かされてショックだった。若くて普段から運動好きな彼女、「なんのスポーツが好きなの?」ってきいたら「なんでもする」といっていた。色白だけど健康そうで風邪の姿もみたことないし病気で会社を休んだこともない。身体が丈夫だと思っていたからすごくショックだった。そして24歳という若さ。自分も若いと思っていたから大きな病気なんてすることはないと思っていたけれどそれは違うんだね。そういえば日本人の友人で同じ病気にかかっている人がいることを思い出した。彼も20代前半で何度も手術を繰り返していた。発作が起きて苦しそうな姿も見たことがあった。今も元気に働いているみたいだけど、でもずっと病気とはつきあっていっているのだろう。体質とか遺伝とかもあるいし、自分の力で防ぐことができないのだけれど、でも身体に気をつけて毎日を過ごさなきゃね。そして色々考え悩むのは身体によくないしやめよう。毎日楽しまなきゃね。

4月21日(木)「小肥羊」で食事

今日は小肥羊という羊しゃぶしゃぶのお店で食事した。でも私は羊のお肉が苦手なので牛肉を頼んで、氷豆腐というスカスカになった豆腐(これがおいしい!)とあとは野菜を白菜、ジャガイモ、もやし、えのき等を頼んだ。鍋は滋補という、にんにくとかきのことかが沢山はいっている滋養強壮になる鍋を頼んだ。小肥羊はチェーン店で市内に沢山あるのだけれど、実は私は今日がはじめて、大衆的だけれど服務員の言葉遣いなどサービスはいいので気に入った。甘酸っぱい酸梅湯が無料ででてきておかわりもOKだし、2人で72元でたらふく食べられて満足だった。鍋というと青葉火鍋などもチェーン店だけれど、あそこより大分小肥羊の方がおいしい。

4月22日(金)仕事の引継ぎが忙しい

今まで結構仕事ひまだったのが、今度仕事内容が変るため引継ぎとかで急に忙しくなった。今度受け持つ仕事は日本人からひきつぐのだけれど、私の今の仕事は新しく雇う中国人に教えることになる。その新しい人はまだ面接もしていないし、いつから出社するのかもわからない。日本語ができる人をとるらしいけれど、もちろん専門用語などはいきなりわかるはずがないので、その新人への引継ぎは中国語で行われることになる。だから今から頭が痛い。単純に中国語で説明するのは大変だというのもあるし、中国人ははっきりものをいうから「貴方の言っていることわからない」など普通にいわれる。そして一度きいたことを再度質問することを恥ずかしいとか申し訳ないとかあまり思わないので、同じ質問が繰り返しなされることが予想され、そしてその度に私が以前説明したことは意味があったのか?と思うことになる。それを思っただけでいまから疲れる。そして私が教えた新人が他の人に引き継ぐとき(彼らはすぐに転職するのでその日が近いかもしれない)にうまくいくように仕事内容のマニュアルも作っておきたいし、などと考えると頭が一杯になる。まず私の新しい仕事も引き継いで一人でできるようにならなっきゃならないし。5月は忙しくなりそうだ。

4月23日(土)インドネシア華僑のお友達とカラオケへ

お友達のインドネシア華僑の人と「王頂堤」にあるカラオケボックス「東方之珠」へいった。「東方之珠」は市内の他の場所にもあるのだけれど、新しくできたこの店舗は広くてインテリアが綺麗だった。「東方之珠」という名に負けないくらいの、蘭や梅を使った東洋インテリアだ。ただ場所が貴州路よりも悪いため、客層のレベルもすこし落ちる。設備は同じ。日本語の歌も英語の歌もあるのだけれど、中国語の曲以外は新しい曲は入っていないが残念。今日は私ともう一人の日本人以外は全部インドネシア華僑で、中には中国語の会話があまり得意じゃない人もいて、そういう人達のために英語か中国語で歌う。彼らは英語はもちろんうまくて、さらに中国語の歌も結構うまい。中国語しゃべるとちょっと私の方がうまいかなーなんて思ったけれど、やっぱり華僑というバックグラウンドがあってなのか、やっぱり中国語の理解は深いなあーと思ったり。まあこれも人によるけれど。

4月24日(日)日本好きのお友達に日中のこじれについてきかれる

いつもつるむ天津人Mちゃんが日本好きな天津人のお友達をつれてきた。その人は昼間は知り合いのスーパーマーケットでマネージャーをやっていて(23歳なのに)他にはタトゥーを入れる仕事もしているらしい。芸術学院を卒業したので絵画が得意なそうだ。前にもタトゥーが好きで日本が好きっていう人がいたけれど、彼も同じく日本が好きだそうだ。彼らは日本のタトゥーの雑誌をみているからだろう。面白いのがタトゥーと一緒に「YAKUZA(やくざ)」という言葉を覚えていること。中国人に限らずフィリピン人にも「私はタトゥーが好きでないといったら」「君はYAKUZA(やくざ)」が嫌いだからだね」とか言われたことがあったな。色んなところで日本は有名だなあと思う。その人は日本が好きなだけあって、日日本のことについて色々知ってて、好奇心旺盛に日本のことを質問したり話ししたりしていたのだけれど、その中で最近日本と中国は関係が少しこじれている、知っているか?といれた。彼らにとっては間違っているのは日本だと思っていて、すべての中国で手に入る情報が正しいと思っているから、彼らが日中関係について語ることはなんら怖いことでもないし、ためらいもなくそういうことをきいてくる。別に何か私に訴えたいわけでもなく、敵意を表しているわけでもなくて、ただ自分は正しいという根本的な認識のもと、一つの話題として君は知っているか?ときいてきているのだ。私としてはもともとの認識の出発点とお互いがもっている情報が違っているので、熱く話し合っても無駄と思うので、そこでそのことについては何も語りたくなかった。「我知道(知っている)」とだけ言ってそれ以上話しを続けなかった。幸い他の話題に移った。もちろん彼はその話題を振ったことで私が少しナイーブになってしまったことなど気づくはずもない。そして私もナイーブになったからといってこれからの人間関係を大きく変えようということもない。これがやっぱり現実だと思うから。

4月25日(月)最近の果物

最近毎日のように食べている果物は、イチゴとマンゴとバナナ!あとはパイナップルがシーズンなのだけど今年はまだ食べていない。以前パイナップルが大好きでいつも買っていたのでその反動だろうか、今年はもっと甘いものが食べたいと思ってしまう。特に今年のマンゴはおいしい!甘いし沢山出回っているし、こんなにマンゴを食べまくっているのは人生ではじめてかもしれない。日本ではマンゴは高くて頻繁に食べられないから、その点では幸せだよ。ちなみに今日買った値段はそれぞれ500gイチゴが6元、マンゴが6.5元、バナナが2.5元だ。マンゴはこっちでも少し高級なフルーツに入るかな。りんごや梨はそれに比べて年中安い。

4月26日(火)顔見知りばかり

知っているフィリピン人が新しくできたバーで働いているというので顔をだしてみたら、そこは知っている韓国人がつくったバーだった。そして前よく通っていたバーで働いていた従業員3人と常連客1人にあってしまった。知っている顔ばかりでびびった。新しくできたバーなのに、私にとって何も新しくなかったなぁ。

4月27日(水)フランス人に反日問題をきかれる

天津人のお友達と二人でいるときに、フランス人の友達にあって少し話をした。最初はフランス人がマネジメント面でバイトをしている開店間近のクラブについて話をしていたのだけど、急に、「そうだ!中国と日本のトラブルについてききたい、どう思う?」とかいわれて焦った。「私は話しても意味がないことだからここで話たくない。知りたいならE-mailアドレスを教えてくれたらそこに私の考えをメールすることはできるけれど」といったのだけど、「なんで話してくれないの?自分は中国に住んでいるから、このことについて知っておかなければならないんだ。」という。私が話したくないという理由は、中国と日本で報道される内容も違うし、教えられてきたこともかなりかけ離れているから、この問題に関する出発点がかなり違っている。だからこそ話し合うことが意味がないし、私と中国人である友達がいまここでそのことについて話し合って何か結果が得られるとは思わない。一方が相手の話をただ聞いているというのなら話は結論までたどり着くかもしれないけれど、それも話し合いとして意味はない。二人ともが自分の意見を述べるとしたら、相手の国ではその認識は通らないのだから、「それは事実じゃない」と反論されるだけで、どこかに「正しい、正しくない」と判断してくれる第三者がいるわけもなく、それはただ溝をもっと深めるだけだ。フランス人の友達がいうには、フランスとドイツもかつてはとっても仲の悪い国だったけど、お互いに昔のことを忘れる努力をして話し合いをして今は一つのヨーロッパとして協力しあう間柄になったと。だから中国と日本もそうなれるんじゃないか、というのが彼の意見だ。だけど、彼は中国と日本のその溝の深さと中国が内政の問題で日本と仲良くなって反日感情が薄れてしまったら困るということがあって、反日教育と情報操作をやめようとしないだろうということをわかっていないと思う。まあ、そんなことフランス人である彼が知っているほうがめずらしいか。それにもし知っていたら日本人と中国人が同席している場所でそんな質問はしないだろう。幸い、天津人のお友達は英語があんまり得意じゃなかったから話の内容がききとれていなかったのでよかった。ききとれていたら・・・。うーん。かなり気まずかったかもしれない。

4月28日(木)中国人スタッフを面接

職場で新しい中国人スタッフを雇うため面接をした。募集内容が少し難しくて会計と日本語のできる人材ということだ。応募してきたのは5名で、でも実際に面接にきたのは2名だった。一人は女性、一人は男性。女性は在学中に実習生として仕事をした経験があるそうだけれど、会計の仕事ではないそうだ。日本語は検定2級レベルなのだけど、日本語で自己紹介をしてもらうと沢山話すけれど、私達はあんまりききとれなかった。です、ますもいえなくて全部動詞の原型だった。それでも自信満々なのが質疑応答から十分に感じられて、仕事ができるできないかというよりも、人間性をみて少し難しいなという感想をもった。もう一人の男性は日本語は同じく2級だけど最初の女性より大分上手だった。ただ性格がおとなしすぎるというか、積極性がなくこれから任せたい仕事をするのにちょっと難しいかもという雰囲気があった。会計は学んだというのだけれど試験をするとあまり理解しているようになかったし、パソコンもあまり使えないというのも痛かった。今回は2人とも理想的じゃなかったのでまた続けて募集を出すことにした。希望通りの人材を集めるというのは難しいのだなぁと改めて思った。

4月29日(金)フランス人のクラブへ

フランス人がマネジメント関係でアルバイトしているクラブが昨日オープンで、今日ちょっと顔をだしてみた。先日フランス人に会ったときに金曜日いくかもっていったら、「絶対きてね!」といっていたのに、今日行ってみたらフラン人の影は見えず。お客さんもいなかったので申し訳ないけれど他のお店に移動することにした。そこは成都道と桂林路の交差点にある5050というお店。地下にあってインテリアはまあまあお洒落。飲物もそれほど高くない。あとはどんなお客さんがいるかということかな。やっぱりお客さんによってお店の雰囲気が変わるしね。

4月30日(土)労働節連休の始まり

今日から6日間連休の始まりだ!と思ったら、昨日遊びに行って朝まで遊んでいたため、夕方5時まで寝てすごしてしまった。いきなり1日を失ったしまった気分だわ。

       

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