つぶやき日記

2005年  5月前半号

5月1日(日)オリンピック地下のクラブ

オリンピック大廈の地下にあるクラブが改修して新しくなったのでいってみた。中は多少綺麗になっていたけれど、大きな配置かえをしていないのであんまり大きく変わった感じはしなかった。バンドは前を同じフィリピン人だだし(ボーカルはなんと21歳!)客層も変わらない。このクラブの客層はほぼ95以上が中国人で20ちょっとの若い人が殆んどだ。親がお金持ちで服や趣味にお金を使いまくっている坊ちゃん達や、鼻がやけにスーッと通っていて華奢な体に露出している、夜のお仕事の若いお姐さん達が一番目立つ。たまにはわかめのおじさんもいて、今日はそのおじさんに話しかけられた。中国人の女の子と一緒にいたところ、その女の子を気に入ったらしくて、ボーイさん?をつかってお酒をおごってあげるから一緒に飲もうといってきた。一度は断ったんだけどそしたら今度は自らやってきた。自分は大学卒業した人だからなんたらかんたらといっていた。大学を卒業したから一体なんだったんだろう、柄がよいっていうことだったのだろうかな。そんなこと自分で言うなって思うけれど。

5月2日(月)羊肉串ではちあわせ

日本人の友達のクラスメートのインドネシア華僑の人と遊ぶことにした。ご飯を食べることになってシシケバブ(羊肉串)を食べることになって私が天津人に教えてもらったローカルなところへつれていった。そしたらその教えてくれた天津人と共通の友達のMちゃんがいた。さっきどこにいるの?とメールしたら違うところにいるといっていたのに。会うことなんて思ってもいなかったし、私がくることで彼等の関係が気まずくなってしまって嫌なかんじだった。友達と華僑のお友達と彼等は面識もないので違うテーブルにいたのだけど、私の友達のMちゃんが先に帰った後、残されたDという男が私しか知り合いいないし、たいして仲良くないのに勝手に椅子をもってきて私の隣に座ったのでびっくりした。最初は何か用があるのかとおもったけれどそうでもなくて、ただおしゃべりをしているだけで、私としてはDを無視するわけにもいかないし、でもDとだけ話すと華僑の友達と私の友達にも悪い。それにDは中国語ONLYだけど華僑の一人は中国語が得意じゃないから英語も話さなきゃならないし、そのことも考えて二重苦だったよ。Dは何も考えずに私と話をしようと思っただけだろうけれど、ずっと居座って華僑の友達に挨拶はしなかったくせにたまに彼等に話しかけてみたりするしその態度に私はむかついた。中国で友達同士の間だったらそうすることはOKなことみたいだけど、日本人である私としては失礼だから、もうこの人と友達でいるのをやめようかと思うくらいだった。さらにむかつくことがそのDは日本が好きで日本語とか日本の若者の文化とか理解しているといつも豪語しているのに、日本人の礼儀については少しもわかっていないということ。まあ相手も華僑の人だから私がそんなに窮屈になることもないのだけれど、私としてはどちらともすごく親しいというわけでもないし、どっちと話したらいいの?というかんじでかなり辛い時間をすごした。いくら友達同士では礼儀が必要ないといっても、もうすこし大人だったら自分が呼ばれても入ないのに知らない人といるグループに混じったりはしないでしょうと思う。楽しい食事がいっきに疲れてしまったので、食べ終わったら華僑の人にもDにも帰るとつげて友達2人で出かけた。Dと華僑の人たちと全員でいることは無理だし、どちらかを選んだら、選ばれなかった方に悪いし、うそついて友達と2人で出かけるしかなかったよ。狭い天津では、お気に入りの場所を数種類用意しておかないと、色んなところで人にあってしまうんだなと思った。

5月3日(火)太った!?

2ヶ月ぶりくらいにフィリピン人の友人にあったら、そんなに太ってどうしたの?といわれた。顔もふくれて体も太ったと。自分ではそうおもわないのだけど、他の中国人にも前ほど綺麗じゃなくなったと。ひどいもんだわー。もう一人の男性に、皆が太った太ったっていうのよーっていったら、大丈夫ダイエットしな。と。こちらもひどいわ。

5月4日(水)珠海の人を紹介してもらう

珠海出身の女性の友人がかっこいい人がいるから紹介するといって、同じく珠海の男性を紹介してもらった。20代後半で自分の会社を持っていて、家も天津で買って車もある。お金はあるし顔もかっこよいといって紹介してもらったのだけど、実はかなりかっこよくなかった。外見の話はおいておいても、話をしているときに相手に注目してもらうために腕などを軽くたたいたりすることに悪寒を感じてしまった。コミュニケーションの一つだとは思うんだけど、どうも人と人の間が近すぎるのは苦手だ。やはり彼女のいうような、お金があって自分の会社もってるかっこいい若い人なんていうのは存在しないのではないか。言い訳みたいだけど私がお金も自分の会社もある若くて外見のよい人を紹介して欲しいとお願いした訳ではない。そういう人を捜し求めているわけでもなくて、ただお友達がいうほどのよさを私は見出せなかったというだけである。ほんとうに。

5月5日(木)北京へ買物

今日は北京へ買物へ行った。最初にビルに移ったシルクマーケット(秀水街)へ。テナント料が一日500元になったらしくて、どれもこれも値上がりしていた。全ての品が380元から始まる。適当な値段に落とすのがかなり難しい。見ただけで外人とわかってしまう人たちは、中国人の買う値段の何倍もする値段で買わされるそうだ。私達はそれよりましだけれど、それでも昔のシルクマーケットより随分高くなったのは感じる。その後大使館街のフランス料理屋さんでランチをして、某所にある秘密営業の質の好い偽物ブランド物ショップを除き、ケンピンスキーでケーキを買って帰った。今日は友人の好意で車と運転手が使えたのでとってもリッチな気分も味わえたし、荷物を持って移動したりしなくてよくて楽ちんだった。

5月6日(金)仕事始まり

今日から仕事が始まった。6日間の休みどこにも行かないで昼夜逆転の生活をしていたため、規律のある生活に戻すためにも早く仕事はじまってくれなきゃだめだなーと思っていたが、いざ始まったらかなり体がだるい。昨日寒かったし風邪ひいたのかもしれない。

5月7日(土)玉水園の部屋見学

不動産屋の紹介で玉水園というアパートをみにいった。1900元で家具なども全部揃っているときいていってみにいってみると、確かに家具は揃っているのだけれど1900元の部屋とはとても思えなかった。玉水園は新しくて綺麗なのだけれど中に少し古い棟があってそっちの方だったのだ。値切ったらもちろん安くなるのだけれど今住んでいる部屋のレベルから落としたくはない。大体今の私の部屋も同じ1900元だよ。全然ちがうじゃん。ああ部屋探しがかなり憂鬱になってきた。

5月8日(日)自宅でBBQ

自宅のバルコニーでバーベキューをした。この部屋は20平方ほどのバルコニーがあるのが気に入って借りることにしたのに住んでもう一年、引っ越そうとしているというのに一度もバーベキューをしたことがないではないか?日本人の友達を呼んで炭と材料を買ってきてバーベキューをした。日本にいたときも実家は田舎なので庭でドラム缶を半分に割ったものの中に炭をいれて大きな網をひいて家族でバーベキューをしたものだ。それと比べたら今日のはミニバーベキューだけど、お肉も羊肉と牛肉と買ってきて串にさして、焼肉のタレも用意して初めてなのに本格的に頑張った。できは外で食べる串焼きより大分おいしかったよ。お肉は中国北方でよく食べられるシシカバブ(羊肉串)風なのだけど、おかかの焼きおにぎりもつくったて日本の味も楽しんだ。天気も暖かくなったし心地よい休日だった。

5月9日(月)先峰地産で部屋見学

本日は最近できた先峰地産という不動産で部屋を紹介してもらった。初めてきく不動産屋だったけれど接客態度は他より大分秀でていて親身になって色々探してくれた。お部屋は二つみて、一つは内装が今住んでいる部屋よりも劣るのと、もう一つの部屋は家賃が少し高いかなーというので保留にしている。1年前に探したときは同じ値段でもっといい部屋が探せた。物価はどんどん上昇しているから仕方ないけれど、それにあわせて私の給料が上昇していないからしょうがないんだよね。

5月10日(火)韓国料理屋開拓

最近韓国料理を食べる機会が多いのだけれど、今日は高級住宅街の梅江にできた、韓国料理屋にいった。名前はハングルでしかかいていないのでわからなかったけれど、有名海鮮料理「翰金伯」のパクリの「翰吉伯」と左隣のお店だ。初めてはいったけれど韓国料理以外にも日本料理もあるみたいだ。全部ではメニューの数は少なくないのだけれど、韓国料理だけみるとお肉は一皿60元くらいだし、焼肉以外のメニューが少なかった。韓国料理屋なのにチジミがないときたし、普通の炒め物とかも高めの値段だった。全体に高級ではあった。サービスもよくて服務員さんもとても礼儀正しい。前菜も12種類と豊富だった。でも値段の割には普通の味だったかもしれない。

5月11日(水)ついに大家さんに連絡

引越しを考えていたので、先日見た部屋が気に入ったのがあったしお手ごろな値段までは下がったのだけれど、でも引越し費用と、不動産やさんに払う仲介料を考えたら、引越しをするメリットがなくなってしまった。今のお部屋の大家さんには契約更新するかしないかと答えを出さないまま、GWで日本に帰っているふりをして電話にもでないで居留守をつかっていたのだけれど、今日ついに電話してみた。全然連絡がとれないからかなりあせっていたらしい。部屋は去年と同じ条件で貸してくれるなら後1年かりるといったらOKだった。意外とあっさり決まった。向こうも新しく借りる人を探すと仲介料がかかるしそれを抑えたかったらしい。とりあえず今のところを契約することで決まった。

5月12日(木)韓国料理店サラボール

今日は高級韓国料理店サラボールに会社の人たちといった。日本人と中国人スタッフも一緒だったけれど、日本でも3年間くらしたことのあるスタッフ以外の中国人スタッフ(40代で私の上司でもある)は二人とも韓国料理は初めて食べるといっていた。天津には韓国人が多いので沢山の韓国料理屋さんがある。そしてどこも韓国人のお客さんのほかに中国人のお客さんがはいっているから、みんな一度くらいは韓国料理を食べたことがあるものだと思っていたけれど意外とそうではないのだね。

5月13日(金)HSK試験前日

明日は試験だと告げると隣の席のおばちゃんが、今日寝る前に明日もって行くものを透明のファイルにいれて準備して明日は朝ご飯で水分を沢山取らないようにね、などと色々と教えてくれた。そのおばちゃんも高校生の子供がいるから自分の子供に話すようにアドバイスしてくれているのだろう。「貴方は中国語話すのがとっても上手だから大丈夫よ」といってくれるのだけれど、殆んど試験勉強をしていないので全然自信ないわ。

5月14日(土)HSK高級試験

HSKの高級試験にいった。9時試験開始なので20分ほど前に試験会場へ。門から教室までに韓国人を数人みかけたけれど皆HSK受験者だった。天津は韓国人が多いので受験生もほとんどが韓国人。一教室に日本人は5人くらいしか見当たらなかった。あとはほぼ90%韓国人だろう。中には10歳くらいの少年もいた。きっとこちらに長い間住んでいるのだろう。もしかしたら韓国人じゃなくて朝鮮民族なのかもしれない。彼らはHSKの初中級は最高級の8級をとって高級試験を受けているのだろうけれど、文章の閲読などはオゾン層や二酸化炭素の環境問題や、ビタミンやカロチンなどの栄養素などもでてくるからちょっと理解しがたいのじゃないかなと思ったりもする。
 試験は最初にヒアリングからはじまる。3年前に北京の語言学院でうけてそれからもう3年間中国語のシャワーの中で暮らしているから何の心配もしていなかった。がしかし、ヒアリングがこんなにも難しくなっているとは・・・。速さが必要以上に早いし、質問と質問の間に考える時間もないし、一番ひどいのは最後から2問目の雑音がひどいこと!機械の問題じゃなくて意図的にそういう風に録音しているらしいけれど、全然聞こえない!そんなの中国人でも聞こえないよ!と思った。
 つぎに「閲読」一番最初の問題が長くてしかも難しくてそれにてこづっていたら「あと5分です」と号令が・・・。ひぇー、まだ一問目も答えていないんですけれど・・・、それからは全文を読む時間もなくて、答えの書いてありそうなところを探す方法しかとれなかった。全然時間がたりなかったよ。 その次に「総合問題」これだけは時間が足りた。漢字はそれほど難しくなかったけれど、間違っている個所を探す問題は難しかった。
 10分間の休憩の後に作文が始まる。内容は「両親は子供の最初の先生だ」という考えについて400〜600字の作文をしなさいというもの。準備する時間はなくいきなり書き始めるので、最初は書いて消してなどを繰り返していると時間が足りなくなる。私は幸い時間内に400字を越して書き終えることができたけれど、隣の人も後ろの人も400字に満ちていなかった。私も3年前だったらこんなに早く文を組み立てることができなかったとは思う。400字に満ちてなかったらどう採点するのだろう。
 最後にスピーキング。マイク付きヘッドフォンをつかって各自のスピーキングを録音されそれを採点されるというもの。これは10分間の準備期間が与えられる。2つの部分にわかれていて一つは文章の朗読と後一つは質問にたいして自由に答えるというもの。朗読は雲南省のシーサンパンナ(西双版納)にある橄欖BA【土貝】という観光名所についての文章だった。その地名自体読みが難しいし、大体シーサンパンナにいったことない人にとっては聞きなれない地名だろう。ましては地名とすらわからない学生もいることと思う。あと難易度の高い漢字がいくつかあった。文章全体の難易度としては3年前と変ってはいないと思う。 質問は、人にあったときの挨拶の仕方を紹介するというのと、崇拝する人についてという2つだった。10分間の準備期間はあるけれど辞書をひけるわけでもないし、たいした準備はできない。ぶっちゃけ本番みたいなところがあって、自分で何しゃべっているんだろう私と思ってしまったりした。聞き手がいなくてしゃべるのってむなしいと感じたよ。たいした内容もなくて7分くらいで終わってしまったよ。周りをみたらまだしゃべっている。隣の人もその隣の人も、お世辞にもうまい発音とは言えなかった。発音で比べたら私のほうが上だわと思ったけれどそれでも筆記試験ができていないからな・・・。
 9時に始まった試験も12時半になってやっと終わった。時間が足りないのにすごい長いよ。疲れたー。学校内の学食で食事をして、カフェでシェイクを飲んで帰ったさ。

5月15日(日)大家さんが来る

大家さんが半年分の家賃を受け取りに家にきた。いつも夫婦でくるのだけれど、彼らは人に部屋貸しているのに、私のプライバシーは何もなくて部屋中を歩き回り物を物色する。先日居留守を使うために日本に帰ったといっていたので「これは日本で買ってきたの?」とか色々きいてくる。「そうだよ」といっていると「私達に何も買ってきてくれないの?」という。「ああごめん、次回買ってくるよ」といったら「次回あなたの姉さんに(大家さんの奥さんの方)和服をみやげとしてかってきてくれ、そんなに高いのはいらないから、安めのでいいからな」と。和服ねー、浴衣以外で安い和服なんてありませんよ。人民元では万単位なんだけれど・・・と思ったけれど「OK」といっておいた。そこで「和服は高いから」とか「買っても一人で着られないよ」なんていって、「こいつは何も買ってきたくないのか」と思われてもだめなのでね。ここは中国式に対応。

       

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