つぶやき日記
2004年 6月後半号
6月16日（水）
今日は一日中雨。ベランダにバケツを置いて雨水をためてみた。雨水は空気中の窒素を含んでいるので植物の育成にとてもいいので、室内にずっと置いている観葉植物にも自然の栄養をあたえてあげようと思った。できれば丸ごとベランダにだして葉っぱについた砂ほこりを全部雨で流して欲しいなぁと思っていたんだけど重たくてあきらめた。
6月17日（木）
このサイトの運営を始めて半年たってはじめて中国語を勉強するページを作ってみた。単語を並べただけなんだけど、発音や声調が間違って覚えていたのが発覚した。発音間違っても通じにくいだけで特に大きな問題がないからなぁー。いかんいかん。
6月18日（金）
ライチが大分安くなったので買った。ライチが房になってついているものは高くて、房からとれて一個一個バラになってしまっているものは5元/３斤（1.5kg)だった。もちろん安いほうを買った。味見して美味しかったから買ったんだけど、バラになっているのはライチが古くなってきてとれてしまったものもあって、味がすっぱくなってしまったものも数個あった。南の広東省などで暮らしていたらもっともっと安く食べられるんだろうな。南方ではいくらで売られているのだろう？
6月19日（土）
天津にきてからできてしまった大きなイボを焼いてもらおうと病院にいった。天津では皮膚科は公安医院か長征医院がよいといわれている。公安医院はきいただけでなんとも緊張してしまいそうな名前だけれどいってみたら先生も気さくで看護婦さんもとってもいい人だった。雨が降っていたというのもあるけれど、土曜日なのに人が全然いなくて待たなくてよかった。どこかの何十分も待つ人気の病院とは大違いだ。イボを焼くというのは冷却して自然に取れるようにすることなんだけど、診察したらこれは麻酔打って切った方がよいといわれた。切るのは怖いと思って冷却じゃだめなのかときいたら、時間はかかるし綺麗にとれるかどうかわからない、切るのは一回で終わるし、冷却だったら何回もやってそのたび痛いんだよといわれた。日本でやる冷却はそんなに痛くない。たぶん中国も同じだと思うんだけど、病院の先生にそういわれたらそうなのかと思って切ることにした。麻酔はイボに打つ。どうやって切ったのか、こわくて見ていないので全然わからないけど、イボをとる作業は2分くらいだった。麻酔がきいているので痛くはないけれど、ちょっとだけ感覚はあった。治るまで10日くらいだということだ。患部を水につけてはいけないし、患部を動かす運動もしないようにとのこと、早く治って欲しいなぁ。
6月20日（日）
濱江道で夏服を買った。ワンピース1着、スカート１着、ジーンズ1本、Tシャツ2枚、上着5着、合計400元ちょとだった。
6月21日（月）
前払いしている携帯電話料金が残り少なくなってきた。あと６元しかない。中国では携帯料金は前払い制でその料金を使い終わってしまうと電話通じなくなってしまう。カードを買って補充をしようと仕事帰りに自転車でカードを売っているところを探した。引っ越して１ヶ月くらいだけれどまだまだ生活必要品をどこで手に入れるか把握できていない10分ほどチャリをこいで探したけれどみつからない。以前住んでいたところは土地柄カードを売っているお店が多かったみたいだ。あきらめかけた頃郵便局にカードの文字を発見！歩いていけるくらいの近い郵便局に売っていたみたいだ。灯台下暗しでした。
6月22日（火）
パソコンをうつのは差し支えないのに文字を書こうとペンを握ると、イボの患部に自分の指が当ってしまうようだ。患部に指が触れないように変なペンの握り方で文字を書くと少しだけ変になった。こういうときに限ってあった事の無い上海の人に書類を発送しなければならなかったりする。すごくへんな字になってしまったなら急いでたんだなと思ってくれるかもしれないけれど、ちょっとだけ変なのって字が上手ではない、或いは丁寧に字を書かない人と思われちゃうかも。まあ仕方ないなぁ。
6月23日（水）
求めていた春巻きを発見！会社帰りの道端で春巻き屋台がでていた。鍋が一つあってそこで揚げたての春巻きを売っている。おじちゃんはもう一種類の揚げ物を揚げている最中だったので、「ちょうどのお金があるなら自分で箱にいれて、その春巻きを包んで持ってかえって。」といった。1つ4角の春巻き5つで2元支払って、うすーいビニール袋にお箸で春巻きを入れた。春巻きは中華料理の代表的なおかずの一つだと思われているけれど、中国北方では意外に食べる機会は少ない。レストランでも春巻きはどのお店でもあるものではないし、会社の食堂では一度もでてきたことがない。しかも野菜だけの料理は豪華さにかけるというのであんまり好まれないこの地で、それは野菜だけの春巻きだっだ。日本で思い浮かべていたぱりぱりとした皮の、モヤシがメインの春巻き、まさにそれだった。やっともとめていた中華料理に出会えて今日はうれしかった。
6月24日（木）
新しく職場に入社してきた日本語通訳兼秘書の人は日本から帰ってきたばかりの中国南方の人。日本語も上手でいつも帰りのバスで一緒になって、日本の食べ物の話とか天津で美味しいレストランの話をしているので、なんだかその影響を受けて食欲旺盛になってしまった。美味しいごはんの話は尽きないけれど、それにあわせて食べ過ぎてしまうと大変なことになりそうだ。そういえば彼女は日本にいるときチョコレートを作っている会社のオフィスでバイトをして5kg太ってしまったといっていた。気をつけなきゃなぁ。
6月25日（金）
日本人宅にお食事におよばれした。冷しゃぶ、リブ肉の甘酢煮、茄子・ピーマンごぼう等の煮物、手羽先の照り焼き、あげだし豆腐、ラザニア、そうめん、炊き込みご飯、などの料理に、手作りチョコレートケーキ、チーズケーキ、葛餅などなど、1年分のご馳走を堪能したかのようだった。美味しくて美味しくて、昨日食べ過ぎないように決心したことも忘れ、食べれる限界まで食べた。天津で売っている食材を主に使って、こんなに懐かしい日本の味をつくり出せるとは。料理を作るということはこういうことなんだと思った。私の作っている料理は全然料理じゃなかった。枝豆をゆでるとか、肉を焼くとか、確かに簡単に調理しているんだけど全然心がこもっていない。味付けも適当に済ませ、それはただ自分の食欲を満たすだけのものだった。料理とは本当はもっと心をこめて作るものなのだろう、そしてもっと人の心を満腹にできるものなのだと思った。今日は幸せだったわ。
6月26日（土）
昨日でかけるときは自転車ででかけたのに、帰りはのってかえらなかったのでその自転車を取りに行ったらなくなっていた。いくら探しても私の自転車はみつからない。売店のおばさんに自転車みなかった？ときいたらここらへんは誰も見る人がいないから自転車の紛失が激しいんだといっていた。そのおばさんも3台その場所でなくなったという。もう自転車を買う気はうせた。スーパーに行ったらすぐにかえるのだけど新しい自転車をかったら盗まれる標的になりやすい。かといって中古自転車を売っている場所もしらないし。むかつくのでとりあえず自転車は買わないことにした。来週からは毎朝早く起きてバス停まであるかなきゃならない。
6月27日（日）
新居に引っ越してやっと飲用水のタンクを購入した。以前はネスレのミネラルウォーターのタンクを買っていたのだけど、新居の付近でネスレの配達所は見つからず、団地内でプロモーションをしていたコカコーラ社の出しているミネラル水「天と地」を購入した。天と地はミネラルウォーターなのかと思っていたけれど、水森活（Sensation）という蒸留水にミネラル分を足したものだということ。天然のミネラルウォーターが欲しかったんだけど、10個分の水引換券を買ったら4枚引換券をつけてくれるというのと、他社の空の水タンクを1つ3枚の引換券と交換してくれるというので、その話につられて購入を決めちゃった。
6月28日（月）
先日扇風機の首が「バキバキッ」と音を立てて折れたので新しい扇風機を買いに行った。壊れた扇風機は床に置くタイプで首の高低の調整の幅も大きいタイプだった。今度は卓上でタイマー付、３段階の強弱、首の向きと回転はできるけれど高さは変えられないタイプにした。床に置くタイプは意外に場所をとるので小さいのにした。特価で3元安くなって94元だった。3元値引きってかなり微妙だ。扇風機でもものによっては50元引きになっているのもある。普通10元単位で安くなって初めて特価とかセールとかかけると思うんだけどなぁ。３元ってどういう狙いなんだろう。
6月29日（火）
犬の散歩をしていたら「アイヨー」という驚きの声が聞こえてきた。おじさんがうちの犬をみてびっくりしていた。何をびっくりすることがあるのかと思えば、おじさんはこの団地にいる100匹ぐらいの犬を全部しっていて、うちの犬にあったことがないからびっくりしたそうな。うちの犬も晴れておじさんの100匹犬リストの中に入ったことだろう。
6月30日（水）
異常気象のように毎日降り続く雨。天津には梅雨はなく雨は珍しいもの。こんなに降り続けて大丈夫なものかと会社の中国人同僚のおばさんにきいてみたら、天津は都市だから大丈夫だという。おばさん曰く63年に大洪水があったときも、都市の水は全部河北省の農村へ流して北京や天津などの都市を守ったということだ。だからもし今洪水が起きても天津は大都市だから大丈夫だということだ。
TOP 旅行記 プロフィール 掲示板 チャット 日記 笑話 お菓子 映画 リスト フォトレポート
コラム 100の質問 天津街ガイド SARS 過去Top 中国語
