つぶやき日記
2004年 11月前半号
11月1日（月）
先週、1週間で5日とかバーに通ってしまったので、今週はおとなしくしていることにした。さすがに平日毎日のようにバーに通うのは睡眠不足になって体がつらかった。今になって疲れがたまっているのを感じる。風邪もまだ治っていないし、今週は休息の一週間にしよう。
11月2日（火）
暖房が入るまでの11月の2週間が一番凍える。もちろん冬の中で一番寒いのは1月なんだけど、その頃はもうすぐ暖かくなるかなという希望と、それに部屋の中は暖房でぬくぬくになっているので、今のような感覚とは違う。今は部屋の中は寒いし、これからもっと寒くなると考えただけで気がめいってしまうような時期だ。なんで部屋の中で防寒具きてなきゃならないんだろうなぁと思う。
11月3日（水）
今日は韓国人のお友達ができた。一緒にいた友達が韓国人の友達がいるらしくて韓国語がちょっとできるので、話したらすごく盛上がっていた。私は韓国語は二言三言しかできないからうらやましかったよ。会話は英語+中国語で。やっぱりここでもヨン様の話題がでてきた。ヨン様は日韓交流の橋渡しだね。
11月4日（木）
インフルエンザの予防接種を受ける予定にしていたのだけど風邪のために断念した。会社もただで受けさせてくれるんだからありがたいのではあるのだけれど、できれは月初めの忙しいときははずして欲しかったなぁ。まあもとはというと自分が風邪ひいているのが悪いんだけど。
11月5日（金）
フィリピン人の友達に年末日本に帰国するといったら、日本の質屋で安く売られているキーボードを買ってきてといわれてしまった。メーカーも紙に書いてくれて100ドルくらいね、後からお金払うからと言われた。どうせ質屋さんに行く時間がないのだけど、それにしてもバンド演奏に使う大きさのキーボードを買ってきてと頼まれるとは思わなかった。今まで頼まれた一番大きな買い物かもしれない。その次に大きいのはバイクのヘルメットだったな。
11月6日（土）
家で洗濯とDVD鑑賞。昼間は太陽が照っていて暖かそうだったのでシーツを洗ったら、干す頃になったら寒くなって乾かないまま冷たくなってしまった。ショック！！映画はトロイをみた。英語はもちろんわからないので中国語字幕で。それでも全部はわからなかったけれど、まあわかりやすい映画のほうかな。
11月7日（日）
お風呂場のパイプの中を薬剤を使ってとかして綺麗にしようと思った。いつも使う液体の薬剤じゃなくて、今回は固体で、お湯を使って溶かすものだった。説明書に書いてあるように使用したのに、時間がたっても一向に流れがよくならない。どころか大量の水がたまってしまった。中で薬剤が溶けないでパイプがふさがってしまっているようだ。ひぇー。週の初めからトラブルとブルーになるよ。
11月8日（月）
お隣の部屋に住んでいる日本人が引っ越していなくなっていた。引越している気配など感じられず、いつからいなくなったのかもわからなかった。大家さんらしき人がきていたのできいてみたら日本に帰ったということだった。ちょっと大家さんと世話話をと思ったら、次に住む人を私が探してみるということになってしまった。中国での礼儀として、当てがなくても「探してみるよ」というのが礼儀と私は理解しているので、それにしたがって私も「会社の人とか友人に聞いてみます」といってしまったのだ。確かにお部屋としてはいいお部屋だった。間取りは私の部屋と反対になっているだけで、内装も家具も私の部屋より豪華だし、家賃は同じくらいだし、うちの大家さんよりも人がおっとりしてて優しそうだし、私の契約があと半年残っていなかったら私が移り住むくらいだわと思ったくらい。大家さんはまた日本人に貸したいっていっていたけれど、私も日本人の人が住んでくれると安心だわ。廊下にものを出していてもとられたりしなそうだし、日本人が一人で住んでいる場合と、中国人が家族で住んでいるのでは音の大きさも全然違うから。いいお隣りさんがきたらいいな。
11月9日（火）
暖房がそろそろ入ったという噂を耳にする。普通は15日からなんだけれど寒い冬は数日早く始める。そういえばまだ暖房費払っていないなぁ。
11月10日（水）
どこの国の人でもきちんとしている人はいるし、だらしのない人はいると思うけれど、今日はフィリピン人の友達にすごく腹が立った。一番仲のよいフィリピン人の友達にお金を貸してくれと頼まれて、内容はその本人じゃなくて友達の彼女（私も面識はある）のお兄さんが北京にいるけれどトラブルが発生してお金が必要だということらしい。彼女のお金は全てお兄さんのところに送っているから、来週の給料日までに返すからということだった。金額も中国の物価で考えると安くはないけれど、日本円で考えると1万円もこないので今回限り貸すことにした。できることなら貸したくなかったけれど、トラブルといって助けないというのもひどすぎるかと思ったから一度だけ信用して、万が一返ってこないとか何度も貸してくれと頼むようなら縁を切ろうと思った。当人は私には直接借りることをお願いしたりしてこなくて、全部共通の友達を通してだったのだけど、私のお金を貸すのに人伝いに貸すことはできない、待ち合わせをして自分で渡すことにした。23時までにきてくれ、明日私は仕事もあるから、23時までにこなかったらお金をもって私は帰るといって。日本人ほど時間をきっちり守らない彼らはやっぱりこなかった。10分まったけれどこないので先に帰った。そしたら後からまたまた人伝いに、私が帰って2分後にもう一つのドアから入ってきたんだ。一緒にいく友達がシャワーを浴びていてまだ準備ができていなかったから遅れたなどといっていたらしい。むかついた。人にお金を借りるのになんで人を待たせるんだ。連れが準備ができていないなら一人でこればいいじゃないか。お金を借りるのに一度も説明の電話もしないし、わざわざ足を運んでくることもしないし、日本人の感覚でいうととても信じられないことだった。
態度にはむかついたけれど、トラブルがあることには変わりはないし私は貸してあげるつもりではあった。ただ彼女のために出向いていくことはしたくないというだけで、でも結局私が共通の友達に怒りをぶつけてしまったので、その友達も私にお願いをすることをやめてしまいこのお話をどこかへ消えてしまった。なんとも後味悪い一件だったよ。やっぱりお金の問題は発生させたくないわ。
11月11日（木)
やっぱり暖房は入っているようだ。暖房費は１平方メートルあたりの値段が決まっていてそれかける部屋の広さなのだけど、その値段が今年は値上がりしているそうだ。去年は確か1平方あたり15元少しだったのが、今年は20元になっているらしい。
11月12日（金）
日本の親元の会社から社長が来社した。合計3人の来客でお昼をはさんで3時間ほどしか滞在しないのに、お茶やお絞り、コーヒーから日本料理屋で頼んだ日本食の据付と片付けに4時間働かされた。そういう仕事は総経理秘書の中国人スタッフが担当するのだけど、日本からの重要なお客さんには秘書一人では人手が足りないのと、中国人スタッフは日本人の細かい礼儀まではわからないから、日本人である自分がみながら一緒にやらなければならないということだそうだ。自分が日本人であることを発揮できる機会ではあるんだけど、やっぱり4時間も時間をかけてお茶くみっていのは自分の仕事もはかどらないしつらいものがある。
11月13日（土）
今日こそはと、暖房代を支払いにいったら、明日きてくれといわれた。もう暖房も入っているのにまだデータがきていないから今日は支払いできないということ。明日になったら支払いができる、とも思えないけれどまた明日足を運ぶしかないなぁ。
11月14日（日）
今週月曜日につまったお風呂場のパイプをアパートの修理の人にみてもらったら専門業者を呼ばないと直らないといわれた。専門業者をよぶことについてはそこまで世話はしてくれなくて、道路に広告が張ってあるのを探して自分で電話しろといわれた。仕方なく外をうろうろしてみた。電柱などに張ってある広告をくまなくチェックしていたんだけど全然それらしきものもみつからなくてあきらめて帰ろうとしたところ、ある団地の入り口に看板がでていた。早速電話してきてもらうことに！パイプ掃除って大掛かりなのかとおもったけれど、一人の若いおにいちゃんが一つの機械をもってやってきただけだった。細い金属製のパイプを詰まっている浴槽のパイプにつっこんで、機械の電源をいれて押し出すみたいだった。バキュームするのかと思ったけれど、バキュームしたものが出てくるようにはなっていなかったので、パイプを回転させながら中に押し入れて詰まり物を押し出す仕組みになっているように思えた。アパートの修理の人はもしかしてだめかもしれないっていってたけれど、その機械を使ったら解決した！今までより水の流れはよくなって気分がよくなった。いくら請求されるかなとちょっと心配だったけれど２５元（約３５０円）でよかった。物価の安い中国に住んでてよかったと思ったよ。日本でやってもらったことは無いけれど、一回業者さんに来てもらったら５０００円とかするんだよね。日本は人件費が高いからどうしてもそうなるんだろうね。まあ日本で髪の毛を溶かす薬剤をいれてパイプが詰まったなんて話はあまりないのだけれど・・・。
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