母と一緒に沖縄北部とやんばるの旅 1日目

■旅のいきさつ

今回は沖縄本島への旅。
行くことになった理由は母が沖縄の八重山諸島以外には行ったことがないので、沖縄本島や宮古島に行ってみたいといっていた。
そして、沖縄本島か宮古島で考えていたのだけれど、昨年12月初めに石垣島に行った時に天気がとても悪くて雨と大風で観光が台無しだったこともあり、離島よりも本島のほうが万が一天候が悪くても室内の施設もたくさんあるし、風もきつくなさそうと思ったので本島に行くことにした。

母には事前にガイドブックを読んでもらって行きたい場所をピックアップしてもらった。
首里城と美ら海水族館、古宇利島あたり、あとはおまかせ!ということだったので、それに私が行きたい場所を追加してこんな感じで計画した。

1日目 ひめゆりの塔、平和祈念公園、首里城
2日目 美ら海水族館、古宇利島
3日目 大石林山、辺戸岬、ヤンバルクイナ生態展示学習施設
4日目 観光しながら那覇へ戻る

ホテルは前回泊まったホテルのほぼ隣に位置するホテル(笑)
特にその場所が気に入ったというわけではなかったのだけれど、本島の南の端から北端まで移動することを考えると真ん中部分に位置する場所が一番良いと思われた。今回のツアーはホテルを1泊ごとに選べないタイプなので3泊とも同じ場所に決めなければならない。
ネックは大石林山と辺戸岬。こちらはちょっと距離があるのと、現地での時間も余裕をもってとりたいのでそこからあまり遠い場所は行きにくい。

名護市あたりがよいけれど、それより美ら海水族館の方へ入るとやんばる(大石林山のある辺り)までが遠すぎるので名護市内あたりかなと思った。
しかし名護市のホテルはビジネスホテルがお手頃で良いけれど母と一緒に泊まるのにあまりピンとくる感じのところがなかった。

夏ではないのでプライベートビーチもいらないのだけれど、あまり料金がかわらないのならばビーチのそばの方がゆったりできるかなと思ったし、なにより料金がお手頃だった。許田ICからも近いし、名護まで食事を食べに行っても遠くない。ロケーションは便利かと思ったので、前回とまったホテルのとなりのホテル、かねひで喜瀬ビーチパレスを選んだ。

かねひで喜瀬ビーチパレス
https://www.kise-beachpalace.jp/

■地元空港で待ち合わせ

当日母とは空港で待ち合わせ。出発時刻は朝早いので私もちょっと緊張したけれど無事余裕のある時間に空港で落ち合うことができた。
空港にはまあまあ人出がある。最近はコロナの感染状況も日本国内は落ち着いているので外出する人が以前よりは増えているのかな。

朝早い便なのでこの飛行機はこの空港に昨夜から駐機しているのだと思われたのだけれど、出発時刻が遅れた。
アナウンスにはお手伝いが必要なお客様の搭乗がどうとかということが言われていた。
結局出発は遅れたけれど、それほどの遅延ではなかった。
お手伝いが必要とされる搭乗客の人たちが搭乗していくのは大分前にみかけたので、もう準備は整っているのでは?と思ったけれどよくわからなかった。

席は満席ではなく、母とは横三列の席に2人で座れたので一つ空けてゆっくりと座ることができた。
母が窓側だったのだけれど、その席には窓がない席で外の景色が見えなかったのが残念。
しかし、母は自宅からもってきたおせんべいをぼりぼり食べ始めてちょっとびっくり。音はまだしも、おせんべいの塩と油のにおいがしてくる。
しばらくしたらもう一枚食べようとするからやめるように言ったらおとなしくやめた(笑)
母は音もにおいも大丈夫だろうと思っていたらしい。

■那覇空港

無事那覇空港に到着。空港では蘭が迎えてくれる。外は暑そうなので早速軽装に着替えて外に出る。
今回はツアー(航空券+ホテルの個人ツアー)を申し込む時にオプションでレンタカーをつけたのでまずはレンタカー乗り場を探す。

レンタカーのことに関しては送迎と書かれているだけ。ただ、前回他の会社のレンタカーを利用した時も、自分でレンタカー会社ごとの乗り場に行き、自分の名前をつげて受付し、他の人が集まるまで?あるいは決められた時間が来るまで待って送迎車が出発になる。
那覇空港でのレンタカー利用者は多いので今回もそういう流れだとみた。

この度利用したのはオリックスレンタカー。レンタカー送迎乗り場のところまで行くともうすでに沢山の人だった。
ラミネートされた番号札とクイックチェックインだったかな、それの案内を渡された。
なんでもクイックチェックインというサービスがあるそうだ。ORコードがあるのでクイックチェックインのサービスに同意する場合はそれを読み取って自分の名前などの基本情報を予め入力する。するとチェックイン時間が短縮されるそうだ。
なるほど、利用する人の人数をみるとクイックチェックインサービスを利用したほうがよさそうなので私も利用してみた。

運良く先発の送迎車に乗ることができたので割とスムーズに出発。

送迎車は空港を出て南へ進む。
少しすると、前回借りたレンタカー会社の店舗も通り過ぎた。前回のお店、空港からかなり遠いなと思ったけれど今回はもっと遠いようだ。

空港店という名前をつけたら語弊があるのではないかと思うレベルかも。でも空港店でないと別の店舗名と間違えてしまいそうだから少々遠くても空港店という名前が良いのかも。

 
 ↑送迎車出発を待つ間にみた別の会社の送迎車。
レンタカー送迎車というより、リッチな人のリムジンって感じする。

■レンタカー

レンタカー会社到着。クイックチェックインの手続きをしたけれど到着してすぐにお手続き、というわけにはいかないようだった。
オリックスレンタカーは大きな会社だから利用者が多いのかな。前回のレンタカー会社は空港での待ち時間は長かったけれど到着して手続きはすぐだったな。

しかし銀行などのように、カウンターごとに電光掲示板があり自分の番がきたらそこに行くシステムなのでまあまあ効率よく進んでいるようだ。
待つ場所もちゃんとあるし、総じて設備は整っていると思った。沖縄観光のパンフレットやガイドブックも揃っているので必要なものを入手する。

自分の番が来てカウンターでの手続きもスムーズだった。車の受け渡しのときの車の傷のチェックなどを本来はお店の人と一緒に行うけれどそれを省略することもできると言われた。そうすることによって時間短縮ができる、つまり時間短縮しないと時間がかかりますよという逆のプレッシャーにもうけとれないことはないが、まあ私は早いほうがいいし、日本のレンタカー会社のサービスはきちんとしていると思われたのでOKして短縮してもらった。

するとすぐに案内された。別のスタッフが車の近くまで連れて行ってくれて、この列の何番目にあるお車です、いってらっしゃいませー、とお別れになる。一人だとちょっと心細いかもしれないが、母もいるので二人でごそごそ試行錯誤して出発(笑)私も母も普段から車に乗る人なので大体のことは大丈夫だと思われた。細かい使い方などは車種によって違うので慣れないと仕方ないけれど、通常の運転は問題ない。

■沖縄そば

まずは昼食を食べることにする。最初の食事はやっぱり沖縄そばでしょう!ということでレンタカーのお店の近くで得点の高い沖縄そばのお店を検索。すぐ近くにあるようなのでナビでGO。

なぜか住宅街の方からアクセスする方法をナビで案内されてぐるぐる回ってしまった。ちょうどお店の裏側の駐車場に着くようなルート案内だったから分かりづらかった。正面に面する道から来たほうが駐車場もわかりやすい停めやすかったと思う(というのも車がいっぱいで待たなければならなかったから、後ろから入るとちょっと不利)

お店から出てくるお客さんがいたので入れ替わりに駐車して店内へ。

このお店はソーキそば、三枚肉そばなどがメインでアーサそばなどのメニューはないようだった。そばのサイズも中がなくて、小、大。
小は小さいのかなと思って、私も母も大を注文。欲張ってじゅーしーも頼んでしまった。
このお店は食券制で現金のみ、高額紙幣は使えないので小銭が必要。母は千円札がない、入れてくるのを忘れたというので私も千円札が少ないながらも2千円を投入して食券を購入。

 
 ↑シーサーが元気よくおそばを食べる姿で迎えてくれる。
 
 ↑そば処玉家豊崎店。
 
↑私が注文した三枚肉そば。ソーキそばのお肉よりお肉は小さめ。
 
 ↑じゅーしー。
 
↑こちらが母の注文したソーキそば。お肉のボリューム大!

おそばは思ったよりも麺の量がおおくてびっくり。私の三枚肉の方のお肉は驚くサイズではなかったけれど、母が頼んだソーキそばのお肉は大きいのが2枚も入っていてかなりおどろき。私も母もソーキそばのお肉の方が小さいのかと思っていたのだよね。
母はこんなに食べられない、ということでお肉を一つもらったので私も食べてみたけれど美味しかった。三枚肉の方も美味しかった。
ただ野菜系はないのでちょっとお肉が多すぎたかもしれない。あとになってお腹が重たい感じが続いたのでそう思った。

■ひめゆりの塔

腹ごしらえをして最初の目的地はひめゆりの塔。

私は高校生の時の修学旅行が沖縄だったのでひめゆりの塔、平和記念公園はその時に訪れている。ただ昔過ぎて一部しか覚えていない。
ひめゆりの塔では、犠牲にならずに生き延びることができた生存者の女性の方がお話をしてくれたのを覚えている。
現在は生存者の方は人数も少なくなり、もうかなりご高齢になっていることだろう。

 
 ↑入るとすぐに大きな穴のようなものがあった。
 
 ↑大きなガジュマルの木。
 
 ↑ひめゆりの塔の記
 
 ↑In Memory of Harry Shinichi Gima
 
 ↑ガジュマルの木
 
 ↑コバテイシという木の幹に蘭を植え付けていた。
 
 
 
 ↑キレイに折られた千羽鶴。
 
 ↑世界の平和を願って。
 
 ↑この左手にひめゆり学徒のみなさんが隠れていた壕がある。
 
 ↑慰霊塔
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 ↑沖縄陸軍病院第三外科壕跡
 
 ↑壕の中を届く範囲で撮影してみる。中は深そう。
 
 ↑沖縄陸軍病院第三外科壕跡

敷地内にはひめゆり平和祈念資料館がある。今回そちらは見学していないのだけれど、慰霊碑や壕を前に、当時の状況を想像するだけでとても悲しくなってしまう。学徒の皆さんはまだ若くこれからの人たちであり、また万が一のことがあってもその意志を引き継いでいくような自分の家庭や子孫というものもまだ築いていなかったことだろう。そんな中無念にも戦争の犠牲になり亡くなっていった、そんな若い人たちのことを考えると胸がつまる。
月次な言葉でしか表現できないけれど、こういう悲しいことはもう二度と起こらず、世界が平和であるということを強く望む。

■平和祈念公園

平和祈念公園が実はひめゆりの塔から遠くないということをここで知ったので行ってみることにした。
なぜか遠い場所だと勘違いしていたのだよね。
なので平和記念公園についても予習もせずに行くことになる。
こちらも高校生の時行ったのだけれどあまり記憶はない。

到着すると、駐車場が広く敷地も広いことに驚く。たくさんの大型バスも駐車できるようだ。
まあ高校生の時は自分たちもその大型バスに乗る一人としてここを訪れたのだけれど、その時の駐車場の様子が今と同じだったかはわからない。

 
 ↑駐車場にあった巨木。カットされて形もアート的。
 
 ↑あの建物は一体?と思うけど沖縄県平和祈念資料館
 
 ↑沖縄平和祈念堂
 
 ↑平和の鐘
 
 ↑左端に沖縄県平和記念資料館
 
 ↑奥に青い海。資料館の建物がきれいなのでリゾート風にも見える
 
 ↑平和祈念堂の奥の塔。ここには行けなかった。
 
 ↑沖縄平和祈念堂の文字
 
 「少年」の像
 
 ↑平和祈念堂は小高い場所にあるので公園が見渡せる

■沖縄平和祈念堂を参観

平和祈念公園は広くすべてを見て回るのは今回難しそうなので、その中で沖縄平和祈念堂を参観することにした。
ここは、入場料450円と書かれているのだけれど400円だった。

建物の中の一番奥には、平和祈念像というとても大きな大仏様の像がある。それ以外にも多くの絵画が飾られていて見応えがとてもあった。

まず入ってすぐに油絵がたくさん展示してあり、海外の風景だったりもあるので直接沖縄と関係がないのかと思われた。
説明によると、これらの作品は沖縄平和祈念堂の理念に賛同してくれた日本洋画壇で活躍する画家の人から寄贈された作品だということ。
それで沖縄とも戦争とも直接関係がなさそうな題材のものもあるのだなと納得。しかしすごくよかった。

大仏様のスケールもすごく大きくて、

 
 ↑海外の港町の風景。とても美しかった。
 
 ↑こちらはとても幻想的で淡い色合いの移り変わりがすてきだった。
 
 ↑奥に鎮座する平和祈念像。高さ約12メートル、幅約8メートルの大作!
こちらは沖縄出身の山田真山画伯の作品。
 
 ↑連作「戦争と平和」のうちの一つ「摩文仁の丘」
 
 ↑先程の「摩文仁の丘」の説明。
 
 ↑回想する守護神
 
 ↑首里城の高台から望む赤田町
 
 ↑闘牛
 
 ↑八重山の風景だったかな
 
 ↑躍動感がすさまじい馬の絵

■清ら蝶園

国内最大の蝶、オオゴマダラが飼育されている蝶園、清ら蝶園はこの祈念堂の裏手にある。同じ入場券で入ることができるけれど入り口に入場券をチェックする人はいなかった。

ただ入り口はネットが2重にしてあり厳重にしてある。最初は蝶が外に出てしまわないためにしているのだと思ったけれど、そうではなくて外から外敵が侵入してしまうことを防ぐためのネットだったようだ。

蝶園は蝶が大好きな人にはパラダイスなのかもしれない。
最大の蝶というだけあって、大きさのインパクトはある。

 
 ↑黒赤白のストライプなのが幼虫。
そしてカラカラになっているのは蛹のあと?
 
 ↑サイズの大きな蝶、オオゴマダラ
 
 ↑きれいな色合い。
 
 
 
 ↑蝶園にはお花があって花園のようでもある。

■首里城、まずは駐車場へ

次は首里城へ。母が首里城は行ってみなきゃねと行っていたので今日のメインイベントでもあるのかなと思う。
私は1年前石垣島にはじめてきた時に那覇での乗り継ぎ時間が長かったのでその時首里城に行った。
しかし雨で冷たくて、東のアザナから町を見下ろすときなんて風がびゅうびゅうでかなり寒かった。そんな思い出を払拭したいので、晴れてる首里城にリベンジしたいと思っていた。

首里城は前回はゆいレールで移動して駅からは歩いて行ったので駐車場のこととかチェックしていなかった。
さっとチェックして、首里城の駐車場を目指して行った。

首里城公園駐車場
https://oki-park.jp/sp/shurijo/access/192


駐車場に到着したけれど満車となっている!まいったな~とUターンしたところ、ちょうど1台車が出たので駐車場に入れることになった。
この駐車場は大型バスが沢山停めることができるので巨大なエリアだった。しかし案内の人が誘導してくれるので楽ちん。
そして、その駐車場からエスカレーターで守礼門近くの建物まであがることができるのだ。なんかそこだけショッピングセンターの駐車場みたいで変な感じだった。

■首里城観光

守礼門をくぐり中へ。すぐに気がついた。修学旅行生のような学生の姿があちこちにある。
延期や中止になっていた修学旅行や学校の行事が再開されたということだろうか。それはとても喜ばしいことではあるけれど、世界遺産で写真をとりたいと思っている場所に学生が数人座ってお話したりしていると、どうしよーって思う。幸い一人の人が私が写真をとりたいことに気がついてくれてどけてくれたけれどイマイチどこまで写真に入るかわかっていないみたいだった。私は正方形の形で撮るからギリギリ入らない場所に調節できたけれど、普通の横のほうが長いサイズで撮るならその子どもたち映り込む。でも鬼のような形相でどけてもらうことを迫ることはしたくないので平和的に写真をとりお礼を行って終了した。

 
 ↑世界遺産「園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)」
 
 ↑歓会門
 
 ↑シーサー。こころなしかパリッとしている感じがする?笑
 
 ↑もう一体のシーサー。穏やかな表情だけど舌出してる。
 
 ↑瑞泉門

守礼門→歓会門→瑞泉門→漏刻門→広福門とやってきた。

広福門のところがチケット売り場になっていて、有料エリアに入るにはここでチケットを購入しなければならない。
母はこの有料エリアに入るつもりなのかと思っていたのだけれど、きいてみたら入らなくてよいという。
理由は火災で焼けてしまってるので、再建された後にはみたいけど、今はいいという。

私は前回雨の中有料エリアにも入って、火災の中残ったものや修復のことについての展示もみた覚えがある。個人的にはとてもおもしろかったけれど、母親は別の建物などをみてみたいという。行ってみたい場所はガイドブックをみてすでにピックアップしているようだ。

なるほど、私は一度中に入っているので今まで訪れていない場所を訪れられるのでちょうどよい。

■呈茶

広福門の近くにある建物で呈茶サービスがあるのでそれを勧めてみたら母も興味を持ったので琉球菓子とさんぴん茶で休憩をすることにした。

 
 ↑本日の琉球菓子。くんぺん、ちんすこう、花ぼうる、冬瓜漬。
 
 ↑さんぴん茶はホットとアイスのどちらかを選べる。おかわりもできるよ。
 
 ↑呈茶サービスの行われている場所。

この時の琉球菓子はくんぺん、ちんすこう、花ぼうる、冬瓜漬だった。
お茶はホットかアイスから選べて暑かったので悩んだけれど、お菓子と熱いお茶をあわせるのが好きなので私は熱いさんぴん茶にした。

お菓子は食べる順番が書かれている。
甘さの控えめなお菓子から順番に食べるのだと思う。

くんぺん→ちんすこう→花ぼうる→冬瓜漬だった。
くんぺんはゴマの味が強い特徴のあるお菓子だった。ちんすこうはスタンダードなタイプで味が想像できる。
花ぼうるはこの中では一番素朴な感じがする。手作りでクッキーを作るとするとこんな味かなと思う。冬瓜漬は美味しいけれど砂糖の量が多いみたいでとても甘い。

私はさんぴん茶を2度ほどおかわりをした。スタッフの人も嫌な顔もせずお茶を淹れてくれるのですばらしい。
建物内では以前の首里城の改修か修繕の様子の映像を再生しているのでみることもできる。
何もかも熟練した職人の技と研究による緻密な計画などが必要とされる作業のようだった。

呈茶500円

首里城呈茶サービス
https://oki-park.jp/sp/shurijo/guide/161

■首里城続き

ひと休憩して再度首里城をみてまわる。

すぐそばに大龍柱補修展示室というのがある。龍の形をした大きな柱を外からみることができる。サイズが大きいので間近でみると迫力ある。
補修展示室のとなりには御嶽がある。首里森御嶽(すいむいうたき)という。ぱっとみた感じは小さな森みたいなのがあり、手前に門がある。中には入れない。

それから西のアザナの方へ歩いていってみる。
前回は東のアザナを訪れたが西のアザナには行っていない。どんな景色がみられるだろうか。

 
 ↑大龍柱の一部
 
 ↑となりの「首里森御嶽(すいむいうたき)
 
 ↑この奥が有料エリア。
 
 ↑西のアザナからの景色。
こちらは海がみえ、東のアザナからの景色とは大分違う。
 
 ↑那覇の町がよくみえる。
 
 ↑残波岬もみるようだ。
 
 ↑木曳門。ここから出る。
こういう門いいよねダンジョンから出るみたいな。

■金城町石畳

次は金城町石畳を目指した。この道の入り口がすこし分かりづらかったけれど、グーグルマップを見ながら行くとたどり着けた。

首里城の方から行くと、この石畳の道を下ることとなる。ここにも高校生が大勢いた。
学生を引率しているらしき先生も道のところに立っている。

 
 ↑壁に根がはっている。
 
 ↑石畳がつづく
 
 ↑下り坂になっているので景色も楽しめる。
 
 ↑整備された石畳。
 
 ↑ヤマドリヤシ
 
 ↑ブルーの石っぽいものに刻まれた「石敢當」
 
 ↑目が出て伸びていっているところ
 
 ↑車は通行できないだろうけれどそれなりの道幅がある。
 
 ↑もう少しで「大アカギ」
 
 ↑大アカギに到着。とても大きい。
根本にはたくさんの学生がいる(笑)
 
 ↑神聖な空間なような気がしたけれど高校生のパワーに圧倒されて
感じることができなかったのが残念。
 
 ↑屋根の上のシーサーのアップ。歯並びの感じがリアル
 
 ↑たわわになる果実発見!
 
 ↑これはパパイヤであっているかな?
 
 ↑白くてかわいいお花発見。
 
 ↑日本の道100選に選ばれているようだ。
 
 ↑アカギのところから引き返して石畳をもどってきた。
上りはちとキツイ。冬だけど汗をかいた。
 
 ↑別の場所をみるために再度守礼門へ戻ってきた

■龍潭で不思議な鳥

母が首里城で他に行きたい場所として、龍潭という場所があった。私は行ったことのない場所だったのですこし分かりづらかったのだけれど、
一度守礼門へ戻りそこから行くと割とすぐにたどりついた。

そこには団体の人達がいて、ボランティアガイドのような人が案内をしているようだった。
そしてそこにはなんとも不思議な色合いの鳥?たちがたくさんいたのだ。

この鳥は一体なにもの?鶏ににているようでもあるし、でも同じではないし。とても気になった。

母がボランティアガイドの人が説明するのをきいたらしい、アヒルだといっていた。アヒル???ぜんぜんそれっぽくないけど???

すごく不思議だった。アヒルと言われれば確かに歩き方、体の大きさなどはアヒルっぽい。こんな黒と白の色がはっきり出たアヒルというのはみたことがないのでアヒルという名前が思いつかなかった。
なにかと混血してこんな色合いになったアヒルなのだろうと勝手に想像した。

しかし後でネット検索すると、バリケンあるいは台湾アヒル、という種類らしい。南米原産のガンカモ科の一種だという。なるほどー、ミックスしてこういう柄が生まれたというわけではないのだね。

 
 ↑バリケン(台湾アヒル) ここにいるのは人懐こそうだ。
 ↑アヒルらしい体、とも言えるかもしれない。
 ↑黒と白の分量が個体によってかなりマチマチでそれも面白い。
 
 ↑円鑑池、中央の建物が弁財天堂。
 
 ↑円鑑池のふちでお散歩中かしら
 
 ↑アップにしてみた。かわいらしい歩き方だ。
 
 ↑龍潭
こちらが反対側で首里城の外へと続いていっているイメージかな
 
 ↑バリケン(台湾アヒル)たちがウロウロしていてかわいい。
 
 ↑こちらが円鑑池の中央にある弁財天堂、中には入れない
 
 ↑駐車場の自動販売機。
中段が沖縄限定で沖縄パイン、シークワーサー、グァバ、さんぴん茶等

■ホテルへ

これで今日の観光は終了したので、次に向かうのはホテル。
ホテルは名護近くの海沿いなので高速道路を使って移動する。

那覇ICから沖縄道に乗る。前回に利用したときよりよりも車が多い印象があった。

あと気がついたのがETC専用の料金/入場ゲートが一つしかなくて少なめの印象。

少し運転していると、次のインターチェンジにあたる、西原ICの出口が大混雑になっている。何か大きなイベントでもあるのだろうか?
それとも夕方でラッシュアワーだからなの?

西原IC以降はとても順調で、沖縄自動車道の始点である許田ICまで一気に運転していった。

許田ICからホテルはあと少し。前回も同じエリアに泊まったので日が沈んでしまって暗くなってからでも大きな不安なく運転していくことができた。

高速料金1040円

 
 ↑今回宿泊のかねひで喜瀬ビーチパレス


かねひで喜瀬ビーチパレス
https://www.kise-beachpalace.jp/

■夕食

チェックインしてしばらくゆっくりしてから、夕食に出かけることに。

今日はいっぱい移動したので、夕食はホテルの近くにすることに。
前回来た時にネットで検索して気になっていたお店があったのでそこに行ってみる。歩けるくらいの距離。

沖縄そば でいご家というお店

沖縄そば、となっているけれど定食もあるのでそれがいいかなと思って選んだ。
おそばはお昼に食べて続けては食べられないので、ご飯系の定食がたべたいと思った。

お店は面白い感じだった。
食券を購入してそれをお店の給仕の人に渡す。
お料理は給仕の人が持ってきてくれるけれど、お水・取皿系はセルフサービス。


私達が注文したのは、
アーサ汁と魚のフライ定食1280円と、母がジーマミー豆腐を食べたことがないというので、ジーマミー豆腐380円も注文してみた。

定食はボリューム大だった。特にアーサ汁が豆腐も入っているし満腹になった。

 
 ↑ジーマミー豆腐
 
 ↑定食のアーサ汁。
 
 ↑定食のアーサ汁以外。
 
 ↑壁に張ってあった沖縄の地図。
山とかがちゃんと立体的に盛り上がっていてわかりやすい。

ボリューム多くて満足できる量だった。魚はフライなのでお魚自体の味はわかりづらいけれど、沖縄のお魚は寒い地域でとれるお魚よりも味がよくないという声もきくのでフライでサクッと食べられるくらいのほうがいいのかも?
アーサも汁物も好きなのでよかった。

■マッサージ

部屋にもどって今度はホテルでマッサージを頼んだ。

実際には、食事の前に今日はマッサージしてもらいたいね、と母と話をしていくつか名護市にあるマッサージ店を検索してみたのだけれど、
大きめなチェーン展開のお店に電話してみたところ、二人で一緒に受けることは今日はできないという話だったので、ホテルが仲介してくれるマッサージならできるかもしれない?と問い合わせしてみたのだった。

料金は少し高めだけれど、ホテルの部屋まできてくれて、二人で同時に受けることができるということなのでボディーマッサージをぜいたくに1時間予約しておいた。

時間になってマッサージの人たちがやってきた。

手早くベッドをマッサージのできる状態にセットアップしてくれてマッサージ開始!
移動で固くなった体を1時間かけてほぐしてもらった。至福の1時間。

一点気になったのは、マッサージ師さんもベッドの上にのるので自分が後で寝るベッドの枕元辺りをマッサージ師さんのソックスで直接乗られるのはちょっと気になるかもー。

ボディーマッサージ
60分6600円(現金のみ)

 
 ↑マッサージ料金表。ホテルなのでこんな相場かな。現金払いのみ

■就寝

今日は朝も早くて疲れたので早めに就寝て明日に備えたいところ。
しかし、ベッドに入ってもどこからか話し声が聞こえる。隣から聞こえるようではないし、もしかして外かな?とベランダに出てみるとベランダで誰かが大きな声でしゃべっている。
一つ下の階の人で会話の内容が丸聞こえするくらいの声の大きさだ。これが窓を閉めても聞こえてきているのだ。

夜も遅かったのでフロントに相談してみた。申し訳ございません確認してみますと言われた。

しばらくしてフロントから内線がかかってきた。遅い時間だったから電話の音にびっくりした。
該当の階の廊下を耳を澄まして歩いてみたけれど聞こえないようです、今もまだ声は聞こえますか?という内容だった。

私はそれから耳栓をして寝る準備をしていたのでそう言われてもよくわからなかった。とりあえずまたひどかったら連絡します、といって電話をきった。

ベランダの人も部屋に戻ったのかもしれない?わからないけど眠たかったので耳栓をして寝ることにした。

2日目につづく