母と一緒に沖縄北部とやんばるの旅 2日目

■朝食

今回は朝食付きのプラン。前回の朝食がついているプランを予約したはずなのについていなかったハプニングを思い出す。
今回はJALの航空券に自分でホテルを選ぶタイプなので大きな間違いはなさそうだと思う。

朝食会場は宿泊階よりも上階だった。海がよりよく見えるつくりになっている。
利用者は結構多いので宿泊客が多いのだろう。中にはPCを朝食会場に持っていているレジャーじゃなさそうな人もいる。
一人でワーケーションをしているのかと思ったら、別のテーブルの人と話したりもしているから会社の仕事関連で泊まっているのかな。

リゾート風のホテルではあるけれどオフシーズンだし、ある意味名護のビジネスホテルに泊まるよりも、会社にとって良い宿泊先だったりするのかもしれない。

食事はビュッフェ形式。コロナ対策として飲食時以外の時はマスク着用、ビュッフェをとるときは手袋着用が必須となっている。
ビュッフェの列に並んだり移動する方向などは決められていなかった。そこまで混雑というほどではないかな。

お料理はそれなりの種類があった。基本的なコンチネンタル風のハム・ベーコン、ポテトなどもあるし、和食、中華(少なめ)もある。
ビュッフェに必ずあるサラダ(+もずく)、果物・ヨーグルトなども。パンの種類もそれなりにある。デザートとしてミニちんすこうと味つきのわらび餅も。
楽しめる内容だとおもった。

特に気に入ったのがパンのところにあったパインバター。
バターというほど固形状になっていなくてマーガリンのような柔らかさなのだけれどパインバターという名前で、パインの味がたしかにする
。これをシンプルなパンにつけて食べるととても美味しい!
売っているなら買って帰りたいと思ったパインバター。

 
 ↑お粥に梅干しと、ネギを炒めたものをのせてみた。
果物(グレープフルーツ、パイナップル)サラダ、お味噌汁。
 
 ↑パスタ一種類と別のおかず。パスタは毎日1種類あった。
 
 ↑クロワッサンなど小さめのパンとパインバター。

■部屋からの景色

部屋にもどる。部屋のベランダからの景色がきれい。夏じゃないのでホテルのビーチで海に入りたい!とはならないけれど、朝起きてこんな爽やかな海がみえると心地よいよね。やっぱりリゾートのホテルにしてよかったなと思った。

 
 ↑部屋からのビーチの眺め。
 
 ↑ベランダにはテーブルと椅子。
 
 ↑ビーチにみえる黒いのは軽石。向こうに見えるのは名護の町。
 
 ↑1階のロビーからみるビーチの眺め。
 
 ↑クリスマスぽいデコレーション。
 
 ↑ロビーは広々として家具もよさそう。

■美ら海水族館

今日はメインの観光は美ら海水族館。どれくらい時間がかかるかわからなかったので朝市でいくことにした。

まずはチケットを手に入れる。
水族館で購入することができるが、別の場所で前もって買うと割引があったりするので私達は道の駅許田へ行く。ホテルからはすぐ近く。

そちらで美ら海水族館大人一人1600円で購入することができた。コンビニなどでも購入できるようだし、面白いシステムになっているなと思う。

チケットを手に入れた後は水族館まで向かう。

美ら海水族館の駐車場はわかりやすい場所で美ら海水族館まで向かっていると自然と案内される感じになった。

駐車場は立体になっていて、暑さ対策なのか光が余り入らない感じになっていて暗い。
車を駐車した後は歩いて水族館に向かう感じだったけれど、そのルートがわかりづらかった。

駐車場のエレベーターがあるのだけど、それで1階におりるのか3階に降りるのかがわからない。案内があるのだけれどどちらともとれて紛らわしいのだ。

母が3階だと思うというので3階に行ったみたけれど違うみたいだったので1階まで降りた。私達以外にも3階に行った人もいたけど彼らも迷ったのだろうか?

結局駐車場の建物を出て水族館と書かれた場所へ向かう。沢山の人が違う方向へ向かっていたりして少し心配になる。
しかし水族館はすぐに見つかった。

水族館3階入り口から入る。

 
 ↑おおきなジンベイザメがお出迎え。
 
 ↑水槽の中の水はキレイ。
 
 ↑水族館のスタッフがダイビングの格好で水槽の中で作業をしている。
 
 ↑掃除やメンテナンスなどすることがたくさんありそうだ。
 
 ↑美しいサンゴ
 
 ↑サンゴの周りにはかわいい小さなお魚たち。
 
 ↑見たことのないような海の世界。
 
 ↑サンゴの世界。
 
 ↑大きな魚も小さな魚もいる。
 
 ↑きれいにとれた写真。魚が近くまでやってきたらすごくよく見える。
 
 ↑イソギンチャクの中に同じような色の小さな魚が。
 
 ↑かわいい!

■まだまだつづく、美ら海水族館

 
 ↑迫力あります。
 
 ↑手前はなまこ。奥のはあまりみたことのない海の生物。
 
 ↑ヒルギ(マングローブ)の近くに生息する魚。
 
 ↑この細いボディーはサメだね。

■大きなジンベイサメ

そしてついに大きなジンベイザメのいる水槽までやってきた。

ジンベイザメの姿はかなり迫力があった。人間がすごく小さくみえる。この空間は圧倒的だった。大きさもダイナミックだし。

ジンベイザメ・マンタ・サメについての展示の場所もあって、それらをみるのもとても勉強になった。
巨大な水槽にジンベイザメとその他の小さなサイズの魚が一緒に泳いでいるのをみるとみんな不思議になって質問が出るらしい、ジンベイザメは水槽の中の他の魚を食べようとしないのか、と。うん私もそれは気になった。

回答としては、食べないらしい。理由はジンベイザメは体は大きいけれどとても小さなものしか食べることができないそうだ。だから泳いでいる魚が小さくてジンベイザメの口から入ってしまうような大きさであってもジンベイザメはそれを食べない。それに十分な餌を与えているので空腹ではないときに他の魚を襲うということはない。

なるほど、全然知らなかった。口や体が大きいからといって飲み込んでちゃんた食べられる(消化できる)とは限らないのだね。

 
 ↑ジンベイザメの泳ぐ水槽は大きなサイズ。
 
 ↑ジンベイザメが泳いでいる。
 
 ↑狼人アジ。
 
 ↑人の通る通路の上が透明な床になっているのでお腹の部分が見える
なんだかかわいい。







■ビーチ

水族館1階の出口まできた。

美しいビーチとして有名なエメラルドビーチもすぐ近くなので歩いて行ってみる。ビーチは日差しが眩しい。
遊泳期間は4月~10月までなので今は遊泳出来ない期間。人の姿はまばら。

でもきれいなビーチ。

 
 ↑きれいなビーチ。
 
 ↑軽石が写っていないきれいなショット。
 
 ↑エメラルドビーチ。
 
 ↑エメラルドビーチ。

■ウミガメ館

次にうみがめを見にウミガメ館へ。

以前シュノーケリングをしたときにウミガメをみたり泳いだりしたので珍しくないなぁと思っていたのだけれど、このウミガメ館のウミガメはサイズが大きてびっくりだった。

 
 ↑大きなうみがめ。
 
 ↑泳ぐ。
 
 ↑種類の違うウミガメが数種類いるようだった。
ちょっと体の色が違うかな。

写真をとらなかったけれどマナティ館にも行った。

大体見終わったところで、お腹も空いてきたので昼食へ。

■ランチ

ランチはネットでみつけて行ってみたい思っていた古民家cafe 喜色ーkiiroーへ

cafeの住所は沖縄県名護市饒平名19なのだけど、屋我地島にある。
車のナビにこの住所を入れようと思ったのだけれど町名の読み方がわからない、饒平名ってなんて読む?じょう?びん?どちらも違う。
電話番号でも出てこなくて、お店の名前でも出てこなかった。
(のちに読み方判明:よへな)

わからないので、屋我地島の屋我地簡易郵便局を目的地ナビを設定して出発した。

最初、島の高いところから中腹?らへんにある簡易郵便局を通って麓に降りるような道を選んだけれど、結局行けなかったのでもとの道へもどり、
違う道を通って麓に行き、そこから平坦な道を通ってアプローチする方法を試みた。
今回は成功。無事到着した。

思ったけれど、古民家を改造したお店というのは往々にして狭い路地を通った先にあったりする。
古民家なので随分昔に建てられていて、車が通る大通りに面していないことが多いのだろう。

今回もちょっと狭い曲がり角があったけれど、駐車場は十分にとってあったのでよかった。駐車場に入ると猫がいた。

 
 ↑喜色御膳 左:おからと琉球ツユクサ、中:ゴーヤとパイン
右:この島で養殖した海ぶどう
 
 ↑手前のご飯がさとうきびごはん、奥がもずくシークワーサー和え、
きゅうりとミミガー和え、佃煮。右手奥が季節の天ぷら盛り合わせ
手前右が豆腐の肉巻きとちゃんぷる。
 
 ↑ゆし豆腐
 
 ↑シークワーサーゼリー。
 
 ↑かわいい豚
 
 ↑店内
 
 ↑ハリセンボン。
 
 ↑昔、自由にサンゴなどを海からとってくることが出来た時にとってきたそう
 
 ↑こちらも巨大。
 
 ↑かわいい沖縄料理のミニチュアが玄関にあった。
 
 ↑こちらはお節?
 
 ↑お花の飾りも美しい
 
 ↑古民家cafe 喜色ーkiiroー
 
 ↑奥に納屋みたいなのがあり色々なものが置かれていた。
 
 ↑庭のぽっぷなシーサーたち。くつろぎ
 
 ↑足を放り出したタイプ。
 
 ↑古民家cafe 喜色ーkiiroーのお店。
 
 ↑ポインセチアのように葉っぱの一部が赤くなっている植物を発見。
 
 ↑横からみた感じ。
 
 ↑古民家cafe 喜色ーkiiroー
 
 ↑屋根にシーサー
 
 ↑駐車場。

古民家を改造した飲食店は本州でいくつか行ったことがあるけれど、ここは島という地理的なものもあって、さらにゆったりとした独特の雰囲気があるように思った。お店は流行っていたのでもしかしたらお客さんで満席の場合は、もっと都会に近い地域のお店の雰囲気が出てしまうのかもしれないけれど、お庭が広いし、隣に納屋みたいなのもあり、どことなく本物の田舎の古民家らしさがずっと存在している感じがする。

お店は私達が入ったときはそれなりの客入りだった。

ランチは主に2種類の中から選べる。
いろいろなおかずが楽しみたかったので喜色御膳を選択。
さとうきびごはんというのも気になった。

料理に対してのこだわりも感じるし、味も美味しかった。こういうお料理が体に優しいので旅行中も毎日食べられたらなぁと思う。
お会計の時にミニサイズの焼き菓子をもらった。

喜色御膳1300円

■古宇利島へ向かう

次の目的地は古宇利島。しかし古宇利大橋をしっかり見たいので橋の手前の古宇利大橋南詰展望所に行く。
すでにたくさんの車が駐車してあった。
冷たい飲み物のお店も出ていて、夏だったら絶対買っただろうなぁと思った。
日差し的には強くて夏の雰囲気はあるけれど、12月で冬なのでやっぱり氷たっぷりの冷たいドリンクはちょっと考えるなー。
それでも買っている人達はたくさんいるようだった。若いカップルとかね。

隣にはヴィラが何棟か建っているエリアが隣接していた。雰囲気からして高級感ただよう。後で調べたところフェリスヴィラスイート古宇利ビューという宿泊施設のようだ。

さて、この場所は古宇利大橋がよく見えるだけではなくて、浜の方に降りてみることもできる。

降りてみて、他の人の会話が耳に聞こえてきた。「軽石が・・・」
そういえば、浜にも灰色のものが無数にあるし、海の水の方も濁っているところがある。これが全部軽石なのか、私はこの時軽石の影響の深刻さを目の当たりにした感じがする。

このオレンジ色のブイ?なのかネット?なのかわからないけれど、それがしてあるのは軽石と関係があるのだろうか。どちらにしても対処して今この状況だと思われるので、なかなかこの撤去作業は根気がいることなのだろうと思った。

そして、軽石は仕方のないことではあったけれど、きれいな海を期待して訪れる観光客の期待に応えるためにきれいに除去したいと思うだろうし、大変そうだなと思った。

 
 ↑古宇利大橋がよく見えるロケーション。
 
 ↑古宇利大橋
 
 ↑どろっとしたようなのも軽石と思われる。
 
 ↑こちらが浜に上がって乾燥した小さな軽石

■古宇利島へ

車に戻り、次は見えている古宇利大橋を渡って古宇利島へ。

古宇利島の観光は、いくつか見どころポイントがあるのだけれど、母が左回りのルートを考えていたのでその通りに進んでみたのだけれど、
一番最初にあるチグヌ浜はわからずに通り過ぎてしまった。
案内のようなものがなかったようなんだよね。

■ハートロック

仕方なく、そのまま運転していきハートロックまで。
ハートロックはいくつか駐車場があるが、海岸に近そうな場所に停める。駐車料金は100円でボックスに入れる。
駐車場には島バナナがあって、実がなっていた。

歩いてハードロックの方へ。
途中、軽食のお店があったりして海岸まで進む。

 
 ↑停めた駐車場の中にあった、神社?御嶽?
 
 ↑海とすすき
 
 ↑ハートロックが見えてきた!
 
 ↑坂を降りていきハローワークに近づいていく。
 
 ↑ここがハードロックのある浜。
 
 ↑黒人さんの子供ちゃんたちが海で遊んでいた。

この浜の入り口のところは岩で足場が悪いのと、ハードロックを見に来る人たちがどんどんやってくるのですこし混み合っていた。
浜に降りると足が濡れたり砂だらけになりそうだったので、その一歩手前のところで写真撮影をして終わりにした。

ハードロックの写真を来る前にみていたので私は特にあまり思わなかったけれど、母は「なんか思っていたのと違ったわ~」と言っていた。
思っていたのってどんなかんじだろう。母がみたガイドブックはもと違う感じのイメージの写真を使っていたのだろうか。

けど、結構傾斜のある坂を降りていく場所だとは思わなかったな。
あと浜辺で遊べるようになっていたことと、ハードロックが浜から近い場所にあるというのは意外だったっかも。

■古宇利島を離れて

チグヌ浜はみられなかったのだけれど、古宇利島でみたい場所は全部みた。
古宇利オーシャンタワーは母は興味がないというので、この島にはないけれどここからそれほど遠くない場所にある嵐山展望台に行くことにした。

嵐山展望台は私は前回行きたかったけれど行けなかった場所なのでリベンジできるのはうれしい。

車のナビに入力してみたのだけれど出てこない。
あまりメジャーではないのだろうか。名護の方面から今帰仁に行く道には嵐山展望台の文字を何度かみたのにね。

嵐山展望台は山の道をちょっと登っていく。
山の上にあるようだった。

なかなか古い展望台のようだった。
しかし景色はかなりよい。

手前にある海は屋我地島との地理的な関係のため内海のような形になっている。
きっとすごく穏やかなのだろう。
ただ、残念なことに軽石がヘドロ状態のように溜まってしまっている。これは内海みたいな形状をしているから特にここに貯まるのだろうか?
それとも、別の地域は除去作業をしてきれいになっているということだろうか。

麓の道沿いにカフェのようなものもみかけたのに、軽石で景色が台無しになっていなければいいのになって思った。

 
 ↑嵐山展望台からの眺め。屋我地島と沖縄本島方面。手前は軽石
 
 ↑こちらは屋我地島。
 
 ↑真中にある橋はワルミ大橋。名護と屋我地島を結んでいる

古宇利オーシャンタワーからの展望はどういう感じなのかわからないけれど、ここ嵐山展望台からの眺めもとても良いと思った。

無料で、そしてあまり人がいないというがよい。もしかして車のナビに乗っていないからなのかな?

私達が到着したときに1組きている人がいて、私達が帰る頃に入れ替わりで別の人が到着した程度。
眺望的には結構楽しめると思う。宮古島の隣の来間島の竜宮城生展望台みたいな立ち位置かなと思った。
ただ嵐山展望台は古くてちょっと忘れ去られている感が強い。展望台の下にこのあたりの地図が描かれていたけれど、ワルミ大橋が載っていなかったのでそれ以前に建てられた展望台なのだろう。

■道の駅許田でお買い物

ミネラルウォーターなどを購入したいので、ホテルに戻る前に道の駅許田へ。
サーターアンダギーが売り切れ寸前になっていたので、残っていた紅芋2個を購入。

お水200円も購入してホテルにもどる。

■夕食

夕食は前回私が一人で訪れて美味しいと思ったお店「美ら花」に。
母と2人でお酒はなしで、適当にお料理を選んだ。

 
 ↑お通し
 
 ↑ヒラヤーチというチヂミみたいなお料理 528円
 
 ↑田芋のどぅるてん 748円。沖縄っぽくてよいかと思って選んだ。
 
 ↑中はこんなかんじ。外はサクッとしている。
 
 ↑ゴーヤチャーハン715円。ゴーヤの苦味が少なくて食べやすかった。
 
 ↑あぐー餃子と美味しいラー油のサラダ仕立て 968円
かなりラー油が辛い!

お酒なしで、料理のみで二人分4500円程度だった。
それぞれの料理の味は美味しい。お店も賑わっているようだった。
ただ、居酒屋なのでお料理メインで行くと定食のあるお店に行くよりは割高になってしまうと思う。

美ら花 別邸
https://www.chura-hana.com/

近いので歩いて帰る。帰りにファミリーマートによってお水のお値段をチェック。
お水はこのエリアではファミマで買うのが一番安い。泊まっているかねひで喜瀬ビーチパレスでのお水はとても高い(久米島の自然水2L300円)
道の駅許田は200円。ファミマは100円程度だった。
もっと早くに気がつけばよかったなぁと思う。

■今晩の問題

昨日はベランダで大声で話す人でうるさかったのでベランダをチェックしてみた。
声はしなかった。昨日の人たちはチェックアウトしてもういないのかもしれない。しかし!

今度はタバコの煙がけむたかった。
一体どこから?と隣の部屋の方をすこしみてみるとたばこがテーブルの上に置いてあったのでお隣さんだということがわかった。

まあ、一晩中そこで吸い続けるわけではないと思うので窓をしっかり締めて部屋に戻る。

明日はやんばるまで行くので早めに出発の予定。
おやすみ。

3日目につづく