中国瀋陽に招かれて 8日目

■起床と朝食

今日もおばちゃんが朝食を作ってくれる。
家に食材はたくさんあり、残り物もたくさんあったのに昨日少しも消費できなかったのは心残りだった。
朝は早すぎて食べられなかったし、夜も一旦帰るにはお腹がすきすぎていた。

残りものと果物、またおばちゃんが毎日つくってくれる卵焼きを食べた。
私はライチを買っていたのだけれど、おばちゃんは好きじゃないのだって、飛行機の中で食べたらよいと言われた。

■出発

おばちゃんは今日はまずお姑さんのところにいって用事をして、それからお姉さんと過ごすということ。
私は例のおばちゃんのお友達の彼氏?のような人が車で飛行場まで送ってくれるので、お友達の家の前で集合した。
なんでもかんでもおばちゃんのお友達の家が集合場所なのはなぜかよくわからない、それほど便利な場所でもないのに。

おばちゃんがそこまで送ってくれたので、そこでお別れ。
ロンドンで会おうね、って。

次にロンドンに行く予定がすでに決まっているのでお別れ感は強くない。

それから彼氏らしき人の車に乗って出発。
もともとはすごい早い時間を指定されたけれどそんなに早く行く必要はないといって1時間遅くしてもらった。
確かに車が混むらしいけれど、2時間20分もかからないだろう??

おばちゃんのお友達はこうやって車の助手席に乗っているときはおとなしいんだよね。
彼氏みたいな人がとなりにいるからなのか、昨日はツアーでハイテンションになりすぎていたのか。
いつもこれくらいなら私もトラウマにならなかったと思うが。

■瀋陽空港

順調に到着。高速道路を使うので料金が必要だが、5元か10元くらいだったと思う。
駐車場に停めて彼らもついてきてくれるようだった。

チェックインカウンターのところで少しだけ列になっていたが、おばちゃんのお友達のアイデアで2手に別れて並んだ。
早く順番が回ってきた方を利用すればよいからという。日本では絶対そんなことしないけれど、ここは中国なので彼らの意見に従う。

チェックインして、最後に空港内で記念撮影をして別れた。

■上海まで

上海航空は今回も食事がパンだけだったらどうしようかと思ったけれどちゃんとミールがあったのでよかった。
隣の席の若者はマクドナルドを持ち込んでいた食べていた。どこにそんな店があったのかなと思う。
そして食事は要らないといって返していた。前の席の人もそうしていたので、中国では結構そうする人多いのか?

ビジネスマンらしき外国人もいた。

トランジット手続きする時もパスポートの修正の部分でとめられた。
ICチップ上での修正でない場合は、とめられる可能性大。行きは全然大丈夫だったけどね。

■上海空港のラウンジ

このラウンジはもう何度も使っている。
国際線だから食事がもうちょっとよいかなと思ったけれど、行きのしょぼい国内線ラウンジと全く同じメニューだった。
それに追加でサンドウィッチやデザートが増えている。あとは飲み物も種類が多いかもしれない。

きっと空港は全体で同じケータリングを使っているのだろう。
北京空港のラウンジはあんなによいのにね。上海もがんばってほしい。

食事はしょぼいので一切手をつけなかったがデザートはそれなりだった。
午後のティータイムとしていただいて携帯の充電をして搭乗口へ向かった。

■地元空港へのフライト

この飛行機に入るともう日本だった。
中国の人もたくさん乗っているし、中国語も聞こえてくるが、地元の方言の言葉も結構聞こえるし、いっきに現実感がわいてくる。

到着。荷物がなかなか出てこないのでまたロスバケかと思って焦った。がしかし後になって出てきたのでよかった。
税関でも特に荷物を見せてのチェックもなく終了。そのまま帰宅した。

■今回の旅の感想

今回は、なかなか手ごわい旅だった。
泊まる所も無料だし、食事もほぼおごってくれるし、空港への送迎サービスもついて至れり尽くせりではあったが、気持ち的には落ち着かない旅だった。

誘ってくれたおばちゃんが忙しいのはよくわかるし、それは問題ない。
忙しい中でも食事を作ってくれたり気にかけてくれたりしてくれて十分してくれたと思う。

ただ、彼女のお友達の性格はかなり私にはきつかった。
おもてなしの態度も違うので私には自由がないように思われたし、私の断りを聞いてくれないので不満が募っていった。

べたべたくっついたりして引っ張るのも、必要のないことに口出しされるのもいやだったけれど、私の方も不快な気持ちを相手に伝える技術がなくて困ってしまった。

本当はそういうことを学んで身につけないといけないなと思った。
身につけたいと思った。

後日この話をオンライン英会話のアメリカ人に話したら、相手を尊重しすぎだと言われた。
嫌でNOといってもきいてもらえない場合は立ち去ること、と言われた。

そうだな、いろいろ他にも対策のしようがあったと思う。
真剣におばちゃんに相談してみてもよかったかもしれない。

我慢してしまったので自分だけが大きなトラウマを抱えてしまった感じになった。

でもよいことは、日本の自分の家が最高の場所に思えることだ。
そして私の周りの身近な人が私の言ったことをちゃんときいて尊重してくれること。本当にありがたいと思った。

そのことが学べたということでは大変意義がある旅ではあった。

■おまけ

     
 ↑ピーリングの広告かな???    ↑待ってました。便座シート。
これがあれば中国の洋式トイレも怖くない?
     
 ↑窓の外のモップ。よくある光景    ↑大きな木を運ぶ人
     
 ↑通りがかりに「積水ハウス」発見。おばちゃんにこれ日本の企業だよと言ったら、「中に入って中国での仕事あるかどうかきいてみたらいいよ」と言われた(笑)    ↑プラスチックの植物が設置されていた。緑化の一種だろうか?
他のところではちゃんと鉢に入ったお花が入っていたのですべてが
プラスチックではないようだ。

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