初ラオス!ルアンプラパンのんびり一人旅 1日目

■はじめに

ラオスに行ってみたいと思っていた。

理由は、
ラオスに行ったことのある人がとてもよいところだからと強くお勧めをしていた。
村上春樹のラオスの本を読んだ。
ロンドンの語学学校でラオス人のクラスメートが3人もいた。
ルアンプラバンを紹介する旅番組をどこかでみた。

のんびりできる場所。
人がとてもよい。
治安も悪くない。

こういう印象だった。

なので次の東南アジア旅行は絶対にラオスにしようと思っていた。

■ルート選びで迷う

ルアンプラバンまで行く方法はいくつかあるのだけれど、代表的なのはバンコクかハノイ経由で行くルート。
それ以外にもヴィエンチャンか中国の昆明もラオスまで行くことができるが、どちらにしても私の住む地域から一発でいけるところはなかった。

関空まで移動してバンコクかハノイまで行ったとしても一回は経由しなければならない。
一番楽そうなのは、地元空港→羽田→バンコク→ルアンプラバンだった。
深夜便もあるし、しっかりは寝れないだろうけれど時間の節約にはなる。
日系航空会社を使えるので快適そうだった。

がしかし、すでに売り切れかあるいは手が出ない値段まで値上がりしてしまっていた。

次の候補は、地元空港→上海→バンコク→ルアンプラバンだった。
これが次にスムーズに思えたけれど、バンコクで2泊しなければ経由できない。同日経由ができないのだ。
航空会社は中国東方航空。価格はまあまあリーズナブル。

そして一番安いのが、地元空港→上海→昆明→ルアンプラバンだった。
地図上でみるとこれが一番無駄の無いルート。
バンコクまで行けば南に行き過ぎてから北上するルートになるし、昆明が一番自然ではあった。

しかも調べると最近は昆明が東南アジアへ行く便のハブ空港になることを目指しているそうだ。
なので検索でも昆明便は結構でてきた。
中には同日乗り継ぎのできる便もあるようだったけれど、上海から昆明の間にもう一都市入る場合もある。
大体が昆明に2泊しなければいけないようなスケジュールだった。

昆明に二泊・・・。
ちょっと辛いかなぁと思った。

空港内にホテルもあるようだし、近隣にトランジットホテルもあるようだった。
まあそれもありだとは思うけど、行きも帰りも昆明に二泊ってなぁ。昆明で何するかな?米麺を食べる?しかしそれだけしか思いつかない。

それならバンコクで二泊してタイ料理食べたり、マッサージしてもらったりするほうが今の私にとっては異国を楽しめてよい。
しかもバンコクのトランジットホテルの方が、昆明のトランジットホテルより安いようだった。そして情報がたくさんある。

昆明経由の方が安かったけれど、こうゆう理由でバンコク経由に決めた。

バンコクまでは往復中国東方航空のチケットを購入して、バンコクからルアンプラバンをTHAI SMILEという航空会社のフライトを購入した。

■地元空港から出発

中国東方航空はもう何度も乗っている。

地元からの便であっても機内に入るともうすでにそこは中国の雰囲気たっぷりだった。


「あそこの席空いてる、あそこに座ろう!」と言う60代くらいの男性。
短髪でフケのみえている20代の男性。
ビジネスクラス席で一緒懸命鼻をほじくる男性。
日本に住んでる人もいるはずだけど、やっぱり日系航空会社などではみられない光景だと思った。

■上海浦東到着

上海到着。次のバンコク便出発までに実は6時間~7時間の時間があった。
なので、上海市内のリニアの駅の次の駅で、お友達に会うことにした。

そのお友達は浦東からまったく反対方向に住んでいるのだけれど、わざわざ来てくれるということ。ありがたや~。

 
 ↑上海浦東空港でみたI LOVE SHANGHAI

■リニアと地下鉄で移動

リニアは早い。約15分で龍陽路駅に到着。そこから地下鉄に乗り換える。

リニア往復80元
地下鉄片道3元

 
 ↑地下鉄の切符売り場。
切符券売機は特に前回から何も変わっていなかった。
 
 ↑荷物をX線チェックすることも。いちいち面倒くさいよな。


■花木路駅へ

待ち合わせは花木路駅なのだけれど、お友達は仕事の関係で2時に来るというので私は先にランチとショッピングをすることに。
花木路駅はお友達と会う約束をしなくても来ようと思っていた場所。
というのはリニアから一駅で近いし、ショッピングセンター直結なのでちょっと買い物や食事するのにちょうどよいとおもったのだ。
外にでて寒い思いをすることもないし、帰りもスムーズだろう。

ショッピングセンターはすぐに見つかる。
地下鉄の出口1がそのショッピングセンターの入り口なのだ。

 
 ↑これがショッピングセンター直結の一番出口。非常にわかりやすい。

浦東嘉里城 KerryParksideでショッピング

Oleスーパーというのがあると事前に調べていた。
私は初めて聞くスーパーだった。

入ってみるとすごい試食を進めてくる店員であふれていた。
フルーツを食べて食べて!と言われ食べたのだけれど、食べたら一つ買っていってといわれる。
しかしこれから飛行機に乗るからフルーツを持っていけないのよといって逃れた。
本当に国際線でフルーツは持ち込めないということをわかってくれているかは不明だったけれど、「じゃ今度フルーツを持ち込める時に買ってね」といわれた。

お店の商品の陳列も綺麗だし、輸入食品がかなり多い。
結構高めのスーパーなのだろうなと思った。


山楂13.5元
梅12.8元
ドライ桂園 36.9元
ビニール袋 1.2元
合計64.4元(約1,000円)

     
 ↑ショッピングセンターではクリスマスデコレーションが盛んだった。
ホッキョクグマやペンギンが登場するかわいらしいデコレーション。
   ↑外にはツリーも。
     
 ↑店内もいろんなところでクリスマス仕様。   ↑H&Mがセールをしていた。これから東南アジアに行くのでなければ、
上海で買い物もありだったな。 
     
 ↑シンガポールキッチンと書かれたお店。   ↑トイレを出たところにベンチがあり、充電用に使えるコンセントが。
充電しにきてよ!って書かれている、いいサービスだね! 

■ランチ

 ランチはちょっとした中華料理を食べたいと思っていたのでいくつか探す。
結構混んでて待っている人のいるお店もあった。
友人との待ち合わせがあるのですぐに料理が出てくるお店でないとだめだと思った。
麺とショウロンポウの食べられる「上海点心 有心」というお店をみつけたので入る。

上海点心 有心
老上海坦々麺 35元
菊花茶(一杯)9元
小籠包 35元
合計 79元(約1,200円)

「紙ナプキンください」と普通に店員に声をかけたら、紙ナプキン有料だったのがびっくりした。
紙ナプキンをお店で頼むと一箱買うことになるようだ。
一箱も必要ないし、荷物になるのでやめた。

     
 ↑ランチに入ったお店の入り口。    ↑店内。劇混みではなかったけれど賑わっていた。
     
 ↑菊花茶を頼んだらカップできた。急須ではないのだねー。   ↑坦々麺。適度に辛く、満足の量。 
     
 ↑上海なのでショウロンポウが食べたくなって頼んだ。    

■友人と会う

14時に待ち合わせ。無事に合流できる。
フレンチスタイルのカフェでお茶することにした。
お茶をお友達がおごってくれる。お友達は今就職活動中でまだ仕事見つかっていないのに悪いなぁと思ったけれど、私の方が外国からやってきた立場なのでお言葉に甘える。
ちなみにお友達は上海在住のイギリス人女性。英会話の関係で知り合った人だった。

彼女は上海が好きなので上海でOL的な仕事をみつけて住み続けたいというのだけれど、年齢でひっかかるそうだ。
35歳以上の人はだめだとか、全身の映った写真の提出を要求されたりしたそうだ。うーん。

このままみつからなかったら本望ではないけれど英語を子供に教える仕事にも応募し始めるといっていた。
彼女にとって子供に英語を教えるのが理想の仕事ではないそうだ。
まあ、大変な仕事だからねぇ。


Earl grey tea 伯爵茶(おごり)

■上海浦東空港へもどる

フライトが18時半だったので、余裕をもって15時半すぎに空港へ向けて出発することにした。すると16時頃には空港に着く予定。
浦東空港は利用者が多いのでイミグレや安全検査などかなり時間がかかることもある。そして係員の作業効率も悪いしね。

■新しいラウンジ

空港到着。
いつもの37番ラウンジに向かうと私の乗る飛行機の搭乗口は違う場所にあるのでその近くのラウンジを使うことをお勧めしますといわれた。
別の場所?同じターミナル1だけどおかしいなぁと思ったのだけれど行ってみることにした。
この37番ラウンジはしょぼくて全然魅力的ではないから別の方がまだましかもしれないと思った。

搭乗口の近くまで行ってみるとそこは新しいエリアのようだった。
まだ綺麗だし人もまばら。
電車みたいなのに乗って移動したので、ここは新設したサテライトなのだろうと思った。

ラウンジは135搭乗口の付近ということ。
135搭乗口まで行くがそこにエスカレーターがない。
ラウンジはエスカレーターに乗って違う階へ行かなければならない。

ぐるっと一周してエスカレーターをみつけた。
搭乗口135からちょっと遠いように思ったけれどまあいいか。

エスカレーターで一つ上の階にあがるとすぐにラウンジ発見。

https://www.prioritypass.com/ja/lounges/china/shanghai-pudong-international/pvg8-vip-lounge-135b
プライオリティパスのページ

     
 ↑エスカレータであがるとすぐにこの案内がある。
実際には一つのラウンジのようだ。左側から入れた。
  ↑ここが入り口。なんだか綺麗そうな雰囲気。 



ラウンジは綺麗だった。

食事もそこそこあるし、麺のサービスもある。
個人的にはできたて麺を食べられるサービスが一番うれしかった。

席も十分あるし、インテリアが37番ラウンジとは大違い。

     
 ↑全体が新しく綺麗だし、インテリアの適度なゴージャス感も良い    ↑天井はむき出しになっているのが少々インダストリアルスタイルか。
     
 ↑ドリンク類と中華なスナック菓子。    ↑上段からケーキ、サンドウィッチ、カットフルーツ、サラダ。
これは37番にあるのと同じようだった。
     
 ↑シリアル、クッキーなどのお菓子、袋入りのパン。
これも37番ラウンジとほぼ同じかな。
  ↑冷やしたヨーグルト、右にはホットミール数種。 
   
 ↑この麺が一番うれしかったかな。頼むとすぐに作ってくれる。
手前にあるボールにお肉などのおかずがはいっているのでできた麺に
お好みでトッピングする。
  ↑こちらは野菜薬味けいのトッピング。黒いのはきくらげ。 
     
 ↑私の麺の出来上がり、パクチーをたくさん入れて。   ↑デザートを食べるスプーンもフォークもないんだよね。
わざわざ頼んだら使い捨てのを出してくれる。 

■バンコク便搭乗

バンコク便に搭乗した。それなりに混んでいる。

私のとなりは中国人のおばちゃん2名だった。

入国カードを英語で記入してるとガン見される。
なんどもそれが繰り返されるので話しかけるなり見るのやめるなりどちらかにして欲しいと思った。

すると、どこの国の人?と聞かれる。
日本人だと言ったが特に何もいわれなかった。しかしひとりのおばちゃんに「中国人じゃないのがひとめで分かった」といわれた(本当か?)
英語が一文字も書けないから、ガイドに入国カードを書いてもらうと言っていた。
団体旅行で中国人のガイドさんがいるようだった。

通路を挟んで隣の席のの男性が一人旅みたいで、英語で質問しまくりなのがフレッシュだった。

ペンを貸してください。
入国カードのチャーター便はどういう意味?
というのを盛んに聞いていた。

私もチャーターかスケジュール便かどちらを選ぶべきか聞かれてこの便はスケジュールだと言ったんだけど、チャーターの意味が気になるみたいで、キャビンアテンダントさんにきいてみたりしていた。

おそらくチャーターの意味がわかる人はそれなりにいるだろうけど、それを英語で説明できる人も少なめで、彼の英語レベルはまだ初級なのでうまく理解ができるかどうか、そこがネックになってるのかな。

ちなみに韓国人のようだった。
外国で英語を使って交流することをワクワク楽しんでいる感じだろうかな。

■機内食

そして、私の国籍を聞いてきたおばちゃん達。機内食のお皿とトレイをたいそうお気に召したらしく持って帰ってよいかということをCAに聞いていたがダメだったみたい。
その団体の別の人もトレイが欲しいと交渉していた。軽くて使いやすいから??


牛肉飯か鶏肉麺かの選択だった。
味は以前よりは良くなったと思う。


↑機内食。私が選んだのは牛肉飯。


CAにコーヒーを服と鞄にこぼされる。
ソーリーソーリーと一生懸命拭いてくれるのだけど色や匂いがついたらどうしようかと思う。
クリーニング代を出すとかそういう概念はないのだろうね。


痰が定期的に生成される人がいてその音が聞こえてくるし、おしゃべりの声で全体的に騒がしい。
そしてニンニク系の口臭?がする。

トイレの使い方など綺麗になったと思うし、荷物も席に置いておいても安心できそうな感じになってきた。

上海からバンコクは結構長いし映画が自分の目の前にモニターがなくて頭上についてる昔ながらの機体。
そのモニターがチカチカ目に入って眠りにくい。まわりは消灯しても喋り止まないから眠れる環境ではない。

中国東方航空に乗ることがまた嫌になってきた。上海経由自体は好きなんだけどな。

■バンコク到着

とても疲れた。
飛行機の到着時刻は22時半くらいだったけれどバンコクのイミグレ等はいつも並ばなければならないし、ワイファイも自然に入るかと思ったら入らなかった。
日本との時差は2時間なのでもう深夜だということを考えると疲れを感じて当然だよなと思った。
飛行機でよく休めなかったし。

■シャトルバスを探す

今夜泊まるトランジットホテルのシャトルバスの連絡は荷物を受け取ってからしてくださいとホテルから言われていたので荷物受取まで済ませる。
そして外に出る。

ワイファイがまだつながらないのでインフォメーションできいてみる。
何度か試してやっとつながる。

そしてアプリでホテルに連絡する。
名前を確認されて、15分から20分で行くから4番出口の外で待ってくださいと言われる。
送迎ミニバンの写真と待ち合わせ場所の写真も送ってくれた。

そこに移動して待つ。

■シャトルバス到着

結構待ったかな~。
同じように待つ人たちがいて、同じような送迎の車が出入りする。
ナンバープレート等で判断するにも視力がとってもよければ大丈夫だろうけど私はそうでもないし疲れ目でコンタクトも曇っていた。

しばらくすると、車が到着したよとアプリにメッセージが来る。
そして探すとこれからに泊まるホテルの名前のプレートを持った運転手がいた。

乗るのは私一人だけだった。

運転手さんは意外とちゃんと英語が話せる人だったので世話話をした。
このホテルではヨーロッパ人のお客さんが一番多いとのこと。
日本人のお客さんもそれなりにいるという。
運転手さんはホテルで働き始めてから英語を勉強して上達させていったとのこと。
お腹が空いていたらホテルにレストランがありタイ料理が食べられると言っていた。

■ホテル到着

リゾートという単語の入ったホテル名でリゾートっぽさがあるようにも見えたけれど夜だったのでよくわからず。
ただ、レセプションはとても小さく、オフィスのはしっこにちょこっとあるだけだった。ちょっとウェブでみた写真とはかなり違う。

チェックインの手続きを済ませるとすぐに部屋まで案内してくれた。
そしてチップなど欲しがるそぶりもなかったのでよかった。

とても疲れたのでシャワーを浴びて寝る。
明日も6時半のシャトルを予約しているので早く起きなければならない。

     
 ↑大きなベッドだったので快適だった。    
     
 ↑トイレと洗面台   ↑シャワーで床は大洪水になる。
この湯沸かし器は見た目的にも心もとない。 
     
 ↑クローゼット、冷蔵庫などもある。   ↑ハナビシというのは? 
     
 ↑無料の水2本とリプトンの紅茶。    ↑翌朝にみたホテル敷地内にある祠?


夜、部屋の外から機械音のような音が聞こえてうるさかった。また時々廊下で話す声が聞こえた。

アメニティーはタオル、シャンプーのみ
歯ブラシ、スリッパなし
水2本無料

シャワーの水圧は弱めで温度も低い。
暑いバンコクではそんな高温シャワーは必要ないのかもしれないが、私は冬の日本からやってきて、長時間のフライトで体も固くなっている。
温かいシャワーで温まりたかったのだけれどちょっとぬるかった。
そしてシャワーの床が大洪水になるのでスリッパやサンダルを持っていないと大変だね。

レストランは深夜まで。
朝食は6時から(私は朝食なしプラン)

Pongsakorn Boutigue Resort
1泊 1000タイバーツ(約3,600円)
http://en.pongsakornboutiqueresort.com/15951738/pongsakorn-boutique-resort

2日目につづく


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