初ラオス!ルアンプラバンのんびり一人旅 5日目
■ゆっくり起きた朝
今日はこの旅行で初めて朝ゆっくり起きたかも。
バンコクのトランジットも朝早かったし、ラオスに来てからも一日ツアーに、料理教室と朝の集合時間が早めだったので早く起きた。
ここにきてやっと朝ゆっくりするスケジュールにもどれてうれしかった。
■朝食
今日は最初の日と同じラオスのカオソーイを選択した。
やっぱりおいしい。
■町中の観光へ
遅めの出発となってしまったがルアンプラバンの町の観光へ出発した。
出かける時に、宿のオーナーであるスーがいつものように今日はどこ行くの?ときいてきたので博物館とお寺と・・・と話していると、
博物館はお昼の時間閉まるから午後1時半から行ったほうがいいと教えてくれた。
今からいくと中途半端な時間になりかねなかったからだ(朝遅かったので)
ということでまずは宿を出て右にお寺のある方向へと進んでいった。
こちらの方面はまだ歩いていなかったので新しい発見があって新鮮だった。
↑お天気の良い日だった。洗濯物のしがいもあるね。 | ↑おばあちゃんたち。 | |||
↑外の洗い場で食器を洗うのかな? | ↑こちらも外の洗濯物。 | |||
↑フライドミートボールの料理を出すお店のようだ。 | ↑ここ行きたかったのだけど結局行けなかった。 ラオスの伝統的なお話を英語で聞くことが出来る場所だそう。夜6時半からで、あと一日滞在が長ければいけたのになぁと思う。 |
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↑とうがらし。 | ↑「とまれ」のラオス語の標識。 | |||
↑薪みたいなのが積んであった。 | ↑これもスピリットハウスと呼んでよいのかな。 | |||
↑木のドア、木の椅子、どれも味がある。 | ↑こちらは木のテーブルとチェア。 ブルーがおしゃれだね。 | |||
↑Good People Good Food Good Price いい人といい食事と良心的な価格、のお店らしい。 |
↑犬に比べて猫はあまりみかけなかった。 | |||
↑赤茶色の屋根がルアンプラバンの町の特徴かも。 | ↑かわいい女の子がいた。 | |||
↑Your Mind Retreat マインドフルネスなど行う場所だろうか? | ↑お寺Wat Xieng Thongの入り口。 | |||
↑工事中。 | ↑お寺の傍の食べ物飲み物を売るお店。 |
■お寺めぐり
お寺はこちらの方向にあるという大体の情報で出かけた。
地球の歩き方的なガイドブックはないし、なくても大丈夫な広さの町だから、適当に歩いていけば問題ない。
お寺はたくさんあるし、どこを参拝してもよさそうではあるが、一番有名なお寺Wat Xieng Thong ワットシエントーンは一番見ごたえがあったと思う。
入場料が必要なお寺というものがたぶんここくらいだと思うので、それが目印になるかも(笑)
ここは確かに広くて、それぞれの建物がかなり美しい。
ラオスで一番美しいお寺だとウィキペディアに書かれていた。
1960年のシーサワンウォン王の葬儀で使用された霊柩車が納められるお寺でもある。
↑こういうのはなんというのだろう? | ↑守られてる感じしますね、上の人に? | ||
↑お花に囲まれて和やかな表情を浮かべる仏像。 | |||
↑こちらの建物も小さいけれど金の模様が一杯。 | ↑屋根の上も綺麗。 | ||
↑モザイクのような技術で絵が描かれてるのがすごかった。 | ↑踊り子と演奏者たち。 | ||
↑こちらは稲の収穫をしているような絵。 | ↑こちらは偉い人が象に乗っている。 | ||
↑窓枠も金色! | ↑金色がふんだんに使われている。 | ||
↑こちらも見事! | |||
↑壁のモザイクが綺麗。 | ↑屋根の上にもまた柱の林みたいなのがキラキラしている。 | ||
↑ドアの絵もなんだかかわいい。 | ↑結婚の撮影をしているカップルがいた。 | ||
↑どこから見てもこの建物は美しい。 | |||
↑中に入ってみると広い部屋に大きな仏像。 | ↑横、手前にもたくさんの仏像 。 | ||
↑ラメ入りたまねぎみたいな? | ↑こちらは地獄絵みたいだった。かまゆでにされている絵がみえる。 | ||
↑屋根のカーブが芸術的。 | ↑こちらはもう一つの建物の中に並ぶ仏像。 | ||
↑立ち並ぶ仏像。 | |||
↑ラオスの国旗と。 | ↑迫力ある。 | ||
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↑ドアの装飾。とても綺麗。 | ↑蛇だよね? | ||
↑これが霊柩車みたい。 | |||
↑地元の学生さんらしき人たちも来ていた。 ところどころで自分たちの写真を撮っていたのが若者らしかった。 |
↑白色とちょっとくすんだゴールド。 | ||
↑小さな建物の中に入ってみた。涅槃物と座っている仏様の像。 | ↑ ずらっと小さな仏像が壁一面に並ぶ。 | ||
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↑圧巻! | |||
↑お供えもの。一口大のもち米はメジャーなお供えものなのだね | |||
↑象さんの装飾。 | ↑ここはお手洗いみたいだった。 | ||
↑外の壁の装飾にもお供え物が。米菓子のお供え物と、 | ↑良く見ると両肩に黒いもち米のお供えもの。 |
■メコン川
お寺のもう一つの出入り口はメコン川側に面していた。
そこをでるとメコン川で、ボートに乗らないか?と客引きのおじさんがやってきた。
ルアンプラバンで客引きをがんばる人というと、このスローボートの人とナイトマーケットのフルーツジュースの人くらいかな。
他にもいるのかもしれないがあまり出会わなかった。
それくらいラオスの人=のんびりのイメージが強い。
このボートのおじさんは「どこからきたのか?」と私に聞いてきて「日本」と答えると日本語の単語を出してきた。
ワタシのボート、クルーズ、いいよ。みたいな。
しかし今日は歩いて町を回りたかったしお断りした。
パクオウ洞窟に行く時に長時間ボート乗ったからボートに乗りたいという強い気持ちはなくなっちゃったんだよね。
乗り物系は一度乗るとしばらくはいいやって思ってしまう。
↑川に下りるところにあった一対の白い獅子。 ボートのおじさんにこれはなに?ときいたらライオンといっていたので 獅子なのだろう。 |
↑こんな顔。口の中にもち米のお供えを誰かがいれてくれている。 | ||
↑地元の子供たちが川で遊んでいた。 | ↑メコン川の水。それほど黄色ではない。 | ||
↑対岸に高床式みたいになっている建物がみえる。 雨季に水が増えると聞いたがどこまで増えるのだろう。 |
↑ボートがつけてある。客引きのおじさんのボートもこんなのだと思う | ||
↑座って川を眺めていたアジアの観光客。 | ↑いい景色。 |
■再び散策
メコン川沿いはオシャレなホテルが結構ある。
こちらはナイトマーケットが行われる王宮あたりから言うと方向が反対なので遠いといえば遠いかもしれないが、町全体が歩ける距離なので僅差なのかもしれない。
先日会った日本人の一人がこのあたりの宿だといっていた。
オシャレで夜も静かだということ、このあたりもねらい目かもしれない。
↑Sprit houseスピリットハウス。高床式で屋根なども精緻。 | ↑綺麗に植えられた花壇と階段。 | ||
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↑犬。今はお腹空いてないみたいだね。 | ↑こういう丸っこい形はあまり日本ではみないよね。 |
■バンブーブリッジを渡る
次にバンブーブリッジという竹で出来た橋を渡る。
通行料10,000キープが必要だが、竹製の橋を渡る機会はなかなかないので日本人には楽しめると思う。
この橋は雨季のときには川の水流に耐えられず流れてしまうそう。
そして乾期がきたらまた橋を作り直すという。
だから通行料をとるというのもわかるような気がする。
別の場所に似たような橋がある。そちらは渡っていないけれど同じように通行料を支払う仕組みになっているようだった。
↑これがバンブーブリッジ。夕日が沈む時も綺麗なそうだ。 | ↑渡り場に降りる途中にちょっとしたビューポイントがある。 | ||
↑しかしこんな足場。自然そのもの。 | ↑橋を渡っている人がみえる。 | ||
↑通行料を支払っていざ渡る。 | ↑川面からの距離はあまりないので高さによる怖さはないと思うが、 つくりが竹製なのでその点が恐怖に思う人はいると思う。 |
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↑竹でできているのでぎしぎし音がなり、少し怖いといえば怖い。 | ↑しかし眺めはとてもよい。 | ||
↑対岸に到着して少し高台に上ってみた。橋を振り返ったところ。 | ↑散策してメコン川と川が合流する地点までいってみる。 | ||
↑橋が綺麗にみえる。 | ↑さらに高台へ登るとちょっと開けたところになっていた。 地元の子供たちも遊んでいた。 |
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↑ここからも橋が良くみえる。 | ↑気になった長い豆みたいなのが生っている木。 | ||
↑バンブーブリッジを見下ろす。 | ↑子供たちが木登りしていた。 |
地元の子供たちの姿をよくみかけた。
このあたりは観光客も来るけれど、地元の子供たちが遊んだりする場所でもあるのかな。
道路まで歩くと結構ちゃんとした道路だったのでこの先を進むかどうか迷った。
午後の予定があまりなければそのまま散策したかったのだけれど、行きたい場所が決まっていたので、引き返して来た道をもどることにした。
■別のお寺
もう一つお寺を通りかかったので入ってみた。
こちらの観光客はちらほら。
小さなお寺ではないのだけれど、Wat Xieng Thong ワットシエントーンが有名だからみんなそちらに行くのかもね。
↑このとき気がつかなかったけれど、ウエストのくびれすごい! | ↑この無造作感がいいね。 | ||
↑頭上のファンの羽にも文字が。 | |||
↑ドアの装飾も迫力がありみとれる。 | ↑ドネーションボックス。 | ||
↑見上げると鶏がこんなところに! | ↑この模様あちこちでみる。 | ||
↑掃除道具。 | ↑柱が大きくて曲がっている感じが撮りたかったのだがわかりくくなってしまったね・・・ | ||
↑自分たちで補修・修繕している感が感じられる。 | ↑天井。木がむき出しなのが新鮮。 | ||
↑お坊さんのものだとすぐわかる鮮やかな色。 | ↑これも境内にあったのだけれど、なんだろう? 犬小屋とかじゃないよね? |
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■売店
持ってきていた電動歯ブラシの充電が切れてしまったので普通の歯ブラシを通りかかった売店で買う。
でてきてくれたおばあちゃんにはジェスチャーで歯みがきをして歯ブラシを出してもらう。
↑お店の前で日干ししていた。お米のクラッカーになるのだろう。 | |||
ここで見覚えのある人に出くわす。
昨日会った日本人の人ね。
今日の観光の話をして、夕方夕日を見にプーシーの丘に5時半ごろ行くのでそこで会えたら、といって別れる。
やはり小さな町だな。観光客が行くエリアは決まっているもんね。
■パンを試す@カフェ
国立博物館がお昼はお休みして13時半から開くのでその前にさっとカフェで食事をすることにした。
パンがおいしいということだったので、フランス植民地時代の名残をわざと残したような雰囲気のあるカフェで軽食を取る。
このお店パンもショーケースに入っていたので単品でも頼めるぽかったが、ブレックファストメニューが色々あったのできいてみた。
このときもう1時過ぎていたけれどブレックファスト頼める?って。
そしたら普通にOK。ラオスでは何時まで朝食メニューいけるのだろう・・・。
クロワッサン2つの朝食メニューにした。
味はすごくおいしい!
やはりラオスはフランス時代の影響でパンがとてもおいしい!
この朝食セットはすごくお買い得に思ったな。
ジュースと、コーヒーorTeaもついてくる。
クロワッサンも2つなのでお腹もいいくらいに膨れる。
これでワンコインちょっとなんだもんね。
そりゃ日本もリーズナブルでそれなりのクオリティーのものを出すお店がかなり多い国だけれど、
こういうおしゃれで落ち着いた雰囲気のお店でこの安さというのはルアンプラバンだろうなと思う。
ちなみにラオスの物価でいうと、この値段はきっと高いと思う。
Cafe 40,000キープ(563円)
Le Banneton
https://www.facebook.com/lebannetonluangprabang
食べてる時に、昨日の料理教室で一緒だった日本人女性が道路の反対側を歩いているのをみかける。
しかしこちらからは遠いし声はかけなかった。
↑クロワッサンの朝食セット。ジャムがついている。 飲み物はオレンジジュースとホットティーにした。 |
↑こういう置きかたがスタンダードなの? |
■トゥクトゥクで移動
歩き疲れて足が痛いのと時間節約のとめにトゥクトゥクで博物館まで移動。
20,000キープと言われてディスカウントできないかと一応言ってみてだめだといってあっさり諦めたのだけど、空港まで4キロの道のりを30,000キープで行ってくれるのに、1キロ程度の距離で20,000キープなのはなんだか腑に落ちない。
がしかし、もろにメインストリートなのでそういう料金なのかなぁという気もする。
↑トゥクトゥクに乗るとあっという間に着くので余計近距離を高く乗ったという印象を受ける。
■国立(王宮)博物館
ここはまず入り口でチケットを購入して、荷物を預けるロッカーのある場所まで移動して荷物を預け、そして博物館の入り口まで歩いていって、靴を脱いでチケットを出して入場という形になる。
私はいざチケットをチェックしてもらう時に、カメラはだめです預けてきてくださいといわれてがっかりした。
なぜカメラがだめならロッカー室にもっとはっきりと表示をしていないのだろうか?
ロッカー室には係りの女性がいた、しかし彼女は何も言わなかった。
カメラをあからさまに肩にかけて博物館に向かう私を見逃していたのか?
ロッカーのある部屋まで距離があるので余計にイラついてしまった。
靴を履いてまたロッカー室に移動して、ロッカーを開けてカメラを入れてまた出直す。
係りの人はいるけれどなんだかなぁ。
仕事をしていないというわけではない。
けど一人で全員をチェックできないなら、カメラは持ち込めませんマークをわかりやすく貼り付けておくとか、”NO CAMERA”と声かけを全員にするとか、なんとかできるんじゃないの?って思った。
そんなこんなでやっと博物館に入れる。
中はちょうどよい大きさで、それなりに自分のペースで見て回れた。
説明書きも多すぎることなく、疲れを感じることなく展示を見て回れた。
いつも思うけど、有名な博物館などに行くと読む部分がたくさんあって、そして周りに人がたくさんいて本当に疲れてしまう。
そういう場所ではたくさんの展示があっても、本当に腑に落ちるくらい理解できるもの、個人の感想を持てるくらいにゆっくり鑑賞できるものって少ないのだと思う。
特に普段地方で暮らしていて、人ごみの中で集中力を発揮して何かをすることにそれほど慣れていない私にはそう思えた。
なのでこの王宮博物館はルアンプラバンの町のサイズ感がちょうどよいのと同じように、ちょうどよい展示量だったと思う。
ルアンプラバン国立(王宮)博物館
入場料 20,000キープ(246円)
↑王宮博物館。 | ↑立派な木がある。 | ||
↑ガオー、違うか? | ↑池。 | ||
↑象と蛇の立体的な装飾。 | ↑砲台が博物館の入り口にあった。 | ||
↑この緑とゴールドの装飾は本当に綺麗。 | ↑中には仏像が納められていた。 |
■ルアンプラバンの町
↑例の美しいお花の咲く木。昼間にも撮影できた。 | ↑メインストリートとトゥクトゥク。 | ||
↑小学校。 | ↑校庭で子供たちが元気いっぱいに遊んでいる。 | ||
↑観光客向けの色々なお店が並ぶ。中国語の文字もみかけた。 | ↑バイクの数はベトナムの都市なんかに比べると随分少ないと思った |
■郊外のカフェへ
さて、今日、必ず行いたいことの一つにプーシーの丘で夕日を見るということがあった。
それを行うには5時半くらいまでには、プーシーの丘に登っていなければならない。
時間はちょっときつかったのだけれど、もう一つ行きたい場所があって、それはちょっと離れた場所にある居心地のよいカフェSilkRoad Cafeだった。
そこはかなりお勧めだというウェブの記事をいくつかみた。
Silk Road Cafe
https://www.ockpoptok.com/visit-us/silk-road-cafe/
この場所に行くのに町中から無料のトゥクトゥクを出してもらえる。
その出発店となるお店が、彼らのお店の一つHeritage shopだ。
私ははじめその斜め向かいにあるブティックOck Pop Tokのほうに行ってしまったのだけれど、お店の人にきいたらちゃんと案内をしてくれた。
Heritage Shopにもかわいらしいガーデンカフェみたいなのがあり、また屋内でも展示をしているようだった。
みたかったけれど時間がないので、silkroadカフェに行きたいと告げてトゥクトゥクを呼んでもらった。
トゥクトゥクは流しのではなくて専属の送迎トゥクトゥクがいるようだ。
かわいらしいピンク色のボディのトゥクトゥクで運転手は必要最低限の英語しかできないのか全く話しかけてこなかった。
トゥクトゥクは最初は道路を走っているが、最後には舗装していない道に入った。
これが郊外のお決まりかと思った。
しかし意外とすぐに目的地到着。
そこはこじんまりとしたリゾートのような雰囲気をかもし出している場所だった。
↑こちらが町中にあるヘリテージショップ | ↑ここでも色々展示があるようだ。 | ||
↑機織をしている人がいた。 |
■到着
着いたらすぐに係の人がでてきてくれて、カフェはこちら、あちらに展示があるからみてくださいといわれた。
展示は蚕や絹のことについて。
説明がとてもわかりやすくて勉強になった。
展示物は説明文に書かれている通りにはおいてないようではあったが、絹物や蚕について学べた。
となりのエリアでは女性たちが織物をしている。
ここでは女性たちが暮らしていけるように、フルタイムの職を提供し、また女性たちが織った織物を正当な価格で売り出しているという。
確かにナイトマーケットでは本当に300円とか400円でスカーフが買える。
あれらはもちろん機械でつくったものなのでハンドメイドとは比べられないが、この場所で売られいてる商品はどれも先進国で買い物をするような値段だ。
だけど絹のハンドメイド織物を先進国でこの価格で買えるか?ときかれるとNoだと思うのでやはりこの地で買って帰る利点はあると思う。
お店もみたけれど、とてもセンスが良くて自分のインテリアに取り入れたいなと思うようなものもあった。
かばんもたくさんある。
織物をしている人のエリアの隣では、おばあさんがバティック織の染物?をしていた。
黒っぽいインクのようなものを模様に沿って塗っていっているところだった。
そこではモン族の説明が書かれていたのでおばあさんはモン族なのだろう。
モン族といえば、中国の雲南省を訪れた時にもよく聞かれた名前に思う。
かつては中国の雲南省よりはもっと北の方に住んでいたのが、すこしずつ南下し雲南省に残ったり、タイやラオスに住み始めたりしたのだと思われる。モン族は農耕民族なので、よりよい地をもとめて南下していったのだろうか?
人々というのは南下するものなのかな、逆に北上していった民族もいるのかなぁと思った。
あるいは北には高い山があったなどといった地形状の問題だろうか?
↑養蚕について簡単に説明があった。 | ↑シルクの種類。蚕の種類によって違うみたいだね。 | ||
↑展示物もある。 | ↑様々な色に染められた糸。下においてあるのが染料として使われた ものだと思われる。 |
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↑自然染料について書かれたパネル。 | ↑こういう道具を使っているのかな。 | ||
↑インディゴ染めのようだ。 | ↑イカット織りについての説明。 | ||
↑こちらでは女性が作業していた。 この施設では女性に安定した生活を提供できるよう、フルタイムでの 雇用をしているそう。また商品も適正な価格で売っているとのこと。 |
↑麻のような素材に見えるねぇ。 | ||
↑モン族の女性が作業中だった。墨みたいなのを使って染色していた。 | |||
↑庭みたいなところでは染色した糸が干してあった。 |
■このカフェ、サイコー!
お目当てのSilkRoad Cafeに入る。
昼間はよい席は埋っていると誰かが書いていたけれど全然そんなことなかった。
団体さんがいたのだけれど、入り口に近いあたりでみなさん食事をしているようだったので、川沿いのゆったりしたエリアは全部空いていた。
一番良い席を独占できた。
ここも私がいつも宿で朝食を食べる時に眺めるメコン川と同じで、距離としては数キロしかはなれていないけれどこちらの方が随分と川自体がのんびりとしている。
宿の方は一応町の中なので川沿いにたくさんレストランや宿があり、サンセットクルーズの発着地もすぐそばのようだった。
いろんな雑踏の音がきこえる場所であった。
川を眺めると川と山、そして一艘の小船しかなかった。
ほんとうにのどか。
静か、とも言いたかったけれど実は音は静かではなかった。
何の音だったのかわからなかったのだけれど、誰かが武道の特訓をしているような声が絶えず聞こえていた。
そんな道場が隣にあるのだろうか?
それがある意味場違いではあったが、言葉が理解できないので大丈夫だった。
全部意味がわかって聞こえていたら、もしかしたら雰囲気台無しだったのかもしれない。
ここではハイビスカスジュースと、ラオスのデザートと思ってブルーもち米とマンゴというデザートを頼んだ。
実はこのカフェにはアフタヌーンティーもあってサンドウィッチとケーキ、そして飲み物もついて、ななな なんと、55,000キープ!
日本円にすると678円!
この値段で食べられるアフタヌーンティーがあるなんて、驚愕だった。
頼んでいないのでわからないけれど、おそらくいわゆる洋風のアフタヌーンティーだと思う。
アジアにアレンジされたりとか、ラオスローカルの、というわけではないと思う。
だからそういう意味では世界で一番安いアフタヌーンティーではないかと思う。
世界には、ここよりもっと物価の安い地があると思う。
しかしそういう地で西洋式のアフタヌーンティーを出しているかはわからない。
出しているところの中で、この価格はおそらく最安値だと思うな。
もしかして、英国支配の影響を残している場所としてインドとか?或いはアフリカの国であるかもしれない?
しかし、678円はかなり安いと思う。
発展途上国でも外資系ホテルや外国人向けのメニューとして出していることは多々あるだろうけれど、それだと678円ではないと思う。
ここは確かに外国人向けなのだけれど、そういう外国人向けのおそろしく高い値段というのがそもそも設定されていないようにも思われる。
678円は地元の人にしてはきっと高いのだろう。
それが外国人向け値段だと言われればそうかもしれない。
ただ、食べ物だし、こういったカフェはルアンプラバンには割とたくさんあるので、地元の価格から大きく乖離していないのだろう。
色々書いたけれど、世界のアフタヌーンティーの価格について調査する旅というのもしてみてもよいかもと思った。
SilkRoad Cafe
Rosella 170,000
Blue Mango with stickyrice 270,000
合計 44,000(543円)
↑ハンモックもある。 こういうのに揺られてゆっくりお昼寝とか最高だろうな。 |
↑こちらがカフェ。 この先にデッキがある。 | ||
↑奥のデッキにも席があるが誰もいなかった! | ↑メコン川に面してて、眺めを独占できる! | ||
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↑私の席からの眺め。気持ちよい! | |||
↑↑ハイビスカスジュース。 | ↑ブルーマンゴースティッキーライス。青色に染まったもち米。 ココナッツミルクとタマリンドソースもついている。 |
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↑カフェのすぐ次の写真でなんだが、ラオスで一番ファッショナブルな お手洗いじゃないだろうか? |
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↑この壁アートなんてこんなにセンスがよいのだろうか? | ↑これ個室の中の荷物と洋服かけ。壁に絵が書かれているの! |
■トゥクトゥクで町へもどる
時間が来たので切り上げる。
もっとこの超居心地のよいカフェで座っていたかったし、ハンドメイド製品のショップも時間をかけてみたかった。
けど今日がルアンプラバンで夕日を見れる最終日だし夕日をプーシーの丘からみたかった。
だから名残惜しいけれどトゥクトゥクで町へもどった。
あと一日滞在があったなら、次の日も絶対このカフェに来たと思う。
この時は良く見ていなかったけれど、体験ワークショップの類もたくさんあるようだった。
この場所で1日費やせるなと思った。宿泊施設もあるらしい(ただ町中からちょっと遠いので、トゥクトゥクサービスがあるといえ観光には少し不便と思う)
トゥクトゥクは来た時に乗ったのと同じ車で、すぐに出発した。
彼の仕事はお客さんを町中のHeritage Shopに送り届けることだと思うので、違うところに行ってもらうのはよくないだろうなぁと思って何も言わなかったのだけれど、私はできればプーシーの丘の近くで降ろしてもらえたら時間を節約できるのになぁと思っていた。
すると帰り道は行きの時とちがって、ちょうどプーシーの丘の南側の道をとおるルートだった。
日没が5時30分くらいだということだったけれど、きっと早いほうがいいだろう。
登るのに何分かかるかわからないし、できたら直接登りたい。
勇気を出して、「プーシー?」って言ってみたらあっさりOKだった。
プーシーの丘の上り口のところで停まって降ろしてくれた。
融通の聞くトゥクトゥクの運転手さん、好印象だった。
■プーシーの丘で夕日
プーシーの丘は急いで登ると結構ハードだった。
ゆっくり登ればそんなことはないと思うが、私は焦っていたので暑くなって汗ばんだ。
入場料は20,000キープ。
仏像がところどころ並んでいたり、ちょっと奥まで入れそうな場所もあったのだけれど、時間が迫っているように思ったのでなるべく早く頂上を目指した。
↑こんな階段をあがっていく。 | ↑長い蛇になっている。大蛇にガイドされ昇竜するイメージ? | ||
↑こちらは緑と赤の色。 | ↑金色の仏像が各所にある。 | ||
↑大きな岩の下に白いTシャツの人がいるのが見えるだろうか? なにやら奥までいけるようだったが時間の関係で断念。 |
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↑ズームしてみるとこんな感じ。こちらの仏様も表情が違う。 | ↑月曜日のお釈迦様、火曜日の釈迦様というのがあり、それぞれ ポーズが違う。 |
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↑説法中? | |||
↑仏像の顔も違う。 | ↑お供え。 |
■頂上到着
頂上らしきところに到着した。ふー。
人が一杯集まっているのですぐわかった。
一つだけ売店の出店がでていて、そこでスズメみたいな鳥が小さな鳥かごに入れられて売られていた。
ある観光客がそれを買って放してあげていた。
そうやって放すことが徳を積むことになるのかな?
でもまた同時にそんな小さな鳥を捕まえて籠に入れて売り出す人もいるのだからなんともいえない。
最終的には個人的な考えの違いになるのかなと思う。
夕日は夕焼けにはなっていたけれど、太陽に雲がかかっていたので完璧な夕日という感じではなかった。
いまいち、これが夕日!落日!みたいな瞬間がわからずだった。
↑夕日の沈む方角ではないが、ルアンプラバンの町が綺麗にみえる。 | ↑川も、茶色の屋根の家も、緑もラオスっぽい。 | ||
↑ナムカンリバー。 | ↑メコンリバーに比べて川の色は緑っぽいかな。 | ||
↑大きな道路がみえる。 | ↑のどか。よく見ると周りに山もたくさんあるなぁ。 | ||
↑雲がかかって残念だったけれど夕日。 | ↑こちらはメコンリバー側。 | ||
↑雲が無かった場合はどんな風景が見えただろう。 | ↑メコン川は川幅がやはり広い。 | ||
↑犬も一緒にアンプラバンの町を眺めていた。 | |||
↑さっきの犬が猫を追い詰めて猫が木の上に避難しているのが 見えるだろうか? |
↑お供え。お札で作ってあるみたいだった。 |
人々は太陽が沈んでも全然その場を離れないようだった。
一つ岩があるのだけれど、そこに座って撮る写真がおそらく一番よく撮れるのだろう、そこでの記念撮影の順番がくるのを待っているようだった。
後の人はそれぞれに景色を写真に収めたり、おしゃべりしたりかな。
ビールを持ち込んでベンチに座って飲み始めた韓国人男性2人の方がよっぽど静かに落日の景色を楽しんでいるようであった。
他には現地の中学生・高校生くらいの学生達がアンケートみたいなのを外国人に記入してもらって英語で会話をしていた。
おそらく英語の勉強の一環なのだろう。
海外旅行の経験、ルアンプラバンでの滞在についてなどを質問しているみたいで、ターゲットになるのはみるからに英語話しますって感じの西洋人だった。
私も結構英語できますけど!って自己申告してもよかったけどしなかった(笑)
このシチュエーションで思い出されるのはフランス パリでの駅での出来事だね。
私が駅構内を歩いていると、若い子がアンケートに答えてくださいって寄ってくるんだよね。
で、アンケートくらいよいかなって書こうとしたのだけれど、それをフランス語を話す通りがかりのお兄さんに阻止された。
理由はフランス語だったからわからないけれど、騙すことが目的だったのか、何か別の目的があったのか、そんなかんじだったのかなと思った。
だから英語で「アンケートに協力してください」と言われたら私は一瞬ひるむだろう。
ここがルアンプラバンでなければ協力しないだろう。
だけど私が見ている限り、西洋人たちは断らず協力していた。
きっと彼らもここは安全で人のいい人たちであふれている場所だというのを聞いたり自ら体験したりして知っているのだろう。
私はしばらくの間暮れるルアンプラバンの景色をみていた。
そして暗くなったのでふもとに下りた。
ちなみに前日会った日本人の人とプーシーの丘で無事再会できたのだけれど、人が多くてはぐれてしまった。
↑子供たちが英語で質問をして、黄色のキャップの女性が優しく回答 しているところ。 |
↑韓国の若者がビールを袋から出して開けようとしているところ、 食べ物と勘違いしたのか猛烈にアピールしたが若者に拒否された猫。 |
||
↑町並みが赤く染まっていく。 | |||
↑きれいだなぁ。 | ↑町のあかりがチラホラ点り始めている。 | ||
↑こうやって町が夜の様相に変わるのを眺めるのも私は好きだ。 | ↑紫色で綺麗。 |
プーシーの丘 チケット20,000キープ(247円)
■ナイトマーケット
階段を降りるとちょうどナイトマーケットのど真ん中に入るんだよね。
なのでそのままナイトマーケットを物色する。
今日が最後なので買い物もする。
色々なお店で値段をきいて思ったけれど、どこのお店でも扱っているようなスカーフは30,000キープ(367円)くらいで買える。
本当に粘れば20000キープになる感じだったけれど、そこまでしなくてもいいように思った。だって日本円にしたら本当に少しの差だから。
で、彼らは値段をふっかけてくるかというと、ほとんどの場合NOだと思った。
30,000キープ(367円)で買えるスカーフの値段を最初にこれいくら?って何店舗かできいてみたけれど、大体40,000キープ。
高くても50,000キープじゃないかな。
だから値切りの幅はそれほど大きくない。
もともと法外な値段を出してくるわけではないので、3分の1の値段から初めて半分に落ち着いてやっと相場だ、なんてことはない。
その点でもラオスは日本人が旅行しやすい場所だと思う。
ふっかけられて法外な値段を支払ってしまったということが起こりにくいから。
とはいっても、この話はそういう傾向にあるということなので、実際ラオスに旅行の際は、自己責任で買い物をしてほしい。
↑プーシーの丘から降りるとちょうどナイトマーケット。 | ↑向かいは国立博物館。 | ||
↑お腹が空いたので食べてみた。あっさりとした味。5,000キープ。 カオ・チーというもち米を平たくして黄味を塗って焼いたものらしい。 |
↑ラオスのおみやげ物は何気にかわいいとお思う。 |
ナイトマーケットで買ったもの。
象さん柄のピンクのScarf 30,000キープ(367円)
象さん柄のPorch 20,000キープ(245円))
五平餅みたいなSnack 5,000キープ(61円)
布地2枚 140,000キープ(1714円)
■夕食
プーシーの丘で再会した前日の人とはぐれて、ナイトマーケットで再会して、またはぐれて、再会してっていうのを何度もしてしまった(ごめんなさい)
最終的には再会できたのでよかったけれど時間が結構経ってしまった。
夕食のお店を探したのだけどなかなか決めれなくてうろうろしてしまった。
建物が立派だったからという理由で入ってしまったお店、メニューが割りと少ないように思えて選択ミスだったかなぁと思った。
給仕してくれた男性も、メニューはこれだけですか?表に書いてあった中華料理という文字と中華料理の写真は?とかきいてみたのだけれど、
なんか通じなかった。
言葉というよりコミュニケーションの問題のようだった。
やっと意味がわかった!といった感じで別のメニューをもってきてくれたのだけれどクリスマスの特別メニューみたいなやつで、私たちがその時求めていたようなものとは違った。
それでメニューの中のお勧めの名前を読みあげてくれるんだけど、、、うーん違うんだよね。
うまく伝えられないこちらも悪いとは思うので何も責められない。
なんとか注文したいものをみつけて注文する。
↑最後の晩餐に選んだのはチキンのラープ。 | ↑もち米。 | ||
↑チキンとしょうがのココナッツスープ。 しょうがの味が結構強かった。 |
■ホテルにもどる
レストランも時間がきたら閉店するので、ここでも閉店の旨告げられた。
後は前日今日と夕食を一緒にさせてもらった日本人の人に挨拶をして宿にもどる。
↑最後にみたライトアップされた国立博物館。
明日は移動の日で、托鉢をみるなら明日しかチャンスがない。
早起きは苦手だけれどやっぱり挑戦するしかないよな。
この宿では托鉢をみるために朝早く出発する場合は夜のスタッフにその旨伝えておく必要がある。
宿にもどった時にスタッフに明日は托鉢を見ると伝えた。
もう言っちゃったから、覚悟をきめて朝5時に起きるしかないね。
おやすみ。
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