初ラオス!ルアンプラバンのんびり一人旅 6日目

■托鉢をみるために早起き!

旅先でも早朝の飛行機に乗るために以外で、こんなに早起きすることはあまりないと思われる。

ここルアンプラバンの托鉢は托鉢5時45分から始まり大体6時くらいには終了する。

はるばるラオスまで来て托鉢をみないで帰るのは後で後悔しそうだったので、早起きは苦手だったけれど最後のチャンスだと思って起きた。
托鉢をみるなら本当に今日がラストチャンス。

今日の飛行機でバンコクに移動するからだ。


■托鉢の行われる場所へ

朝食はこんな早い時間から提供していないので、着替えとお化粧などをしてカメラをもってでかける。
托鉢の行われる場所はいくつかあるみたいだけれど、一番メインの通りに向かって行ってみる。

人がすごく集まっているのですぐにわかる。
主に中国人と韓国人の団体客。その数と聞こえてくる会話に圧倒されるね。


僧侶にあげるお米を買いませんかと声をかけられるが、その団体客の観光客差具合をみていると自分もそれに加わりたいとは思えなかった。

       
 ↑大勢集まった観光客。      ↑売られているもち米、これを購入して僧侶にあげることができる。
       
 ↑地元の人。      ↑路地の方をみるとなにやらビニール袋が広げておかれている。
       
 ↑明るい方が托鉢の行われるメインストリート。
その横の路地では主に子供たちが袋を広げて僧侶からお米を
分けてもらうために待っているのだと思われた。
     
       
 ↑まだまだあたりは暗いので明かりがないと闇だ。      ↑ラオスの国旗。

■托鉢

托鉢が始まったようだ。
通りの向こうの方からお坊さんたちが歩いてきた。

お坊さんは体の右側に壷のような入れ物を持ち歩いてる。
そこに人々がもち米を入れる。
地元の人は手でもち米を扱っているようだが、観光客はスプーンを使っている。
時々お坊さんが受け取ったものを違う入れ物に入れたりするので、お米じゃないものを受け取った時に別のところに入れているのかなと思った。

       
 ↑托鉢。      ↑ほぼ観光客。
       
 ↑僧侶はもらったお米の量が多くなりすぎた時に、一部をここに移す。      ↑良く見るとお坊さんの帯?の色に違いがあるんだね。
       
 ↑観光客はスプーンを使う。     ↑地元の人は手でもち米を丸めて入れるのだと思う。 
       
 ↑小さなお坊さんの姿も多く見られる。      

一通り終了したようだ。

托鉢の列はこのメインストリートの後には、路地に入りビニール袋を持って待っている子供たちの前を通り、そこにご飯を入れてあげながら去っていった。
やはりビニール袋はお米を分けてもらう袋だったんだねぇ。
主に子供たちなのだけれど、大人のおじさんも一人みかけた。

子供たち含め、外見からは貧しさというのは判断できなかった。

       
 ↑観光客が一旦去った後。      ↑空になったもち米の入れ物。
       
↑メインストリートを終えるとこちらの路地にくる。
ここで子供たちの持つビニール袋にお米を入れてあげる。
      ↑小さなお坊さんもお米を分けてあげている。
     
 ↑こうやってビニール袋はそれなりにお米で満たされるようだ。    

■モーニングマーケット

托鉢終了。
観光客がほとんどなので、観光化されているといえばそうだけれど、それでも様子を少しでもみることが出来てよかったと思う。
早起きしてよかったと思うよ。

その後はそのままモーニングマーケットを見に行くことに。
誰かの旅行記でも、托鉢をみてそのままモーニングマーケットをみるのが効率がよくてお勧めと書かれていた。

まだマーケットが正式に開く時間にはちょっと早い感じはしたけれど、準備とかしている人もいるだろう。
その様子をみるのもきっと楽しいだろう。
行ってみる。


マーケットは準備の真っ最中だった。
調理中の人いれば、陳列中の人もいた。

このマーケットは、料理教室のときに行った一番大きなマーケットよりも見て回りやすい。
一番大きなマーケットは大きいので迷子になりそうな広さだし、このマーケットは路地の両脇にあるので歩いてふらふらみるのにちょうどよい。

       
 ↑ゴミの積まれた車。     ↑マーケットで売られていた。足をくくられている。 
       
 ↑こちらは魚。メコン川で捕ったのだろうか。      ↑こちらはカットされた魚の切り身。
       
 ↑朝ごはんのお店かな。      ↑みかんや卵など。
 
     
 ↑食パン。      ↑こちらはバケット。しかしこんな大きな籠に入れておくんだね。
       
 ↑これ料理教室の日のマーケットでも見たやつ。芋とかかな?      ↑揚げ物を調理中。
       
 ↑普通のゆで卵?      ↑何かわからないが、食べ物。
       
 ↑精肉のお店もたくさんあるようだった。      ↑バナナの葉。
       
 ↑おかずをバナナの葉で包む作業をしている人。      ↑おいしそうな苺。
       
 ↑夜が明けてきた。      ↑かなりサイズが大きかったのでお店の人に確かめたんだけど、
アボカドだって。
       
 ↑卵を後ろに載せて配達?      ↑おかずのお店。
       
 ↑小さなゴミ焼き場みたいなのがあった。      ↑ビニール袋を洗って再利用。
       
 ↑猫に遭遇。今回は2匹だった。
なのでルアンプラバンでみた猫は全部で3匹かな。
     

もうすっかり夜は明けた。

マーケットも全部ではないが大体見たので宿にもどることにする。
メコン川沿いを通って帰る。

川沿いはランニングしている人によく出くわす。
ここでは外国人がランニングをしているのだからすごい(地元民はみかけない)

こうやって外国人観光客がランニングを楽しむ町というのは実はあるようでそんなにないように思う。
治安がある程度よいということもあるし、リラックスできるような町であるということも条件だと思う。

■朝食

7時部屋に戻る、7時半ウェスタンスタイルの朝食。

昨日パンの味を知ったのでバゲットとプレーンオムレツにした。
4日間の滞在で、カオソーイ2回、ラオス式オムレツ1回、洋式(バゲットプレーンオムレツ)というメニューにした。
メニューの種類は多くないけどパンもカオソーイも飽きない味なのでこれくらいで十分だと思った。

       
 ↑ラオスのパン食は期待以上。
バゲット、プレーンオムレツ、じゃがいも、トマトときゅうり
ジャムとバター、お茶
    ↑こないだのチワワに再会!今度は奥さんが連れていたので
触ることができなかった。 きっと近所に住んでいるのだろう。
       
 ↑何度も写真に撮ったが絵になる宿。今日でお別れだね。     ↑宿の左にはおしゃれなカフェがある。ここは近すぎて利用していない。 


今日はチェックアウトしてバンコクに移動する日。
空港までの交通のことを宿のかわいいスタッフにきいてみた。
宿でもトゥクトゥクをアレンジすることができる、値段は50,000キープだって。

ちょっと高いかんじがしたので、自分で探してみて見つからなかったら頼むということにした。

そしてちょうど近くにトゥクトゥクがいたので運転手にきいてみる。
30,000キープでまとまった。
やっぱり50,000キープはちょっとだけ高く、オフィシャルの値段って感じがするね。
それをぼったくりと呼ぶ人もいるのかもしれないが、オフィシャルと値切った通常相場の違いのような気がする。

トゥクトゥクと話がついた、と宿のかわいいスタッフに伝える。
すると、よかったね!と笑顔で応えてくれて、そして「あれはトゥクトゥクじゃない、なんとかというのよー」と教えてくれた。
ラオスの言葉だったので覚えていないのだけれど、ラオス語でこういうって言う話だったのか、厳密にはトゥクトゥクではない、という話だったのかよくわからず。


■町へ最後の散策へ


突然一つミッションができて、ビアラオの空き瓶をおみやげに欲しいという人が出てきた。
っていうかこんなこと言う人自分の身内しかいないのだけど仕方がない探しに行く。

宿を出てすぐ、ビアラオを扱っている売店の人にきいてみた。

空き瓶のことを、エンプティーボトルとか言っても伝わらないので、
目の前にあったコーラの入った瓶と空き瓶を使ってジェスチャーで伝えた。

なんどか繰り返すと通じた!

大きいの?小さいの?ときいてただで一本くれた。
普通はお金をとるものなのかわからないのだけれど、サンキューとお礼をいってそこを後にした。

       
 ↑ビアラオの空き瓶ゲット。これは小瓶。      ↑またまた犬。
       
 ↑こちらはにわとり。     ↑Big Brotherというところ。英語ネイティブの人が、英語を勉強中の
現地の子供たちと英語で会話をするという活動に参加できる場所。 
http://www.bigbrothermouse.com/visit.html
       
 ↑また犬。     ↑小さなオープンテラス?? 
       
 ↑犬。     ↑ココナッツの殻が大量に廃棄してある。南国ならではだね。 
 
     
 ↑ここも帰り道だったのでよくこの前を通った。
けっこう外国人観光客で賑わっているお店のようだった。
     ↑ブルーの服をきている。


■お寺

そのまま散策を続けるとお寺があった。
私はビアラオの空き瓶を手に持っているのですごく不謹慎な気持ちになってしまったのだけれど、部屋にもどって出直していると時間があまりないので、そのままビール瓶を目立たないようにその都度手に持ち替えてお寺をみさせてもらった。

幸いお寺の人も観光客もみかけなかったのでよかったが、やっぱりビール瓶を手に持っていると朝から飲んだ人に見えるような気がしてどきどきした。

       
 ↑お寺。実は宿から近かった。     ↑大きな仏像。存在感がある。 
       
 ↑足元には小さな仏像たち。こういうのが通常のスタイルなのかな?      ↑お供え。緑の葉はこぶみかんの葉かなぁ?
       
 ↑こちらも綺麗なお花のお供え。     ↑手作りの箒。空き缶の再利用の仕方がすごく斬新! 
       
↑割と派手なリース?を手に手首に通している。      ↑この木の枝みたいなの、金と銀色があるんだね。
       
 ↑金銀きらびやか。      
       
 ↑金がはがれてしまった像が外に置かれていた。     ↑金と銀色だけじゃなくて、赤と緑バージョンも発見。 
       
 ↑お寺の建築スタイルとか詳しくないけど、お寺ごとに違うのかなぁ?      ↑きらびやか~
       
 ↑この模様の数すごいと思う。     ↑このドアは閉まっていたので中には入れなかった。
通常の時間帯なら入れるのかも? 

■チェックアウト

チェックアウトの時、実はちょっとイラついてしまった。
ラオスにきてイラついたのは2回目かな。
一回目は博物館でバックを預けるときに、カメラはだめだと係員に声をかけてもらえなくて、カメラ以外のものを預けて歩いて博物館入り口まで行って靴を脱いでチケットをチェックしてもらう時になってやっと、カメラだめですとバック預け所までもどらされた時。

そして今回は自分も時間に余裕を持ってチェックアウトしなかったから悪いんだと反省しているのだが、
実はチェックアウトに思ったより時間がかかってしまったのだ。

チェックアウトの時にオーナーのスーはいなくて、かわいらしい係員が担当してくれていた。
のんびりで英語もまだ勉強中だからチェックアウトが手際よくできないとは思っていなかったけれど、予想外のことが発生したようだった。、
スーが別の日に別の部屋のお客さんがチェックアウトしたときの手続きを私の部屋の書類上で行ってしまっていたのだ。

だから私の部屋が支払い済みなのかそうでないのか最初わからず、私は支払っていないのだけれど私の部屋の書類はサインされていておかしい、どういうことだろう?と少し時間がかかったのだ。

結局、スーに電話して確認もしたので普通に私は支払いをする作業に移れたのだけれど、そこまでがのんびりで全然急ぐ感じではなかったのだ。

私はトゥクトゥクも待たせているし、第一飛行機には遅れられないのでてきぱきしてほしい。

チェックアウトに時間がかかるとは思っていなかった私は時間の余裕を失い焦ってきていた。
そしてトゥクトゥクの人を待たせている。

トゥクトゥクを待たせているの、と伝えても作業のスピードはゆっくりのままだったので、いらっとしてしまった(ごめんね)

といっても直接何も言ってはいないので大丈夫と思う。


■急いで空港へ

やっとすべて完了!

かわいらしいスタッフと記念にセルフィーでも撮って帰りたかったけれど時間が迫っていたのでできなかった。

トゥクトゥクに乗って出発!


かわらしいスタッフは最後まで手を振ってくれていた。
最後までかわいらしい。



トゥクトゥク 30,000キープ 
プラス チップ5,000
合計 35,000キープ(428円)



↑最後の移動。これで空港まで約4キロの道のり。

市内から空港までが約4キロというのも、国際空港としてはまれにみることだし、ルアンプラバンの便利なところだと思う。

空港までのトゥクトゥクの相場を調べているときに発見したのだが、この道のりが4キロだから歩いて空港まで行くことを試みた日本人の人がいた。
その記事がとても面白かったので、よかったら調べてみてほしい。

結論から言うと、4キロといってもとても歩きにくい道で、途中人生で一番恐ろしい橋を渡らないといけないので空港まで徒歩はやめたほうが良いというお話だった。

人生で一番恐ろしかった橋を渡らなければならない恐怖、想像しただけで怖い。
そういう時って時間に限りもあるし、橋まできて徒歩を諦めることにしてもトゥクトゥクがすぐみつからないかも?などと考えると途中で変更できないのでリスクは高い。

そして迷ってかなり長い時間がかかったという話であった。

いやはや、徒歩を試そうとは思っていなかったけれど、まあ普通の道なら4キロ歩くことってそれほど大変じゃないから試したいと思う人が出てきてもおかしくない。

トゥクトゥクを利用した私から言わせてもらえば、普通にトゥクトゥクをお勧めする。
一部土ぼこりでハードコンタクトをしている目が痛い感じはあったけれど、空港までの道のりの車窓を楽しめるし、トゥクトゥクはいいと思う。

一番高くても50000キープで言ってくれるし、言った後帰りの金額も請求されるなんてこともないし、空港乗り入れ料金なんていうのもない。

ルアンプラバンでは快適にトゥクトゥクを利用できるのだ。




■チェックイン

小さな空港なので国際便のチェックインカウンターは2つしかないのだけれど、どちらに並べばよいのかいまいちわかりづらくて、
最初に並んでいたところもあっているのかわからず、歩いてる係員に聞いてみようと思ったのだけれどなかなか近くまでやってきてくれない。

もう一方の列に並んでいる家族連れの若いお母さんがなぜかそのエアラインの係員と一緒に写真がとりたいらしくてなんども呼び止めて写真をとっているからそんなことの対応に忙しくてこちらまで来てくれない。

日本人感覚でそんなことで係員を占有するなって思ってしまった。
係員の数は少なくないけれど、全然こちらのこと気にしてくれないかんじ。

結局自分で色々調べて並んでいたところが違うということが判明。新たに並びなおした。

チェックイン、イミグレ等を済ます。


■バンコクエアウェイズのラウンジ

ラウンジは2つあるようだったけれど、プライオリティーパスを使えるのはバンコクエアウェイズのラウンジのみ。
トイレから遠い場所にあるのでトイレを利用する場合は先に利用してからラウンジに入ったほうがいいと思う。

ラウンジは小さい。


飲み物は、ジュース、コーヒー

きのこチップス、たけのこチップス、サンドウィッチなどの軽食があった。



ここで、例の料理教室で一緒だった日本人の女性と再会!
バンコクまでの飛行機一緒ですね、って話をしていたので今日はみかけるとは思っていたけれどラウンジで会うと思っていなかった。
向こうもプライオリティーパス所有なのかそれともビジネスクラス利用なのか、そのどちらかなのかな?

そしてルアンプラバンの滞在のことをお互いに話す。
実は前日フレンチカフェでクロワッサンを食べている時に彼女をみかけたのだけれど、私は店の奥にいて、彼女はお店から遠ざかる方向に歩いて向かっていてたから遠くて声かけれなかったんですよーって言ったらびっくりしていた。

やっぱり小さな町ですねーって。

けど思えば名前もきいていないし、どうやって呼び止めるんだろうね?もしもーし!?すみません!あのー!のどれかか?


そしてなんと料理教室の時にぼそって私お茶が好きで勉強しているという話をしたのを覚えていてくれていたみたいで、
よかったら、、、とルイボスティーをくれたのだ!

おー、アフリカ在住の人にアフリカ本場のルイボスティーをもらえるなんて!
なんと飛行機が一緒だから会えると思って手荷物に入れて待っていてくれたんて、すばらしい!感動!


「私お茶好きなんですよ」
言ってみるもんだね!いいことがある!


■搭乗

搭乗が始まった。
彼女はお手洗いに行ってから搭乗するというので、私は別々に搭乗する。
その後は彼女の姿はみかけなかった。やっぱりクラス違うのかな?

 
 ↑機内食。
 
 ↑このほうれん草チーズピザラップがすごく重たくて後で気持ち悪くなってしまった。 


■バンコク着陸

到着しても彼女の姿はみつけられなかった。
ターミナルに入ってすぐの場所で待っていないともう見つけられなくなるだろうと思ったのだけれど、ちょっとだけ探してみつからなかったのでお手洗いに行きたくなったので先に行った。

で、最後に一番近くの電光掲示板のところに行ってぼーっと電光掲示板をみていたら、なんと彼女がいた。

最後に会えましたね!


彼女は、「お世話になりました。お元気で」とすごく丁寧に挨拶をしてくれて、私も適当に自分の好きなこと話してただけでお世話なんて全然してないんだけど、きちんと挨拶できる人ですばらしいなと思った。


■タイ入国

次に私はタイ入国へ。
今日もトランジットホテルに泊まる。その前にタイ人のKさんと会う約束をしている。


13時半に待ち合わせ。
バンコクの空港にはMeetingPointがあるのだけれど、私が出た到着ゲートからとても遠い。
端っこの方にあるんだよね。

でもわざわざバンコク市内から会いにきてくれるのだからありがたい。

無事Kさんと合流できた。

会うのたぶん5年ぶりで、ちょっと外見変わった感じする。
相変わらず贅肉とかのないスリムな体型で、中年太りとは無縁なんだけど、顔や髪が変わったかな。
やっぱ5年間の間にお互いに老けたってことだよね(苦笑)

■荷物一時預かり

この日最初は、私がトランジットホテルにチェックインしてからKさんがホテルまできてくれて、
一緒に適当な市内のどこかに移動して、食事して帰るみたいなのを考えていたのだけれど、
私がとまる予定のホテルが車がないと行きにくいところだから空港で会おうってKさんに言われてそう決まったのだった。

空港でお茶して、その後空港内のレストランで早めにディナーして、そこでKさんとはさよならして、私はホテルのシャトルバスでホテルまで行くというプランをKさんに提案されてOKしていた。

本当はひさしぶりのバンコクでもあったので市内に行けたら楽しかっただろうなというのもあったのだけれど、
自分は体力があるほうではないし、行ったりきたり移動で疲れるのも嫌だった。
なにせ明日はまた上海経由で飛行機に2回乗らないといけない。


市内に行くなら市内のホテルをとる選択肢もあったけど、次の日の朝が楽なようにトランジットホテルをとったのだった。
だからどちらかに集中させるしかないよね。
観光はラオスをメインにして、バンコクでは体力の温存、そしてKさんとの国際交流。
私は旅行の計画のときにあまり欲張らないようにしようといつも思っているので、それでよかったと思っている。


カフェに入る前にKさんがスーツケースを預ける場所があるからって4階の荷物預かり所に連れて行ってくれた。
私は別に持ち歩いてもよかったけれど、せっかく案内してくれたのでそこに大きなスーツケースだけ預けた。

預けるのにパスポートと連絡先の画面入力などが必要。

BKK荷物一時預かり 120バーツ(432円



■ブルーカップコーヒーというカフェでお茶

私は機内食の脂っこいのが胃にもたれててすっきりしたかったのでラズベリーアンドストロベリーソーダを飲んだ。
Kさんがチョコのかかったクロワッサンを分けてくれたのだけれど全然食べれるような状態になれなかった。

で、Kさんとは久しぶりにあったのでいろいろ話す。
共通の知り合いの話や、共通の話題。

共通の話題というと、もともとKさんとは語学の関連で知り合ったので、
中国語や中国が共通の話題になる。

Kさんは定年後に生まれ育ったバンコクを離れて中国の広州でタイスイーツのお店を開きたいとおもむろに夢を語り始めた。

これにはちょっとびっくりした。
そんなことを言い出すような人だと思っていなかったから。

実は4月に広州に遊びに行ってすごく気に入ったそうだ。
気候も中国の中では暑くてバンコクに近い。
そして、広州でタイ料理のレストランを経営しているタイ人もいるという。

また次回広州に行ってもっと具体的にリサーチして、そのレストランの人にも話を聞いてみたいといっていた。

なぜそんなことを思いついたのだろうときいてみたけれど、

Kさんはバンコクで生まれてバンコクで育ち、バンコクを離れたことがないそうだ。
(出張などでは大昔日本にも来ているし、香港なども行っている)
このまま、他の地で暮らすことを経験しないで終わるのはさみしいみたいなことを言っていた。


なるほど。


そのために、広東語も勉強すると言っていた。
まだ、定年まで数年?あるそうなので、仕事を続けながら4月のお休みに広州に調査に行くのだといっていた。

そういうことなら応援したい気持ちになった。
いろいろ調査して、結果お店を出さないという結論になったとしても、それはそれで意味のある過程になると思う。

なにか挑戦してみたいという気持ちが湧き出てきたのだから、ぜひそれに挑戦してみてほしいと思うし、そういう人を応援したいよね。




■Lee Cafeで早い夕食

そろそろご飯を食べに行こうかと言われた。
気がつけば、もう時間が結構たっていた。
胃がもたれていたのも時間がたって解消されてきた。これなら食べれる。

Lee Cafeというお店に移動。

メニューをみたけど値段は高いように思った。



頼んだのは、
フレッシュココナッツ(私のドリンク)
ビール(Kさんのドリンク)
ソムタム(パパイヤサラダ)
トムヤムクン
マッサマンカレー
ライス2皿
揚げ物
マンゴスティッキーライス


これが全部で1900baht くらいかかってしまい、私も払うと言ったのだけれど受け取ってくれなかったのでKさんが全部払ってくれた
申し訳ない。

日本円で6800円くらい。
ランチだからね。日本円にしても高い。


       
 ↑Kさんが広州でこのデザートのお店を出したいと言っていた。
マンゴスティッキーライス
     ↑タイといえばトムヤムクン
       
 ↑パパイヤサラダ。間違って緑の唐辛子を食べてしまうので
すごく辛かった。
     ↑これはいつもおいしいよね。てんぷらみたいなやつ。
こぶみかんの葉の素揚げもタイらしくて良い。

久しぶりのタイ料理はまたラオスの料理とは少し違っておいしい。
やっぱりタイ料理はおいしいなぁ~と思いながらほおばる。

てんぷらが特においしかったな。
あと、写真撮り忘れたのだけれどマッサマンカレーもおいしい。

日本でも最近はマッサマンカレーが手に入るけれど手作りでスパイスから作るのはどうするのだろう?
来年はそういうのを学びたいなと思った。
それにこれからも海外に行ったときには料理教室に必ず参加したいと思った。


■ホテルまで送迎

Kさんとは夕食を食べて別れた。
ホテルの送迎の人がいるエリアにもどる。
私が泊まるホテル担当のスタッフというのがいるのでその人に自分の名前を告げると次のシャトルが何時に来る予定だからそれまではちょっと待ってと言われる。

このシステムはとても良いと思った。
行きの時にとまったホテルではこのシステムを利用していないみたいで独自にお客さんと連絡をとり送迎する。
空港に来るのもドライバーだけ。

このシステムはホテルのスタッフとしては同じく誰も空港に来ていないのだけれど、
いろんなホテルと契約をしているスタッフというのが空港にきていて、自分の受け持ちホテルの到着予定の人の名前のプレートをつけて待っているのだ。

そこに到着予定の人が来たら、スタッフはホテルに連絡をする、そしてあとどれくらいでバスが来るなどと伝えて待たせる。
バスが実際に到着したら外のゲートのところに行くように伝える、ということをしてくれるわけだ。

これがいいのは、スタッフが常駐しているので連絡がとりやすい。
電話やネットワークが使えない状態でもそこに行けば何かしら人がいるというのは安心だ。
スタッフは24時間空港にいるという。
自分でワイファイつなげて連絡して、という作業は実は結構面倒だった。
スムーズに行かない場合は時間もかかる。
だからこのシステムを採用している送迎がよいと思った。



■ホテル到着

ホテルは、ライラック リラックス レジデンスというホテル。
ライラックという名前の通り紫色がインテリアに多用されたホテル。


チェックイン時になんとウェルカムドリンクもあった。
トロピカルなジュースでおいしかった!

スタッフは女性ばかりなのかな?

シャトルの運転手は男性だったがフロントはすべて女性だった。




部屋の中もラベンダー色を随所に使ったインテリア。

小さなホテルだがアメニティーは思ったよりよかった。

歯ブラシ、
かみそり、
スリッパ
boxティッシュ
タオル3種類
無料のお水、チップス、お茶とコーヒー、カップラーメン


部屋も大きなベッドの部屋にしたからか広々としている。

ドレッサー、チェアーとテーブルもある。

シャワーの水量は少なめだけれど、前のホテルとほぼ同じだったのでこれがスタンダードなのかもしれない。
オーバーヘッドシャワーはなし。

       
 ↑ロビーの外。      ↑かわいい。
       
 ↑クリスマス前だったからこういうのついているのか通常なのか不明      ↑廊下
       
 ↑階段の踊り場。造花だけど雰囲気はまあいいよね。      ↑部屋の壁も淡いラベンダー。
       
 ↑こっちのエリアはムラサキムラサキしていない。      ↑小さな造り付ドレッサーがあり小物も紫。
       
 ↑これが全部無料。結構太っ腹だと思う。ラーメンはトムヤムで美味      ↑テーブルと椅子。
       
 ↑洗面台とタオル。      ↑トイレ。
       
 ↑シャワースペース、水はけはよくなかったけれど仕切りがあったので
洗面エリアまでびしょびしょにはならなかった。
     ↑ベッド広くてよかった。ここでマッサージしてもらった。



■350バーツのフットマッサージ。

最後の夜、タイのマッサージを受けたいと思っていた。

外に出たい気がしたけれど、バンコク中心部ではないので治安とかよくわからないし、マッサージのお店もちゃんとした店なのかよくわからない。

ふとみると、部屋でマッサージができると書いてある。
値段も法外ではない。たぶんバンコク中心部ではないこの地域にしては安くはないけど、いろんなこと考えるとまあ妥当と思えた。

早速フロントに電話してみる。30分後に来てくれるという。



マッサージの人到着!

おばちゃんだけど必要な英語は使えるみたいで好感がもてた。

部屋でマッサージを受けれるのはとてもありがたい。


マッサージはフットマッサージを頼んだ。
というのはタイマッサージはきつすぎて私には好みじゃないし、ボディーマッサージをルアンプラバンで受けてきたばかりだったから今度はフットをしてもらいたいと思っていたのだ。

おばちゃんのマッサージはなかなか悪くなかった。



350バーツは安くはないのかもしれないが頼んで良かったと思う。

バンコクにある日本人経営のマッサージ店でマッサージ師に100から200バーツのチップが必要だとかいう話をきいていたが、このおばちゃんはそんな雰囲気がなかった。

というのも、私はお札が380バーツと、1000バーツしか持っていなかった。
なので、1000バーツを出してお釣りをもらってその中からチップをだそうと思っていたのだけれど、それをみてたおばちゃんが小さいので!って私に360バーツを払うように促した。
私が100バーツ単位のお札がまったくなくなってしまうのがわかっててそうしたのだ。

そして360バーツを受け取ったおばちゃんは「じゃあ10バーツのお釣りをフロントで作ってくるから待っていて!」と出て行こうとするので、「10バーツはいらないよ!」といって10バーツのみがチップとなったのだ。


フットマッサージ350バーツ
チップ10バーツ

Lilac Relax-Residence
https://www.lilac-suvarnabhumi.com/ja-jp

マッサージを含め、このホテルはとても気に入ったので今後バンコクでトランジットする時はこのホテルを使おうと思った。

マッサージを受けて適度に眠気がやってきた。明日は帰国の日。最後まで気を抜かないようにしないとね。

7日目につづく

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