“和華蘭”長崎市内と軍艦島の旅 3日目
1日目 孔子廟、大浦天主堂、グラバー園、ちゃんぽん、新地中華街 2日目 軍艦島周遊、眼鏡橋、崇福寺、唐人屋敷跡、卓袱料理、夜景 3日目 出島、ミルクセーキ、長崎皿うどん |
◆朝の眺望
昨日夜景を楽しんだ長崎市内の眺望。旅館の部屋から。昨日の夜景とは違った清々しい晴れ晴れとした眺めだった。
↑山に囲まれた坂の多い街、長崎がよくみえる。 | ||
↑鉄道の西の最果て、長崎駅がここまで続いている。 | ↑長崎港の海も綺麗に見える | |
↑港の方をズームアップ、鉄道の駅もすぐ近く。 | ||
↑こちらの山にも家や建物がずらり。 なんでも学校も山の上にあったりするらしい。 |
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↑海に向かって左手の山。 うっすらしているけれどずっと山頂の方に家々が並んで建っている。 長崎以外ではなかなか見られない光景だな。 |
◆朝食@にっしょう館 紅葉亭
↑朝食。サラダ、あじ塩焼き、のり、味噌汁、お茶、温泉卵、お漬物、たらこ、 ひじき。これにお魚とごはんがついている。 |
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↑上の写真に写っていないお椀のお魚。 |
◆出島ワーフ
昔の出島を再現したエリアに行きたかったのだけれど、間違えて出島ワーフの方向に行ってしまった。出島ときいて思いつくのは海の方なので電停「出島駅」を降りて海側にあるいていってしまったのだ。私たちの行きたかった出島は実際には出島駅を降りてすぐ左、もう隣接しているといってもよいほどの距離なのだ。
出島ワーフエリアらしきところで写真だけとって、出島にもどる。
↑おいしい海鮮のお店などがありそうだった |
↑こういう雰囲気のある船も |
↑海に向かって左手をみたところ。 海に突き出した緑のエリアは昨日軍艦島ツアー発着した場所からすぐ近くの公園 |
◆出島
昔の出島を復元している場所。
↑電停「出島駅」 緑のベランダがついている建物。それが復元した出島の建物だったのだ |
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↑ここが水門。以前は海に面していたけれど、 今は埋め立てられていざ復元してみると歩道に入っているらしい |
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↑水門。船荷などはこの水門で検査され、出島に入って行ったとさ。 | ↑水門。今は水に囲まれていないので 「水門」という名が結びつかない |
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↑復元されている出島。両脇に建物が並ぶ | ||
↑蔵。当時は天秤、分銅、木炭、砂糖の不良品が置かれていたらしい。 | ||
↑昔の出島の様子の絵 | ||
↑一番船船頭部屋2F部分。当時をイメージさせる家具などが配置されている | ||
↑洋風と和風がミックスされた、モダンな和風に思える。 | ||
↑ベッドには蚊帳 | ||
↑こちらのベッドにも蚊帳 | ||
↑家具はインドネシアから持ち込むか、長崎の職人に作らせていたらしい。 | ||
↑すっきりとした空間。畳だけれど椅子が沢山置かれている。 | ↑他の部屋にもあったけれど、お酒のボトル?が 畳に置かれていた。 |
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↑昔の服を着て歩いているのはガイドさんのようだった | ↑出島着物体験というのもしているらしい | |
↑建物の後ろはすぐ中島川、ここは今でも海水なんだって | ↑蔵の外壁 | |
↑これが出島を代表する建物「カピタン部屋」 2Fでは商館長の生活の様子を再現している |
↑緑色が割とよくつかわれているように思った。 | |
↑乙名部屋 | ↑乙名部屋 | |
↑料理部屋 | ||
↑カピタン部屋2F | ||
↑調度品もおしゃれ | ||
↑落ち着く色の調度品 | ||
↑緑色のドアに壁と天井の唐紙の模様がとってもおしゃれ | ||
↑再現された豪華な料理 | ||
↑昔の会食の様子 | ||
↑窓の外のベランダも緑色だね | ||
↑ピンク色の壁もかわいい | ↑天井のおしゃれな唐紙とランプ | |
↑この部屋のインテリアはシックで素敵 | ||
↑今にもティーパーティーが始まりそうなディスプレイ |
◆ミルクセーキ
長崎の名物としてミルクセーキがある。7月の暑い時とあって帰る前に食べてみたい!ということになり、ガイドブックに載っていたお店を探してGO。
ミルクセーキにはすごく面白いというか軽くショックというか、驚きのエピソードができてしまった。それはというと・・・まずは写真をみてから。
↑美味しそうなミルクセーキがガイドブックに載っていた 「喫茶&パブ 銅八銭」 |
↑相席になるくらい混んでいた、私たちはカウンター席に。 席からは飲み物を作る姿がみえる。 |
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↑おばちゃんがミキサーでミルクセーキを作り終わった。 ミルクセーキを味見したおばちゃん。この後・・・ |
↑店内。 | |
↑こんもりミルクセーキ、1人前 長崎ではミルクセーキは飲み物ではなくて食べ物らしい |
ミルクセーキトラウマ軽傷、とでも私は呼びたい。
まずはお店の店員さんであるおばちゃん。この人は60代くらいのおばちゃんで、品の良い感じのある親切な人だった。ミルクセーキの大きさについて質問したら感じ良く答えてくれた。大きそうだったので母と私で1つを注文することにした。
おばちゃんはミキサーでミルクセーキを作り始める。カウンター席なので目の前でそれを見られる。砂糖や卵など材料を入れて行く、ミキサーでブレンドして出来上がり。その写真は↑に載っている。そこでおばちゃんはミキサーの蓋をあけてスプーンで一掬い。そしてそれを自らの口にもっていってペロっと食べた。味見っていうやつか。まあ、あんまりお客に見せるものじゃないとは思うけど。そしてその後そのスプーンがそのままミキサーの中のできたてミルクセーキに突入。当たり前のようにそのスプーンが使われてお客に出すであろうミルクセーキ用器に盛られていった。
私も母も目が点になった。おばちゃんが使ったスプーン。おばちゃんが自分の口にいれたスプーンが私たちのミルクセーキに直に触れている。器に盛るたびに。
しかし私も母も何も言えなかった。はい、二人で食べてね、ってスプーンを二つ出してくれた。おばちゃんと急接近し過ぎたミルクセーキとともに。
善良というのか勇気がないというのか、何も言えずしかし軽くショック状態でミルクセーキを食べた。心の中で考えないようにしよう、おいしい、その味に集中しよう!って何度も思いながら・・・。
「美味しい?」っておばちゃんに聞かれた。もちろん「美味しいです!」って答えた。
長崎のミルクセーキは美味しい。それは間違いないけれど、このショックだった気持ちわかってもらえるだろうか。
おばちゃんはきっと無意識で、そして毎回ああやって作っているのだろう。テーブル席に座っていたら見えないだろうからその人達は何も知らなくて幸せだろうに。
それではカウンター席は魔のシートであろうか(笑)おばちゃんの無邪気な笑顔に何も言えなくて、軽いショックを感じながら食べた貴重な経験だった。
◆皿うどん
その後長崎駅に移動。順番は逆になってしまったのだけれど、かもめに乗る前にやっぱり昼食を済ませておいた方がよさそうだ、ということで長崎駅近くの中華料理屋さんに入った。
ここではまだ食べていなかった長崎皿うどんを注文する。
↑店内 | ↑パリパリ感を楽しんでもらうために、 このお店では餡と麺と別々で出しているそうだ。 |
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↑こちらが皿うどんの餡 | ↑かけるとこんな感じ。 |
食後、マッハでお土産を買って、私たちは特急かもめに乗り込んだ。後は帰るのみ。
◆その他(風景)
その他、街歩きの途中に撮ったもの
↑長崎中央郵便局 | ↑教会 | |
↑商店。長崎はこういった小さな商店が割と元気に見えた | ↑なんともポップで古かわいい銭湯 | |
↑大きな病院の建物も洋風だった。 | ↑坂の街長崎。坂はたくさんあった。 | |
↑洋風な警察署 | ||
↑すごくおしゃれな建物。レンガがでてきている駐車場 | ||
↑こちらも超人気店で待ち時間が長いといわれるお店「四海楼」 | ↑旧香港上海銀行長崎支店記念館だと思う | |
↑思案橋横丁 | ||
↑思案橋横丁には食べ物屋さんがいっぱいのようだった | ↑隣の小さな横丁? | |
↑中島川の石橋 | ||
↑中華な柄のシャッター | ↑銭湯。中国語の対聯がある | |
↑中華なエアコンの室外機目隠し | ↑中華な竹林 賃貸物件のようだった | |
↑中華な電気屋さん | ↑中華な扉 | |
↑出窓の可愛いおうち | ↑中華な・・・これは何だろう? | |
◆お土産
↑以前島原の素麺をもらって凄く美味しかったので、 駅のお土産屋さんで自宅用に購入 |
↑素麺を買ったお店のかわいい紙袋。 スタンプ自分で押しているのかな? |
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↑中華街で買ったサンザシ菓子 お土産に全部あげてしまったので食べられず(涙) |
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↑文明堂総本店の店舗 | ↑カステラの箱 | |
↑とっても綺麗なカステラ。もちろん味もよかった | ↑文明堂総本店のカステラ | |
↑にっしょうかん別邸 紅葉亭のウェルカムお菓子 餡子が挟まったお菓子だった。 |
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↑何度もお世話になった角煮まんじゅう@岩崎本舗 | ↑試食ができるのでついつい寄ってしまうよね。 長崎駅にも店舗があるのでそこでお土産に買った |
◆感想
初めての長崎への旅、とっても楽しかった。
軍艦島には上陸できなかったけれど十分と周遊ツアーを楽しめたし、長崎市内も沢山観光できた。
中国に長く滞在していた私にとっては、長崎の街は中華の雰囲気にあふれ、人の顔立ちもこころなしか大陸の南方の人の系統に似ていると思った。とっても懐かしく、そして中華と、蘭の影響を強く受けてそれがまた当地のものと融合したそんな異国情緒がとても珍しかった。懐かしくも、新しくもある、そんな感覚だった。
食べ物もおいしく、また長崎市外にも沢山の見どころがあるみたいなので、また再訪してみたい。日本で中華を感じる場所として、長崎はユニークでまた貴重な旅行先だと思った。
終わり
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