中国瀋陽に招かれて 5日目

■朝食

次の日、朝遅めに起きた。
親戚はまだ起きてきてなかったからおばちゃんが呼びにいっていた。

遅めの朝食。いつもこれならプレッシャーないけどな。

     
 ↑おばちゃんが作ってくれた朝食。昨夜の残りの豆腐もあたためて食べる。    ↑これもレストランからもってかえった東北の料理。
揚げたお魚と小餅子というものみたい。
     
 ↑揚げたお魚はおいしい。    


おばちゃんはお姉さんの家に行くので、親戚も一緒に行くか誘ってたけど、関係のない親戚だから行ったら変じゃない?っと思ったのに一緒に行っていた。

親戚からみたら、姉の旦那さんのお母さんのお姉さんだから、遠すぎるだろうと。

理解不能だったけど、あとで理由がわかった。大きな荷物も持って帰ってもらうために一緒についてきてもらっていたみたいだ。


その後は、おばちゃんが息子の嫁さん、つまりその親戚からいうとお姉さんにhuaweiのタブレットを買ってあげたけどケースがないから合うのを買ってきてというお遣いを頼んでいた。


鍵が一つしかないので、親戚が鍵を持って私は一人で茶市場にでかけて、夜外で親戚と合流して食事して家に一緒に戻るという話になった。おばちゃんはおそくなりそうだったから、間に合えば食事に合流するという話だった。


その前におばちゃんの家の管理費を支払いに行くから外で待っていてといわれた。

管理費を払ってないからエレベーターも使えないらしい。


管理費を払う場所まで一緒にきて、おばちゃんが手続きをしてたのだけど急にでてきて、親戚の子の名前を呼んで、メガネがないから見えないの、部屋まで戻って探して持ってきて!と叫んだ。


親戚がオッケー!と取りに行った。

中国らしい光景だと思う。他人に頼んで、それを快く請け負って、関係を深めていくみたいなかんじね。持ちつ持たれつみたいなかんじ。


荷物持ちな秘書みたいな役割を年少者が請け負うのは中国の人はとても得意だし、すごいなと思う。私ならすぐに嫌な顔してしまいそう。


支払いを終えてタクシーでおばちゃんのお姉さんの家の近くで降りる。

私はそこにあるモールをまずみて回る。

そんな大規模じゃないけど、一店舗女性の下着のお店に綺麗なワンピースがあったので入ってみたら高いけどシルクの上質なものを扱うお店だった。


ワンピースもセンスが良くて割引後でも日本円にして15000円するので高いほうだと思う。けど日本で着ても、これ素敵ね!といわれそうなデザインだったし、シルクの肌触りはすごく良かった。


ワンピースを一枚選ぶだけのつもりが、チャイナドレスも試着してみたらかなり良かった。もちろんシルクだし、デザインも質感もよかった。日本では機会は少ないけど、中国茶のイベントの時に着れるのかよいかなと思った。シルクのストールと合わせてみるととてもよかったしストールは割引になっていた。


中国ではチャイナドレスは深めの色がより正式な場所にふさわしいらしい。最近は好きな時に好きな服を着れるようになったから別にいつきてもよいわけなのだけど、深めの色で伝統的なシンプルな柄のドレスは年齢を選ばないとのことだった。

5年後だって時代遅れにならないと。


なるほど、確かに質感の良い深い色を試着した後には他のには戻れなくなった。

しかも私の選んだのがちょうど膝の丈で上品だった。それ以上短めのはやはり日本では着れないかも、と思う。


長いのはとてもよかったけど、次回かな。


このお店も国外発行のクレジットカードが使えると言われたのだけど試してみると使えなかった。

ATMまで案内してもらって現金を引き出す。

支払って、会員登録などする。

売り子さんがwechat追加したいというのでした。


その後ふらふら同じビルのお店をみる。

するとさっきの人から連絡がある。鍵が買った服の中に入ってないかと。

みてみると入ってる!

受け渡しをして、茶市場に向かう。


↑瀋陽ではマンゴ不動産というのをたくさんみかけた。


■茶市場へ向かう

時間があったので、バスで向かう。

二元。

百度地図がわかりやすい。


バスは停留所で止まるので時間がかかる。茶市場はすぐそばにみえたけど着いたらすぐに雨がふってきたので、とりあえず目の前の大きな家具のビルにはいる。

かなり巨大。

家具だけじゃなくて、家のタイル、トイレ、金庫、洋風、中華風、いろいろある。

みてるだけで楽しかった。

 
   
 ↑巨大な家具インテリア関係のお店。    ↑かなり大きい。
     
 ↑かっこいいクールなデザイン   ↑お風呂がどーんとある。こういうのもいいね。 
     
 ↑シャワールームのショールーム    ↑金色の豚の貯金箱。
     
 ↑シャワールームなのだけど木製の椅子がアジアぽい。    ↑金庫も大切な家具だね。
     
 ↑このあたりは中華系インテリア家具。    ↑ダイニングテーブル。中華と洋の折衷風。
 
   
 ↑モノトーンの柄がオシャレなソファ。   ↑ベッドルーム。シンプルな中華インテリア。 
     
 ↑こちらのリビングルームは装飾がそれなりにある。    ↑静かでセンスがいい。
     
 ↑外国製のエリアはこんな天井だった。   ↑こちらもシンプルでセンスがよい。
 コンクリートのカウンターが存在感がある。

■腹ごしらえ


茶市場で本格的に買い物を始める前に、まず外の小さなお店で食事をすることにした。夜ご飯はもっと遅い時間になると思ったので簡単に肉まんのお店に入った。ファーストフードのお店のようで肉まん、ナス入まん、豆乳と合わせて9元だった。


食べてたら例の親戚から今どこにいるの、と聞かれて答えたらすごく近くにいるからすぐ合流できると言われた。まだお茶を見ていないので焦った。すぐに食べてお茶市場に向かった。


↑鴻星国際茶城 ここはアクセスもよいしおすすめ。

お茶市場の南門から建物に入った。市場の中にたくさんのお茶関係の店があるが、最初に声をかけられたお店の売り子さんが感じが良かったのでそこで買うことにした。最初は人に頼まれた緑茶を試飲してみた。とてもおいしかったのでそれを最初に購入し、話し始めると話が合う女の子だったので、それからお茶の話をいろいろ聞きながら試飲させてもらった。


せっかくなので、日本でなかなか飲む機会のない変わったお茶が飲みたいと言ったら、いろいろ紹介してくれた。
そのお店の人は
7年前位からこのお店をやり始めたらしいが、お茶についての勉強はもっと前からしていたらしい。ただ特別な学校に通ったり、お茶農家の出身だったりするわけではない。しかし知識がとても豊富だったので、お話をしていてすごく勉強になった。


7月の青ミカン?プーアル茶をみせてくれた。これは7月のが1番良いらしい。

7月のではないけど、同じ種類のものを日本で飲んだことあるのでこれは飲まなかった。


碧螺春50g  45

白茶饼茶

花茶100g
紅茶100g
を購入した

鉄観音などのウーロン茶が欲しかったけれど、鉄観音は秋茶が美味しくてもう少し待ったほうがいいと言われたので買わなかった。


急に雨が降ってきたので、雨宿りをしていた親戚が到着した。その人は河南省から来てて、近くに有名な緑茶の産地はあるけれど、彼本人はそれほどお茶について詳しくないし飲んだりしないみたいだった。
なのにお茶の試飲に付き合ってもらって少し悪い気分になった。しかし思ったより親戚が合流する時間が早かったし、食事の時間までにまだ時間がある感じがしたので、どうしていいか戸惑った。


早めに買うものを決めてパッキングしてもらった。頼まれた緑茶はシンプルなパッケージに入れてくれとても気にいった。
最近は中国でもこのようなシンプルな包装が流行っているらしい。そのお店の売り子さんによると、日本風だということだ


その後の食事は、その親戚が瀋陽に来るといつも食べに行くというサーモンのお刺身のお店に行くことにしていた。
行ってみると朝鮮民族の人たちが開店しているレストラン街だった。


河南省は内陸なのでお刺身を食べようと思うと何倍ものお金をださないといけないらしい。

瀋陽は大連にまあまあ近いので(といっても何時間もかかるけど)安いらしい。


260元のセットを頼む。

たぶんこれが1番安いセットだったと思う。2人なので食べられるかどうか心配だったけれど、20皿位あったのだろうか、かなり残した。
メインの料理は、お刺身でお寿司もあり、とんかつ、焼きサンマなどの日本料理もあるし、韓国風の料理もある。味も悪くないと思う。
けどあまりの量にびっくりした。こういうお店に来る予定だとわかっていたら、肉まんじゅうは
1つだけにしたのにと後悔した。

     
 ↑刺身は大皿で2つあった。こちらは貝類など   ↑吸盤がずっとお箸やお皿にくっついていたさばいたばかりの蛸 
     
 ↑お寿司   ↑こちらはメインのお刺身 
     
 ↑焼き秋刀魚   ↑ニク巻き 
     
 ↑こちらはとんかつ。他にも写真の撮っていないおかずがたくさん。   ↑店内。 


食べているときに、おばさんから連絡があって、合流するには時間がちょっと合わないらしいと言うことが判明したので、おばさんが帰る時間に合わせて私たちも先に帰ることになった。本当は、夜市に行く予定だったのでどうしようかと相談してみると、とりあえず先に帰ってその後一緒に出かけたらいいおばさんも誘って行こうという話になった。


おばさんの親戚の子は、30歳前後の中国人で、のんびりした感じの話し方の人だ。おばさんの悪口を言うわけにもいかず、中国人の悪口を言うわけにもいかない、がしかしちょっと愚痴っぽいことも言いたくなりいろいろ話したが、悪い風には捉えてないようだったのでよかった。やはり年代が近い人と話す方がだいぶ楽だ。話を聞いてくれるし、コミニケーションがスムーズだ。


この夕食のお支払いも私が払うと言ったんだけれど、だめ!と先に払ってしまっていて、後で私が300元を渡したんだけどだめだめだめ受け取れないと言われて、交渉して100元だけもらってもらった。私のほうも年上なのでとても申し訳ないけれど、彼らから見たら外国人である私は中国に来ているゲストでもあるし、おばさんのゲストでもあるので払おうとしてくれる。それに向こうは男性だ。


おばちゃんとはそれほど親しいわけではないと私が言ったらびっくりしてた。

親しそうにみえたかもね。先に何日か住まわせてもらってるから家の勝手もわかってきてリラックスしているように見えたかな?。


タクシーで部屋に戻る。しばらくしておばちゃんが戻ってくる。

すると彼らは話し始めて、夜市に行く話は無くなってしまったように思ったが確定はないので私はお風呂も入らず待っていた。

結局夜中まで話は続いたので先にお風呂に入って休憩した。

6日目につづく

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