ウィーン満喫 女一人旅 6日目
1日目 国内線で羽田へ移動→羽田深夜便にてウイーンへ |
■朝食
今日も7時ちょっとすぎに朝食へ。飽きずに同じようなものを毎朝食べている。
フルーツは少しづつ変わる、あとはほとんど全部同じ。
今日のフルーツは黄色いスイカだった。美味しかった。
■今日の予定をたてる
今日はシシイチケットで入場できる王立家具博物館と、美しい内装の国立図書館、あとは建築がすばらしいらしい郵便貯金局と、外から眺めるだけのゴミ処理場に行きたかった。 あとは、ハプスブルク家の人達が眠るカプツィーナ教会へも行きたい。
この中で朝早くから開いているのは教会だということが判明、他の場所は大体10時からなのでまずは教会へ行くことに。
あの辺りは繁華街なので午前の早い時期に行けばまだ人が少なくて楽かもしれない。
昨日の激混みのシュテファン寺院見学のようにはなりたくなかった。
地下鉄駅であと24時間分のチケットを購入する。
↑ゴミ収集車。 |
↑車体の反対側にはワンちゃんが。 |
■カプツィーナ教会到着
しかし掃除のおばさんが床掃除をしているだけだった。
一応ガイドブックには朝7時からだと書いていたし開いているようだ。
掃除のおばさんに入ってもいいか?ときいたらジェスチャーでオッケーとしてくれたので一人で見学する。
ここがハプスブルク家一族が眠る納骨所のある教会???不思議な感じがした。
豪華さや大きさはシュテファン寺院より規模が小さいし、人が一人も来ていない。どういうことだろうか?
隣に行くところがあってそれは一旦外に出てから回ってね、ということを掃除のおばちゃんがまたジェスチャーで示してくれた。
行ってみると、そこに入場料などが書かれていたので、そこが観光客の行く場所だということが判明する。
がしかし閉まっている。10時からのようだ。
↑真ん中にいるブルーのシャツの女性が掃除のおばさん。 | ||
■スワロフスキー
時間があるのですぐそばにあるスワロフスキーに。
ここにはもう朝9時から大勢の人が来ていた。
主にアジアの客だった。中国人香港人がメインで韓国人もちらほら。日本人は最初はみかけなかった。
店員さんもドイツ語バイリンガルなアジア系がほとんどだ。
中国系がいちばん多い、若い人もわりとおばちゃまになった人もいる。
韓国系スタッフが一人、あとは名札で判明したけれど日本人の人も一人いた。
あと非東アジアの人が一人と、その他は白人さんスタッフだった。
中国語が飛び交っている。
買い物は自由にできる。3階までフロアーがあるけれどいちいち清算することなくみて回れるので何度も行き来した。
試着もできるし、店員さんの態度も良い。
スワロフスキーで買い物をしようと決めていたのでちょうどよかったのだけれど、思ったよりも買い物に力が入ってしまって、両親へのプレゼントなども選んだり、自分用のアクセサリーとキーホルダーを買ったり真剣に買い物した。
しかも300€以上買えば一つ無料で小さなクリスタルのたくさん入ったボックスをもらえる。なので計算機を出して計算したりしてめちゃ時間を使った。
最終的には満足のいく買い物ができた。
↑スワロフスキーのウィンドゥー。巨大な女性の頭。 インパクト大。 |
||
↑スワロフスキーのお店の近くにお花屋さんを発見。 | ↑一つ一つ存在感のあるお花が並んでいた。 |
■カプツィーナ地下室見学
もうとっくに10時来ているのでカプツィーナ教会へ戻る。
7.5€ 入場料
歴代のハプスブルグ家の人々の棺桶が陳列されていた。
納骨所ということでガイドブックにも遺体が安置されていると書かれているが具体的にどこに安置されているのかはよくわからなかった。
ただ、棺の場所はそれぞれきちんとわかるように書かれているので見学しやすかった。
↑マリアテレジアの棺。 | ||
↑中央はフランツヨーゼフの。 | ||
↑フランツヨーゼフの横顔が。 | ↑左がシシィだったかな。 | |
↑お花などが飾ってあって目立っていた。ツィタ・フォン・ブルボン=パルマの棺だそう。 |
■昼食
もうすでにお昼になってしまっていた。午後は観光をしたいのでガイドブックにのっていた良さそうなお店。
隠れ家的なお店でぱっと見雰囲気が良い。
Amerlingbelsl
ウェイターにオーストリア料理が食べたいというとすでに食べた2種類を言われた。それ以外に言われたがあったのでそれにする。
Dumplingを卵炒めしたものらしく、どんなDumpling?ときいたら、DumplingはDumplingだという。
餃子だってDumplingというんだよ、って言いたかったが知らなかったら意味ないんで言わなかった。
でてきた料理は生野菜もついているし良さそうだった。味も悪くない。
ただ、Dumplingは粉が詰まっていて重い。
全部食べきれなかった。
お水をガブガブ飲んだ。
Fried dumplings with egg and salad 7.9€
チップ込みで8.5€
雰囲気は良いのだけど、私にとっては残念ながら心地よい場所ではなかった。
タバコのけむりがまわりからやってくる。禁煙席、喫煙席というものは。
そして近くから建設の音が奇妙に聞こえてくる。みんな平気なようだったけれど私は苦手だった。
また、日差しが強い。オープンなので日が照ってきて眩しくて途中で無理になった。
後ろのオープンではない店内に移動することもできたが、そこではクラブのような音楽が音量大きめでかかっているのでくつろげそうになかった。
居心地良ければお茶も飲んでゆっくりしたかったが無理だった。
↑緑が覆う中庭のような場所。隠れ家的で雰囲気はよい。 | ↑これがDumpling。 小さくみえるかもしれないけど、かなりボリュームがあった。 |
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↑このお店の外にあった音楽関連の展示? | ↑CDがきけるようになっていた。 | |
↑昼食のお店は建物の中。 | ↑駅までの道には素敵なカフェがところどころあった。 | |
↑すてきなアートの作品を発見。 | ||
↑坂道を利用した段差のあるオープンテラス、半個室的な感じ? | ↑道路との間に透明の壁を施してある。こういうの珍しく感じた。 | |
↑フォルクス劇場。 |
■次の目的地
王立家具博物館、国立図書館もどちらも今日は月曜日のため休みだということがこの時になってわかる。
14時過ぎにゴミ焼却場へ出発する。
ここもガイドツアーがあるとかなんとかガイドブックに書かれていたが公式サイトで探したが子供向けツアーしかみあたらなかった。
■ゴミ焼却場
地下鉄の駅を出るとすぐに建築が見えてきた。
かなり迫力ある。ぐるっと回って写真を撮る。
↑地下鉄を降りるといきなりユニーク! | ↑駅傍なので電車もみえる | |
↑かなり見ごたえのあるデザイン。 | ↑この煙突、展望台のようにしか見えないが。 | |
↑この焼却場の敷地ではないようだったが、落書きの多い道があった | ↑となりはVIEN ENERGIEという会社のようだ。 | |
↑こういうデザイン、私の住む町にも欲しいな~。 | ||
となりにウィーンエナジーという会社があり、その建物に入れるようだったので入ってみる。
自社のお客さんへサービスをする場所のようだったが見学スペースがあった。
環境保護、特に地球温暖化防止のために私たちができることはなんだろうか?ということをテーマに展示をしているようだった。
また理科の実験のような道具もたくさんあり、ドイツ語英語両法書かれているのでしばしみて回った。
理科が好きな子供たちはきっと面白いだろうなと思う。
■郵便貯金局へ
もう一つの今日お休みではない場所、郵便貯金局へ移動する。
■買い物
途中で薬局があったので買い物。欲しいものがそこにはなかったのだが、近くのBIPAにはあるよと教えてくれたので行ってみる。
BIPAは化粧品関係がたくさんあるドラッグストアのようなお店だった。買いたいものを調達できた。
↑BIPA 化粧品をたくさん扱うドラッグストアみたいなお店。 |
↑カルマという日本食屋があった。 鬼の絵がウィーンの人にとって怖くないだろうか? |
■郵便貯金局
地図に出ているのだけれどわかりにくくてどのビルなのかはっきりしなかった。
入り口がわかりにくいのだ。何度もエリアをぐるぐる回ってやっとわかった。
ひとつだけ開いてる扉のある建物がそうだった。扉の中を外から見ても、暗くてオフィスビルのようにみえた。何も書いていないし違うと思ったのだ。
入ってみると受付の人がいて、ホールと奥に無料の博物館があるから自由にみてまわってよいよと声をかけてくれる。
ここは以前の郵便貯金局で今はそうではないが、博物館として残してある。
オットーワーグナーの建築だということで価値があるようだ。
博物エリアは古い資料が並んでるようだったが面白かった。
最初の建築プランの入札に使用された他の建築家の建築図があり、審査員は例えば、カウンターの配置は素晴らしいとか、狭過ぎて十分なあかりが得られるか不明、仕事をする上で非効率などと評価したなど興味深かった。
二度目の改築プランや写真、また当時働いている人たちの写真もあった。
今から110年ほど前の写真。
経理室にはスーツの男性ばかりだった。
他の部屋には長い丈のワンピース?ツーピース?を着た女性の姿も見られた。
ワーグナーは建築だけではなくて家具もこだわって選んだようだった。
局内のヒエラルキーを例えば椅子の選択にも採用しているとのこと。
こういうのは全部英語でも楽しく読めるので、自分は建築やデザインが好きなんだなと思う。がしかし計算と数学が苦手すぎた。もし得意ならその道に進んでたかも?なんて妄想してみた、笑。
17時にしまるみたいで、少し前に片付けがはじまったので出た。
↑場所がわからなくてかなり迷ったけれど結局この壁にぽつぽつのある 建物が貯金局だったようだ。 |
↑貯金局の向かいには、なにやらまた立派な建物もあった。 | |
↑貯金局の模型。 | ||
↑上からみてみる。 | ||
↑カウンター | ||
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↑入り口。 | ↑ここにもフランツヨーゼフの像があった。 | |
↑入り口入ってすぐのところに小部屋があった。 | ||
↑手前の芝生を挟んで、奥が貯金局。 | ↑芝生には、犬のマナーに関するかわいいプレートがあった。 |
■市民公園
市民公園が近いので歩いてみる。
こちらも広くて全ては見れないがステキな公園だということはわかった。
ベンチや芝生の上で休む人たち、絵画をする人たち、走り回る子供たち、市民の公園だった。
ロンドンの公園とは少し違うように思ったが、どう違うのかはっきりとは言えない。
↑公園の小川。ドナウに流れてるのかな?ここは静かだった。 | ↑地元の学生らしき人が活動をしていた。絵を描いている人もいた。 | |
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↑公園を楽しむ人々。 |
■最後の目的地
公園には小川があり、ドナウ川?と思ったら違った。
青きドナウ、みてみたい。
かなり疲れていたけどトラムに乗ってドナウ川の見える場所まで行った。
ドナウ川は青くなかったが、河岸はかなり面白いことになっていた。
カラフルは落書きペインティングに、芸術作品の展示、お洒落な河岸オープンエリアと、船のように川につけてある飲食施設。こちらは公園よりさらにお洒落で目的を持った活動に使われるように思えた。
ウィーンに住んでいたらこういうところを散歩したり、カフェに入ったりして最先端?をいくような気分になりたいと思った。
同時に観光客にも面白いエリアだと思うのにガイドブック系には一切書かれていなかったのが残念だ。 わたしには人々の娯楽が垣間見れて楽しかったけどね。
すでに出来上がったものを見るのも価値があるが、現在進行中の様子を肌で感じるのはもっとワクワクする。
ドナウ川の河岸を堪能できてよかった。
↑わかりづらいが川にせり出している形のバルコニー。 | ||
↑川べりでピクニック? | ↑川の色は青くはなかった。 | |
↑迫力を感じるには水面が地面に近いからだろうか。 | ||
↑やっぱりカフェ類はドナウ川の眺望がよくみえるように張り出すように 作られているように思う。 |
↑橋。 | |
↑国籍問わない感じの落書きがでてきた。 | ↑こういうのなんていうのだろうね、ドック? | |
↑Rabbit Eye Movement2019 | ||
↑ダンシングクイーン似合わせて踊っている人たち。 プロではなさそうだったが本格的なビデオ撮影をしていた。 |
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↑おしゃれなカフェエリアがでてきた。 | ↑砂をしきつめてビーチにしていた。このエリアは人がいないけど、 反対側のエリアお客でいっぱいになっていた。 |
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↑今度は古代風のがでてきた。 | ↑ドナウ川さようなら。 |
■デザート
お昼のdumplingが重くて全然お腹空かないが、甘いものならたべれそうということでデザートを探した。カフェに寄ってたべて帰る元気はなかった。
みると大人気のジェラート店、歴史があるようなので買ってみることにした。
高齢のおばちゃんが売り子さんだったけど、英語は問題なく通じた。
Eisallon
ジェラート 5€で小銭のお釣りがきた。
このお店はいつも人気のようだ。老若男女問わずみんなジェラートを買って食べてる。
中年男性の一人ジェラートも普通のようだ。
↑歴史があり人気もあるお店のようだ。 |
↑頼んだアイスクリーム。バニラとピスタチオ、もう一つは忘れた。 バックにぼんやり見えるのをみてもらうとわかるが男性客はかなり多い。 |
|
↑近くのHAPPY NOODLESというお店。 たぶんお安く麺が買えるのじゃないかなと思う。 |
↑地下鉄の車内には雑誌が備え付けられていた。 |
■ホテルへ
地下鉄でホテルへ戻る。今日もたくさん歩いて疲れた。
行きたかった場所が休みだったこと事前にうまく計画が立てれていなかったのが反省点だけど、次回の旅行からは行きたい場所の情報をきちっとまとめて一覧にしておこうと思った。
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