極東ロシア~浦塩・アムールに思いをはせて~女一人旅  2日目

1日目 地元空港→羽田空港→成田空港→ウラジオストク→市内へ(ウラジオストク泊)
2日目 ウラジオストク観光(中央市場、鷲の巣展望台、ブリヌイ) 夜ハバロフスク飛行機移動(ハバロフスク泊)
3日目 ハバロフスク観光(ウスペンスキー教会、アムール川遊覧船、中央市場、中央デーパート、アムールで食事(ハバロフスク泊)
4日目 ハバロフスク観光(スパソ・プレオブラジェンスキー大聖堂、ルースキーでランチ、ハバロフスク鉄道駅見学、極東美術館) 夜ウラジオストク飛行機移動(ウラジオストク泊)
5日目 ウラジオストク観光(要塞博物館、porto-frankoでランチ、アルセーニエフ記念沿海州総合博物館、グム百貨店、ぺリメニ夕食、ブリヌイ(ウラジオストク泊)
6日目 ウラジオストク駅からウラジオストク空港移動→成田空港→羽田空港→地元空港 

■ホステルでゆっくり

夜中、お腹が消化不良で苦しかった。
眠れなかった。
昨日の夜ごはんが脂っこすぎたのか。量が多すぎたのか。はたまたその両方か??

朝に近づいてきて、お腹の痛みがなくなったけど、夜は良く寝られなかったので朝はゆっくり休養してしまった。

いきなり失敗してしまう。
調子に乗って食べ過ぎたことを大後悔。


朝はホステルでゆっくりする。
12時チェックアウトなので、焦らなくてもよい。

昨日頼んだレジストレーションを持ってきてくれた。料金は請求されなかった。

このホステル静かだと昨日書いたけど、さっきから男の人の声がひっきりなしにする。
ゲストかとホステルの人のお友達でもきているのかと思ったら、ホステルで働く人のようだった。

早朝ではないけど、朝からそこでお話しされると部屋には全部聞こえる。
ゲストが騒がないぶん、彼らの声は大きく聞こえる。


■市内観光へ出発

荷物を預かってもらって出発。
空港までのエレクトリーチカとバス107のタイムテーブルをきいたら調べてくれた。
16:00のエレクトリーチカが良さそうだった。

行ったらすぐにチケットが買えるのか、それとも先に購入しておくべきかきいたけれどそういうことまでは英語で理解できないみたいだった。

まあ、よし。

最初の観光は、金土だけ開催しているマーケットへ。

       
 ↑にゃんこが入り口にいた。    ↑その隣でおばさまが洗濯物を干していた。  
       
 ↑これが朝撮影したホステルの外観。
 お庭などあって雰囲気悪くない。
   ↑かわいらしい階段もあった。  
       
 ↑壁の塗装がはがれていると一気にホラーな感じになるね。    ↑落書きに張り紙。  
       
 ↑味のあるドアと壁。    ↑カラフルなタオルが干されていた。さっきのおばさまが干したやつ。  
       
 ↑猫がすごく平和そうに暮らしていた。    ↑道路の脇に駐車中の車。日本車も多い。  
       
 ↑細い道。そそられるけれど歩いてみる時間なかった。    ↑マリーン。  
       
 ↑明るくカラフルな町並みで元気が出る。      
       
 ↑気になってしまう檻も発見。   ↑ここをまっすぐ行くと鉄道駅へ。繁華街は歩ける距離。   
       
 ↑地下道。びっくりしたのが地下道には商店があるということ。   ↑ホームレスかな。冬は寒いだろうけれど大丈夫なのかなと心配。   
       
 ↑中央広場前の交差点。西洋風建物ばかり。    ↑キオスクのような売店はたくさんあった。  



■中央広場のマーケット

市場は野菜、魚、お肉、乳製品、パン、果物、蜂蜜、花など、規模の大きな市場。
かなりたくさんのお店がでていてびっくりだった。

ロシア語が基本だけど、ときどき中国系の人がいるのでその人になら中国語で買い物のやりとりできるかもしれない。

港なので魚が多い。
野菜、果物も豊富。

しばらく滞在するならこういうところで買ってみたかったけどね。
日本に持ち帰れるものとなると限りがあるね。

蜂蜜のお店がいくつかあった。
きちんとパッケージしてあって、市場なのにどれも値段がちゃんと書かれているのがとてもすばらしい。

ただどの蜂蜜が何の花や木からとれたものなのか、それは聞かないとわからない。

ロシア語でお店の人に話しかけられる。

ENGLISH?といったら、なんと裏にいる人ができるらしく、その人を呼んできてくれた。

若い人が来るのかと思ったら、中年のロシア人女性。
しかい英語は結構きちんとしていた。
商売のやりとりに必要なこと、プラスアルファが少しやりとりできた。


4種類の蜂蜜を味見して2種類選んだ。
一つがお花の蜂蜜、お花の名前は英語ではでてこなかった。
もう一つが、lindenという森の蜜、もう一つがtaigaという森の蜜。
linden とtaigaが甘くて気に入った。
lindenがここから200kmくらいのエリアの森林で、taigaはもっと近いエリアの森林という話に理解したけれど、それ以上掘りさげるのは言葉の壁があり難しかった。
あと一つは蜂蜜が時間が経って乳化?というのかな、固形化してきたもの。
これも美味しいけれど、せっかくなのでフレッシュそうなのにした。

蜂蜜2個購入。
気に入ったlinden とtaiga

飛行機で帰るのだけど入れ物が壊れて中身がでてこないか心配です、と私が言ったら、
この容器は密封されているので簡単に開くことはないとのこと。
それを信じて持ち帰ることにした。
見た感じ、頼りなさそうではあるが、確かにこぼれ出たりはしなかった。

本当は、もっと大きなサイズの買いたかったけど、これから観光なので一番小さいのにした。ごめんね。


蜂蜜2個 100ルーブル

       
 ↑中央広場の像。   ↑その足元で鳩と戯れる少年。   
     
 ↑像。裏側から。   ↑像。表側から。   
       
 ↑大きな像。   ↑スヴェトランスカヤ通りの建物を入れて。   
       
 ↑軍隊の車が広場傍にとまっていた。
地元の人によると北朝鮮の軍隊さんがよくきているとのこと。
  ↑中央広場からスヴェトランスカヤ通りをみる。   
     
 ↑マーケット、たくさんの人がきている。      
 ↑やっぱりスイカ。おいしそうだったけれど持ち帰って食べる用なのかカットされたものは見当たらなかった。    ↑ブルーベリー。ベリー類はたくさん扱いがあった。  
       
 ↑これはなんだっけな。何かと何かの掛け合わせ野菜?    ↑乳製品のお店も多い。  
       
↑お魚。綺麗に陳列してあるので匂いもあまりなかった。    ↑ピンク色のはサーモンかな。  
       
↑どのお店もちゃんと価格がかかれているので観光客にもありがたい。    ↑手前はえび。  
       
 ↑これはパンのお店。賑わっていた。    ↑乳製品。すぐ飲めるような冷蔵のお店もあった。  
       
 ↑しゃがいも一バケツ。こんな買い方してみたい。    ↑金土だけ開催だけれど、地元の人が主に利用しているのだろうね。  
       
 ↑これは市場の後ろ側(海側)ワーク系だね(笑)    ↑磯の香り?がしないからか、海がすぐ傍なのにあまり主張がない。  
       
 ↑広場の傍でなにか建設中だった。      

■昼食@中央市場


お腹がすいてきた。
朝は、昨日の胃もたれのため何も食べていない。

いろいろ周って、中国語が併記されたパン屋さん発見した。店員はアジアとのハーフの人のようで中国語が話せるようだった。
中国人のお客が買って食べている。彼らは何か団体のようなのだけど観光ツアーのようではなくて訓練旅行みたいな感じのようだった。
観光ツアーの中国客はみてわかりやすい。
遠慮なく、下手な英語で割り込み買い物って感じだった。
軍隊ぽい制服の中国人男子の団体がいた。彼らは中国大陸からなのか、ロシアに暮らす中国系なのかわからなかった。
中国語パン屋となりが小さなテーブルを備えたお店で、そこでパン屋のパンやそのお店のいくつかのおかずを注文して食べられるようだった。スープと注文した。100ルーブルなり。
  じゃがいも、チキンなどが入った優しい味。ハーブのディルが効いてるが、全体に薄味なので日本人にも食べやすい。
隣の女の子は黒パンと一緒に食べていた。
隣の女の子話す。英語話しますかってきいたらYES!って。ウラジオストクに住んでいる。1人で来た。中学生ということがわかった。英語はわかるけどまだそれほど語彙がないみたい。でも話すときはちゃんと相手の目をみて話すし、英語を話しますってきちんと答えたところなんか大人が見習うべきねと思った。

すると、

えきィすくーズ みー まドむ!!とめちゃくちゃ変な英語が大声が聞こえてきてびっくり。

みると中国人女性が割り込みに近い形で店の人に話しかけていた。


ある意味その行動力と恐れを知らない精神というのも、日本人が学ぶべきことなのかも・・・?!

スープ100ルーブル

       
 ↑チキンが二切れくらい入ったスープ。
すごく薄味で消化不良の胃にはちょうどよかった。
ハーブのディルがいい味だしている。
     
       
       

■鷲の巣展望台へ向かう

歩いて鷲の巣展望台へ。
市場から海沿いはそれほど起伏がなくて歩きやすい。
途中の公園にトイレ発見。無料のようだ。
綺麗なんだけど、個室が狭すぎる。
ドアがギリギリに建てつけてあるのよね。
うちから鍵かけるタイプなのだけど、立ち上がると身体がドアにあたりドアが勝手に開く。
ドアは丈が短くドア下は空間になっていて、便座に座ると両膝がドア外に飛び出る。
日本人の私がそんなくらいなんだから、ロシアの方にはめちゃくちゃ使いにくいのでは?ドアの付け方間違えてると思うんだけどな。

   
 ↑歩道の改修中。
こんな道を鷲の巣展望台へ向かって歩いていく。少し起伏あり。
  ↑やっぱり建物はヨーロッパで圧倒される。 
     
 ↑緑の多い公園。冬はどんな感じになるのかな?   ↑ブルーの色合いが珍しかった建物。 
     
 ↑工事しているところが結構多かった。今は工事シーズン?   ↑素敵な門を発見。 ネットでみるとニコライ二世凱旋門、というそうだ。
     
 ↑歩いて黄金橋の下まできた。こうやって下から見上げると高い!   ↑橋の下。なにやらありました。 
 
 ↑黄金橋の下。   ↑像もある。 
   
 ↑ちょっとした広場のようになっていて海もみえる。   ↑山側に教会を発見。 
   
 ↑教会からシスターさんがでてきた。   ↑黄金橋はやはり高い位置を走っている。 
 
↑像。   ↑自分的に結構アジアっぽいかなと思ったこの大きな建物。 
   
 ↑淡いピンクの建物。   ↑その隣には淡いブルー、そして黄色と、結構カラフルね。 
     
 ↑公園には清掃のお仕事の人が。    ↑こちらも何か像だけど、聖人の像かなぁ?
     
 ↑綺麗な西洋風建物。奥には、私がアジアっぽいと思った大きな建物。    



■ハンバーガーのランチ

展望台にはロープウェイでいけるのだけど、ロープウェイ麓に良さそうなハンバーガー屋をみつけたので入ってみる。
さっきはスープだけでお腹がすいていた。

若い青年2人が店員なのだが英語通じない。

Do you speak English?ときくと、So-soという。
あまり得意ではないという意味かな。

英語で話さなければならないとわかった途端に、注文をうける係のその青年と、作る係の青年、そしてお客さんで注文を持っていた女性が集合して皆で私に対応してくれた。

三人寄れば文殊の知恵というやつか!?
皆さんが知っている単語を寄せ集めて、どうにかして対応してくれようとしてくれる姿勢、とても感動(笑)

メニューには写真が載っているので指差しで注文できなくはないけれど、どれが何のバーガーで何が違うか知りたい私は質問する。

それに対して、彼らは英語をひねり出して答えてくれるというもの。

たとえば何が違うのかというと、これはBig、これはチキン、これは今ない、とかそういう感じ。

黒色バーガーが食べたかったのだけれど大きいという。どうしようかなと思うと、作る係りの人が、One momentといって、黒のバンズを持ってきてくれて大きさを見せてくれた。

真っ黒なのでたぶんイカ墨なんだろうなぁと思ったのだけど、一応なぜ黒い?と聞いたら、

携帯で英語に変換してイカ墨と教えてくれた。

知っている単語もあるけれど、知らない単語は、うーとかあーとかいってひねり出すのに苦労している。

Here or to go?という英語はすぐに出てきたので面白かった。


結局、イカ墨の黒いバーガーが食べたい私は大きさが大きいけれど食べられそうだったのでそれを注文。

そして飲み物。

Teaというと、いろいろ種類があるみたい。

こちらはGreen teaが結構普通に飲まれるみたいだった。

どこで作っているのだろう、お茶好きの私には気になるところだったけれど、注文は紅茶がほしかったのでBlack teaと言ったのだけれど、その単語は知らないようだった。

なのでお茶のパッケージを持ってきてくれて、指差して注文した。

ビーフハンバーガーと紅茶。 値引きがあり335ルーブル



そんな感じでコミュニケーションした。面白い体験。若い人たちだけど、やはりまだまだ英語を使う機会が少ないのだろうね。

アメリカ人とかロシア以外の西洋人の姿はあまりみないしね。


今後に期待するよ。



さて、黒いバーガー、とってもおいしかった。

何が?っていうと説明できないのだけれど、ピクルスとかハーブ?とかの味付けだろうか。

なんかおいしくて、日本にも○クドナルドだけじゃなくて、こういう感じのバーガーがあればいいのにって思った。

○スバーガーなんかがこれに近いのかもしれないけれど、アメリカ料理、ハンバーガーが売りのレストランって数が少ないような。

あっても、めちゃ高くて少量だったりする。

日本の物価の問題かな。




ハンバーガー、紅茶 335ルーブル

       
 ↑持ち帰りで利用するお客さんが時々きていた。      ↑お客さんがいないときは店内の清掃をしていた。
カジュアルな装いだけれど店員さんだよ。
       
 ↑おしゃれな店内。      ↑華美、には見えませんが、そんな名前のティッシュがあった。
       
 ↑結構大きなカップできた紅茶。      ↑小さくみえるけれど日本サイズの1.5倍くらいはあるかな。
手前のビニール手袋を使って食べる。
       
 ↑こんな店舗。英語が通じると勝手に思いこんで利用した。      

■ロープウェイで展望台へ

お腹もふくらみ満足でロープウェイ乗り場へ。
ハンバーガーのお店の裏を登ると乗り場。

中に入って支払って時間が来るのを待つ。

時間がきたらロープウェイが動き出す。

あっという間の乗車時間。

       
 ↑ロープウェイの中。   ↑だんだんと昇っていく。   
       
    ↑到着。   
       
 ↑頂上の駅には地元の子供が描いたらしきロープウェイの絵。    ↑ロープウェイを降りたところから、展望台をみる。  

ロープウエイ12ルーブル

■鷲の巣展望台

鷲の巣展望台の周りにはいくつか大きな観光バスが停まっていた。

展望台までいくと、大量の中国人と韓国人!
ツアーできたのだろうね。

びっくりしたのが中国人を案内しているのが真っ赤な髪の毛のロシア人で、彼女が中国語でべらべら話していること。

いや当たり前と言えば当たり前なのだけれど、中国語を話す赤毛の西洋人というのに出くわす機会が最近はめっぽうなくて、ちょっとびっくりしてしまった。

その後にみかけて若い美女も中国人観光客のガイドさんだったみたいで、中国語を話していた。
ロシア風のやさしい話し方の中国語だった。
こちらで中国語専攻したのかな?

この場所は、ウラジオストクでたぶん一番の観光名所だと思うので、中国人、韓国人ツアー客以外にもロシア人の観光客、そして結婚式の人がきていた。

結婚式が終わってから?立ち寄る場所なのかな。

ドレスアップしたロシアの美男美女たちの姿は本当に写真栄えする。
うらやましいなぁ。

       
 ↑これがさっき乗ってきたロープウェイ    ↑展望台にはロータリーがある。
これがあるので帰りのバスの方向が少し迷った。
 
       
 ↑モニュメントなのかな?   ↑橋が見えてきた。   
       
 ↑手前がなかなか味のある固いイメージの建物。    ↑船がたくさん。この港が意外とカラフルなのでびっくりした。  
     
 ↑これがよく見るウラジオストクの風景だよね。    ↑たてバージョン。この橋渡ってみたかったな。  
       
 ↑軍艦も。   ↑いろんな船があるねぇ。   
       
 ↑赤い髪の人が中国語を話していたので中国語ガイドさんのよう。    ↑皆さんここで撮影。  
       
↑橋がよく見えるこの場所も写真スポットだった。 ↑建設中の建物と、丸みを帯びたビル。
ちょっと曲がってるように見えるのは気のせいだよね?
 
 
 ↑結婚式の人たち   ↑かわいい服のママさん。極東では若いママさんを多くみかけた   
       
 ↑なんかビルの屋上でしているのが気になった。望遠で撮ってみる。    ↑高くて怖くないのかな?  
       
 ↑上にも一段高い展望スポットがある。    ↑虎の迫力のある絵があって、その前に強そうなロシアン男性たち。  
       
 ↑ロシアンだと思われる観光客もいた。   ↑この方はお仕事できていたのかなぁ、一人でいた。   
       
 ↑結婚式の人たちも。金髪の巻き髪って本当に魅力的だなぁ。   ↑こちらも結婚式?ではなかった、白いワンピのアジア人おばちゃん   
 
↑たくさんの結婚式関連の人たちがいた。 ↑青の衣装がすごく素敵  
       
↑ここでまた金髪美女がいるなと思ったら、
彼女も中国語のガイドさんのようだった。
 



飛行機で隣の席だった日本人夫婦にばったり会う。お一人ですか?ときかれた。飛行機の中では実は一言も話ししてないんだけど、隣の席だったのでまた会ったらお互いにわかるみたいね。
彼らはシベリア鉄道でハバロフスクに行き、一泊してまたウラジオストクにもどってくるそう。また会うかもしれませんねと言って別れる。

バス38番20ルーブル

■デザートを食す

ガイドブックにも載っているし、tripadvisorなどでも高評価のブリヌイのお店、ウフ・トゥイ・ブリンに行ってみることにした。
滞在中一度は行ってみたいと思っていたので、今日いけるとちょうどよいなと思って。

しかしウフ・トゥイ・ブリンは混んでいて、席はかろうじて座れそうだが、注文受けてもらえるまでまだ時間がかかりそうなのでやめる。
このお店は、カウンターまで自分で赴いて注文するタイプなんだよね。
前の韓国人旅行者が注文に時間かかっていて、これからも時間かかりそうだった。
席をみると、まだ注文したものを待っている人がたくさんいる。

しかたないので、すぐ近くのSVOY CAFEに行く。
こちらもtripadvisorでの評価は悪くない。

カフェだということなのでデザートもきっとあるはず。

中に入ると、さっきのウフ・トゥイ・ブリンよりは大分人が少ない。
ウフ・トゥイ・ブリンは人気店なのでいつでもいっぱいらしいんだよね。

こちらの方がきっと注文もでてくるのも早いだろうと思って。

メニューをみると、ブリヌイがあった。
中身は選択できなくてチーズだけだった。

ロシアのデザートが食べたいところだったのでそれにする。
飲み物もおいしそうなトロピカルジュースにした。
ここ、トロピカルな場所ではないけれど、夏だしなんとなくね(笑)

注文を受けるのも、注文したものを厨房に伝えるのもすっごくゆっくりでびっくりした。
店員同士がのんびりと何かを話しているのだよね。

効率UPとかスピーディーがなかった。

私は飛行機移動があるので少々あせっていて、普段だったらそんな文化の違いをみて楽しむだけなのだけど、今回は心の中でちょっとあせってしまったな。

まあ、その後男の給仕さんがでてきてくれて、彼は割りときびきびしてたのでよかった。

       
 ↑黄色とデニム調のファブリックがセンスいいな。    ↑落ち着いたふんいきなのだけれど、店員の動きがゆっくりすぎる。  
       
 ↑中身がチーズのブリヌイ。盛り付けも美しい。    ↑パイナップル、ココナッツなどのトロピカルなジュース。  
       
↑おトイレも綺麗で思わず写真とった。個室広いんだよね~   ↑洗面のところもホテルみたいな調度品だ。   

SVOY FATE
ブリヌイとココナッツウォーターバナナジュース
580ルーブル



■エアポートまで

荷物をホステルまで取りに行って駅に向かう。
ガイドブックの地図には載っていない小さな小道を、maps.meでみながら進んでみると駅まで遠回りをしないでいくことができた。
面白いね。

エレクトリーチカの駅は、鉄道駅の駅舎とは別にあるので、こちらは観光客にとってもわかりやすくてよい。
駅舎も新しくて綺麗。

しかし駅関係は全部そうなのかもしれないけれど、中に入るときに荷物のチェックがあり、いちいち面倒くさい。

エレクトリーチカのチケットは売り場で購入。
空港まで、16:00にでて16:54に着く切符が必要と続けると、何か言われた。

なんですか?と聞き返すと、

ビズネス?エコノミー?と。

お席に一等、二等とあるのだなと判明。

エコノミーといって購入、230ルーブルなり。


駅舎にはカフェや軽食がとれるようなお店もあるようだった。

私はさっきデザート食べてきたばっかりだったので、プラットフォームでゆっくりと駅の雰囲気を味わうことにした。

まだ時間が早かったのであまり人はいなかった。

ベンチに座って一息つく。

ロシアはフランスみたいに駅でフリーwifiというサービスはなさそうだった。
だけど借りてきたwifiもホテルでは使っていないので実はあんまり使っていなかった。

もったいないと言えばそうだけど、いろいろ路上で調べまくらなければならないような事態に遭遇していないということでもあるし、
保険みたいなものだからまあいいかな。

だんだんと時間がたつにつれて、空港へ向かう人たちの姿がプラットフォームに増えてきた。

外国人は圧倒的に韓国人が多い。
個人旅行できているみたいだね。

ツアーの人たちは大型バスで移動するからこういうのには乗らないだろう。
なので中国人はいない。

韓国人のツアーも結構多いと思うけれど、個人旅行がかなり多いね。
後で知ったけれど、韓国人はロシアに行くのにビザがいらないとか。

道理でふらっとくるような個人旅行ができるわけだ。


日本人は、、、まだあまりみないな。




エレクトリーチカに乗車できるようになった。

がしかし、どれがビズネスでどれがエコノミーがまったくわらない。

表示もないし、駅員も見当たらない。


仕方がないので、乗ってから人のよさそうなおばさんに、自分の切符見せて、これであっているかジェスチャートーク。

ダーダー、とYESだったのでOKみたいだ。

安心して席に座る。


出発間近になるとかなり乗ってきて、席はうまった。

エレクトリーチカ エコノミー230ルーブル

       
 ↑チケットを買うところ。   ↑ この駅舎新しくてとても綺麗。  
       
 ↑エレクトリーチカのプラットフォーム。   ↑発車までのんびりプラットフォームで過ごす。   
       
 ↑寿司も載っている。    ↑このチケットの下のバーコードによって、改札の開閉が行われる。
 このチケットなくさないようにしないとね。
 

       
 ↑駅は観光客がいっぱい。   ↑のどかな車窓。   
       
 ↑もう空港のすぐ近く。近くに石油の会社みたいなのがある。   ↑ウラジオストク空港が見えてきた。   
     
 ↑車内。最初はお客さんが多かったけれど途中で降りていった。    ↑かわいい坊ちゃんが座っていた。眠たいのかあまり騒がなかった。  

■ウラジオストク空港到着AGAIN

ウラジオストク空港。

昨日も来たけれどまた今日も来た。

今回は、エレクトリーチカから空港に入るので、エレクトリーチカを降りるとそのまま進むと空港の向かって左側の入り口から入る感じになる。
もちろんそこでも荷物チェック。
荷物チェックが大好きなんだね、この国は。

荷物を透明ビニールでぐるぐる巻きにするサービスも人気があるようだった。




ウラジオストク空港にはプライオリティーパスで利用できるラウンジがあるということを事前に調べておいたので、早々と手続きを済ませて中に入ることにした。

カウンターは込んでいなかった。

今回のウラジオストクーハバロフスク間のチケットはskyascannerで検索して、外国の旅行代理店を通じて予約したものだった。
トラブルがあった際には英語にて対応しなければならないという不安要素があったり、クレジット払いに手数料がかかったりとちょっと勝手が違うこともあるのだけれど、料金は一番安かったりする。

それでも私が予約したときには、お昼のいい時間帯は早々と高値になってしまって、リーズナブルなのは夜の便だけだった。

あとから思ったけれど、ウラジオストクでは早くに市内行きバスがなくなってしまい(20時が最終)それ以降は、タクシー(1500ルーブル)しかないので、夜の便はいろいろとお金がかかるなぁと思った。

そして、なぜか、行きか帰りかどちらかの飛行機だけ、無料手荷物なしということがE-ticket控えにかかれていた。

これって無料で預けれれる手荷物がなくて、お金がかかるということだろうか・・・。
とずっと不安に思っていて、それもあって今回は大きめの機内持ち込みかスーツケースを持ってきたのだった。

荷物は?ときかれたので、持ち込むと答えたら何も言われなかったし、軽量もされないで、持ち込み荷物のタグをつけてくれた。

成田でS7に乗るときは、荷物のサイズが規定ないかどうかを図るのに入れてくださいと言われて、重さも量られた。
10kgまでといわれて9kgだったのでぎりぎりだった。

一安心。

しかしその後、セキュリティーチェックなのかな、荷物チェックになる前に一つドアがあるのだけれど、そこで搭乗券とパスポートをチェックされる。

ここで問題が起きた。


私のパスポートの名前を修正しているのだけれど、顔写真のあるページでの修正はできないので、別のページに修正されている。
公式に修正してもらったものなのだけれど、このようなパターンに遭遇したことがあまりないのか、名前が違うので入れないと言われるのだ。

よくあるのが修正ページがあることに気がつかないで、顔写真のページだけをみて困惑しているというパターン。

そこで、別のページにて修正しているんです、と言えば大体の場合は、ああと言って確認して終わりになる。

しかし、英語で別のページにて修正しているとか、4ページ目を見てくださいといっても、聞きなれない会話なのかロシアでは通じなかった。

仕方なく、パスポートの修正ページを私が開いてみせる。

そしてOK、となるはずが、

これは・・・

・・・


・・・・



そして、別の係員に聞く。

その人も、・・・・・・・・

・・・・。



結局、ちょっと待って、と言われて私のパスポートは持っていかれてしまった。


この間、何人も他の乗客は私の前を通り過ぎて行き、私もあせって来た。

この係りの人たち、めちゃくちゃシリアスな顔で君は搭乗できません、とでも言いそうだったのだ。


他の国では何の問題もなかったことだったのだけど、ロシアでこんなことになるとは。

しかも、もしぎりぎりにこの場所にきていたら待たされているうちに搭乗できなくなる、なんてことも十分にありえそうだった。

これ、国内線。だからこそ??慎重なのか???


係員が戻ってきた。

上司に確認したのだろう。問題ないようだった。

次に私の顔と、パスポート写真を照合。


おい、、、これ同じか?と隣の係員にきいているようだった(ロシア語わからないけどなんとなく)

そしたらその係員は、おなじだよとあっさり言ったので今度こそ私はそのゲートを通過することができた。



ふー、

あせったな。





■ビジネスラウンジ@ハバロフスク空港

荷物をチェックしてもらって、搭乗ゲートをチェック。

小さな空港なので、ゲートの数字も小さくて、すごくわかりやすい。


プライオリティーパスが使えるラウンジはビジネスラウンジというようだ。

それもすぐに見つかった。早速入ってみる。



Laguna Lounge(国内線)
https://www.prioritypass.com/ja/loungesearch?entity=3fd5deff-103e-4432-9849-5a238cb60e15

期待していなかった(というと失礼だけれど)

ラウンジの雰囲気も、料理などもとてもよくてびっくりした。

半個室エリアもあるし、利用客も多くない。

食べ物はサラダ、皮でまいたおかずが三種類くらいと、ミニピロシキみたいに見えるパンのほかにもハムやらお魚もある。

デザートは、写真に撮ったティラミス風のケーキと、クレープ。

クレープは練乳が添えられていた。ここではロシアでよく食べるサワークリームではないようだった。

ジュースは赤いジュースがあった。あとは各種ティー。

冷蔵庫にはジュースやビールなどもあるようだった(アルコール飲まないので情報少なくてごめんなさい)

ここでロシア風の料理がこんなにしっかり食べられるとは思わなかったのですごく気分あがった。

ウラジオストク空港結構やるなぁと。

       
 ↑生野菜、オリーブ、ミニピロシキ風パン、ロール二種類(チキンとハムだったかな) 赤いジュース。    ↑ティラミス風ケーキ。練乳をたっぷりかけすぎたクレープ。
 すっぱいけどおいしいキャンディー。
 
       
 ↑料理飲み物はこちらにずらっと並んでいる。
ハイネケンの冷蔵庫にはハイネケンがたくさん入っているのかな?
   ↑雰囲気のよいラウンジ。  
       
 ↑半分囲われた個室もあり、居心地よさそうだった。
残念ながら埋っていたので私はオープンなエリアのソファを利用。
     
       

■国内線移動

1時間20分のフライト。となりは金髪のロシア美女と、左は寡黙なロシア人男性だった。

特に会話なし。

アテンダントさんはなぜか私にロシア語ではなしかける。

私が???って顔をしたら、となりの美女がビーフ?チキン?とかそんな風に助けてくれた。

それほど英語が普及していないということなのだろうか??

もちろんアテンダントさんはそれくらいの英語はできるわけだけれど、こちらではアジア系で暮らしている人もいるからロシア語で話しかけるのがマナーだったりするのかな???

そういえばラウンジにもアジア系の女性が一人いた。

旅行じゃない感じで、どちらかというと出張か自分のビジネスっぽく見えたので、彼女の場合はこちらに住んでいるか拠点にしているタイプかもしれない。

しかしアテンダントさんには私と彼女の区別はつかないのかもしれないな。

   
 ↑機内食。やっぱりサンドウィッチ。S7はピンクや黄緑だったけれど、
アエロフロートは濃紺でかっこいいね。
 

■ハバロフスク到着

19:40ハバロフスク到着。
まだ外は明るくていいかんじ。

ハバロフスク空港はウラジオストク空港よりさらに小さいかんじ。

こちらも日本他からの国際線が乗り入れているから国際空港ではあるし、人口でみてもウラジオストクとハバロフスクはそれほど違いがないみたいだけれど、やっぱり位置づけが違うのかな。

       
 ↑ウラジオストクからハバロフスクまではアエロフロートで。
初めて乗ったけれど国内線だったのであっという間でよくわからなかった
   ↑ハバロフスク空港。ウラジオストクよりももっと小さな空港で、
古い音楽ホール?のような建物にも見える。
 

時間が時間なのでもうタクシーしかないのかなって思ったのだけれど、事前に調べた内容では1番のトロリーバスが空港に行くバスでしかも頻繁にあるとのことが書いてあった。

市民の足的なトロリーバスなんだったらこの時間でもあるかもしれない。

空港の人にきいてみたら、ありますトロリーバス no.1がこのビルに沿った後ろ側にと。

ラッキー。行ってみることにした!


トロリーバス乗り場は乗り場だとはわかるけれど、結構ローカルチック。

文字もさっぱり読めないし、とりあえず待つ。

すると1番のトロリーバスがきた。

若い女性がそのバスの傍にいたので、ハバロフスク?ときいてみる。

彼女は、困ってしまった。英語はできないようだ。
そして、トロリーバスの中にいる、料金徴収する係りのおばちゃんを呼んできてくれた。

おばちゃんも、もちろん英語は一切だめだった。
ただ、私がハバロフスクというと、ハバロフスクはそうだけれど、広いからどこに行きたいのか?ということをきいているようだった。

私はガイドブックの地図を出した。
それにはロシアの言葉は書かれていないのだけれど、地形でわかってくれるかなと。

主要な通りの名前をとりあえず読み上げてみると、それは通じる。よかったなんとかなりそう。

そして、今回のホテルのある通り、イストミナといったら、イストミナこのバスで行くよ!っていう話になった。

安心してバスに乗り込み、発車を待った。

バス発車するときに、おばちゃんに言われた、イストミナに着いたら私があなたに教える、とジェスチャーで。
すごく心強かった。
おばちゃん感謝!

トロリーバスに揺られて市内まで。


途中、ここはどこだろうなと思って、携帯アプリで地図を見てチェックしていた。
今日は眠たくならなかったし、特にすることもなかったので。


しかし、そうしていると私が行き先を心配しているとみてとれたのか、
おばちゃんがやってきて、私の肩をぽんとたたき、

私が教える、とジェスチャーで言ってくれる。


めちゃ優しい!!!



ロシアの人はすごく優しいというのを聞いていたけれど、本当にそうだなって痛感した。

おばちゃん、あなたを信じますよ!と心の中で思いながら、携帯をかばんにしまった。

イストミナ到着。

おばちゃんに、スパシーバと笑顔で言って降りた。

本当にいい体験だったな。一気にハバロフスクのイメージUPした。

ということはおばちゃんはハバロフスクのイメージガールということか?!笑


ハバロフスク空港からトロリーバス
24ルーブル


       
 ↑なんかアジアっぽい感じがした。    ↑バス停到着。  
       
 ↑読みにくいのだけれど、面白い英語が書かれていたんだよね。
A litte party never killed なんとかみたいな。
   ↑Verba Hotelのすぐそば。  

■Verba hotelにチェックイン

イストミナ通りのバス停はアムールスキー通りにあるので、イストミナがどちらの方向なのか地図アプリでチェックして、ホテルを目指した。

ホテルはすぐに見つかった。ちょっと入り口がわかりづらかった。どれがホテルなのかわからないからね。


入ると近代的でカジュアルだけれど色合いがいいかんじのホテルだった。
ホテルというか、ホテルのレストランが賑やかでそっちの方が目立っていた。

フロントの女性はすごく綺麗でブルーのユニフォームだった。

フロントはさすがに英語ができるね。
何も言わないでもレジストレーションに必要なのでパスポートを預かると言われた。
1時間後以降くらいには返せるので、また取りに来てくださいとのこと。
今日は夜はでかけないので、また明日にしようと思った。
逆に日中について出かける場合は、足止めになるのかもしれないなとは思った。

お部屋もいい感じ。
ウラジオストクではホステルで、ウラジオストクよりも少々ホテルの価格の安いハバロフスクでホテルにした。

口コミもあまりなくて迷ったけれど、このホテルみたかんじはあたりのようだ。
朝食についても、予約したときに記憶が一切なかったけれど朝食込みだったようだ。
朝7時から11時までやっていると。

レストランは12時までやっていると。
SPAもあるようだ。

       
 ↑右のほとんど写っていない建物がホテル。
一見ホテルだとはわからない。
   ↑これがverba hotel。マンションのようだよね。  
     
↑とっても背もたれの高いソファ。背が高い人でも心地よさそう。    ↑ロビーは細長い。奥右手に小さなフロントがあり、奥がエレベーター。  
       
 ↑最初は六階の部屋だった。トラブルがあり次の日部屋変更する。    ↑机。テレビは見てもわからないだろうと思って一度もつけなかった。  
       
 ↑ダブルベッドで広々寝れた。
自宅にはない大きさなので朝はストレッチや軽くヨガをしてみた。
   ↑アートも飾ってあり、アート用のライトまである。悪くないね!  
       
 ↑バスタブは長さが十分にありとてもよかった。
 シャワーのための可動式ついたてあるけれど、やっぱり床は濡れる。
   ↑洗面台もスタイリッシュなつくり。  
       
 ↑左がバスタブ、真ん中トイレ、右が洗面台というつくり。    ↑バスでたところの滑り止めマットがとても素敵だった。  
       
 ↑アムール川の水の色が茶色いのでもしかして水道水も色がついて
いるかなと、日本に比べると少々色つきかな。
  ↑紅茶、ミネラルウォーターのペットボトル1本がついていた。
ダブルベッドだけれど1人分しかない。
 
       
 ↑窓からの風景。朝バージョン。    ↑おとなりに大きな西洋風建物があり、異国な風景。  
       
 ↑日が暮れてきた。こちらはアムール河の方向(たぶん)      

今日は時間も遅かったので出歩くのはやめて、部屋で早く休むことにした。
大きなバスタブもあるので久々に浸かってみよう。

ハバロフスクは2泊。
明日からはハバロフスクを楽しもう。

おやすみ

Verba Hotel
ホテル7000ルーブル(二泊、朝食付き)

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